ダイワのルアーニストを徹底解説！評価・インプレや他機種比較も！

• ルアーニストのインプレや評価は？
• ルアーニストはどんな釣りに最適？
• ルアーニストとよく比較されるライバルロッドは？

ダイワのルアーニストはエントリーモデルとして販売されているルアーロッドです。

1本のロッドで様々な魚種を狙える横断型を謳っており、これからルアー釣りを始める方におすすめです。

しかし、ロッド中では価格が非常に安いため不安に感じる方も多いと思います。そこで、インプレや評価を交えて実際のところどうなのか？をご紹介いたします。

また、ラインナップが豊富なので番手選びに困らないよう釣りスタイル別の解説も加えました。

ライバル機種との比較も行いましたのでロッド選びの参考にして頂ければ幸いです。

釣具販売開始

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2024年11月5日 10時32分

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2024年11月6日 13時35分

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ダイワのルアーニストとは？特徴は？

ダイワのルアーニストは17種類の番手がラインナップされている初心者向けのルアーロッドです。

トラウトやバス釣り、アジング、シーバス釣りなどルアー釣り全てをカバーできるシリーズです。

専門性よりも汎用性を高めているので1本のロッドで様々な魚種を狙うことができます。

シンプルで高級感のあるデザインは釣り場で所有感を満たしてくれるので使い込むほどに愛着も沸いてくるでしょう。

ガイドもステンレスフレームの富士ガイドを搭載しているのでライントラブルも軽減されます。

このようにエントリーモデルとは思えない性能と見た目に仕上げられているのがルアーニストに特徴です。

ルアーニストはこんな人におすすめ！

ルアーニストは汎用性が高いので1本のロッドで様々なルアー釣りを楽しみたい方におすすめです。

例えばシーバス釣りとエギングという全く異なる釣りを1本でカバーすることができます。

キャストしやすいようクセの無いブランクスを使用しているので初心者の方が初めに手にする1本としても最適です。

17種の番手がラインナップされているのでロッドを統一して持ち替えたときの違和感を無くしたい方にもおすすめします。

エントリーモデルのロッドですがダイワが自信をもって販売しているので上級者のセカンドロッドとしても活躍するでしょう。

また、ルアーニストにはマルチピースモデルの「ルアーニストモバイル」もあります。

安価なルアーニストでも魚は釣れるのか？

価格が安いロッドよりも高いロッドの方が軽く、操作性も高いので釣り心地は良くなります。

しかし、魚が釣れるかどうかは腕に左右されるので、決して安価なルアーニストだから釣れないということはありません。

大物を掛けても無茶なファイトをしない限り、折れることも無いので信用して釣りを楽しんでください。

操作性が試されるボトムワインドでヒラメを釣った方もいますし、89cmのシーバスを仕留めた方もいます。

週末はいつもとは違う場所で釣りしてみた。買ったばかりのルアーニストでボトムワインドやっていたら「ゴンッ❗️」と強いあたり😁ヒラメゲットで新しい竿に鱗付け完了🐟 pic.twitter.com/ZNjPaGi6tm

— ウミヤマ船長 (@umiyamachannel) October 6, 2019

改めて肩以下ひょろガリ君。

ルアーニスト86ML、フリームス、サスケ烈波120、PE1号リーダー30。

細～い89cm。
例えるなら矢吹ジョー戦の時の力石徹。クロコダイルに水分抜かれたルフィ。
89cmで圧倒的な顔のデカさから40cm級のくびれ。ヒラスズキルアーでマルランカー。ブログ書いときたい pic.twitter.com/Hhn1uv6Kny

— むね将軍@釣り好き鹿児島人 (@yEIT6QjMoNSYzBv) October 24, 2019

ルアーニストの評価は？インプレを総評！

良いインプレ

• 汎用性の高さをもっている
• エントリーモデルとしては軽い
• クセがないので扱いやすい
• 価格の割に見た目がよい
• 0.5gのルアーも問題なく使える

ルアーニストを購入した方は悪いインプレよりもよいインプレを残す方が多いので実釣性に優れていることが判ります。

汎用性の高さを評価している方が多いのでコンセプト通り1本のロッドで様々な釣りが楽しめるでしょう。

また、クセがないという意見も多いので初めてルアー釣りする方でも安心して購入できます。

悪いインプレ

• 重さを感じる
• 感度が鈍い
• 穂先が硬い
• 折れる

軽いという意見が多いルアーニストですが一部の方は重いと真逆の評価を下しています。

エギングやショアジギングのようにロッドを激しく操作する釣りを楽しむ方にこの傾向がみられました。

しかし、エントリーロッドとしては高く評価しているので実釣性能には問題ありません。

また、「感度が鈍い」「穂先が硬い」といった評価もありましたが、高価格なロッドと比べれば仕方ないため妥協は必要でしょう。

ルアーニストを釣りスタイル別に解説

エギング

遠投性、操作性を兼ね備えているのは83ML、86MLなのでエギングをメインに楽しむ方はこの番手を選択してください。

レスポンス良くルアーを操作することもできるのでシーバス釣りやワインド釣法もカバーできます。

漁港のような小場所、足場の低い場所でエギングを楽しむ方は取り回しのよい76MLをおすすめします。

また、エギングを楽しみながらちょい投げやサビキ釣りを楽しむ方は少し硬い86Mを選ぶとよいでしょう。

ルアーニストの中でも特にこの4本は汎用性が高いので様々な釣りに持ち込めます。

アジング

初めてアジングにチャレンジする方はバイトを弾きにくい63ULをおすすめします。

軽量なジグ単だけでなくプラグもキャストできるのでシーンに合わせた攻略が可能です。

アジング専用ロッドのようにハリが強くないので気軽にキャストできるのも魅力です。

アジングを楽しみながらライトゲーム全般をカバーしたい方は遠投性にも優れた68L-S、74UL-Sを選択するとよいでしょう。

カマスやメッキ、セイゴ釣りに使えるので初めてルアー釣りにチャレンジする方にも最適です。

メバリング

ジグ単をただ巻きしやすいメバリングロッドをお探しの方は74UL-Sを選択してください。

プラグ中心のメバリングを楽しみたい方は程よい硬さに仕上げられた76Lを選択するとよいでしょう。

トッププラグの操作にも適しているのでポッパーやペンシル使って水面を意識したメバルを狙えます。

長さを生かしてロングキャストできるので沖の根回りに着いた大型メバルを狙うこともできます。

漁港の常夜灯周りでアジングも併せて楽しむ方は63UL、68L-S、74UL-Sを選択してください。

シーバス

港湾部では取り回しのよい86ML、遠投性が求められる河口付近の釣りでは90ML、96MLをおすすめします。

ミノーの操作性が高いのでただ巻きだけでなくデイゲームでリアクションバイトを誘うことができます。

水深のあるポイントでバイブレーションやスピンテールジグを使う方は90Mを選択してください。

パワーがあるので重いルアーを軽快に巻き上げながらしっかりフッキングさせることができます。

エギングやワインド釣法を併せて楽しむ方は操作性の高い86MLを選択するとよいでしょう。

チニング

ボトムからトップの釣りまで楽しめる76Lは操作性に優れているので初心者でもチニングの醍醐味を味わえます。

狙い通りにルアーをキャストしやすい長さなのでストラクチャーを狙ったシーバス釣りにも使えます。

PEライン1.0号まで使用できるのでストラクチャーにラインを擦られる前に寄せることができるでしょう。

取り回しもよいので漁港のような小場所でルアー釣りを楽しむ方はこの1本で様々な釣りを楽しめます。

サーフ（ヒラメ・マゴチ）

サーフからヒラメやマゴチを狙う方には遠投性に優れた96ML、96Mをおすすめします。

プラグやワームの釣りは96ML、メタルジグやバイブレーションを使う場合は96Mと使い分けてください。

1本のロッドでシーバス釣りも楽しみたい方は96MLを選択するとよいでしょう。

ロングロッドの扱いに慣れていない初心者でもしっかり振りぬくことができるので飛距離UPが期待できます。

夏から秋にかけて回遊してくるソウダガツオや小型のシイラ、青物狙いにも使用できます。

渓流トラウト

渓流でトラウトを狙う方は限られたスペースでもキャストしやすい長さの56UL、60XULを選択してください。

源流に近く川幅が狭い急流エリアではミノーが活躍するのでキレのあるアクションを演出しやすい56ULをおすすめします。

逆に流れが緩い場所でスプーンを使って繊細なアクションで食わせる場合は60XULが適しています。

どちらのロッドも近距離戦に限られますがアジングやメバリングに使用できる汎用性の高さを持っています。

本流・湖トラウト

本流や湖でトラウトを狙う場合は操作性に加えて遠投性、パワーが求められます。

30㎝までのトラウトを狙う場合は76L、大型のニジマスを狙う場合はワンランク上のパワーをもった76MLが最適です。

オフシーズンにはライトゲーム感覚でメバルやセイゴを狙うこともできます。

一方、川幅の広い場所や湖でトラウトを狙う場合は遠投性に優れた83MLが最適です。

エギングやシーバス釣りなど海の釣りもこなせる汎用性の高さをもっています。

エリアトラウト

エリアトラウトでは正確なキャストと操作性が求められるので短いルアーニストの中でも短い56UL、60XULが適しています。

ポンドエリアでは軽量なスプーンの操作性に優れた60XULを選ぶとよいでしょう。

ストリームエリアではミノーが有効なので56ULを使って積極的に攻めてください。

どちらもマイルドなテーパーなのでタメが効きやすく大物を掛けても安心です。

渓流釣りやアジングなどに使用することができるのでシーズンによって使い分けることができます。

バス

バス釣りに最適なのは取り回しの良い長さに仕上げられた63L、66Lが最適です。

小規模の野池やワンドを攻める方は短い63Lの方を選択すれば周りを気にせずキャストできます。

一方、湖などで遠投する場合は66Lを選択すれば広範囲を探りながらランガンできます。

どちらのロッドもバスボートからキャストしやすい長さなので沖に出て大物を狙う方にもおすすめです。

7㎝ほどのミノーをテクニカルに操作できるの海のライトゲーム用としても活躍するでしょう。

ロックフィッシュ

漁港周りで30㎝までのカサゴやアイナメなどを狙う方には76MLをおすすめします。

軽量なリグ操作に長けているので堤防の際やテトラの切れ目を狙った釣りが楽しめます。

一方、キジハタやアカハタのように引きが強いロックフィッシュを狙う方には86MLがおすすめです。

パワーがあるので掛けた瞬間に根から一気に引きはがして強引に寄せることができます。

遠投性にも優れているのでゴロタ浜や地磯から沖のポイントを狙い撃ちすることもできます。

タチウオ

ミノーやバイブレーション、メタルジグなどでタチウオを狙う方はレスポンス良くルアーを操作できる83MLを選択してください。

関西で人気の高いワインド釣法にチャレンジする方は86MLを選べば思い通りにワームをダートさせることができます。

常にワームを動かし続ける必要があるので腕力に自身の無い方は柔らかい83MLを選んでも構いません。

青物の実績が高いポイントでは86Mを使用すればスリリングなファイトを楽しめます。

ライトショアジギング

ライトショアジギングでは青物に見切られないよう、しっかりジグをシャクれる性能が求められます。

また、強い引きにも負けないパワーと頑丈さも必要になるので96MHを使用してください。

元ガイドがダブルフット仕様になっていますから安心してファイトすることができます。

遠投性にも優れているのでサーフからナブラ撃ちをしながらシイラを狙うこともできます。

PEライン2.0号まで使用できるので初心者でもラインブレイクを気にせず寄せられるでしょう。

ルアーニストのよくある質問

ルアーニストが折れたと聞いたことがあります。折れやすいですか？

ルアーニストを購入した方の中には数回使用したら折れてしまったという書き込みを残している方もいます。

断定はできませんがロッドの扱いに慣れていない初心者の方が使用したことが考えられます。

ルアーウェイトを守って無茶なキャストやファイトをしなければ折れることはありません。

高弾性のブランクスを使用していないので曲げすぎていきなり折れることもないでしょう。

ルアーニストにベイトロッドはありますか？

ルアーニストは初心者の方が気軽にルアーフィッシングを楽しむために開発されたロッドです。

キャストに技術が求められるベイトリールは初心者向けではありませんからベイトロッドはラインナップされていません。

ベイトリールを装着することはできますがトリガーが付いていないのでロッドから手が離れやすくなります。

ガイドのセッティングも異なるので破損やバックラッシュが起きやすくおすすめできません。

ルアーニストをライバル機種と比較

【シマノ】
ルアーマチック

ルアーマチックは「トラウト推奨」、「バス推奨」、「ソルトルアー推奨」に別けて販売されています。

ラインナップはルアーニストに似ていますがバス用のロッドにはベイトロッドがラインナップされています。

正直なところ、ルアーマチックの方が選ぶ幅が広く、価格の面でも優位な印象です。

また、ロッドを自社工場で作られておりシマノ基準の高品質を掲げているので安心して使うことができるでしょう。

比較表

比較項目	ルアーマチック	ルアーニスト
番手の数	19	17
価格帯	6,900〜10,500円	8,700〜11,200円
ベイト	3	0

番手一覧

【アブガルシア】
ソルティーフィールド

ルアーニストに比べるとラインナップの数は少ないのですが価格や性能が似ているエントリーモデルのロッドです。

海釣りを主体としておりライトゲームからショアジギングまで殆どのルアー釣りをカバーしています。

カーボンにグラスを混ぜたブランクスは適度な粘りを持っているので初心者でも扱いやすい仕上がりになっています。

比較表

比較項目	ソルティーフィールド	ルアーニスト
番手の数	6	17
価格帯	7,900〜11,900円	8,700〜11,200円
ベイト	1	0

番手一覧

【メジャークラフト】
ファーストキャスト

心地よい使用感をコンセプトに作られたエントリーモデルのルアーロッドです。

「ショアジギング」、「シーバス」、「エギング」、「ライトゲーム」、「バス（ベイト・スピニング）」の5つに細分化されています。

中弾性カーボンのブランクスが魚の引きを上手く吸収してやり取りに不慣れな初心者の腕をカバーしてくれます。

メーカー価格は公開されていませんが、ルアーニストと同じ価格帯です。

比較表

比較項目	ファーストキャスト	ルアーニスト
番手の数	33	17
ベイト	6	0

まとめ

ルアーニストは汎用性が高いのでロッド1本で様々な釣りを経験したい初心者におすすめします。

安価なロッドですが実釣性能が高く大型のヒラメやシーバスを掛けてもランディングに持ち込めます。