22ステラのシーバスにベストな番手はコレ!

シマノのハイエンドモデルとして古くから愛されているステラが4年ぶりにモデルチェンジしました。

16機種がラインナップされており定価9万円を超えるリールは間違えて番手を選ぶと気軽に買い換えることはできません。

ハイエンドモデルのリールとはいえ、番手を理解して選択しなければ快適な釣りは楽しめないでしょう。

そこで今回はシーバス釣りを取り上げて番手毎に適したシーンを解説させて頂きます。

22ステラがシーバス釣りに向いている理由も記載したので参考にして頂ければ幸いです。

柏崎隆之
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

22ステラはシーバスに向いているのか?

シーバス釣りでは飛距離と感度、そしてテンションを掛け続けるドラグ性能が求められるのでステラはベストマッチします。

インフィニティループによって密巻きされたラインは放出抵抗が大幅に減少するため飛距離UPが期待できるでしょう。

また、心臓部に搭載されているHAGANEギアはミクロン単位の精密な精度で加工されており滑らかな巻き心地と巻き感度に貢献しています。

引き抵抗の少ないシンペンで引き波を立てるバチパターンの攻略では強い武器となるでしょう。

そして、シーバスを掛けるとDURAクロスと呼ばれるドラグワッシャーが低速域から滑らかに効いてテンションを掛け続けてくれます。

人間の判断力では対応できない引きの変化をリールがアシストしてくれるためバラシを軽減できるでしょう。

22ステラのシーバスに使える番手を解説

3000番はオールマイティで人気が高い

シーバス釣りで最もオールマイティに使えるのは使用頻度の高い0.8~1.0号のPEラインを150m以上巻ける3000番のリールです。

9ft台のロッドとバランスが取りやすくパワーもあるのでストレス無い釣りが楽しめます。

3000MHGが最も適していますが、2500番の軽さを求める方はC3000MHGを選ぶとよいでしょう。

いずれもミディアムディープスプールを搭載しているので無駄にラインを巻く必要がなくなります。

4000番は大型狙いや飛距離を重視する時に

パワーのある9ft以上のロッドを使用して大型のシーバスを狙う方、飛距離を重視する方は4000番をおすすめします。

リールサイズが大きくなるので巻き上げるパワーが強くなりランカーサイズを相手にしても楽に寄せられます。

ハイギアのリールで引き抵抗の強いミノーを使用しても楽に巻き上げることができるでしょう。

4000MHGはミディアムディープスプールを搭載しているためPEライン1.2~1.5号の使用に適しています。

2500番はバチパターンやマイクロベイトパターンの攻略に

シーバス釣りで2500番のリールが活躍するのは春から夏にかけてのバチパターンやマイクロベイトパターンの攻略時です。

使用するルアーは5~7センチと非常に小さく軽いため、細いラインとLクラスのロッドで繊細にアプローチします。

0.4~0.6号のワンランク細いラインを巻いても無駄に下糸を巻く必要がありません。

4機種がラインナップされていますがデッドスローで弱ったベイトを演出する際には、ギア比5.8の2500SHGをおすすめします。

2000番は近距離を攻める時に

7ft台のショートロッドを使用して狭い漁港の中や近距離の常夜灯周りを攻めるときにはサイズの小さい2000番が活躍します。

ライトゲーム感覚で軽量なジグヘッドを使用してセイゴクラスの数釣りを楽しむ方もこのサイズを選ぶとよいでしょう。

シーバス釣りはランガンを基本とするため手返し良くキャストできるハイギアモデルのC2000SHGをおすすめします。

まとめ

22ステラはシーバス釣りに求められる飛距離と感度そしてドラグ性能を満たしているため快適な釣りをサポートしてくれます。

オールマイティに使用できるのは3000番サイズですので迷ったときにはこちらを選ぶとよいでしょう。

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