かつてバスロッドの代名詞だったスコーピオンですが、近年は魚種を選ばぬバーサタイルなロッドとして人気を博しています。
そのラインナップの中にはマルチピースのパックロッドもあり、携帯性を重視したいユーザーからも人気です。
マルチピースのラインナップも豊富ですが、具体的にはどのような魚種に対応しているのでしょうか。
そこで今回はスコーピオンのパックロッドモデルについて、インプレを交えながら、人気の秘密やライバル機種もご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
スコーピオン パックロッドとは
スコーピオンはシマノが展開するロッドで、平成のバスブームをけん引した代表的なモデルの一つとしてなじみがあるでしょう。
近年は長さや硬さのラインナップを充実させ、バスはもちろんソルトゲームやシーバスなどでもよく使われるモデルとなりました。
シマノこだわりのワン&ハーフが中心ですが、マルチピースのトラベルモデルも複数あり、携帯性を重視したい昨今の要望にも応えています。
仕舞寸法を短くしたことで飛行機遠征も可能になり、スコーピオンならではの強さを活かして、海外のタフなルアーゲームにも対応できます。
現行モデルは2019年に発売されましたが、完成度の高さからロングランモデルとなり、2023年にもラインナップを追加予定です。
スコーピオン パックロッドはベイトとスピニングがラインナップ
スコーピオンはラインナップの幅広さも魅力の一つで、マルチピースのパックロッドモデルも複数のラインナップがあります。
スピニング、ベイトで計8機種ラインナップされているので、各番手をご紹介します。
ベイトロッドは5種類
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15101F-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | F | 42.5 | 115 | 1.6 | 5~20 | MAX 80 | 8~16 | 8~16 | 94.8 | 39400 | |
15103RS-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | RS | 42.7 | 130 | 2.1 | 10~40 | MAX 150 | 14~30 | 14~30 | 95.7 | 40600 | |
1602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 43.8 | 122 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 93.5 | 40600 | |
1604SS-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | SS | 43 | 140 | 2.3 | 15~80 | MAX 240 | 16~50 | 16~50 | 94.5 | 41700 | |
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 |
ベイトモデルは、スコーピオンシリーズにおける最短モデルも有する、ショートレングスを中心にラインナップされています。
一方で、スコーピオンパックロッドモデルの中では最も強いパワーの4番も、ベイトモデルに含まれています。
ボートや近距離のショアゲームで、アキュラシー性能を重視したい場合や、パワーファイトしたい場合にも対応できるラインナップです。
スピニングロッドは3種類
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2600FF-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | FF | 44.6 | 110 | 1.3 | 2~8 | MAX 40 | 3~8 | 3~8 | 97.8 | 39400 | |
2602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 44.1 | 110 | 1.7 | 7~20 | MAX 80 | 6~14 | 6~14 | 93.5 | 40600 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
スピニングモデルは、現状ではベイトモデルよりラインナップが少なく、特に長さは6ftから6ft半までとなっています。
パワーも0番から1番までで、比較的ライトなラインナップですが、スコーピオンらしいバットの強さを活かした釣りが可能です。
ベイトモデルと棲み分けし、昨今人気の釣りスタイルに合わせて厳選されたラインナップとも言えるでしょう。
スコーピオン パックロッドの評価は?インプレを総評!
スコーピオンはシマノの定番モデルでよく売れていますが、実際手にした方の評価はどうなのでしょうか。
調べてみると好評の声がとても多いですが、気になる点もあるようなので、ユーザーの声をまとめてご紹介します。
良いインプレ
- 軽くてシャープで強い
- 下手な2ピースよりも強い
- パックロッドなのにジギングに使える強さ
- マルチピースであることを忘れる曲がり
- 売り文句に負けて購入したが大正解
ベースがバスロッドなだけあって、バットパワーの強さを評価する声が非常に多かったです。
実際に触った感想でも、バット部はどの番手も強く、ベリーからティップにかけての味付けで差別化しているような印象を持っています。
その強さから、ワールドシャウラのグリップを取り付けてオフショアジギングに使う方もいるほどです。
強さがあると同時に曲がりもスムーズで、強さと柔軟性のバランスも評価されています。
また、村田基氏が開発に携わっていることもありコマーシャルも非常にうまく、その売り文句に惹かれて購入を決めた方も多いようです。
特に同じく同氏が携わっていた、以前のワールドシャウラから流用した技術も多いという情報は、多くのユーザーを魅了していました。
悪いインプレ
- イメージよりも硬い
- 継数が多い分感度は劣る
- ケースが安っぽい
同じスコーピオンでも、2ピース(ワン&ハーフ)と比べると表記よりも硬く感じる方が多いようです
これはスコーピオンに限らず、継数が増えた時に硬くなるのはパックロッドの宿命とも言えるでしょう。
感度の面も同様で、ロッドから伝わる情報は、継数が多くなると劣ると感じる方も少なくありませんでした。
これは2ピースモデルも同じですが、価格帯のわりに付属のロッドケースが安っぽいという意見も見受けられます。
スコーピオンの付属ケースはネオプレン系素材のソフトケースで、同社のフリーゲームXTのハードケースに比べると、見劣りするのも事実です。
コストを抑えるためとも考えられるものの、携帯性を考えるとセミハードかハードタイプのケースが欲しいところです。
スコーピオン パックロッドはどんな魚種やスタイルに使える?
バスロッドとしてなじみのあるスコーピオンですが、現在のスコーピオンは様々な魚種を狙えるロッドに進化しています。
具体的にどういった魚種や釣り方に対応するのか、またどの番手が適しているか解説します。
バス
元々バス向けのロッドだけあって、5ピースモデルもすべてブラックバスに推奨されています。
ベイト、スピニング問わず選べば、長さやパワーも幅広く選べるので、年々テクニカルになるバスフィッシングにも対応しやすいです。
ライトな番手においてもパワー負けしないバットの強さがあるのは、他のパックロッドにはないメリットでしょう。
バス以外に使いたい魚とも見合わせて、スコーピオンのマルチピースモデルを一本持っておくのもおすすめです。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15101F-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | F | 42.5 | 115 | 1.6 | 5~20 | MAX 80 | 8~16 | 8~16 | 94.8 | 39400 | |
15103RS-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | RS | 42.7 | 130 | 2.1 | 10~40 | MAX 150 | 14~30 | 14~30 | 95.7 | 40600 | |
1602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 43.8 | 122 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 93.5 | 40600 | |
1604SS-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | SS | 43 | 140 | 2.3 | 15~80 | MAX 240 | 16~50 | 16~50 | 94.5 | 41700 | |
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 | |
2600FF-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | FF | 44.6 | 110 | 1.3 | 2~8 | MAX 40 | 3~8 | 3~8 | 97.8 | 39400 | |
2602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 44.1 | 110 | 1.7 | 7~20 | MAX 80 | 6~14 | 6~14 | 93.5 | 40600 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
怪魚(アカメ・バラマンディ・ドラドなど)
ワールドワイドなターゲットを狙えるのもスコーピオンの魅力で、マルチピースモデルでも怪魚に対応することができます。
国内で言えばアカメ、海外ではバラマンディやドラド、ピーコックバスやフロリダバスなどが具体的なターゲットに設定されています。
スピニングはライトな番手になっているので、ベイトの3番以上のモデルがこれらの大物推奨モデルです。
マルチピースでも具体的な魚種を挙げて推奨できるのは、スコーピオンの強さの証明とも言えますね。
シーバス
スコーピオンは、プロアングラーも好んで使用するほどシーバスゲームに適しており、マルチピースモデルにも推奨番手があります。
テクニカルセッティングからビッグベイト対応の番手まで、携帯性を犠牲にせず選ぶことができます。
ただし、5ピースのスコーピオンは一般的なシーバスロッドと比べると、長さが短いものが多いです。
このため、基本的にはおかっぱりよりもボートシーバス向けと考えるといいでしょう。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 43.8 | 122 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 93.5 | 40600 | |
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 | |
2602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 44.1 | 110 | 1.7 | 7~20 | MAX 80 | 6~14 | 6~14 | 93.5 | 40600 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
ネイティブトラウト
スコーピオンのマルチピースモデルは、小番手、ショートレングスも充実しているので、ネイティブトラウトにも使用できます。
ティップは柔軟でもバットにしっかりパワーがあるので、トラウトに必須になる細かなアクションもしやすいでしょう。
加えてマルチピースで携帯性がいいので、険しい道を歩く場合にも邪魔になりにくいのもメリットです。
源流には少々長いですが、渓流はもちろん、6.5ftモデルもあるので本流系にも対応できます。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15101F-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | F | 42.5 | 115 | 1.6 | 5~20 | MAX 80 | 8~16 | 8~16 | 94.8 | 39400 | |
2600FF-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | FF | 44.6 | 110 | 1.3 | 2~8 | MAX 40 | 3~8 | 3~8 | 97.8 | 39400 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
エリアトラウト
スコーピオンのマルチピースモデルはライトな番手も多いので、エリアトラウトにも使用することができます。
小番手でも張りとパワーがあるので、エリアトラウトで大物を狙いたい場合に適しているでしょう。
管理釣り場は地方や奥地にあることもあるので、パックロッドであれば旅行のついでに立ち寄ることもできます。
シマノの推奨外ではありますが、ストリーム型の管理釣り場であれば、ベイトの15101F-5もおすすめです。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15101F-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | F | 42.5 | 115 | 1.6 | 5~20 | MAX 80 | 8~16 | 8~16 | 94.8 | 39400 | |
2600FF-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | FF | 44.6 | 110 | 1.3 | 2~8 | MAX 40 | 3~8 | 3~8 | 97.8 | 39400 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
ビッグトラウト・ボートトラウト
湖や水深のある本流域で、ボートからビッグトラウトを狙う場合にも、スコーピオンはうってつけのモデルです。
ショートレングスで取り回しもいいですし、短くても十分なパワーがあるので、不意の大物にも力負けしないでしょう。
近場の湖に出向くのにももちろん、釧路川のアメマス狙いなど、飛行機を使った遠征も可能にしてくれます。
なお、シマノ推奨は2602R-5ですが、縦の釣りをしたい場合などはベイトモデルの1602R-5もおすすめです。
ナマズ
スコーピオンのバットパワーがあれば、パワフルで重たいナマズにも十分対応できます。
充実のベイトモデルの中から3機種が推奨モデルとして用意されており、国内外のキャットフィッシュを狙うことができます。
15103RS-5は推奨モデル外ですが、パワーは申し分ないですし、水路のような場所で釣るならうってつけのモデルです。
携帯性を活かして、近所で気軽に自転車釣行のような楽しみ方にもおすすめです。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15103RS-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | RS | 42.7 | 130 | 2.1 | 10~40 | MAX 150 | 14~30 | 14~30 | 95.7 | 40600 | |
1602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 43.8 | 122 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 93.5 | 40600 | |
1604SS-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | SS | 43 | 140 | 2.3 | 15~80 | MAX 240 | 16~50 | 16~50 | 94.5 | 41700 | |
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 |
ロックフィッシュ
ロックフィッシュゲームには、5ピースのスコーピオンのベイトモデルがすべて推奨モデルとして用意されています。
ややライトロック寄りな番手もありますが、バットの強さを考えると、ライトリグでの大物狙いにも不足はないでしょう。
一方で、最長でも6.5ftと長さがないのは弱点で、磯ロックなど足元の根回りを避けてファイトしなければいけない状況には対応しにくいです。
どちらかといえば堤防ロック、ボートロック用と考えるといいでしょう。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15101F-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | F | 42.5 | 115 | 1.6 | 5~20 | MAX 80 | 8~16 | 8~16 | 94.8 | 39400 | |
15103RS-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | RS | 42.7 | 130 | 2.1 | 10~40 | MAX 150 | 14~30 | 14~30 | 95.7 | 40600 | |
1602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 43.8 | 122 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 93.5 | 40600 | |
1604SS-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | SS | 43 | 140 | 2.3 | 15~80 | MAX 240 | 16~50 | 16~50 | 94.5 | 41700 | |
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 |
ライトロックフィッシュ
ライトなタックルで根魚を狙うライトロックにも、スコーピオンは適したロッドです。
主に至近距離で小型の根魚をターゲットにしますが、当然身近なポイントにも大物が潜んでいる可能性もあります。
その場合にもバットパワーがあるスコーピオンなら、パワー負けしにくいでしょう。
ライトロックは全国各地の海辺で楽しめるので、トラベルロッドを一本用意しておけば、旅行や出張でのちょい釣りにも使えますね。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 | |
2600FF-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | FF | 44.6 | 110 | 1.3 | 2~8 | MAX 40 | 3~8 | 3~8 | 97.8 | 39400 | |
2602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 44.1 | 110 | 1.7 | 7~20 | MAX 80 | 6~14 | 6~14 | 93.5 | 40600 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
リーフフィッシング
リーフフィッシングとは、沖縄の島を中心に、サンゴ帯を狙って釣りをするスタイルのことです。
村田基氏がこよなく愛する釣りの一つでもあるので、あえてリーフフィッシングに推奨モデルがあるのはスコーピオンならではでしょう。
パワーのある様々な魚種が中心になるのでバーサタイル性が必要になり、その点スコーピオンなら申し分ありません。
多くの方は沖縄まで飛行機遠征になるので、パックロッドタイプを選ぶメリットも大きいですね。
チニング
クロダイやキビレも、スコーピオンパックロッドで狙うことができます。
比較的軽いリグを使用しますが、バスロッドでチニングを楽しむ方も多いことからも分かるように、ある程度のパワーが必要です。
スコーピオンのマルチピースモデルならそのバランスもいいので、最適なロッドの一つと言えるでしょう。
シマノの推奨モデルは2602R-5と1652R-5ですが、よりライトなリグで食いを重視するなら2651R-5もおすすめです。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 | |
2602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 44.1 | 110 | 1.7 | 7~20 | MAX 80 | 6~14 | 6~14 | 93.5 | 40600 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
ジギング・ライトジギング
スコーピオンのパワーがあれば、グリップセクションを追加購入することで、オフショアジギングにも対応可能です。
ワールドシャウラのエクステンションバットを取り付けることができるので、一本でショアキャスティングもオフショアも楽しめます。
ワールドシャウラのエクステンションバットも全長55cmなので、飛行機遠征にも持ち運べるサイズです。
なお15103RS-5もグリップセクションを交換すれば、スロージギングに対応できます。
型番 | 購入 | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグ(g) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15101F-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | F | 42.5 | 115 | 1.6 | 5~20 | MAX 80 | 8~16 | 8~16 | 94.8 | 39400 | |
15103RS-5 | 5.1 | 1.78 | 5 | RS | 42.7 | 130 | 2.1 | 10~40 | MAX 150 | 14~30 | 14~30 | 95.7 | 40600 | |
1602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 43.8 | 122 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 93.5 | 40600 | |
1604SS-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | SS | 43 | 140 | 2.3 | 15~80 | MAX 240 | 16~50 | 16~50 | 94.5 | 41700 | |
1652R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47 | 130 | 1.9 | 7~28 | MAX 130 | 12~22 | 12~22 | 96.6 | 41700 | |
2600FF-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | FF | 44.6 | 110 | 1.3 | 2~8 | MAX 40 | 3~8 | 3~8 | 97.8 | 39400 | |
2602R-5 | 6.0 | 1.83 | 5 | R | 44.1 | 110 | 1.7 | 7~20 | MAX 80 | 6~14 | 6~14 | 93.5 | 40600 | |
2651R-5 | 6.6 | 1.98 | 5 | R | 47.6 | 117 | 1.6 | 5~15 | - | 5~12 | 5~12 | 96.4 | 40600 |
スコーピオン パックロッドをライバル機種と比較
スコーピオンも素晴らしいロッドですが、もちろんほかにも優れたパックロッドがあります。
それらと比べて、スコーピオンの魅力と購入する際の選択肢を考えてみましょう。
【シマノ】フリーゲームXT
同じシマノから発売するロッドで、何でも釣れる「フリースタイル」のコンセプトも共有したモデルです。
フリーゲームXTはエサ釣りも視野に入れたロッドなので、より汎用性重視のモデルと言えます。
また、ブランクスの質などはスコーピオンに軍配が上がりますが、長さやパワーの幅広さで言えば、フリーゲームXTが勝っています。
ケースもしっかりしたハードケースが付属していて、予算を抑えたい場合にはフリーゲームXTもおすすめです。
【ダイワ】ブラックレーベル トラベル
バスロッドでありながら様々な魚種もターゲットにした、スコーピオンと近いコンセプトを持つパックロッドです。
パックロッドでありながら強い剛性感を感じられる設計で、バスロッドと言うよりは怪魚ロッドに近い印象を持ちます。
番手もL以上で最高XXHまで用意されており、硬めのラインナップが並んでいます。
良く曲がるライトな番手も選びたい場合はスコーピオンのマルチピース、剛性が欲しい場合はブラックレーベルトラベルもおすすめです。
【テイルウォーク】アウトバック
なんでも狙える汎用性と、どこにでも持ち歩ける携帯性を、手ごろな価格で実現したマルチピースのルアーロッドです。
バスはもちろん、トラウトやライトソルト、ロックフィッシュから国内外の怪魚にも対応できる汎用性は、スコーピオンにも似ています。
また、アウトバックライトと言うライトゲーム向きシリーズもあり、より気軽な釣りにも対応しやすいでしょう。
スコーピオンとは価格差があるので当然使用感は違いますが、この価格としては優れたロッドと言えます。
まとめ
スコーピオンのパックロッドモデルは、パックロッドの域にとどまらない粘りの強さと汎用性を備えたロッドです。
ライバル機と比べてもほかにはないロッドと言えるので、ぜひ携帯性に優れる本格ロッドが欲しい方は検討してみてくださいね。
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