「シュノーケリング中の思い出を残したい」
シュノーケリングをしていると、そのようなことを思いますよね。
そのような思いを叶えてくれるのがカメラで、カメラがあれば写真に思い出を残すことができます。
ですが、どのようなカメラを購入すればいいか悩むもの。
本日は、シュノーケリング歴10年以上の筆者が、シュノーケリング向けカメラのメリットやデメリット、選び方まで解説します。
最後におすすめのカメラ10選もご紹介するので、カメラを自分で探す必要もありません。
シュノーケリング向けカメラを使うメリット
海の中の思い出を残せる
カメラがあれば海の中はもちろん、一緒に行った人との思い出も写真に残すことができます。
海の生物を見てはしゃいだ思い出、海ならではの光景に感動した思い出。
シュノーケリングをしていれば、海でしか体験できない思い出があります。
できればどれも記録して、帰った後に家でゆっくりと見返したいですよね。
カメラがあれば海の中の記録を残すことができるので、後で見返すこともできます。
海の生物の記録を残せる
シュノーケリングをしていると、たくさんの海の生物を見ることができます。
カメラがあれば、そのような海の生物も記録できますよね。
見たときにはどのような生物かわからなくても、記録に残しておけば後で調べることもできるでしょう。
海の生物にも詳しくなって、知識を増やすことも可能です。
海の生物に興味がある方は、カメラを使うことをおすすめします。
海の中の景観や景色をいろいろなアングルで撮影できる
海中の写真を写真集などで見ることがありますが、それは誰かの視点ですよね。
カメラがあれば、自分の視点で好きなアングルから写真を撮ることができます。
いろいろなアングルで撮っているうちに、新たな海の魅力を発見できるかもしれません。
もともと写真を撮ることが好きな方は、特に自分の視点で写真を撮れることが大切ですね。
耐寒、耐衝撃のものが多い
海で使えるカメラは耐寒、耐衝撃のものが多く、アウトドア向けです。
そのため、山登りやスノースポーツなど、シュノーケリング以外のアウトドアでもカメラを使えます。
1台でも持っていればいろいろな場面で使えるので、アウトドアが好きな方は持っておいて損はないでしょう。
また、子どもがいる方もいろいろなアウトドアに挑戦するので、子どもの思い出を残すためにもカメラが欲しいですね。
シュノーケリング向けカメラを使うデメリット
暗く映りがち
海の中に潜っていると、陸よりも暗く感じますよね。
それは、水には光を吸収する性質があるため、海が深くなるほど光が届かなくなっていくのです。
そのため、光が不足している海の中では、写真を撮っても暗く写ってしまいます。
ですが、露出補正すれば明るく撮ることもできます。
露出補正を自分で変えてみて、ちょうどいい明るさで撮影することが大切です。
ぶれやすい
海は波があるので、安定して写真を撮ることができません。
そのため、キレイに撮りたいと思っても、写真がぶれてしまうでしょう。
ただし、手ぶれはISO感度を上げれば解決することもあります。
ISO感度は、シャッタースピードを調節するものです。
シャッタースピードを上げれば、その分ぶれることはないため、どうしてもぶれてしまう人はISO感度を上げてみてください。
シュノーケリング初心者には撮影が難しい
シュノーケリング初心者は、初めは浮かんで泳ぐことで精一杯でしょう。
泳げる人でも、慣れないマスクやシュノーケルなどで戸惑うことがあると思います。
そのため、カメラで撮影する余裕はないかもしれません。
初めてのシュノーケルの記録を撮りたい気持ちはわかりますが、海は一歩間違えれば事故が発生する場所。
初心者のうちは、慣れるまではカメラの撮影を諦めたほうが安全です。
シュノーケリング向けカメラの選び方
防水性能は充実しているか
水中で使えるカメラは、カメラによってどのくらいの水深まで耐えられるのかが異なります。
シュノーケリングをするうちは、あまり水深のことは考えなくてもいいでしょう。
ですが、マリンスポーツに魅せられるうちに、そのうちダイビングも始めるかもしれません。
ダイビングを始めると、どのくらいの水深まで耐えられるかは重要な問題です。
先のことを考えて、防水性能はどのくらいものがいいのかを考える必要があります。
バッテリーの持続時間はどのくらいか
海に遊びに行くと、電源がないので1日カメラを充電できません。
そのため、バッテリーがどのくらい持続するのかは大切な問題です。
途中でバッテリーが切れてしまって、海中や子どもの写真を撮れなくなったら悲しいですよね。
途中で充電を切らさないためにも、できるだけバッテリーの持続時間が長いものを選ぶようにしましょう。
F値はどのくらいあるか
F値は、海の中の写真を撮るのにとても大切な要素です。
F値はレンズから入る光の量のことで、光の量を調節ができます。
海の中は暗いので、このF値がとても重要になり、F値が小さいほどに明るい写真の撮影が可能になります。
海の中で写真を撮る場合、F値は1.4〜2.8あれば安心です。
購入する際は、F値に注目してカメラを選ぶようにしてください。
ズームで撮影してキレイに映るか
ズームもカメラ選びには大切な要素です。
海の中では魚に近づくことが難しいので、ズームを使うことが多いでしょう。
そのため、ズーム機能がいいものを選ぶのがおすすめです。
ズームの種類には、デジタルズームと光学ズームの2つが存在します。
デジタルズームを使用すると画像が荒くなりますが、光学ズームは画質はキレイなままで撮できるので、光学ズームのほうがおすすめです。
海の中で写真を撮る場合は、光学ズームが4倍以上のものを選ぶようにしましょう。
手ぶれ補正がついているか
海は波があり、写真がぶれてしまうことが多いので、手ぶれ補正があるカメラを選ぶようにしましょう。
手ぶれ補正には、光学式と電子式の2種類があります。
電子式は光学式に比べ画質が劣化してしまうので、光学式の手ぶれ補正がおすすめです。
シュノーケリングには、光学式の手ぶれ補正のカメラを選ぶようにしてください。
操作性や機能性は充実しているか
細かい操作性、機能性も大切な要素です。
たとえば、Wi-Fiに対応しているカメラならば、Wi-Fiを使用してスマートフォンに写真を送ることが簡単にできます。
SDカードだと破損の恐れがありますし、すぐにスマートフォンに写真を送れれば、SNSに写真を上げられますよね。
あとは、ボタンの大きさなども意外と大切な要素です。
シュノーケリングでグローブをしていると、意外とボタンは押しにくいでしょう。
ですが、ボタンが大きければ、グローブをしていてもボタンが押しやすいです。
このように、操作性や機能性を考慮して選ぶことも大切です。
シュノーケリング向けカメラおすすめ10選
【Surfola】
SF230
アクションカメラを手がけるSurfolaのカメラです。
アクションカメラのなかでも安価なので、初めてのカメラにはちょうどいいでしょう。
水深40メートルまで耐えられる防水ケースが付属されており、シュノーケリングだけでなくダイビングでも活躍するカメラです。
ドライブレコーダーとしても使えるので、海だけでなく往路でも活躍します。
【LeadEdge】
A20
こちらは防水カバーを使えば、水深40メートルまで対応できるカメラです。
シュノーケリングの際には水中モードにして撮影すれば、キレイに写真を撮ることができます。
安価のカメラなので、レビューを見てもコスパに優れているという評価が多いです。
そのため、初めてのシュノケーリング用にちょうどいいカメラでしょう。
【YISENCE】
YISENCE 10(801B15)
YISENCEのこちらは、は子どもでも使えるカメラです。
防水は、防水ケースに入れない代わりに水深3メートルまでと、ダイビングには使えずシュノーケリング向けです。
ですが、頑丈でありながら、コンパクトのうえに軽量なので、子どもでも楽に持ち歩きできます。
大人がカメラを使っていると、子どもも羨ましがって使わせてとせがむでしょうが、これなら安心して子どもに貸せます。
子どもの誕生日プレゼントにも最適なカメラです。
【AKASO】
EK7000
AKASOは、アクションカメラのなかでも大手の会社のひとつです。
手頃な価格でアクションカメラを提供しているだけあって、こちらも手が出しやすいカメラです。
付属品の防水ケースに入れれば、水深30メートルまで撮影が可能。
ほかの付属品も充実しており、レビューでも付属品の多さが評価されています。
価格の割に十分な性能を持った、コスパに優れたカメラです。
【Apexcam】
M90 pro
こちらも防水ケースが付いており、水深40メートルまで対応するカメラです。
水中モードが備わっているので、海中でもキレイな写真を撮影できます。
また、Wi-Fiにも対応しているので、スマートフォンやタブレットと写真の共有が可能です。
Wi-Fiが近くにあれば、すぐに撮った写真をスマートフォンに移して、SNSにあげることもできますね。
オプションで自撮り棒もついてくるので、陸での撮影も捗りそうです。
【AKASO】
Brave 4
防水ケースに入れれば、水深30メートルまで対応するAKASOのカメラです。
電子式ですが、手ぶれ補正もついているので、安心して海中でも撮影できます。
さらに、このカメラはHDMI出力機能にも対応しているので、写真だけでなく撮影した映像をテレビで見ることも可能です。
旅の思い出をテレビに映して、家族で楽しむこともできるでしょう。
もちろんWi-Fiにも対応しており、専用アプリで再生もできます。
【AKASO】
EK7000 PRO
先ほどご紹介したAKASO EK7000のアップグレードシリーズです。
2インチのタッチスクリーンを採用しているので、スマートフォンなどタッチスクリーンに慣れている方におすすめです。
もちろん防水ケースに入れれば、水深40メートルまで対応が可能。
決して安くはありませんが、カメラの中では安価で、入門編としてもおすすめです。
【AKASO】
Brave 7
今回ご紹介するAKASOのなかでは、最も高額なカメラです。
こちらは今までのカメラと違い、防水ケースがなくても、本体だけで水深10メートルまで対応しています。
付属の防水ケースに入れれば、水深40メートルまで対応が可能。
しかも、専用アプリ「AKASO GO」を使用すればビデオの編集も可能で、写真からビデオ撮影まで幅広く使えるカメラです。
【RICOH】
WG-60(03831)
言わずと知れたRICHOのカメラは、本体だけで水深14メートルまで対応のうえ、耐衝撃・耐寒までバッチリの優れものです。
その丈夫さから、工事や建設現場などで使われることも多いほど。
水中専用のマーメードモードもあり、ホワイトバランスを最適化してくれるので、自然な発色の水中写真を撮影できます。
ズームも光学ズームなので、遠くにいる魚をズームで撮影してもキレイに写ります。
【GoPro】
HERO10
YouTuber御用達のカメラ、GoProのHERO10です。
こちらも本体だけで水深10メートルまで対応が可能。
防水ハウジングを使用すれば、水深40メートルまで対応できるので、ダイビングで使用したい時はそちらを利用するといいでしょう。
また、GoProの良さはなんといっても手ぶれ補正です。
GoPro独自の「HyperSmooth」という手ぶれ補正で、写真がぶれずに撮影できます。
まとめ
せっかくの思い出に海の中の記録は残したいですよね。
あとで家族や恋人と見返して、海の思い出の話をするのもいいですし、1人で楽しかった思い出に馳せるのもいいでしょう。
カメラがあれば海だけでなく、その後も楽しい時間を過ごすことができます。
シュノーケリング向けカメラの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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