シュノーケリングで海中を観察するためには、シュノーケルやマスク以外にも、帽子やキャップを被ることが大切です。
その理由として、ダイビングフードと呼ばれる水中で被る帽子は、紫外線から頭を守ってくれるためです。
この記事では、シュノーケリング向け帽子の選び方のコツやメリット・デメリットについてご紹介します。
読みすすめながら、シュノーケリング向け帽子について具体的に確認してみてください。
シュノーケリング向け帽子を使うメリット
保温効果がある
シュノーケリング向け帽子には保温効果があり、海中での体温低下を防いでくれるメリットがあります。
海中は空気中よりも熱伝導率が高く、体温が奪われやすい環境です。
特に海水温が低い地域や、夏の終わりごろのシュノーケリングでは、体温を保つために帽子が役立ちます。
被った帽子が、頭部から体全体にかけて熱を逃がさず、体温を保ちやすくなります。
また、ダイビングフードに代表される、頭頂部から首にかけて保温してくれるタイプの帽子は、特におすすめです。
なぜなら、首からウェットスーツ内に侵入してくる海水を、シャットアウトしてくれる効果もあるためです。
紫外線から守ってくれる
紫外線から頭を守ってくれる効果が、メリットとして挙げられます。
海中では紫外線が強く頭にあたり、長時間海中に滞在すると肌や髪の毛にダメージを与えることがあります。
しかし、シュノーケリング向け帽子を被ることで、紫外線から頭部を保護し、日焼けや肌荒れを防ぐことができるのです。
浮力を補助する
シュノーケルでは、浮力を保ちながら海中を移動するために、足やフィンを使ったりして海水をキックします。
推進力を生み出すには、重力が小さい方がよく、ダイビングフードを被ることで頭部にも浮力が発生するのです。
浮力が発生することで重力も小さくなり、推進力や浮上する助けにもなります。
このことで、足やフィンで使う力を減らし、疲れにくくなるため、長時間シュノーケルを楽しめます。
シュノーケリング向け帽子を使うデメリット
視界が悪くなる
帽子を被ることで、海中での視界が悪くなるデメリットがあります。
その理由として、帽子は頭部を覆うことから、視界を遮蔽物として被さる場合があるためです。
特に、フードのついているシュノーケリング向け帽子を被ると、さらに視界が狭くなります。
シュノーケリングにおいて海中での視界は重要であり、安全なシュノーケリングを楽しむためにも視界の確保は必要です。
海中音が聞こえにくくなる
ダイビングフードを被ると、海中での音が聞こえにくくなるデメリットがあります。
シュノーケリングで海底まで潜水すると、陸上と比較して、非常に音が聞こえにくくなります。
それに加えて、耳まで覆うダイビングフードを被ると、さらに音が聞こえにくくなるのです。
たとえば、浮上中に漁船が近づいてくる音が聞こえずに、浮上後に轢かれてしまう事故にもつながりかねません。
シュノーケリング向け帽子の選び方
素材とデザインで選択する
シュノーケリング向け帽子を選択する際には、帽子の素材で選びましょう。
シュノーケリング向け帽子の素材は、紫外線防止効果や快適性に影響を与えるためです。
素材としては、ナイロンやポリエステル製が多く、紫外線防止効果や、頭を絞めつけ過ぎない素材を選択することをおすすめします。
デザインによって、選択肢を広げてみるのもよいでしょう。
帽子の形状や大きさは、海中での安定性や視界確保に影響を与えるためです。
帽子の上部が高くなっているものや、ツバつきの製品などは、海中でのバランスがとりやすく、視界も確保しやすいです。
また、ダイビングフードのように、海水が冷たいときや強い直射日光から防いでくれる、顔全体を覆うタイプの製品もあります。
フィット感やカラーで選択する
シュノーケリング向け帽子のフィット感は、重要なポイントに挙げられます。
キャップタイプの製品は、風で飛ばされたり潮流で流されてしまう恐れがあるため、頭にフィットする製品を選択しましょう。
また、帽子にアジャスターがついているものや、調整ができる製品を選択することで、より快適な着用感を得られます。
さらに、帽子のカラーにも注目するとよいです。
明るいカラーや反射板がついている帽子は、周囲の人からの視認性も高まり、万が一溺れてしまったときにも発見が早くなります。
また、海中でも目立つカラーを選択することで、離岸流に流された場合や緊急時に、周囲の人に発見されやすくなります。
シュノーケリング向け帽子おすすめ10選
【ACEGO】
ダイビングフード(A1131-L)
3mm厚のネオプレン素材製フードは、寒い時期や海流が冷たいときのダイビングやシュノーケリングに必須のアイテムです。
顔にあたる部分はメタルスキン仕様で、フィット感が高く、海水の侵入を軽減する効果があります。
頭頂部には空気抜きのベントがあり、万が一海水が侵入しても、頭頂部から逃がすことが可能です。
胸当て部分はウェットスーツの中に入れられるため、海水が侵入しにくくなり、保温性もアップします。
【FOLOVE】
ダイビングフード(SWM-GLO-000055-YJZQ-JP)
ネオプレン素材とナイロン素材でできており、重さが約300gと軽量なダイビングフードです。
水中で体温が急激に低下するのを防ぐために、頭部に密着するデザインで、低体温症を防止して保温効果を発揮するのが特徴です。
フードの着用感は快適で、マジックテープでサイズを調節し、頭に固定できます。
素材にはストレッチ性があり、締め付け感が少なく自由に動けるため、サーフィンやシュノーケリングに最適です。
【DYNWAVE】
ダイビングフード
2.5mmのネオプレン素材でつくられており、保温性や速乾性など、さまざまな点で優れているダイビングフードです。
人間工学を基に設計された3D裁断により、顔周りの締め付け感や首周りの窮屈さがなく、ストレッチ素材のため着脱も簡単です。
また、フラットロックステッチと調節可能なストラップで、着脱が簡単にできるのが特徴と言えます。
幅広い用途に対応し、シュノーケリングはもちろん、スキューバダイビング、サーフィン、水上オートバイなどにも適しています。
【Wuyuzi】
シュノーケリングキャップ
ナイロン素材とネオプレン素材で製造され、海水が冷たくても保温性と快適性に優れているため、低体温症にならないキャップです。
UPF50+の保護機能があり、頭皮を紫外線から守るのが特徴です。
肌に優しい伸縮性のあるあご紐が、キャップをぴったりとフィットさせ、排水穴はキャップに内に溜まった海水を排出します。
補強されたステッチで耐久性があり、長期間使用することが可能で、さまざまな水中スポーツに対応できます。
【MORGEN SKY】
ダイビングフード(DH002)
1mm、3mm、5mmの厚さから選択できるダイビングフードです。
防水、保温、防寒に加え、シュノーケリング中に頭を保護する機能もあります。
素材はスキンラバーで密着性があり、海水の侵入を防ぐ効果もあり、顔型に合わせてカッティングすることも可能です。
また、気泡を排出するために、頭頂部に空気抜きの穴が付いています。
ただし、空気抜きの穴は製品のロットによって異なる場合があるため、購入の際は事前に調べる必要があります。
【DIVE&SAIL】
ダイビングフード
1mmの生地厚で、ストレッチネオプレン素材を使用しているダイビングフードです。
保温性や速乾性に優れており、S~XLまでの4つのサイズがあり、それぞれ頭囲に合わせて選択が可能です。
サイズは、S(頭囲50-54cm)M(頭囲54-57cm)L(頭囲57-59cm)XL(頭囲59-62cm)となっています。
サーフィンやスキューバダイビング、シュノーケリングの際に着用すると、快適さが向上するためおすすめです。
【asics】
スイムキャップ(DH-610)
高品質な日本製で、パワーネットとナイロン85%、ポリウレタン15%の素材が使用されているキャップです。
男女兼用で、S、M、L、Oのサイズがあります(Oサイズは01、50、90カラーのみ)。
多用途に使用できるため、アウトドアやスポーツイベントでも活躍します。
さらに、素材の特性により、耐久性が高くて快適に運動できるのが特徴です。
【VIEW】
スイムキャップ(V154)
締め付け感を軽減したゆったり設計で、マチ幅も広めに設計されたスイムキャップです。
縦横に伸びる柔らかい素材で、装着しやすいだけでなく、サイズも手軽に調整できます。
しっかりと頭に固定できるため、シュノーケリング中でも脱げる心配がありません。
また、ストレッチ性が高く、締め付け感がないので泳ぎやすく、水中スポーツにも適しています。
【S4R】
スイムキャップ(Sw-u-1)
水中キャップを被ると頭が痛くなる悩みを抱えている方に最適な、ゆったりサイズのスイムキャップです。
髪の毛が長い女性でも、キャップの中に髪の毛を収納できるため、気軽に使用できます。
メンズ、レディースともに使用可能なフリーサイズで、素材には紫外線カット効果の高い素材を使用しています。
屋外や日差しの強いプールでも使用できて、動きやすく快適です。
【KOZEEY】
ウェットスーツキャップ
3mmのネオプレン素材で製造されたウェットスーツキャップです。
防水性が高く、海中でも温かさを保ち、顔にあたる部分も調節可能であるため、多くの方に適合する製品と言えます。
ループテープのおかげで簡単に着用ができ、柔軟性や速乾性に優れているため、快適に使用が可能です。
ストレッチ性に優れているのも特徴で、長時間被っていても頭が痛くなることがありません。
まとめ
シュノーケリング向け帽子には、保温性の向上や、浮力が高まることによる潜行の補助など、さまざまなメリットがあります。
シュノーケリングをより楽しむためにも、おすすめの商品から気になる帽子やダイビングフードを選んでみてください。
シュノーケリング向け帽子の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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