腰巻ライフジャケットのカスタム!付けられるツールは何がある?

釣りを安全に楽しむには、さまざまな装備が欠かせません。

そんな装備の中でも、万が一の落水時に安全を確保できるライフジャケットは特に重要です。

ライフジャケットにはさまざまな形状のものがありますが、動きやすい腰巻ライフジャケットは機動性が高く、ルアーやエギング、船釣りでもとても人気です。

そんな腰巻ライフジャケットは、自分好みにカスタムをすることでより快適な釣りをサポートしてくれます。

今回は、腰巻ライフジャケットをカスタムするメリットやカスタムにおすすめのアイテムをご紹介します。

カスタムの際の注意事項もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

W.T
執筆者
  • 元釣具屋店長
  • 釣り歴16年

2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。

腰巻ライフジャケットをカスタムするメリット

腰巻ライフジャケットのカスタムとは、便利なツールを取り付けることです。

ツールをライフジャケットに取り付けることで、バックやボックスなどから取り出す手間を省いて、素早くツールが使えます。

また、腰にツールがあれば手に取りやすく、邪魔にもなりません。

素早い対応が必要なランディングやカットツールなどを取り付けておけば、慌てずに落ち着いた対応が可能です。

また、コードで繋いでおけば脱落や置き忘れ、紛失のリスクも減らせるでしょう。

腰巻ライフジャケットのカスタムする際の注意点

レールシステムの腰巻ライフジャケットは取り付け不可

レールシステムとは、気室がレールの上を移動しながら膨張するシステムのことです。

従来のライフジャケットよりも、収納時に軽量、コンパクトというメリットがあります。

一方で、ベルト部分に気室が移動するレールが取り付けてあるため、ここにアイテムやホルダーなどを取り付けてしまうと正常に展開膨張しなくなってしまう恐れがあります。

ライフジャケットは安全のために装着するものですので、ライフジャケットの種類をよく確認してからカスタムをするようにしてください。

鋭利なものが剥き出しだと膨張時に穴が開く危険性

ハサミやプライヤーなど、鋭利なツールを取り付ける際には注意が必要です。

鋭利な先端を剥き出しにして取り付けてしまうと、膨張時に気室に穴が空いてしまう危険性があります。

また、知らないうちに穴が空いていて、落水時に膨らまないというリスクもあるでしょう。

いざというときに安全が確保できなければ、ライフジャケットを着ける意味がありません。

鋭利な先端のツール類を取り付けるときには、先端をカバーできるケースを活用しましょう。

腰巻ライフジャケットに付けると便利なツール

ラインカッター

ノットを組むとき、仕掛けを作るとき、針を結ぶときなど頻繁に出番があるラインカッターは、腰巻ライフジャケットに取り付けておくととても便利です。

ライフジャケットに付けておけば、使うときにボックスやバッグの開け閉めの必要がありません。

また、コードやピンオンリールで繋いでおけば紛失のリスクも減らせます。

プライヤー

プライヤーは魚を取り込んで針を外すときに素早く使いたい場面が多いツールです。

腰巻ライフジャケットに付けておけば、素早く使用できます。

ランディングネットやフィッシュグリップに魚がいる状態で、スムーズにプライヤーを使用できのはとても便利です。

プライヤーホルダーを使用すれば簡単に取り付けできます。

ラインブレイカー

ラインブレイカーは、根掛かりの際に活躍するツールです。

ラインを巻き付けて引っ張ることで、ラインを切ることが可能です。

PEラインは、手で引っ張るとケガをしてしまう危険性があります。

そのため、ライブレイカーは安全に根掛かりを解消するのには欠かせません。

腰巻ライフジャケットにラインブレイカーを付けておけば、根掛かりのときに速やかに対応できます。

船が動いてしまうため素早い対応が必要なオフショアの釣りの場合、腰巻ライフジャケットに付けておくと特に便利です。

フィッシュグリップ

フィッシュグリップも、ランディング時に素早く使いたいアイテム。

腰巻ライフジャケットに取り付けておけば、スムーズに魚を掴んでランディングできます。

専用のホルダーを利用すれば取り付けが可能。

サイズが大きなフィッシュグリップだとやや重くなってしまう点はデメリットです。

用途に合ったサイズを選びましょう。

腰巻ライフジャケットにおすすめツール3選

ブルーストーム プライヤーホルダー BSJ-PH1

カラバリ 1
素材 ナイロンコーデュラ500D、ポリエステル1680D
大型プライヤーにも対応!ショアからオフショアまでおすすめ!

数々の救命胴衣、ライフジャケットを製造するブルーストームのプライヤーホルダーです。

高い耐久性のナイロンコーデュラ素材を使用しているため、摩擦にも強く安心して使用できます。

ライフジャケット、ゲームベストなどに取り付ければ、プライヤーをすぐに取り出し可能。

付属のD管に、バンジーコードやカールコードなどで繋いでおけば、脱落も防止できます。

レビュー要点まとめ
メリット
  • コンパクトで邪魔にならないので使いやすい!
デメリット
  • 特に記載なし

シマノ カラビナリールCR ラインカッター付 UH-213W

カラバリ 2
素材 ポリカーボネート、ステンレス
カラビナ付きで取り付け簡単!

シマノのラインカッター付きのカラビナリールです。

錆びに強い樹脂製で、長く愛用できます。

コンパクトなラインカッターが付属しているため、腰巻ライフジャケットに装着しても邪魔になりません。

ラインカッターとは別にもう1つナス環があるので、好きなアイテムを付けて使用できます。

あらゆる方向でもアプローチしやすいため、ストレスなく使用できる点もメリットです。

最長時(参考値)(cm) 65
レビュー要点まとめ
メリット
  • 丈夫で軽い。錆びの心配がない。
  • 軽いのでライフジャケットに付けても気にならない
  • プラスチック仕様なので錆びず、海でも安心して使える
デメリット
  • プラスチックなので耐久性が不安
  • リードがすぐに切れてしまった

第一精工 ガーグリップMCカスタム

カラバリ 3
素材 GFRP(ガラス繊維強化プラスチック含有率55%)
幅広い魚種に使える高耐久なフィッシュグリップ!

さまざまな便利アイテムを製造販売している第一精工のフィッシュグリップです。

アジやメバル、タチウオなどに使いやすいサイズで、さまざまなライトゲームにおすすめ。

手が汚れたり、ヒレやトゲなどによる怪我をしたりするリスクを防止できます。

高強度かつ、サビないGFRP製で安心して使用可能。

カールコードとホルダーセットなので、ライフジャケットに付けて使用するのにピッタリです。

グリップサイズ 235x58x16mm
ホルスターサイズ 237x43x35mm
グリップ重量 120g
ホルスター重量 70g
レビュー要点まとめ
メリット
  • 使いやすくしっかりと掴める
  • 高い耐久性で信頼できる
  • アジやタチウオにぴったり
デメリット
  • 開きが大きすぎて使いにくい
  • 掴める魚のサイズが限られる
  • 他のフィッシュグリップよりも高い

まとめ

今回は腰巻ライフジャケットのカスタムについてご紹介しました。

今回の記事を参考に、さまざまなアイテムを活用してあなたの好みのカスタムをしてみてください。

使いやすくカスタムしたライフジャケットを装着して、快適で安全な釣りを楽しみましょう。