2023年版!レジットデザインのバスロッド全解説&おすすめ!折れやすいは本当?

人気プロからベテランアングラーを中心として、アングラーの多くから支持を受けているレジットデザインは長年バスフィッシングを経験しているアングラーであれば一度は耳にしたことがある程メジャーなブランドになりつつあります。

バスロッドを中心とした質の高いモノづくりは、多くのアングラーを魅了しており、ロッド選びをおこなう時は欠かさずへチェックをおすすめしたいメーカーです。

そんなレジットデザインがリリースしているバスロッドの全シリーズを2022年版として解説します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

レジットデザインとは

レジットデザインとは2015年に立ち上げられたロッドメーカーです。

他のロッドメーカーよりも新しいメーカーとなっていますが、レジットデザインを立ち上げた飯高博文さんと鬼形毅さんは、バスロッドの中でも最高峰に位置するフェンウィックやファンタジスタシリーズを手掛けた経歴を持っています。

あくまでもレジット≒本物のモノづくりを行うメーカーとしてプロデュースされたロッドは瞬く間に多くのアングラーから受け入れられ、全国的な人気を得るロッドメーカーとなっています。

レジットデザインはバスフィッシング用のロッドの販売を行っておりますが、近年ではソルトウオーターフィッシング用もリリースしており、海釣りをメインとする釣り人からの認知も広まってきています。

レジットデザイン製バスロッドの特徴や評価、評判

レジットデザイン製のロッドは数あるバスロッドの中でもロッド製作者の拘りを強く感じることが出来る特徴を持っています。

特にロッドの核となるブランク部分には他のメーカーでは使用されていないアラミドを使用したり、釣り方に合わせた最高のパフォーマンスが発揮できるようにそれぞれ一本ごとに異なるカーボンの弾性率が使用される等の拘りが詰め込まれています。

既に使用しているアングラーからはブランクの性能からベリーからバットから出るトルクが高く評価されており、”バスの突進を止めやすい”や”フッキングが決まりやすい”などの点が高く評価されています。

一部のアングラーからはロッド折れやすいとの口コミもありますが、ダメージを負った中古ロッドを購入して発生しているケースやロッド操作に誤りがある可能性もあり、レジットデザイン製のロッド品質が悪いといった評価はありません。

レジットデザインのバスロッド全シリーズ一覧&おすすめ

スタンドアウト

レジットデザインが2021年に新たにプロデュースしたロッドシリーズがスタンドアウトです。

レジットデザインのロッドとしてはスタンダードモデルとしてラインナップがお子会われているシリーズであり、ラインナップされているロッドはバーサタイルロッドを基本としています。

約20,000円の価格設定となっているので、これからバスフィッシングを楽しみたい方でも比較的手が出しやすい点も高評価となっているシリーズです。

番手一覧

全番手

おすすめモデル

SOC 610 M

スタンドアウトのロッドシリーズの中で、誰もが使い易い中量ルアーバーサタイルロッドとなるのが、SOC 610 Mです。

現代のバスロッドの基準とも言える6フィート10インチレングスにスムーズに曲がるブランクはあらゆるルアーを使用することが可能となっています。

おかっぱりの1本としてはもちろん、クリアレイクでレングキャストが欠かせないフィールドにベストマッチするロッドとなっています。

SOS 69ML

スタンドアウトにラインナップされているスピニングモデルの中で最もハイパワー&ロングレングスを持っているモデルです。

オープンエリアでのロングティスタンスアプローチはもちろん、スピニングロッドでのカバー周りのフィネスアプローチまで視野に入れて作り上げられたロッドとなっています。

近年の釣りで多用されるようになってきているPEラインの使用も想定したガイドセッティングとなっているので、カバーエリア攻略やビッグレイク攻略におすすめしたい1本です。

ワイルドサイド

レジットデザインの代表的なロッドとして幅広く知られているのが、ワイルドサイドです。

実釣に必要な性能を突き詰めたブランクは、ロッドの番手ごとに中断性~超高弾性のカーボンが使い分け、更に、ティップからバット部分までアラミド繊維で補強して作り上げられています。

シリーズ内はルアーはもちろん、使用するフィールドに特化したモデルが数多くラインナップされており、常に最適なロッドで最高のパフォーマンスを出せるようになっています。

番手一覧

全番手

おすすめモデル

WSC-G68M

レジットデザインにラインナップされているグラスロッドです。

北大祐プロの監修によって作り上げられたロッドとなっており、多くのロッドがグラスコンポジットロッドであるのに対して、単一方向のグラスのみを使用したピュアグラスロッドとして作り上げられたモデルです。

グラスの特徴を最大限引き出したロッドとなっており、根掛かり回避、バラシ低減、バイト時のノリの良さ、ルアーの動きを増幅する特徴を持っています。

巻物ルアーファンにはか欠かせない巻物ロッドとなっています。

WSC73ML

琵琶湖ガイドとして活躍する平村尚也プロの監修によって作り上げられたロッドで、琵琶湖を代表としたビッグフィールドで活躍することが出来るロッドです。

7フィート3インチのレングスで軽量、中量のプラグを中心にロングキャストでのアプローチを行うことが出来るようになっています。

アラミド繊維が使用されているので、琵琶湖のようなウィードレイクであってもロッドのトルクでバスを浮き上がらせてランディングに持ち込むことが出来るようになっているモデルです。

ビッグレイク攻略には外せない一本となっています。

チャイルドサイド

レジットデザインが子供用のバスロッドとしてリリースしたのが、チャイルドサイドです。

子供が使用しやすいロッドレングスや重量、そしてテーパーデザイン等が程子れているシリーズですが、一般的な子供用バスロッドと異なり、かなりのハイスペックロッドとして作り上げられている特徴を持っています。

ブランクはレジットデザインのハイエンドシリーズであるワイルドサイドに使用されているアラミド繊維やナノレジンカーボンも使用されているので、子供でも本格的なバスフィッシングを楽しむことが出来るようになっています。

番手一覧

全番手

おすすめモデル

CSC52ML-2

チャイルドサイドにラインナップされているベイトキャスティングモデルです。

子供用のロッドとしてしっかりとルアーの重量をブランクに乗せることが出来るデザインと小型のグリップデザインで初めてのベイトロッドでも使い易いロッドとして仕上げられています。

アラミド繊維で補強されているロッドなので、大人用ロッド顔負けのトルクを絞り出すことが出来るロッドとなっています。

CSS52UL-2

子供が初めて使うロッドとして、作り上げられたスピニングロッドです。

小型ルアーからフィネスなワームの釣りまで一通りこなすことが出来るバーサタイルロッドとなっています。

ナノレジンカーボンが使用されているので、非常に軽量且つ、高感度に仕上げられており、釣りを行ったことが無い子供でもしっかりとバイトやボトムの感覚を掴むことが出来るようになっています。

子供用のハイパフォーマンスロッドとしておすすめしたいモデルです。

まとめ

ロッドメーカーとしては新しいレジットデザインですが、釣りに必要な基本性能を磨き上げたロッドは多くの釣り好きから受け入れられています。

今回ご紹介したおすすめモデル以外にも様々な特徴を持ったロッドがラインナップされていますので、是非チェックしてみてくださいね。