ダイワのルアーニストモバイルを徹底解説！インプレや他機種比較も！

• ルアーニストモバイルのインプレや評価は？
• ルアーニストモバイルはどんな釣りに最適？
• ルアーニストモバイルのライバルロッドは？

昨今のルアーロッドは、なるべくコンパクトなもの、そして汎用性に長けたものの需要が高まっていますよね。

そんな要望に値段も抑えて応えるロッドが、ダイワのルアーニスト モバイルです。

元々好評だったエントリー向けルアーロッド「ルアーニスト」をモバイルロッド化し、初心者だけでなく上級者からも注目されています。

そんな大注目のルアーニスト モバイルについて、インプレのまとめやおすすめポイント、ライバル機種との比較もご紹介します。

ダイワのルアーニストモバイルとは？特徴は？

ルアーニスト モバイルは、ダイワのエントリー向けルアーロッド、ルアーニストのマルチピースモデルです。

ルアーニストは特定のターゲットに合わせた専用ロッドではなく、スペックが適合すれば幅広い魚種に対応する汎用ルアーロッドです。

長さやパワーが違う全7種のラインナップで、淡水海水問わず、ショアからのルアーフィッシングを中心に幅広く対応します。

やはり魅力はマルチピース化したことによる仕舞寸法で、ロッドの全長によって変わりますが仕舞寸法は48～78cmと非常にコンパクトになっています。

ルアーニストモバイルはこんな人におすすめ！

ルアーニスト モバイルはマルチピースで携帯性に優れているので、移動手段が限られているアングラーの方におすすめです。

例えば荷物が載せにくい車や、電車や自転車、バイクでの移動が中心になる方でも持ち歩きやすいですね。

また、持ち歩いて邪魔にならにならないので、予備のロッドを持ち歩きたい方にも適しているでしょう。

エントリーモデルで価格が安い点でもサブロッドとして適しており、初心者の方にも手が出しやすいですね。

ただし、メインロッドとして考えると、どうしても同価格だと継数が少ないほうが軽さなどは有利で、使い心地は優れます。

もちろん安くて汎用性が高くコンパクトと言うのも大きな魅力なので、上記したメリットが活かせるシーンではおすすめのロッドと言えます。

ルアーニストモバイルの評価は？インプレを総評！

通販サイトやSNSを中心に収集した、ルアーニスト モバイルの評判やインプレをまとめてご紹介します。

人気機種のリニューアルモデルと言うこともあり、好評が優位ですが、価格なりに気になる点もあるようです。

良いインプレ

• 持ち運びで邪魔にならない
• コスパがいい
• 丈夫で様々な釣りに使える
• デザインもいい

総評すると好意的なレビューがほとんどで、ルアーニスト モバイルは十分使えるコスパのいいロッドであるという声が多かったです。

持ち運びが楽と言う声のほかに、ロッドが丈夫で安心感もあるという方が多く、釣れた大物を添えた写真も見かけました。

またこの価格帯としてはデザインもこだわられていて、安っぽさを感じないというのも人気の理由になっているようです。

悪いインプレ

• ガイドが安い
• 重い
• やや硬さが気になる

不具合の報告は少ないですが、エントリーモデルのウィークポイントや、モバイルロッドの弱点が気になる方が多いようです。

昨今PEラインを使うシーンが増え、使用されているガイドが気になるという方が多かったです。

重さや硬さはマルチピースのモバイルロッドの弱点で、やはり本格的な釣りであれば同じ価格帯でも2ピースなどがいいでしょう。

ルアーニストモバイルを釣りスタイル別に解説

ルアーニスト モバイルは汎用ルアーロッドで、ラインナップも豊富なので非常に使用できるシチュエーションが幅広いです。

具体的にどのような釣りに使用でき、どの番手が向いているか解説します。

エギング

ルアーニスト モバイルは丈夫で、ブランクにハリが強いので、エギングのアクションにも向いています。

ガイドはSiCリングではありませんが、トップはLタイプで糸がらみしにくいものを採用しているので、少し注意するぐらいで問題ないでしょう。

硬さは9.6ftならMもありますが、ブランクの硬さを踏まえると、ML程度がおすすめです。

アジング

ルアーニスト モバイルはライトゲーム向きのモデルもあり、アジングにもピッタリのモデルがあります。

アジング専用ロッドに比べると硬めですが、ティップは食い込むので、魚の引きに抵抗せずにランディングしましょう。

ダイワの推奨は68L-S-4ですが、これだとジグ単に対応しにくいので、短めですが56UL-4もおすすめです。

メバリング

ライトゲーム向きラインナップの中には、メバリングにおすすめの番手もあります。

ティップが食い込むのでアタリを弾きにくいですし、メバリングであれば、マルチピース特有の硬さもそこまで気にならないでしょう。

こちらもダイワの推奨は68L-S-4ですが、同じLで調子が違う66L-4を使っても問題ないでしょう。

シーバス

ルアーニスト モバイルにはロングレングスのラインナップもあり、シーバスに適したものがあります。

9.6ftでも仕舞寸法78cmなので、ロングレングスのロッドの持ち運びに悩んでいる方にもおすすめですね。

7.6ft、8.6ft、9.6ftから選べるので、身長や好みでレングスにこだわりたい方も選びやすいでしょう。

チニング

スピニングロッドのラインナップのみになりますが、ルアーニスト モバイルはチニング用としても使用できます。

ブランクの硬さがあるので、底に潜ろうとする引きに対応しやすいメリットもあるでしょう。

ただしパワーはMLで、ブランクもチニングロッドよりは粘りが少ないので、ドラグを活かしながら丁寧にやり取りしましょう。

サーフ（ヒラメ・マゴチ）

ヒラメやマゴチなど平物を狙ったサーフでのキャスティングゲームに対応するロッドも、ルアーニストモバイルで用意することができます。

仕舞寸法も78cmと抑えられるので、ポイントから遠い位置に車を止めなければいけない場合にもおすすめです。

専用品と違いパワーは1種類しかないのはデメリットですが、汎用ロッドを代用できると考えれば十分でしょう。

渓流トラウト

汎用モバイルロッドのラインナップとしてはかなりライトなものもあるので、渓流トラウトにもおすすめです。

特に昨今は渓流トラウトロッドはマルチピースの人気が高く、この値段で用意できるのはうれしいですね。

硬めなので、マイクロスプーンや低比重系のミノーよりは、細かいアクションを付けるヘビーシンキングのミノーイングなどにおすすめです。

本流・湖トラウト

渓流よりも飛距離が必要で、ターゲットも大きくなる本流や湖でのトラウトにも、ルアーニスト モバイルは対応します。

川はもちろん、湖もポイントまでは林道を通ったり、険しい道もあるので、仕舞寸法が短いのはありがたいですね。

ダイワの推奨モデルは76ML-4ですが、本流ならやや短い66L-4でも対応できるでしょう。

エリアトラウト

ダイワはエリアトラウトに明るいメーカーだけあって、ルアーニスト モバイルにも、エリアトラウトを意識したモデルがあります。

本格的なエリアトラウトロッドに比べると硬めではありますが、プラグを使った釣りや、ボトム付近を狙う場合におすすめです。

電車移動などで管理釣り場に行きたい方には、携帯性のよさもうれしいですね。

バス

ルアーニストモバイルの携帯性の良さは、身近なフィールドでのバスフィッシングにも活きるメリットです。

この価格にして十分な強度もあるので、ナマズなど大き目の外道が掛かった時も安心ですね。

メーカー推奨は66L-4ですが、フィネス系ルアーを使用する場合は、56UL-4も選択肢に入るでしょう。

ロックフィッシュ

コシがあってパワーファイトにも対応できるルアーニスト モバイルは、カサゴやキジハタを狙うロックフィッシュを楽しむこともできます。

磯場などを歩くときはなるべく荷物を少なくしたいので、コンパクトになるメリットも大きいですね。

東北以北でソイやアイナメがメインターゲットになる場合は、ライトロック用として考えるといいでしょう。

タチウオ

近年人気が高まっているタチウオワインドも、ルアーニスト モバイルで楽しむことができます。

ブランクが硬めなので、重めのルアーを使用したときも、ワインドアクションをレスポンスよく出すことができるでしょう。

ダイワの推奨は86ML-4ですが、もう少し飛距離ないしパワーが欲しい場合には96M-4もおすすめです。

ライトショアジギング

手軽に青物を狙うことができるライトショアジギングも、ルアーニスト モバイルを一部番手で使用することができます。

ショアジギング系のロッドに比べると、若干グリップが短めなのでフルキャストや脇に挟むのは難しいですが、十分使用できるでしょう。

ダイワの推奨は96MH-4ですが、スーパーライトショアジギングを楽しむ場合は96M-4もおすすめです。

ルアーニストモバイルをライバル機種と比較

近年釣り業界は空前のパックロッドブームで、各社手ごろなパックロッドを展開しています。

ルアーニスト モバイルのライバルになるモデルも多いので、比較しながらご紹介します。

まとめ

ルアーニスト モバイルは、昨今のトレンドに則った、コンパクトでなんでも使えるルアーロッドです。

価格が安くラインナップが豊富というメリットは大きいので、ぜひライバル機とも比較しながら、お気に入りのロッドを見付けてくださいね。