釣りにはいろいろな仕掛けや釣り方がありますが、漁港や堤防から様々な魚を釣りたいなら、ちょい投げ釣りがおすすめです。
初心者でも楽しみやすく、使える竿の自由度も高いので、気軽に楽しめるのも魅力です。
しかし、投げ竿や磯竿、ルアー用のロッドなど使える竿の種類も幅広く、そのなかから長さや硬さなど適したものを選ばなければいけません。
そこで今回は、ちょい投げ釣り用の竿について、選び方の基本からおすすめ商品までご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 ちょい投げ釣りとは
- 2 ちょい投げ釣りに使う竿(ロッド)の特徴
- 3 ちょい投げ竿の選び方
- 4 ちょい投げ竿おすすめ14選
- 4.1 【タカミヤ】SmileShip チョイキャス 振出 10-210T(KW-2361)
- 4.2 【タカミヤ】SmileShip ボンキャスター 240(KP-2005)
- 4.3 【プロマリン】PG 五目万能 300(244082)
- 4.4 【大阪漁具】ちょい投ハッピーキャスト 390(CNHC39)
- 4.5 【シマノ】17 ホリデーパック(10‑240T)
- 4.6 【ダイワ】リバティクラブ Lパック(10号-270)
- 4.7 【ダイワ】21 リバティクラブ ショートスイング(10号-360)
- 4.8 【ダイワ】リバティクラブ 磯風(3号-45遠投・K)
- 4.9 【シマノ】ルアーマチック(S80L)
- 4.10 【ダイワ】ルアーニスト(83ML)
- 4.11 【シマノ】フリーゲーム(S80ML)
- 4.12 【ダイワ】クロスビート SW(90M)
- 4.13 【アブガルシア】クロスフィールド(802ML)
- 4.14 【ジャッカル】グッドロッド(GD-S80M‐TL)
- 5 まとめ
ちょい投げ釣りとは
ちょい投げ釣りは、漁港や堤防などから、比較的近い場所に仕掛けを投げる釣り方です。
本格的な投げ釣りでは100m以上遠投することもありますが、ちょい投げ釣りではせいぜい10~30m程度投げれば十分です。
そのため高い技術も必要なく、投げることで広く誘い様々な魚を釣れるので、初心者の方が楽しむのにおすすめの釣り方ですね。
地域性や時期もありますが、ハゼやキス、カレイやなどおいしい魚を釣ることもできます。
使う道具も比較的安いもので楽しめて、ほかの釣りで使う道具も流用して楽しみやすいのも魅力の一つです。
ちょい投げ釣りに使う竿(ロッド)の特徴
投げ釣りでは、飛距離を出しやすい投げ竿を使用しますが、ちょい投げで投げる距離であればそれにこだわる必要はありません。
ちょい投げ用の仕掛けを30m程度投げられて、魚のアタリが分かる竿であれば、細かくこだわらなくても楽しむことができます。
ちょい投げ用に作られた安いロッドも多く、入門用やたまに使うぐらいであれば、そういったものも手軽でおすすめです。
また、海釣りの万能竿でもある磯竿や、ルアーロッドでも使えるものがあります。
やや値段は上がりますが長く使えますし、ほかの釣りにも挑戦したい場合は、そういったものから適したもの選んで始めるのもおすすめです。
ちょい投げ竿の選び方
ちょい投げ竿は様々なものが使えますが、その中から使い方や狙う魚などに合わせて適したものを選ぶ必要があります。
どういったポイントを重視して購入するべきか、基本の選び方を解説します。
竿の種類
ちょい投げ用の竿も売られていますが、ちょい投げ釣りは必ずしもそれでなくとも楽しむことができます。
海の餌釣りでよく使われているのが磯竿で、ちょっとした投げの釣りやサビキ釣りなど、堤防などでの釣りに広く使える万能竿です。
ルアーロッドも、ちょい投げの仕掛けに使えるパワーや長さであれば使用することができるので、ルアーと兼用したい方におすすめです。
ちょい投げだけでなく、ほかの釣りも楽しみたい方は、そういった竿から選ぶといいでしょう。
長さ
ちょい投げ竿で使われる長さは、主に2~4mと、投げ用の竿から見ると短めの竿が多いです。
長いほうが遠投はしやすいですが、ちょい投げはそこまで遠投する必要がないため、取り回しを重視することが多いからです。
また、ちょい投げで狙う魚は足元でも釣れることがあるので、長い竿だと足元が探りにくくなるデメリットもあります。
ただし、堤防や釣り公園では柵がある場合などもあり、短い竿では使いにくいシーンもあります。
また短い竿だと、足場のフチに近付かないと使えないこともあるので、落水のリスクもあります。
こういった状況も加味しながら、使いやすい長さを選ぶといいでしょう。
硬さ・オモリ負荷
竿は硬さも設計されており、使うオモリの重さに合ったものを選ばなければいけません。
硬さが合わないと上手く投げられなかったり、最悪折れてしまう場合もあります。
ちょい投げ竿などの場合、適正錘負荷という表記があり、適したオモリの号数を確認することができます。
ルアーロッドの場合は、ルアーウエイトがそれにあたるので、こちらは使うオモリの重さ(グラム)を確認しましょう。
ちょい投げ釣りでは主に3~15号がよく使われますが、よく使うのは10号以下が多いので、硬いものよりは柔らかめのロッドがおすすめです。
携帯性
竿は基本的に縮めたり分割したりして持ち歩きますが、その時のサイズが短いものが携帯に便利です。
スペック表に、全長とは別に「仕舞寸法」が表記されているので、それが収納時のサイズになります。
ただし、仕舞寸法が短いと竿のピースが増え接合部も増えるため、強度がやや落ちるのと、使い心地が少し硬くなる傾向にあります。
慣れればそこまで気になりませんが、初心者の方はある程度仕舞寸法が長くても、継数の少ない竿もおすすめです。
振出竿・並継竿
投げ釣り竿は振出式の竿と一つ一つ繋いでいく並継式の2種類あります。
どちらもメリットがありますが、初心者の方には収納が簡単でトラブルの少ない振出竿がおすすめです。
仕舞寸法も一般的には振出竿のほうが短く、携帯性を重視したい場合にもおすすめです。
堤防からのキス釣りなどちょい投げメインという方は、並継竿の方が感度、軽さが有利になることがあります。
価格幅
ちょい投げ釣り用の竿は価格幅も広く、非常に安いものから、ある程度高級なモデルまで様々です。
低価格なものになると2,000円から購入できますが、やはり使い勝手や耐久性などは高いものに比べれば劣ります。
耐久性や性能的にもある程度しっかりしたものが欲しいのであれば、10,000円前後予算を見ておくと、国内メーカー品も視野に入ります。
本格的なルアーロッドをちょい投げ用に兼用したい場合は、価格は天井知らずになりますが、8,000円前後のエントリークラスでも十分楽しめます。
メーカー
ちょい投げ用の竿は様々なメーカーから発売されていて、メーカーによってある程度グレードも測ることができます。
入門用としては、大阪釣具(OGK)、タカミヤ、プロマリンなどから発売されていて、安価に道具をそろえたいときにおすすめです。
シマノやダイワなど国内大手メーカーも手掛けていて、やや価格は上がりますがその分品質は高く、破損時のサポートも手厚いです。
ちょい投げであればそのほかのメーカーでも使える品はたくさんあるので、予算やスペックから幅広くチェックしてみましょう。
ちょい投げ竿おすすめ14選
上記したポイントを踏まえて、ちょい投げ用におすすめの竿を厳選してご紹介します。
ちょい投げに使えることを前提に、ルアーロッドなども含めて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
【タカミヤ】
SmileShip チョイキャス 振出 10-210T(KW-2361)
全長2.1m、錘負荷10号まで対応する、短距離でのちょい投げ釣りにおすすめの振り出し竿です。
全長が短めなので遠投には向きませんが、投げやすいグリップ形状になっていて、短さを生かして取り回しよく釣りが楽しめます。
堤防の根本なども狙いやすいので、食い込みの良い穂先も生かして、ハゼや根魚などを釣りたいときにおすすめです。
【タカミヤ】
SmileShip ボンキャスター 240(KP-2005)
全長2.4mと、大人から子供まで扱いやすい長さの万能竿です。
やや重めで、作りもおもちゃっぽさはありますが、ちょい釣りなど気軽な釣りであれば十分対応できるので、安く道具をそろえたい場合におすすめです。
サビキ釣りやウキ釣りなどにも使えるので、漁港や堤防を中心に釣りを始めてみたい方の最初の一本にもおすすめです。
【プロマリン】
PG 五目万能 300(244082)
全長3mでマルチに使える、万能なちょい投げ用の振り出し竿です。
このぐらいの長さがあれば、柵のある堤防などでも使いやすく、グラス製の食い込みの良さを生かせば、小物から大物まで釣ることができます。
長さがある分やや重めで、遠投は少し難しいので、比較的近い距離で釣りにおすすめです。
【大阪漁具】
ちょい投ハッピーキャスト 390(CNHC39)
名前の通りちょい投げ用に作られた、全長3.9mの長めの振り出し竿です。
長さ的には遠投にも使えますが、やや重めなのと食い込み重視のグラス製なので、近い距離で小さめの魚を釣るのに向いています。
漁港や堤防でのちょい投げ釣りはもちろん、砂浜から小型のカレイやキスなどを狙うのにもおすすめです。
【シマノ】
17 ホリデーパック(10‑240T)
全長2.4mありながら仕舞寸法44.5cmと、バッグに入るほどコンパクトな万能竿です。
グリップが短いので遠投には向きませんが、重さも143gと軽いので、お子さんでも使いやすい竿になっています。
5~20号まで幅広いオモリに対応しますし、漁港などでの釣りを楽しむなら一本用意しておいて損はないモデルです。
【ダイワ】
リバティクラブ Lパック(10号-270)
漁港や堤防からのちょい投げ釣りはもちろん、船からの釣りも視野に入れた、グリップが短めのコンパクトな万能竿です。
硬さのバランスがいいので投げやすく、ハゼなどの小物釣りから、カレイなど比較的大きめな魚にも十分対応します。
全長2.7mと長さがありながら、仕舞寸法は45cmと非常にコンパクトなので、自転車や電車での釣りにもおすすめです。
【ダイワ】
21 リバティクラブ ショートスイング(10号-360)
投げ竿に近い作りで、ある程度距離を投げたいエリアでの釣りにもおすすめの万能竿です。
様々な魚に対応できる柔軟性を保ちながら、カーボン含有率が高くハリがあるので、軽めの仕掛けを投げやすい作りになっています。
全長3.6mと長めでも、仕舞寸法73cmと携帯性が重視されているのもうれしいポイントです。
【ダイワ】
リバティクラブ 磯風(3号-45遠投・K)
ちょい投げ仕掛けを使って、ある程度しっかり投げたい方におすすめの、投げを重視した磯竿です。
磯竿でありながら、ラインの放出を重視した足高ガイドや、大型リールとの相性もいいリールシートなどしっかり投げる設計になっています。
これから本格的な投げ釣りも視野に、ちょい投げ釣りを楽しみたい方におすすめです。
【シマノ】
ルアーマチック(S80L)
安価でもしっかり使える作りで、ちょい投げにも使えるスペックを有したエントリーグレードのルアーロッドです。
ルアーロッドだけあってこの価格でも135と軽量で、軽快に振り抜きやすいのが万能竿にない魅力ですね。
ルアーロッドとしては、最近流行りのシーバスも狙えるスペックなので、シーバスが狙えるエリアでちょい投げも楽しみたい方におすすめです。
【ダイワ】
ルアーニスト(83ML)
安価なエントリーグレードのルアーロッドとしてはデザインにもこだわった、所有欲も満たしてくれる一本です。
ガイドの飾り巻きや塗装の仕上げもよく、リールシートの作りなど使い心地にも余念なく設計されています。
ルアーロッドとしてはシーバスやアオリイカも狙えるので、今後イカ釣りにも挑戦してみたい方におすすめです。
【シマノ】
フリーゲーム(S80ML)
漁港や堤防からの餌釣りからルアーまで使える、まさに万能設計の延べ竿です。
ルアーロッドの振りやすさで軽い仕掛けも遠くへ投げやすく、ちょい投げ用ロッドとしても非常に優れた設計になっています。
シーバスやアオリイカはもちろん、根魚や太刀魚に使える感度もあるので、様々な魚を1本で狙いたい方におすすめです。
【ダイワ】
クロスビート SW(90M)
餌釣りからルアーまで使えて、コンパクトに収納できる万能竿です。
ピースが多い小継タイプながら曲がりが良く、クセがないのでちょい投げやサビキにも使いやすいセッティングになっています。
90Mは長さがありながら柔軟性とコシがあるので、ちょい投げ仕掛けやルアーをしっかり投げたい方におすすめのモデルです。
【アブガルシア】
クロスフィールド(802ML)
低価格ながら非常に作りやデザインが良く、ルアーをメインに様々な釣りに使えるおすすめモデルです。
筆者もルアーと餌釣りの兼用に使用していましたが、いい意味でちょい投げにはもったいないほど使いやすいロッドでした。
この価格でしっかりしたハードケースも付属しているので、初心者の最初の一本としておすすめなロッドと言えます。
【ジャッカル】
グッドロッド(GD-S80M‐TL)
気軽な釣りに幅広く使える万能竿で、明るいカラーリングも魅力的な商品です。
ルアーにも使えますが、餌釣りも重視した設計になっていて、ちょい投げ仕掛けやウキ釣り仕掛けとの相性がいいです。
ちょい投げで使う2000~3000番のスピニングリールとも相性がよく、釣りの基本を覚えるのにもおすすめです。
まとめ
ちょい投げは初心者から上級者まで気軽に楽しめる釣りで、紹介したように竿も様々なものが使えます。
今後挑戦してみたい釣りも考えながら、使いやすい竿でちょい投げ釣りに挑戦してみてくださいね。
商品の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。