シュノーケリング用品を買い揃えるとき、まずどのアイテムから検討するでしょうか。
マスクやシュノーケル、フィンはすぐに思いつきますが、グローブを思い浮かべる方は少ないかもしれません。
シュノーケリング用グローブは手袋のように装着し、冷えや怪我から身体を守るためにとても大切なものです。
この記事では、シュノーケリング用グローブを使うメリットやデメリット、そして選び方のポイントやおすすめアイテムについてご紹介します。
目次
- 1 シュノーケリング用グローブを使うメリット
- 2 シュノーケリング用グローブを使うデメリット
- 3 シュノーケリング用グローブの選び方
- 4 シュノーケリング用グローブおすすめ10選
- 4.1 【REEF TOURER】マリングローブ(RA0202)
- 4.2 【monoii】ダイビンググローブ
- 4.3 【GULL】サマーグローブ2(GA-5595)
- 4.4 【AQUALUNG】ダイビンググローブ(30505011)
- 4.5 【AQUALUNG】マリングローブ(1605004002)
- 4.6 【GULL】Cocoloaショートグローブ(GA-5542)
- 4.7 【AQA】UVライトグローブ(KW-4470A)
- 4.8 【AQA】UVライトグローブ キッズ2(KW-4471A)
- 4.9 【REEF TOURER】子供用マリングローブ(RG-200)
- 4.10 【Bism】カメラマングローブ(ACG2500)
- 5 まとめ
シュノーケリング用グローブを使うメリット
身体の冷えを防ぐ
手のひらにはAVAという、体温調節のためのラジエーターのような、特別な血管が集中しています。
寒いときに指先が冷たくなるのは、AVAが血管を収縮させ、熱を逃さないようにしているためです。
海水温の高い夏場でも、素手では指先や身体が冷えやすくなります。
グローブをつけることで手が冷えにくくなり、身体の冷えも防ぐことができるでしょう。
怪我から身を守る
シュノーケリング中は、珊瑚をはじめ海の生き物にはできるだけ触らないのが基本です。
危険な生き物を避けるほか、生き物たちの大切な住処を荒らさないための配慮です。
しかし、バランスを崩すなどして、やむを得ず手をついてしまうこともあるでしょう。
たとえ手をついた先がとがった岩場でも、グローブがあれば手を守ることができ、安全です。
日焼けを防ぐ
シュノーケリングは海面で浮かびながら楽しむため、思いのほか紫外線の影響を受けやすいレジャーです。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使っても、長時間泳いでいると潮で流れ落ちてしまい、日焼け止め効果はあまり持続しません。
グローブを着用することで、日焼けしやすい手の甲を紫外線から守ることができるでしょう。
シュノーケリング用グローブを使うデメリット
購入費用がかかる
グローブと一緒にほかのアイテムも購入する場合、予算の都合でグローブ購入の優先度が下がってしまうこともあるでしょう。
しかし、シュノーケリングは海のレジャーの中でも手軽な反面、油断すると思わぬ事故につながってしまいます。
きっと大丈夫だろうと過信せず、冷えや怪我にも配慮した、万全の安全対策で臨むことをおすすめします。
おしゃれなデザインのものが少ない
シュノーケルマスクやフィンに比べ、グローブは全体的にデザインのバリエーションが少なく、黒系統の色味が多くなっています。
そのため、お気に入りの色でコーディネートしたい方には、やや物足りなく感じられるかもしれません。
女性用や子供用にはカラフルなものもありますが、デザインより機能性重視のものが多いのが一般的でしょう。
グローブ使用が禁止されている海域もある
海外のリゾート地では、自然保護のためグローブの使用が禁止されている海域もあります。
特にダイビング&シュノーケルツアーに参加する場合は注意が必要です。
ボートダイビングのポイントはビーチよりも希少生物が多く、大切に保護されていることが多いためです。
注意事項はツアー運営会社に問い合わせ、事前に確認しておくとよいでしょう。
シュノーケリング用グローブの選び方
素材と使う季節で選ぶ
シュノーケリング用グローブには、主にジャージ素材、メッシュ素材、ネオプレーン素材の3種類があり、それぞれに適した季節があります。
ジャージ素材は伸縮性に優れ、厚みも1.0~2.0mmほどで着脱がしやすく、冬以外の春・夏・秋の3シーズンの使用に適しています。
乾きやすく優れた通気性が特徴のメッシュ素材は、海水温が高い夏のシーズンに最適です。
ネオプレーン素材はウェットスーツにも使われる素材で、3種類の中では最も保温性に優れています。
保温性を重視するため1.5~4.0mmと厚めのものが多く、着脱しにくいのが難点ですが、海水温が低い冬は冷えを防ぐために使用必須です。
グローブは素材ごとの特徴と、自分が使用したい季節に合わせて選ぶとよいでしょう。
着脱しやすさで選ぶ
シュノーケリング用グローブは水中メインで使用します。
そのため、濡れた状態でも問題なく着脱できるよう、扱いやすいものを選ぶことが大切です。
しっかりとした形状のネオプレーン製や、内側に布が貼り付けてあるタイプは比較的スムーズに着脱でき、水中でも快適に使用できます。
また、内部に海水が侵入しにくいよう、手首部分にマジックテープがついていたり、脱げにくいよう固定ベルトがついたものもあります。
可能であれば実際に店舗で試着し、使い勝手を確認してから購入するとよいでしょう。
最適なサイズで選ぶ
指先の感覚や動きを損なわないために、できるだけぴったりしたサイズを選ぶのがおすすめです。
大人用も商品によってはメンズ用とレディース用に分かれており、子供用もジュニア用、キッズ用と展開されています。
また、すぐ大きくなるからと、お子様に大きめのものを購入するのはおすすめできません。
サイズの合わないグローブはすぐに脱げてしまい、思わぬトラブルの原因になります。
各商品には大抵の場合、S・M・Lのサイズ展開があり、それぞれ商品詳細の欄に目安サイズが記載されています。
必ず自分の手の大きさを確認し、サイズが合ったものを購入するようにしましょう。
カメラの操作しやすさで選ぶ
水中カメラでの撮影を楽しみたい方には、シャッターを押す部分のみ指先が露出した、カメラ専用デザインのグローブがおすすめです。
一般的なデジタルカメラでも、専用の防水プロテクターを購入すれば手軽に水中撮影が楽しめます。
また最近では、水中カメラの月額制レンタルサービスも展開されており、気軽に水中撮影をはじめることができるでしょう。
水中撮影を楽しむ方の中には、カメラの操作性が落ちることを懸念し、グローブを外してしまう方もいます。
しかし、素手でのシュノーケリングは安全面からあまりおすすめはできません。
適切なデザインのものを選んでしっかりとグローブも装着し、水中撮影を楽しむことをおすすめします。
シュノーケリング用グローブおすすめ10選
【REEF TOURER】
マリングローブ(RA0202)
手の甲が一部メッシュ素材になっており、通気性が高く乾きやすいグローブです。
内側は滑りにくい合皮素材で作られており、安心してシュノーケリングを楽しめます。
しかし、フィット感重視のため、ややきつめという口コミも散見されます。
装着後は快適に使用できますが、気になる方は店舗で試着してからの購入がおすすめです。
【monoii】
ダイビンググローブ
保温に優れたネオプレーン製ながら、厚み1.5mmと扱いやすいグローブです。
購入しやすい価格帯のため、予算が限られた際にも検討しやすいでしょう。
数回限りの使用やコストを抑えたい場合には最適ですが、やや耐久性が弱いと感じる口コミも見受けられます。
毎シーズン繰り返し使いたい方は、より耐久性に優れたモデルの検討をおすすめします。
【GULL】
サマーグローブ2(GA-5595)
老舗ダイビング器材メーカー、GULLのダイビング用グローブです。
全体が通気性に優れたメッシュ素材で作られており、指の腹部分には滑り止めとして、人口皮革のアマーラ素材が使用されています。
そのため、水中カメラの操作など、細かな作業も快適に行うことができるでしょう。
今回の商品はメンズ用ですが、レディース用商品も展開されています。
【AQUALUNG】
ダイビンググローブ(30505011)
主にダイビングのレギュレーターなどの重器材で、圧倒的シェアを誇るAQUALUNGのグローブです。
保温性に優れた3mmのネオプレーンゴム素材で、伸縮性のある面ファスナーリストバンドが、手首からの水の侵入をしっかりと防ぎます。
ネオプレーンゴム素材は伸縮性に優れており、厚みがあっても比較的着脱しやすく作られているのが特徴です。
【AQUALUNG】
マリングローブ(1605004002)
手の甲に斜めに入ったストライブ模様と、内側のスウェード調人口皮革との対比が印象的なデザインです。
厚さ2mmのジャージ素材と、人口皮革のクラリーノ素材を滑り止めに使った3シーズン対応のグローブです。
幅広の面ファスナーリストバンドでしっかりと手首を固定でき、伸縮性の高いジャージ素材により装着もしやすくなっています。
【GULL】
Cocoloaショートグローブ(GA-5542)
Cocoloaは「大人かわいい」をコンセプトに、老舗ブランドのGULLが手掛けていた女性用マリンスポーツブランドです。
残念ながら2021年3月にブランドは終了しており、現在は在庫限りの商品のみ購入可能となっています。
機能面も優れ可愛らしいデザインが特徴的ですが、在庫数が限られているため、気になる方はお早めの検討をおすすめします。
【AQA】
UVライトグローブ(KW-4470A)
伸縮性のあるナイロン生地と、滑り止め効果のある人工皮革のアマーラ素材を使用した、春・夏・秋の3シーズン活躍する薄手のグローブです。
シュノーケリング用グローブには珍しく豊富な色展開で、好みに合わせた色を選ぶことができます。
UVカットの効果もあり、手の日焼けを気にせずシュノーケリングを楽しむことができるでしょう。
【AQA】
UVライトグローブ キッズ2(KW-4471A)
UVライトグローブの、子供用グローブです。
大人用と同じしっかりとした作りと扱いやすさはもちろん、滑り止めがついているので磯遊びにも重宝します。
口コミによると、Sサイズが未就学児や小学校低学年向け、Mが小学校中学年でLが小学校高学年のサイズ感が、イメージに近いようです。
こちらは4色展開されており、好きな色が選べます。
【REEF TOURER】
子供用マリングローブ(RG-200)
先ほどご紹介したグローブでは大きすぎるというお子様には、こちらの子供用マリングローブがおすすめです。
小さなお子様でも着脱しやすいよう、手首部分はややゆとりを持たせた作りになっています。
手首部分を巻くように面ファスナーリストバンドで固定するので、大人が代わりに装着させるときにも扱いやすいグローブです。
【Bism】
カメラマングローブ(ACG2500)
本格的に水中撮影を楽しみたい方には、カメラ専用デザインのグローブがおすすめです。
撮影しやすさにこだわり、右手親指と人差し指の先端部分を露出させることで、操作性の向上を目指しています。
人差し指が露出していることにより、シャッターの半押しなど微妙な操作も行うことが可能です。
素材はネオプレーン製1.5mmのため、着脱しやすく保温性にも優れています。
まとめ
シュノーケリング用グローブは身体の冷えや怪我を防ぎ、安全にシュノーケリングをするために欠かせないものです。
使用する季節や使い勝手に合わせて適切に選び、シュノーケリングを楽しみましょう。
シュノーケリング用グローブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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