2023新作!ルアーマチックがモデルチェンジ!インプレや他機種比較も!

シマノはエントリーモデルにも力を入れていて、その中でも価格を抑えたモデルがルアーマチックシリーズです。

ロングランモデルですが、2023年にモデルチェンジし、より魅力的なモデルになりました。

デザインも新作と言えるほどに一新し、充実したラインナップにも一層のこだわりが感じられます。

そこで今回は23ルアーマチックについて、各モデルの紹介やインプレのまとめ、ライバル機種との比較もご紹介します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

シマノのルアーマチックとは

ルアーマチックは、シマノが展開するエントリーモデルの汎用ルアーロッドシリーズです。

シマノらしい堅実な作りはそのままに、高いコストパフォーマンスで、入門者はもちろん上級者からも長らく愛されてきました。

加えてラインナップの豊富さもルアーマチックの大きな魅力で、淡水海水問わず、幅広い釣りに対応できます。

2023年のリニューアルでもその魅力をより磨き上げ、シマノの本気度が伝わるモデルに進化しました。

なお今回リニューアルしたのはセンターカットの2ピースモデルですが、同シリーズにはマルチピースのルアーマチックMBもあります。

23ルアーマチックの特徴を解説!旧作との違いも!

23ルアーマチックは前モデルと比べて、どうリニューアルして進化したのでしょうか、

具体的に前モデルとの違いや特徴、注目のストロングポイントをご紹介します。

バス・ソルト・トラウトの3分類!カラーリングがそれぞれ違う!

元々ラインナップが充実していたルアーマチックですが、今回リニューアルに合わせて、ジャンルを明確化したラインナップになりました。

バス推奨モデル

23ルアーマチックのバスフィッシング向けモデルは、6モデル用意されています。

長さやパワーが細かくセッティングされており、専用モデル顔負けのラインナップと言っていいでしょう。

今回のリニューアルでベイトモデルが3機種発売されており、前モデルよりも1機種多くなっています。

デザイン面ではシックなチャコールブラックとマッドブラックの組み合わせで、安さを感じさせないルックスになっています。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
B58L
ベイト 5.8 1.73 2 89.2 102 1.6 3.5~10 6~12 6~12 MAX 1.5 77.5 7200
B66ML
ベイト 6.6 1.98 2 101.9 118 1.7 5~15 7~14 7~14 MAX 2 81.8 7400
B610M
ベイト 6.10 2.08 2 107.1 121 1.6 7~21 8~16 8~16 MAX 3 99.4 7600
S60L
スピニング 6.0 1.83 2 94.3 92 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 78.5 7200
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500

ソルトルアー推奨モデル

ソルトルアーは今回リニューアルされたラインナップでも特に充実しており、長さとパワーの違う全9モデルのスピニングロッドが用意されています。

最長で10ftと、前モデルよりもロングレングスのものも用意され、サーフなど遠投が必要なシチュエーションにも対応可能です。

もちろんライトゲーム向きのラインナップも充実しており、ショアからのソルトゲームを幅広く網羅したラインナップになっています。

デザイン面では、海をイメージしたライトブルーをワインポイントに取り入れた、さわやかなカラーリングを採用しています。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S70UL
7.0 2.13 2 109.5 80 1.3 0.8~12 - - 2~6 2~6 0.3~0.8 86.1 7600
S76UL
7.6 2.29 2 117.5 88 1.2 0.8~12 - - 2~6 2~6 0.3~0.8 85.7 7800
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 - 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
S90ML
9.0 2.74 2 140.7 131 1.7 6~32 MAX38 - 8~16 8~16 0.6~1.5 95.8 8900
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 - 10~20 10~20 0.8~2 95.4 9900
S90MH
9.0 2.75 2 141 211 2.1 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.8 9900
S100MH
10.0 3.05 2 156.8 267 2.2 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.3 10500

トラウト推奨モデル

23ルアーマチックで言うところのトラウトフィッシングは、主に渓流トラウト、エリアトラウトを指したラインナップになっています。

シマノの推奨モデルは4機種で、近年ハイプレッシャー化するエリアトラウトにも対応できる充実のラインナップです。

他社の同価格帯の汎用ルアーロッドと比べても、エリアトラウトを重視したモデルが揃っています。

デザインはマットブラックにオフホワイトを組み合わせたカラーで、管理釣り場の雰囲気にマッチする落ち着いたデザインも魅力です。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ナイロン(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S60XUL
6.0 1.83 2 93.9 75 1.4 0.5~4 1~4 0.15~0.4 81.3 6900
S60SUL
6.0 1.83 2 93.9 79 1.4 0.6~6 1.5~5 0.2~0.5 81 7000
S60UL
6.0 1.83 2 93.9 80 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.1 7100
S66UL
6.6 1.98 2 101.4 84 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.2 7200

全モデルがPEラインに対応

昨今のルアーフィッシングで、PEラインは欠かせない存在になっていますよね。

以前のルアーマチックでは、一部モデルでPEライン非推奨でしたが、23ルアーマチックではすべてのモデルでPEラインが使用できます。

釣法によってはPEラインがないと釣果に影響が出ることもあるので、より汎用性が高まりました。

フジ製のOリングガイド

23ルアーマチックに使用されているガイドは、富士工業製のOリングで、価格を抑えることに寄与しています。

SiCリングに比べると劣るものの、価格を抑えながらPEラインにも対応しているので、エントリーモデルとしては適しているとも言えるでしょう。

センターカットの2ピースでコンパクト収納

23ルアーマチックは、全モデルがセンターカットの2ピースで設計されています。

格安ロッドの一部にはジョイントのないワンピースロッドもあるため、携帯性を重視したい方もルアーマチックを選べば安心ですね。

専用ケース(竿袋)も付属

23ルアーマチックも、前モデルに引き続き専用の竿袋が付属しています。

持ち運ぶときは必須ですし、買うとそれなりの値段になるので、長さを合わせた竿袋が付いてくるのはありがたいですね。

23ルアーマチックの評価!インプレを総評!

23ルアーマチックは発売から日が浅いですが、人気モデルだけあって続々とインプレッションが公開されています。

多くのユーザーから好評で、細かい作りの見直しで前モデルから進化したポイントもあるようです。

良いインプレ

  • ブランクの作りがしっかりしている
  • 前モデルより飛距離が出る
  • 細かな作りが良くなった

23ルアーマチックは高評価が多く、特にブランクの作りの改善に言及しているレビューが目につきました。

弾性が上がったことでキャストフィーリングが向上し、ガイドのバランスも良くなったことで飛距離が向上したようです。

また、前モデルでは接着剤のはみだしなどが気になりましたが、リニューアル後は細かい作りも心配なさそうです。

悪いインプレ

  • デザインが好みに合わない

発売から日が浅いこともあって悪いレビューはあまりありませんが、デザインが好みに合わないという声はいくつか見られました。

特に明るい色を採用したソルトゲーム用のロッドの色は好みが分かれるようです。

デザインが気に入っていない方もスペックには満足しているようなので、どちらを取るかで悩みどころになるかもしれませんね。

23ルアーマチックを釣りスタイル別に解説

23ルアーマチックは幅広いラインナップで様々な釣りに対応しますが、具体的にどのような釣りにどのような番手が適しているのでしょうか。

23ルアーマチックで狙える具体的なターゲットと、それに合わせた番手について解説します。

渓流トラウト

渓流で使える番手

23ルアーマチックにはトラウト推奨モデルのグループがあり、もちろん渓流でも使えますが、どちらかというとエリアトラウト重視です。

XULなどは流れが速いと使いにくいですし、もう少し短いラインナップを使いたいポイントも多いでしょう。

また、最近は渓流ベイトフィネスも人気で、ベイトロッドを使いたい要望もあるかと思います。

それらを踏まえると、トラウト推奨モデルに加えて、バス推奨モデルのB58L、S60Lもおすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
B58L
ベイト 5.8 1.73 2 89.2 102 1.6 3.5~10 6~12 6~12 MAX 1.5 77.5 7200
S60L
スピニング 6.0 1.83 2 94.3 92 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 78.5 7200
S60XUL
6.0 1.83 2 93.9 75 1.4 0.5~4 1~4 0.15~0.4 81.3 6900
S60SUL
6.0 1.83 2 93.9 79 1.4 0.6~6 1.5~5 0.2~0.5 81 7000
S60UL
6.0 1.83 2 93.9 80 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.1 7100
S66UL
6.6 1.98 2 101.4 84 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.2 7200

エリアトラウト

エリアトラウトで使える番手

23ルアーマチックのトラウト推奨モデルは、エリアトラウトロッドとして優れたモデルが揃っています。

パワーもXUL~ULまで選べますし、長さも2ラインナップあるので、ポンドの大きさに合わせて選ぶことができますね。

他社のライバル機種と比べてもエリアトラウト向きが充実しているので、ルアーマチックだけで揃えても満足できるでしょう。

加えて、重めのルアーやボトムプラッキングのために、バス推奨モデルからS60LやS66MLなどもおすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S60XUL
6.0 1.83 2 93.9 75 1.4 0.5~4 1~4 0.15~0.4 81.3 6900
S60SUL
6.0 1.83 2 93.9 79 1.4 0.6~6 1.5~5 0.2~0.5 81 7000
S60UL
6.0 1.83 2 93.9 80 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.1 7100
S66UL
6.6 1.98 2 101.4 84 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.2 7200
S60L
スピニング 6.0 1.83 2 94.3 92 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 78.5 7200
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500

本流・湖トラウト

本流・湖トラウトで使える番手

シマノの推奨番手はありませんが、23ルアーマチックのラインナップには、本流や湖での大物トラウトに対応できるものも多いです。

本流では6~8ft、湖では7~9ft程度、パワーはL~MH程度が好んで使用されます。

それを23ルアーマチックのラインナップに照らし合わせると、バスやソルト用から適したものが見つかります。

自然河川や湖では、環境に合わせて様々なロッドを使い分けたいので、コスパに優れる23ルアーマチックのメリットが活きますね。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 - 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
S90ML
9.0 2.74 2 140.7 131 1.7 6~32 MAX38 - 8~16 8~16 0.6~1.5 95.8 8900
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 - 10~20 10~20 0.8~2 95.4 9900
S90MH
9.0 2.75 2 141 211 2.1 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.8 9900
S100MH
10.0 3.05 2 156.8 267 2.2 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.3 10500
B66ML
ベイト 6.6 1.98 2 101.9 118 1.7 5~15 7~14 7~14 MAX 2 81.8 7400

アジング

23ルアーマチックはライトなロッドも充実しているので、アジングに適した番手の選択肢も多いです。

ティップはチューブラーのみですが、ハリがあるブランクと、抜けのいいガイドセッティングは、アジングにも適していますね。

長さは5.8ft~8ftまで、パワーはUL~MLまでがアジング向きとして用意されています。

もっとライトなものが良ければ、トラウト用のXULやSULからも選べば、より軽量リグのキャストフィールが向上しますね。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S60XUL
6.0 1.83 2 93.9 75 1.4 0.5~4 1~4 0.15~0.4 81.3 6900
S60SUL
6.0 1.83 2 93.9 79 1.4 0.6~6 1.5~5 0.2~0.5 81 7000
S60UL
6.0 1.83 2 93.9 80 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.1 7100
S66UL
6.6 1.98 2 101.4 84 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.2 7200
S70UL
7.0 2.13 2 109.5 80 1.3 0.8~12 - 2~6 2~6 0.3~0.8 86.1 7600
S76UL
7.6 2.29 2 117.5 88 1.2 0.8~12 - 2~6 2~6 0.3~0.8 85.7 7800
S60L
スピニング 6.0 1.83 2 94.3 92 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 78.5 7200
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500

メバリング

メバリングで使える番手

23ルアーマチックはライトからミドルクラスのロッドが非常に充実しているので、メバリングロッドとして適したものも多数あります。

ハリがあるブランクになっているので、ボトム付近から表層まで、レンジを意識したアクションにも適しています。

レングスは6ft~8ftまで選べるので、ポイントの環境や求める飛距離に応じて幅広いものを選べます。

パワーもバスやトラウト向けモデルからも適した番手が推奨されており、選択肢に不足はないでしょう。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S60UL
6.0 1.83 2 93.9 80 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.1 7100
S66UL
6.6 1.98 2 101.4 84 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.2 7200
S70UL
7.0 2.13 2 109.5 80 1.3 0.8~12 - 2~6 2~6 0.3~0.8 86.1 7600
S76UL
7.6 2.29 2 117.5 88 1.2 0.8~12 - 2~6 2~6 0.3~0.8 85.7 7800
S60L
スピニング 6.0 1.83 2 94.3 92 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 78.5 7200
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
B58L
ベイト 5.8 1.73 2 89.2 102 1.6 3.5~10 6~12 6~12 MAX 1.5 77.5 7200

バス釣り

バスで使える番手

23ルアーマチックではバス推奨のラインナップが用意されており、バスロッド顔負けの選択肢が用意されています。

バス推奨モデルでは半数がベイトロッドになっているのもうれしいですね。

長さは5.8ft~6.6ft、パワーはL~MLと、ややライト寄りのラインナップになっています。

フィネス系ルアーを使うなら、トラウト推奨モデルからULのラインナップからも選ぶのがおすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S60UL
6.0 1.83 2 93.9 80 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.1 7100
S66UL
6.6 1.98 2 101.4 84 1.4 1~8 2~6 0.3~0.6 81.2 7200
S60L
スピニング 6.0 1.83 2 94.3 92 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 78.5 7200
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
B58L
ベイト 5.8 1.73 2 89.2 102 1.6 3.5~10 6~12 6~12 MAX 1.5 77.5 7200
B66ML
ベイト 6.6 1.98 2 101.9 118 1.7 5~15 7~14 7~14 MAX 2 81.8 7400
B610M
ベイト 6.10 2.08 2 107.1 121 1.6 7~21 8~16 8~16 MAX 3 99.4 7600

シーバス

シーバスで使える番手

23ルアーマチックには遠投向きのロングレングスモデルもあり、シーバス向けモデルも用意されています。

ハイエンドモデルには劣るものの、重さもある程度抑えられているので、長時間の釣りにも対応できるでしょう。

シーバス向きのモデルとして用意されているのは7機種で、パワーはMからMHまで、長さも7.6~10ftまで選べます。

このラインナップであれば、シーバスゲームを始めたい初心者の方も適したものが選べますね。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 - 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 - 10~20 10~20 0.8~2 95.4 9900
S90MH
9.0 2.75 2 141 211 2.1 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.8 9900
S100MH
10.0 3.05 2 156.8 267 2.2 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.3 10500

チニング

チニングで使える番手

シマノの推奨番手はありませんが、23ルアーマチックの幅広いラインナップには、チニングに対応できるモデルもあります。

前モデルよりもブランクにハリがあってアクションの操作性も向上し、アタリも取りやすく、チニングにも対応しやすいでしょう。

チニング用のロッドは、おおよそ7ft前後で、パワーはL~Mが適しています。

ソルトルアー推奨モデルはもちろん、バス推奨モデルも視野に入れればベイトロッドからも選ぶことができます。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
B66ML
ベイト 6.6 1.98 2 101.9 118 1.7 5~15 7~14 7~14 MAX 2 81.8 7400

サーフ(ヒラメ・マゴチ)

サーフで使える番手

23ルアーマチックは、前モデルよりもロングレングスのラインナップが増えているので、サーフフィッシングにも対応しやすくなりました。

ガイドセッティングとブランクを見直したことで、遠投しやすいセッティングになり、サーフでの釣りにも適しています。

また、バット部分もしっかりしているので、フラットフィッシュの強い引きにも対応しやすいでしょう。

サーフ向けの番手は5機種用意されており、好みに応じて選ぶことができますね。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
S90ML
9.0 2.74 2 140.7 131 1.7 6~32 MAX38 - 8~16 8~16 0.6~1.5 95.8 8900
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 - 10~20 10~20 0.8~2 95.4 9900
S90MH
9.0 2.75 2 141 211 2.1 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.8 9900
S100MH
10.0 3.05 2 156.8 267 2.2 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 95.3 10500

エギング

エギングで使える番手

リニューアルによってハリと粘りが強くなった23ルアーマチックは、エギングにもぴったりです。

エギをしゃくるアクションもしやすいですし、イカを乗せた後もしっかりやり取りできるでしょう。

また、アオリイカなど大型のイカだけでなく、ヒイカやヤリイカなどライトエギングにも対応できる番手もあります。

大型のイカ狙いならML~M、小型のイカ狙いならUL~Lがおすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S70UL
7.0 2.13 2 109.5 80 1.3 0.8~12 - - 2~6 2~6 0.3~0.8 86.1 7600
S76UL
7.6 2.29 2 117.5 88 1.2 0.8~12 - - 2~6 2~6 0.3~0.8 85.7 7800
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 - 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
S90ML
9.0 2.74 2 140.7 131 1.7 6~32 MAX38 - 8~16 8~16 0.6~1.5 95.8 8900

ロックフィッシュ

ロックフィッシュで使える番手

ロックフィッシュ用の番手も、ラインナップが充実したことで前モデルよりも充実しました。

ソルトルアー推奨のものだけでなく、バス推奨モデルの一部もロックフィッシュ用として使用でき、ベイトロッドも選べます。

ただしパワーはやや弱めなので、ハードロックよりはライトロック寄りのラインナップになっています。

堤防や漁港など、気軽なポイントからロックフィッシュを始めたい方におすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S66L
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 97 1.5 3~10 3~6 3~6 MAX 1 74.9 7300
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S66ML
スピニング 6.6 1.98 2 101.9 101 1.5 4~12 4~8 4~8 MAX 1.2 83.3 7500
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
B66ML
ベイト 6.6 1.98 2 101.9 118 1.7 5~15 7~14 7~14 MAX 2 81.8 7400
B610M
ベイト 6.10 2.08 2 107.1 121 1.6 7~21 8~16 8~16 MAX 3 99.4 7600

タチウオ

タチウオで使える番手

ショアからタチウオを狙う、タチウオワインド用としても23ルアーマチックは適しています。

前モデルより自重も抑えられているので、長いロッドでストロークの長いアクションを繰り返す場合も使いやすいでしょう。

タチウオワインドに適したレングスやパワーも豊富なので、選択肢も充実しています。

タチウオワインドのエントリーモデルとしては、現状これ以上ないモデルと言っていいでしょう。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S80L
8.0 2.44 2 125.7 108 1.7 5~24 - 2~3 6~12 6~12 0.4~1.2 95.7 8100
S76ML
7.6 2.29 2 118.5 112 1.5 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 86.2 8100
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 95.7 8500
S90ML
9.0 2.74 2 140.7 131 1.7 6~32 MAX38 - 8~16 8~16 0.6~1.5 95.8 8900
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 - 10~20 10~20 0.8~2 95.4 9900

ショアジギング(青物)

ショアジギングで使える番手

23ルアーマチックは、ショアから青物を狙うライトショアジギングにもおすすめです。

リニューアルによってロングレングスの番手が充実したことで、ライトショアジギングにもより対応しやすくなりました。

ハリが強く、バットにも粘りがあるので、パワーファイトにも十分対応できるでしょう。

ルアーマチックMBもおすすめですが、パワーやキャストフィールを重視するなら2ピースのルアーマチックがおすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) エギサイズ(号) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) ハリス(号) メーカー価格
S86ML
8.6 2.59 2 133.2 123 1.7 6~32 - 2.5~3.5 8~16 8~16 0.6~1.5 8500
S90ML
9.0 2.74 2 140.7 131 1.7 6~32 MAX38 - 8~16 8~16 0.6~1.5 8900
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 - 10~20 10~20 0.8~2 9900
S90MH
9.0 2.75 2 141 211 2.1 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 9900
S100MH
10.0 3.05 2 156.8 267 2.2 10~52 MAX60 - 12~24 12~24 1~2.5 10500

海サクラマス・アメマス

海サクラマス・アメマスで使える番手

サーフなどからサクラマスやアメマスなど大型のトラウトを狙う場合も、23ルアーマチックが使用できます。

筆者も前モデルで海サクラマス釣りを楽しんでいましたが、遠投性能が向上した23ルアーマチックはより期待できるモデルになりました。

ブランクの粘りも活かすことができるので、口切れしやすいサクラマスに対応しやすくなったと言えるでしょう。

MやMHのモデルにおいては、ウキルアーでのアキアジ釣りにもおすすめです。

型番 購入 硬さ ロッドタイプ 長さ(ft) 長さ(m) 継数 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) ルアーウェイト(g) ジグ(g) ナイロン(lb) フロロ(lb) PE(号) カーボン含有率(%) メーカー価格
S96M
9.6 2.90 2 148.8 156 1.8 8~42 MAX50 10~20 10~20 0.8~2 95.4 9900
S90MH
9.0 2.75 2 141 211 2.1 10~52 MAX60 12~24 12~24 1~2.5 95.8 9900
S100MH
10.0 3.05 2 156.8 267 2.2 10~52 MAX60 12~24 12~24 1~2.5 95.3 10500

23ルアーマチックをライバル機種と比較

昨今ルアーロッドはなんでも使えることがステータスの一つになり、汎用ルアーロッドもラインナップが増えています。

23ルアーマチックの購入を検討するときに比較したいおすすめモデルをピックアップしてご紹介します。

【ダイワ】ルアーニスト

ルアーマチックのライバル機と言えば、ライバルメーカーであるダイワのルアーニストは外せないでしょう。

同じくショアからのルアーフィッシング向けで、ラインナップや価格帯も近く、かなり似たモデルになっていると言えます。

23ルアーマチックのほうが新型でラインナップも豊富ですが、ダイワらしい洗練されたデザインのルアーニストも捨てがたいですね。

【アブガルシア】クロスフィールド

引用:Amazon

アブガルシアにも汎用ルアーロッドが用意されており、筆者も愛用しています。

淡水海水問わず幅広いターゲットに使用でき、マルチピースや、ルアーマチックシリーズやルアーニストにもないテレスコピックロッドもあります。

価格面では23ルアーマチックのほうがおすすめですが、デザインや携帯性を重視する場合は捨てがたいモデルでしょう。

【シマノ】スコーピオン XV

シマノの汎用ルアーロッドはルアーマチックシリーズ以外にも用意されていて、価格帯的に近いのがスコーピオン XVです。

汎用ルアーロッドのスコーピオンをさらに安価にしたモデルで、デザイン面やつぎ込まれている技術はルアーマチックより優れています。

価格はやや高く、長さも6ft前後の短いものが中心ですが、用途にマッチすれば非常に優れたロッドの一つです。

まとめ

23ルアーマチックは、リニューアルで性能やラインナップが充実し、より幅広い釣りに対応できるようになりました。

ライバル機も多いジャンルですがそれに負けない魅力があるので、ぜひ新しくなったルアーマチックで釣りを楽しんでくださいね。