昨今のルアーロッドでは、なんでも狙えて、移動方法を限定しない仕舞寸法の短いものが好まれます。
フィッシングマックスが展開するルアーブランドのアズーロから、まさにそんな要望にマッチするロッド、「nnmd」が登場しました。
コストパフォーマンスに優れたマルチピースのルアーロッドで、ターゲットを限定せず、なんでも釣れるロッドです。
今回は大注目のアズーロのnndmについて、その評判や適した用途について、徹底解説します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
アズーロのパックロッド「nndm(ナンデモ)」とは
アズーロは、現場主義で設計された実用性の高いアイテムを、スタイリッシュなデザインと手ごろな価格で展開するルアーブランドです。
nndmもそのコンセプトが体現されたマルチピースのスピニングロッドで、手ごろな価格と、インテリアにもなじむようなデザインになっています。
nnmdは「なんでも」をもじったネーミングで、その名の通りターゲットを限定せず、ルアーだけでなくエサ釣りにもマルチに使えます。
長さやパワーの違う3モデル用意されており、ショアからのルアーフィッシングに幅広く対応できるラインナップです。
グレーを基調にした落ち着きのあるカラーリングで、様々なシーンにマッチするデザインになっています。
型番 | 購入 | ロッドタイプ | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | ルアーウェイト(g) | ナイロン(lb) | PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
nndm53 | スピニング | 5.3 | 1.62 | 4 | 44 | 85 | MAX7 | 3~6 | 93 | 8800 | ||
nndm63 | スピニング | 6.3 | 1.92 | 4 | 52 | 95 | MAX12 | 5~10 | MAX0.8 | 94 | 9350 | |
nndm83 | スピニング | 8.3 | 2.51 | 4 | 67 | 140 | MAX26 | 8~14 | MAX1.2 | 91 | 9900 |
nndm(ナンデモ)ロッドの評判
- 気軽な釣りに合う
- バイク釣行にぴったり
- プレゼントにいい
発売から日が浅いこともありインプレはまだ少ないですが、ロッドのコンセプトや雰囲気的に、気軽な釣りの相棒として期待が高まっています。
また、4ピースで仕舞寸法が短く、セミハードケースも付属することから、バイクでの釣行に使いたいという需要も高いです。
デザインもよく使い勝手がいいので、プレゼントとして購入したいという方も多いです。
nndm(ナンデモ)ロッドを釣りスタイル別に解説
nndmはその名の通りなんでも釣れるロッドで、幅広いターゲットに対応できます。
現在3つのラインナップが展開されているので、具体的にどんなターゲットに、どの番手が適しているかご紹介します。
渓流トラウト
渓流でルアーを使ってトラウトを釣りたいとき、nndmはとてもおすすめのロッドです。
仕舞寸法が短いので、渓流で山歩きをする場合にも邪魔にならず、リュックに入れた状態でも持ち歩けるでしょう。
パワー表記に換算するとnndm53がUL、nndm63がLにあたるライトな設計なので、トラウト用の小型のルアーも使いやすいです。
渓流トラウト対応のパックロッドの中でも安価なので、入門用としておすすめできるモデルです。
エリアトラウト
管理釣り場では5~6ft程度のライトなロッドを使用するので、nndmの5.3ftと6.3ftが使用できます。
本格的なトーナメントロッドに比べればやや固めなので、大き目のスプーンやプラッキング、ボトム狙いがおすすめです。
一般的にエリアトラウトロッドは2ピースなので、電車や自転車、バイクで移動したい場合にマルチピースのnndmは便利でしょう。
5.3ftなら、お子さん用にエリアトラウト用ロッドを用意したい場合にもおすすめです。
バス釣り
パワーはややライトにはなりますが、nndmはバスフィッシングにも使用できます。
適合ルアーウエイトは、nndm53は7gまで、nndm63は12gまでなので、どちらもフィネス系のルアーにおすすめです。
マルチピースでハリは強めになっているので、魚とのファイトにはある程度余裕があるでしょう。
自転車などで身近な野池などに赴いて、おかっぱりで気軽にバスフィッシングを楽しみたい方におすすめです。
アジング
nndmはライトソルトゲームにもピッタリのロッドで、nndm53とnndm63の2機種がライトソルトゲームに推奨されています。
一般的にアジングでよく使用するルアーのウエイトから考えると、ベーシックなのはnndm53になるでしょう。
ジグ単などで使いたい場合は、フロートで重さを稼ぐとキャスティングしやすくなります。
やや短めであることを踏まえると、遠投する場合はnndm63もおすすめです。
メバリング
nndmのライトゲームを重視した設計は、メバリング用としても適しています。
メーカーで推奨されているのはnndm53とnndm63の2機種で、どちらも一般的なメバリングロッドに近いスペックになっています。
やや短めではありますが、キャスタビリティを重視するならnndm53が扱いやすいでしょう。
nndm63はやや軽量ルアーの投げやすさには劣るものの、汎用性に長けているのでおすすめです。
ライトロックフィッシュ
nndmは、軽量ルアーで身近な漁港や堤防などから根魚を釣る、ライトロックフィッシュにも使用できます。
パワーに換算するとULとLになるので、根のきれいなポイントでのライトロックに適しています。
パワーは弱めですが、マルチピースでブランクは強いので、根魚の引きにも負けずにやり取りできるでしょう。
またメーカーはブラクリでの餌釣りも推奨していて、ルアーで釣れないときは穴釣りで根魚を狙うのにもおすすめです。
エギング・ライトエギング
nndmはエギングにもおすすめのロッドで、ライトエギングも視野に入れるとすべてのモデルが使用できます。
バットは強くティップは柔軟なので、しゃくるアクションもしやすいでしょう。
エギング用におすすめなのはnnmd83で、ヒイカなどを狙うライトエギングにはnndm53とnndm63がおすすめです。
nndm53はキャスティングしやすい反面、短めなのでランディングするときにばらさないよう意識して使うといいでしょう。
型番 | 購入 | ロッドタイプ | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | ルアーウェイト(g) | ナイロン(lb) | PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
nndm53 | スピニング | 5.3 | 1.62 | 4 | 44 | 85 | MAX7 | 3~6 | 93 | 8800 | ||
nndm63 | スピニング | 6.3 | 1.92 | 4 | 52 | 95 | MAX12 | 5~10 | MAX0.8 | 94 | 9350 | |
nndm83 | スピニング | 8.3 | 2.51 | 4 | 67 | 140 | MAX26 | 8~14 | MAX1.2 | 91 | 9900 |
シーバス
nndmの最も長い番手は8.3ftで、一般的なシーバスロッドとしてもよく使われている長さです。
パワーはシーバスロッドのLに相当するので、近距離を狙う場合や、シャローレンジでの釣りにおすすめです。
都市型河川でのシーバスフィッシングであれば、様々な移動手段に対応できるパックロッドのメリットも大きいでしょう。
シーバスをはじめとした、様々なルアーフィッシングにデビューする際のロッドにもおすすめです。
チニング
nndmはチニング用として2機種使用することができ、ポイントや使用するルアーに合わせて選ぶことができます。
一つ目はnndm83で、長さがあるので遠投したい場合にも適していて、ルアーも26gまで使用できます。
もうひとつがnndm63で、長さは短めですがワームを使用するボトムチニングに適していて、足元付近を狙う場合におすすめです。
チニングに挑戦してみたいけど、専用ロッドを購入するか迷っている方にもおすすめです。
サーフ(ヒラメ・マゴチ)
サーフから遠投し、ヒラメやマゴチなどフラットフィッシュを狙いたい場合にも、nndmが活躍します。
本格的な遠投用にはやや短めですが、短いほうが操作性はいいので、渋い状況で細かなアクションを付けて釣りたい場合に適しているでしょう。
適合ルアーウエイトは26gまでなので、メタル系ルアーよりはジグヘッドでの使用がおすすめです。
サーフでは駐車ポイントから歩いて移動することも多いので、コンパクトに持ち歩けるメリットも大きいでしょう。
ウルトラライトショアジギング
軽量なメタルジグを使用して、青物を狙うウルトラライトジギングの入門用としても、nndmがおすすめです。
ブランクにハリがあるので、細かなアクションを付けて魚を誘うことができます。
メーカーでもnndm83は海釣り公園での回遊魚狙いに推奨していて、万能さを活かして五目釣りも楽しめるでしょう。
パックロッドなら、移動中だけでなく、狭いスペースを持ち歩いて移動するのにも適しています。
nndm(ナンデモ)ロッドをライバル機種と比較
なんでも狙えるパックロッドは最近のトレンドなので、他社からもいくつか発売されています。
nndmのライバル機と言えるモデルをピックアップして、比較しながらご紹介します。
【ダイワ】ルアーニストモバイル
ダイワのエントリー向けルアーロッドをマルチピース化したモデルです。
ラインナップはnndmよりルアーニストモバイルの方が多く、価格は同等ですがnndmには専用ケースが付いてくるので、実質コスパでは勝っています。
デザイン面でもルアーニストモバイルはベーシックなカラーになっているので、好みで選ぶのもいいでしょう。
【アブガルシア】ズームサファリ
カラーリングも魅力的な、エントリーモデルのマルチピースルアーロッドです。
価格帯もnndmに近く、デザインの雰囲気も似ているモデルでが、ズームサファリは全体的に短めのラインナップが充実しています。
また、ズームサファリはこの価格帯のパックロッドには珍しく、ベイトモデルがあるので、ベイトタックルを探している方におすすめです。
【シマノ】フリーゲームXT
シマノのこだわりをつぎ込んで作られた、ミドルクラスのフリースタイルパックロッドです。
ショアからのルアーフィッシングに幅広く対応できるラインナップと、ハイパワーXやDi4+など、独自技術もつぎ込みスペックも向上しています。
もちろんその分価格はnndmよりも高いので、予算やデザインの好みで選び分けるといいでしょう。
まとめ
nndmは昨今のトレンドにマッチしたコンセプトに、目を引くデザイン性も魅力のアイテムです。
一本持っておいて損のない便利さがあるので、ぜひ気軽な釣行のお供にnndmをチェックしてみてくださいね。
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