ヤマガブランクスのシーバスロッド全解説&おすすめ!ボートシーバス竿も!

近年ルアーアングラーから評価が高まっているヤマガブランクス。

ヤマガブランクスではエギングやライトゲーム、シーバスを楽しめる専用ロッドが販売されています。

シーバスロッドとしては陸っぱりだけでなく、ボートシーバスに使用できるロッドもリリースしています。

今回はラインナップの中からシーバスロッドに注目し、全機種を解説します。

評判の良いヤマガブランクスのシーバスロッドを購入し、シーバス釣りを楽しみましょう。

山下洋太
執筆者
  • 釣り歴18年
  • 年間釣行300日超え
  • 調理師資格あり

三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。

ヤマガブランクスとは

ヤマガブランクスは2008年に生まれた株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドです。

ブランド設立直後は2シリーズのみの販売でしたが、今では様々な専用ロッドを販売しています。

ライトゲーム用のブルーカレントやシーバス用のアーリーは特に人気で、釣り場でもよく見かけるようになりました。

またヤマガブランクスは設計や製造、出荷まで全ての工程を国内自社工場で行なっていることで有名です。

ヤマガブランクスのロッドはベテランにはもちろん、入門者でも扱いやすい性能が備わっています。

ヤマガブランクスのシーバスロッドの特徴や独自技術

純国産ブランク

ヤマガブランクスと言えば、自社で生産している純国産ブランクを使用していると聞いたことがある人が多いと思います。

純国産ブランクは品質のばらつきが少なく、安定した性能を高次元で実現しています。

最も価格が低いモデルでも3万円台と価格が高めですが、入門者でも購入するアングラーが多くいます。

特に国産にこだわりがあるアングラーにはヤマガブランクスのロッドを強くおすすめします。

TZ(トルザイト)

ロッドの名前にTZと表記されているモデルにはトルザイトリングのガイドが採用されています。

トルザイトは軽くても強く、またラインを保護する性能まで備わっています。

ガイドが軽いとキャストする時にロッドの振り抜けが良くなり、遠投しやすくなります。

さらにトルザイトはラインと接する面が大きく、圧力を分散できるようになっています。

そのためラインに強い負荷をかけにくく、ラインにダメージを与えにくいと言えます。

NANO

ヤマガブランクスが販売するロッドにはNANOと表記されているモデルもあります。

NANOと表記されているモデルにはナノアロイテクノロジーがブランクスに採用されています。

ナノアロイテクノロジーが採用されていると、ブランクスの復元力が上がります。

魚とファイトしている時にはロッドが瞬時に追従と反発を繰り返し、ラインテンションが抜けにくい状態になります。

そのため、シーバスとのやり取りがしやすく、キャッチまでの時間短縮にも繋がります。

しなやかで投げやすくバラしにくい

ヤマガブランクスのロッドはいずれもしなやかで投げやすく、シーバスをバラしにくい嬉しい特徴があります。

しなやかなロッドはキャストに慣れていない人でもロッドにルアーの重みを乗せてキャストできます。

ヤマガブランクスのロッドはロッドにルアーの重みを乗せやすく、小さな力でも遠投がやすくなっています。

またシーバスはエラ洗いをしてバラしてしまう場面が多いですが、しなやかなロッドだとバラしにくくなります。

ヤマガブランクスのロッドは全体的によく曲がり、シーバスの引きを上手く交わしながらもシーバスを引き寄せられる力もあります。

エラ洗いをされてもバラしにくく、千載一遇のチャンスもモノにできます。

軽量で操作性が高い

ヤマガブランクスのロッドは軽量で操作性にも富んでいます。

特にジャーキングやトゥイッチのようなアクションを加える必要がある場面では、ロッドの軽さが活きてきます。

細かなロッド操作ではより細かくロッドを動かしてキビキビとしたアクションをルアーに与えられます。

特に春先のハクパターンでは細かくルアーを動かすため、ヤマガブランクスのロッドが最適と言えます。

大きくロッドを動かす操作を長時間連続で行なってもなかなか疲れにくく、釣り終了間際に訪れるチャンスタイムも逃しにくくなります。

ヤマガブランクスのシーバスロッド全解説&おすすめ

Ballistick 86M TZ/NANO

高級シーバスロッドにあたるバリスティックシリーズの一本です。

湾奧や小規模河川で広く使用できる8ft6inchの長さで、鉄板バイブや12cmを超えるミノーも扱えるMクラスに設定されています。

ランカーサイズがヒットしても強引にやり取りができ、キャッチまで持ち込めます。

キャストがしやすく、長さの割に遠投しやすい魅力もあります。

Ballistick 94M TZ/NANO

9ft4inchで8ft6inchのモデルの次に汎用性が高いおすすめのロッドになります。

より遠投が必要になる大規模河川の河口や足場が高い沖堤防のようなポイントに最適です。

干潟でのウェーディングにもぴったりで、ルアーを遠投でき、かつ取り回し良く扱えます。

若干短く感じますが、サーフからシーバスを狙う場面にも使用できます。

Ballistick 96MMH TZ/NANO

大型のプラグやバイブレーション、メタルジグを遠投してシーバスを狙う時に使用したいロッドになります。

MMHクラスでロッドにハリがあるため、重たいルアーでもしっかりと遠投できます。

また大型のシーバスがヒットしても全く問題なく楽なやりとりを可能にしてくれます。

サーフや平磯、沖堤防が最適なシチュエーションとして挙げられます。

Ballistick 102MH TZ/NANO

サーフや磯、大規模河川の河口でルアーを大遠投して大型のシーバスを狙う時に使用したいおすすめのロッドです。

10ft2inchとかなり長いロッドで取り回しの良さはないですが、遠投しやすくできています。

また足場が高いポイントでも足元までルアーをしっかりと引いてこられ、ピックアップ寸前までチャンスが広がります。

EARLY for seabass 93M

国産で高性能ながらも3万円台で購入できるアーリーシリーズの一本です。

ヤマガブランクスから初めてのシーバスロッドを選ぶ場合はこちらのモデルが最も適しています。

9ft3inchの長さで港湾部や漁港、堤防と幅広く使用できる汎用性が備わっています。

また扱えるルアーは軽量なプラグから引き抵抗があるバイブレーションまで対応できます。

EARLY for seabass 97MMH

バットパワーがあり、大型のシーバスとも対峙できるおすすめの商品です。

9ft7inchの長さでMMHクラスのパワーがあるため、磯やゴロタでのシーバス釣りも楽しめます。

パワーのあるロッドですがしなやかさも兼ね備えてあり、キャストがしやすいと言えます。

重たいバイブレーションはもちろんですが、軽量なルアーでも遠投できます。

Triceptor 65ML /Spinning

ボートシーバスでヤマガブランクスのロッドを使用したいアングラーにはトライセプターシリーズのロッドをおすすめします。

6ft5inchのMLクラスに設定されたスピニングロッドはボートでは汎用性が高い一本になります。

ロッド操作でルアーにアクションを加えやすく、シーバスをテクニカルに狙うアングラーには最適と言えます。

Triceptor 65ML /Bait model

先ほど紹介したロッドのベイトモデルにあたる商品です。

スピニングモデルよりもピンスポットにキャストしたい状況に適しています。

ボートシーバスでよく狙う穴撃ちがしやすく、ストラクチャーの奥までルアーを投げやすくなっています。

ストラクチャの奥でシーバスがヒットしても余裕でやり取りできるパワーもあります。

Triceptor 68M /Spinning

6ft8inchでMクラスのパワーが備わったスピニングロッドです。

12cm〜14cmほどあるジャークベイトを操作したい場面に最適で、メリハリのある動きをルアーに与えられます。

バイブレーションのような重めのルアーでも遠投でき、広範囲を探りたい場面でも最適と言えます。

シーバス以外にロックフィッシュ狙いに使用できる汎用性も魅力的です。

Triceptor 68M /Bait Model

6ft8inchでMクラスに設定されたベイトロッドです。

スピニングロッドと扱えるルアーの重さは一緒ですが、引き抵抗が強いルアーを使用する時に最適となります。

巻き上げ力があるベイトリールは引き抵抗があるルアーでも楽に操作できる魅力があります。

鉄板バイブやシャッドプラグを多用する場面に使用するといいでしょう。

まとめ

今回はヤマガブランクスから販売されているおすすめのシーバスロッドを紹介しました。

陸っぱりだけでなく、ボートシーバスにおすすめのロッドもラインナップしています。

投げやすく、操作性が高い魅力的なヤマガブランクスのロッドで大型のシーバスを狙ってみましょう。

ヤマガブランクスのシーバスロッド
さらに探したい方