シュノーケリングセットとは、シュノーケリングで必要な器材であるマスク、シュノーケル、フィンの3点セットを指しています。
基本的にこれさえあれば、シュノーケルを楽しむことが可能です。
シュノーケルセットを選ぶうえで、抑えて欲しいポイントがいくつかありますので、今回はそれらについて解説します。
また、大人用シュノーケルセットのおすすめを10点ご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 大人用シュノーケルセットを使うメリット
- 2 大人用シュノーケルセットを使うデメリット
- 3 大人用シュノーケルセットの選び方
- 4 大人用シュノーケルセットおすすめ10選
- 4.1 【Hele i Waho】シュノーケリング3点セット(32368004)
- 4.2 【Mares】X-ONE MAREA SET(480125)
- 4.3 【REEF TOURER】大人用3点セット(RP0104P)
- 4.4 【Zenopige】シュノーケル3点セット(YP03S-NEW)
- 4.5 【Jorassy】シュノーケルセット
- 4.6 【AQA】レディースシュノーケリング3点セット(KZ-9212)
- 4.7 【Cressi】シュノーケリング3点セット(XCA312035)
- 4.8 【HGYJ】カメラホルダー付きシュノーケルセット
- 4.9 【Odoland】フルフェイス型マスク5点シュノーケルセット
- 4.10 【Odland】サイドマウント型シュノーケルセット
- 5 まとめ
大人用シュノーケルセットを使うメリット
コスパがいい
基本的に、シュノーケルをするための機材を揃えるとなると、かなりの費用がかかります。
特にマスクやフィンなどは、ダイビングショップに行って見てみるとキリがありません。
その点、シュノーケルセットはセット品としてまとめられているので、かなりコスパが良い価格設定がされています。
買うだけですぐ始められる
マスクやフィンなどは種類が多いので、各々を選び出すとキリがありません。
基本的にダイビングショップではダイビングがメインとなるため、かなり高額なものも多く、判断力が必要です。
とりあえずセットで選んでしまったほうが、判断力をあまり消費せずに済み、すぐにシュノーケリングを始めることができます。
デザインが統一されている
フィンやマスクを各々で揃えると、メーカーの差や素材の差などが生じ、色味がバラバラになることが多いです。
その点、シュノーケルセットは基本的には3点セットになっていることで、それぞれの色味が統一されています。
トータルコーディネートされているので、全て装着したときに統一感があります。
インスタ映えなど、見た目を重視する方にもおすすめです。
大人用シュノーケルセットを使うデメリット
ダイビング器材としての併用が難しい
これは物によりますが、ダイビングを行う際にはダイビング器材としての併用が難しいです。
特にフィンは短いタイプは推進力が少ないので、シュノーケル用のフィンだと厳しい場合が多いです。
もしダイビングをやるなら、専用のものを買い揃えたほうが良いでしょう。
逆に、シュノーケルとマスクは割と流用できます。
種類やカラーリングが少なめ
こればかりは、セットとしてラインナップが決まってしまっています。
それにより、器材を各々買うよりも選択肢が狭くなりがちです。
シュノーケル器材としては、最低限抑えて欲しい機能が複数存在しています。
そのため、むやみに機材の色味だけで決めてしまうのはあまりおすすめしません。
マスクでの度数調整ができない
ダイビング専用のマスクと比べて、セット品の場合はマスクには度が入っていません。
メガネを使用されている方は、シュノーケル中はコンタクトを使用するようにしてください。
一応、度付きマスクを購入する選択肢もあります。
しかし、マスクを使用していないときに目が見えなくなるのがリスクなので、シュノーケルではあまりおすすめできません。
大人用シュノーケルセットの選び方
体に合った大きさを選ぶ
シュノーケルセットを選ぶうえで最も大事なのは、体に合った大きさのものを選ぶということです。
体に合っていないものを選んでしまうと、シュノーケル中に気になってしまい、楽しむことができなくなります。
マスクやフィンは調整ベルトがついているのである程度はカバーできますが、それにも限界があります。
大抵の場合はS、M、Lなどサイズ展開があるので、自分に合ったものを選んでいきましょう。
また、フィンの場合は、素足で使用する場合とマリンシューズを履いて使用する場合でも入るサイズが異なります。
素足ではピッタリとフィンがハマっていたのに、マリンシューズを履いた上からだときつくて履けないということもあります。
フィンの長さ
短いフィン
短いタイプは水かき部分が短いため、泳いでいない状態は安定しており、陸上でも履いたまま歩きやすいメリットがあります。
そのため、岩場などで転倒して怪我をするリスクをある程度軽減できます。
また、短いことにより水かきの抵抗も少なく、初めてでもフィンを用いて泳ぎやすいというのは利点です。
また、非常にコンパクトであり、荷物の容量を減らすことができます。
フィンはシュノーケルセットの中でも一番嵩張る器材なので、これが小さく収まるのはありがたいですね。
欠点としては、水中での推進力が控えめであるという点でしょう。
推進力はバタ足の延長線上程度になるので、かなりの長距離を泳ぐ方にはあまりおすすめできません。
とはいえ、短いほうが感覚的に慣れやすいですし、初心者の方にはおすすめかと思います。
長いフィン
長いほうは、以前にシュノーケルなどを経験していて、フィンを履いたことがある人に向きます。
長いタイプは水かき部分が大きく、水をつかんで泳ぎやすいため、比較的軽い力で進むことができます。
デメリットとしては、水かき部分が長いために取り回しが難しいところでしょうか。
陸上で長いフィンを履いたまま歩くのは、慣れていないときには難しく、ペンギンのような歩き方になります。
対策として、陸上ではマリンブーツで移動し、水に入るときにフィンを履いてシュノーケリングをするスタイルなら邪魔になりません。
また、長いフィンは価格は高い傾向にありますが、スキューバダイビングを行うときでも流用が可能になります。
そのため、同じマリンスポーツとして今後楽しみたい方は、このタイプを視野に入れておいても良いでしょう。
一眼マスクと二眼マスク
二眼タイプは左右のレンズが別々になっているタイプで、これが一番オーソドックスです。
使用するレンズの形状によっては、レンズに度付きを入れることも可能です。
しかし、シュノーケルセットとして買う場合は付けられないものが大半なので、度付きを希望する方はマスクを別で購入しましょう。
一方、一眼タイプはというと、左右のレンズがつながっており、二眼マスク以上の視野を確保することができます。
個人的には、視野の広い一眼タイプのほうが扱いやすいです。
フルフェイスタイプ
近年増え始めているものとして、フルフェイスタイプが挙げられます。
これは、マスクとシュノーケルが一体になったタイプです。
シュノーケル部分は、頭の上に付いていたり両側面に付いていたりと、形状が富んでいます。
メリットとして、視野が広いこととシュノーケルが安定している点です。
しかし、レンズ面が多いため、曇り止めをしっかりとしておかないとすぐに曇ってしまうのは難点です。
カメラマウントの有無
近年では、マスクの上部にGoproのマウントが備わっているものも存在します。
これはアクションカメラを手で持たずに撮影ができ、両手が塞がらないのは安全で便利です。
特に泳いでいる景色を撮りたいという人にはおすすめします。
しかし、それなりの速度で泳ぐと、水圧によりカメラが上を向いてしまうことも少なくないです。
また、装着中はカメラにどう映っているかの確認ができません。
角度調整も難しく、撮影後に確認したら違う方向だったということもあります。
対策として、画角を広げてしまえば角度調整はカバーできますし、遊泳速度を落とせば水圧の心配もありません。
普段からGoproを利用されている方は、こちらのものも検討してみてもいいですね。
逆流弁と排水弁
シュノーケルを選ぶ際に必要な機能は2つあり、それは逆流弁と排水弁です。
筒の内の水を排出したいときには、強く息を吹き込んで水を排出しなければいけません。
しかし、肺活量が少ないと満足に水を排出できない場合があります。
そのようなときにおすすめなのが排水弁で、これがついているとかなり楽に水を排水することができます。
これは、肺活量の少ない女性や子供におすすめの機能です。
また、逆流弁は波の高い日や水面を泳いでいるときに、筒の中に水が入ってくるのを防いでくれます。
価格帯
価格帯はさまざまありますが、4,000円から10,000円程度の商品がおすすめです。
もちろん、安いのを探せばそれ以下のものもあります。
しかし、機能が省かれていることが多く、使用していると気になる点が少なくありません。
1回で使い切り程度でしたら、安い価格帯でも問題ないでしょう。
しかし、今後も長く楽しみたい方やある程度の品質にこだわりたい方は、この価格帯を選んだほうが無難です。
逆に、これ以上の価格帯を検討されるような、こだわりの強い方もいるかと思います。
その場合はセット品ではなく、ダイマスク、フィン、シュノーケルを別々に買ったほうが良いでしょう。
大人用シュノーケルセットおすすめ10選
【Hele i Waho】
シュノーケリング3点セット(32368004)
ダイビングショップのアクロスの、オリジナルブランド商品になります。
価格も安定しており、シュノーケルは排水弁、逆流弁の2種類を搭載していますので、初めての方にもおすすめです。
4色展開で、ブラック、ブルー、ブラッククリア、クリアと無難なカラーを取り揃えています。
池袋に実店舗がありますので、実際に行って触ってみるのも良いでしょう。
【Mares】
X-ONE MAREA SET(480125)
イタリアのダイビングメーカーのマレスの商品で、使いやすさと専念されたデザインは、今回のラインナップの中でも汀優りです。
特にマスクは質感がピカイチで、ピッタリとくっつき、広い視野と顔との一体感を感じさせてくれます。
カラーはブラックとレッドの2色を展開しており、特にデザインを重視したい方におすすめです。
【REEF TOURER】
大人用3点セット(RP0104P)
有名ダイビング器材メーカーのTABATAのシュノーケル専用ブランド、リーフツアラー。
マスク、シュノーケル、フィンに基本的な機能が全て入っており、初心者にもおすすめできます。
一眼タイプのマスクを採用しており、なおかつ真ん中の部分のスペースをとっているので、視野がとても広く感じやすいです。
手頃な価格帯でこの機能のマスクが手に入るのはありがたいですね。
【Zenopige】
シュノーケル3点セット(YP03S-NEW)
この商品の良さは、なんといってもカラーが豊富な点です。
グリーン、ブルー、パープル、ピンクなどのカラーリングと、マスク部分もブラックとクリアを選べるので選択肢が多いです。
そのため、自分のお気に入りの器材を見つけることができます。
フィンやシュノーケルも基本的な機能が搭載されているので、この商品なら見た目で購入しても後悔しにくいでしょう。
【Jorassy】
シュノーケルセット
おすすめのポイントは、日本人用に設計されたマスクです。
顔にフィットしやすく、先端が二つに分かれていることで、水の侵入を防ぎやすくなっています。
フィンもシュノーケルも基本的な機能が抑えられているので、初心者にはおすすめです。
また、付属品も充実しており、価格帯としてはコスパがかなりいいです。
選択肢が限られていますが、サイズが当てはまる人ならこれがベストバイです。
【AQA】
レディースシュノーケリング3点セット(KZ-9212)
最もベーシックなレディース向けの3点セットです。
カラーリングがクリスタルサックスとピンクと可愛らしく、小顔に見せるスマートなフォルムも魅力と言えます。
マスクを外した後に装着跡が早く消える、カールリップ形状を採用しているのも嬉しい点ですね。
シュノーケルを始めたい女性の方は、こちらをおすすめします。
【Cressi】
シュノーケリング3点セット(XCA312035)
こちらのブランドのシュノーケルセットのおすすめは、なんといってもセット品の中にロングフィンが入っていることです。
一方、シュノーケルには排水弁こそありませんが、サイズが小さめとなっています。
また、通常のものと比べてシュノーケルクリアはしやすい印象を受けます。
セット品の中にメッシュバックが付属しているので、移動には重宝するでしょう。
【HGYJ】
カメラホルダー付きシュノーケルセット
カメラブランケットがついている中では、こちらのセットをおすすめします。
通常はマスクにカメラをセットすることで、マスクに水漏れしやすくなりがちです。
しかし、こちらは漏れ防止の調節が可能なため、その心配も少ないのは嬉しい点です。
こちらは、現在Goproを所持しており、シュノーケル中にビデオ撮影をしたい方におすすめと言えます。
【Odoland】
フルフェイス型マスク5点シュノーケルセット
こちらは、フルフェイス型のマスクを採用しているシュノーケルセットです。
シュノーケル部分も排水弁を口元に採用しており、海水などが流入するトラブルが抑えられているのはありがたいです。
さらに、ブランケットや防水携帯ケース、メッシュバックが付属しています。
こちらのセットだけ購入すれば、必要なものがだいたい揃ってしまう点はありがたいですね。
【Odland】
サイドマウント型シュノーケルセット
こちらもマスクとシュノーケルが一体化しているタイプのものです。
シュノーケル部分がサイドから出ているタイプであり、見た目としては違和感が少ないです。
また、水面から真下に見下ろした場合でも、筒の上部が水面よりも上に出てくれやすいという利点があります。
排気弁も口元についており、シュノーケルクリアもしやすいです。
まとめ
今回は、さまざまな種類のシュノーケルセットをご紹介しました。
器材ごとのおすすめの機能を押さえておけば、あとはみなさんの好みで決めることができます。
ぜひ、お気に入りのシュノーケルセットを購入して、素敵なシュノーケルライフを送りましょう。
大人用シュノーケルセットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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