関西エリアを中心に多くのアングラーから信頼を勝ち得ており、現在では全国のフィールドで高い釣果を出しているメーカーがジークラックです。
ジークラックは比較的新しい釣り具メーカーですが、他のメーカーには無い斬新なアイテムを次々とリリースし、各地で高い釣果を出せるモノづくりが行われています。
今回はそんなジークラックからリリースされている、バスロッドの全シリーズの解説を評価とおすすめを交えてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
目次
ジークラックとは
ジークラックは2014年に設立された釣り具メーカーで、釣具の企画・開発・製造・販売を行っている会社です。
岐阜県を拠点としているメーカーであり、関西エリアのフィールドである琵琶湖や岐阜県のメジャーフィールドである五三川が大江川等を中心に高い釣果を出すことが出来るルアーをリリースしたことで、瞬く間に高い人気を得たメーカーとなっています。
ジークラックからリリースされているアイテムは、ロッドはもちろん、ルアーやその他のバッグやウェアなどもあり、機能面、デザイン面共に高い評価を受けています。
現在ではバスフィッシングはもちろん、ソルトウォーターフィッシングアイテムもリリースを行っています。
現在ではプロアングラーの使用率も高くなっており、全国的に勢いのあるメーカーとなっています。
ジークラックのバスロッドの特徴や評価、評判
ジークラックからリリースされているバスロッドシリーズの中核となるのが、ダブルダッチシリーズです。
先端のバスフィッシングロッドに使用されているブランク技術が使用されていることはもちろん、非常にニッチで用途が絞り込まれたモデル展開も行われています。
ジークラックのバスロッドの価格は、約30,000円クラスとなっており、特にバスフィッシングを本格的に楽しみたいと考えている中級者には最適なロッドとなっています。
既に使用しているアングラーの口コミでは、番手ごとに異なるブランク弾性が取り入れられている他、使い易さも考慮されたロッドとなっているので、非常に使い勝手が良く高い評価を得ています。
一部のモデルは入手が困難なアイテムも存在すると言われており、ジークラックの高い人気を裏付けています。
ジークラックのバスロッド全シリーズ一覧＆おすすめ
ダブルダッチ
ジークラックのバスロッドシリーズの中で、中核モデルとなっているのが、ダブルダッチです。
ダブルダッチ自体は全機種で16モデルからラインナップされており、本格的なバスロッドとしてパワーと剛性が高められたシリーズとなっています。
各用途に特化したモデルがラインナップされており、様々な釣り方に対応することが出来るシリーズとなっています。
ガイドにはFUJIのKRガイドコンセプトが採用されているので、ロッドのベリー部分からティップ部分が非常に軽量に作り上げられており、ロッド自体の重量及び、持ち重りが軽減されています。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
DD-77MH
ハイプレッシャーレイクで欠かせない釣りの一つであるライトテキサスを高次元にこなすことが出来るロッドとして作り上げられている1本です。
ソフトなティップでワームを違和感なくバスへ送り込むことが出来るようになっている他、7フィート7インチのロングレングスブランクとミディアムハードパワーでロングストロークでデカバスのアゴへ確実へフッキングを決めることが出来るロッドとして作り上げられています。
ボートフィッシングでのライトテキサスはもちろん、ロングレングスを活かして、ビッグレイクでのおかっぱりで多用するヘビキャロにも高次元に対応することが可能です。
DD-78MH
重量がある巻物ルアーにベストマッチするロッドとして作り上げられているモデルが、DD-78MHです。
一般的な巻物ロッドよりも7フィート8インチの非常に長いレングスが特徴となっており、ロングディスタンスアプローチで狙いたい水深へのアプローチ時間を長く確保することが出来るように作り上げられています。
ロッドテーパーはスムーズにベントするレギュラーテーパーが採用されているので、引き抵抗が大きなディープクランクなどを使用した場合でもアングラーの疲労を最小限に留めることが出来るようになっています。
取り付けられているガイドもダブルフットガイドとなっているので、パワーフィッシングを中心としたゲーム展開におすすめです。
ダブルダッチ ヘルズゲート
ダブルダッチの派生モデルとして作り上げられたモデルです。
このモデルは琵琶湖の人気プロガイドで山下哲史プロの監修によって作り出されたモデルとなっており、山下哲史プロが得意とする釣りに特化したモデルが作り出されています。
オリジナルのダブルダッチシリーズは、パワーと剛性を重視して作り上げられたモデルとなっていますが、ダブルダッチ ヘルズゲートは、僅かにグラスをコンポジットすることで、張りのが強すぎない使い心地とトルクを実現しているシリーズとなっています。
コンセプトがはっきりしているので、使い方とコンセプトが一致することで最高のパフォーマンスを発揮することが出来るモデルです。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
DD-HG70MH
山下哲史プロが得意とするヘコリグ（スナップリングにフック、シンカー、スイベルを取り付けるリグ）用のロッドとして作り上げられたモデルです。
ボトムをヘコヘコと這わすことが出来る”ヘコリグ”を実現する為に、グラスコンポジットされたブランクがシェイクに必要な適度なダルさを持っており、ラインスラッグの緩急が付けやすい特徴を持っているロッドです。
大型バスが潜んでいるフィールドでの使用も考えて25lbラインまで使用できる大口径ガイドも特徴の一つです。
ダブルダッチPG
ダブルダッチの派生シリーズとして存在しているモデルが、ダブルダッチPGです。
ダブルダッチ ヘルズゲートと同様に、ブランクへグラスをわずかにコンポジットして作り上げられているモデルとなっています。
ダブルダッチPGは岐阜県の五三川や大江川水系を知り尽くしている黒田精司氏の監修によってプロデュースされており、おかっぱり用途の汎用性が高いロッドとしてリリースされています。
特におかっぱりを基準としてフィールドを攻略したいアングラーにはおすすめしたいロッドシリーズとなっています。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
DD-PG68MR
ダブルダッチPGにラインナップされている一本で、おかっぱりのスタンダードロッドと呼ぶにふさわしいモデルとなっています。
多くのおかっぱりバーサタイルロッドがフルサイズのルアーを使用することを前提として作り上げられていますが、このモデルは小型ルアーのアクションやフィネスリグの操作性を高めて作り上げられたロッドとなっています。
テーパーはレギュラースローテーパーとなっているので、不安定な足場などでもしっかりとブランクにルアーの重みを乗せてキャストすることが出来るようになっています。
特にハイプレッシャーレイクでのおかっぱりにはおすすめしたいモデルです。
DDギャラクシー
ジークラックがプロデュースしているロッドシリーズの中でも比較的コストパフォーマンスに優れ、汎用性が高いシリーズとして作り上げられているのがDDギャラクシーです。
ダブルダッチシリーズと同じようにKRガイドコンセプトが導入されていたり、ブランクにはXカーボンラッピングが施されており、ロッドのネジレと潰れ強度が高められています。
あらゆるフィールドにマッチすることが出来るロッドシリーズとなっているので、コストパフォーマンスを重視するベテランアングラーはもちろん、これからバスフィッシングを楽しみたい方にもおすすめです。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
GXY-S63UL
DDギャラクシーにラインナップされているロッドで、スモラバや、ダウンショットなどのフィネスな釣りを一通りカバーすることが出来るフィネスロッドです。
6フィート3インチのショートレングですが、グリップが短くブランクの有効レングスが長くとられているほか、素直なレギュラーファーストテーパーとなっているんで、ロングキャストがし易く、フックセットした後も余裕を持ったファイトを楽しめるモデルとなっています。
フィネス用ロッドとして常にアングラーを支えることが出来るアイテムです。
GXY-C70H
DDギャラクシーにラインナップされているロッドで最もハイパワーなモデルです。
カバーフィッシング全般をこなすことが出来るロッドとして作り上げられており、パンチングやラバージグには最適なロッドとなっています。
ハイパワーロッドですが、比較的柔らかめなティップが採用されているファーストテーパーとなっているので、繊細なアクションとバスに違和感を与えずフックセットに持ち込むことが出来るようになっています。
カバーエリアが多いフィールドはもちろん、おかっぱりに持ち込むことで、フィールド攻略の幅を広げることができるロッドです。
まとめ
ジークラックから出されているロッドシリーズはバーサタイルなロッドから、かなり用途が特化した数多くのモデルがラインナップされています。
ご紹介したシリーズ内にはまだまだ数多くの番手が存在していますので、是非チェックしてみてくださいね。
ジークラックのバスロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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