身近なフィールド漁港に棲息するアジを対象に、極小のルアーを使用した繊細な釣り方と心地よい引き味が魅力のルアーゲーム〝アジング〟
季節や天候、潮の満ち引きによりタナやヒットルアーが変わるテクニカルな要素が多いアジングで使用するロッドは、近年の技術進歩によって軽量化が進んでいます。
軽いアジングロッドの解説とおススメモデルをご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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目次
- 1 軽いアジングロッドの特徴!最軽量はどれくらい?
- 2 軽いアジングロッドを使うメリット・デメリット
- 3 軽いアジングロッドおすすめ10選
- 3.1 【DAIWA】月下美人 55UL-S
- 3.2 【SHIMANO】 19 ソアレ S64UL-S
- 3.3 【Abu Garcia】 ソルティースタイル アジング STAS-592LS3
- 3.4 【Gamakatsu】ラグゼ 宵姫 爽 S58FL-solid
- 3.5 【34】 アドバンスメント PSR-60 THE NEXT STAGE
- 3.6 【天龍】 ルナキア LK582S-LS (超フィネスゲーム向けショートモデル)
- 3.7 【ゴクスペ】UPPER LIMIT AJING 610-S
- 3.8 【SHIMANO】21 ソアレ XR S68UL-S
- 3.9 【Abu Garcia】 Eradicator リアルフィネス ERFS-79ULS-EXF-TZ
- 3.10 【デュオ+】 テトラワークス リアクト TWRT-50
- 4 まとめ
軽いアジングロッドの特徴!最軽量はどれくらい?
重さ
近年発売される軽量アジングロッドの最軽量クラスは50g以下のものが多いです。
50gは生卵Mサイズとほぼ同等の重さなので、タックルを持つとリールの重さのみが感じられます。
使用感は、ロッドがまるで触覚のように研ぎ澄まされ水中の極小ルアーの変化がダイレクトに手元に伝わります。
長さ
長さと重量は密接な関係がありますので、軽量とあれば当然ショートレングスが多いです。
6ft以下のモデルが多く、主に足元や船溜まり、常夜灯周りを狙うのに使い易い長さを想定されています。
ロングキャストよりもショートキャストと、適切な水深を図りやすい作りのロッドが多いでしょう。
軽いアジングロッドを使うメリット・デメリット
メリット
感度が良い
軽いアジングロッドは、小さなジグヘッドを引く事で生じる水の波動も手元に伝わるくらい感度が良く高性能センサーのようです。
この〝感度〟がゲーム性の高いアジングを有利に運ばせるとともに、より小さなジグヘッドの使用も実現しています。
当然豆アジの極小のアタリも見逃さずフッキングに繋がりますので、数釣りも狙えるでしょう。
ダイナミックなファイトが楽しめる
アジの引き味は鋭く力強いので竿が軽量である程にダイナミックな駆け引きが楽しめるでしょう。
豆アジのキビキビとした引きも楽しめますが、ギガアジがかかれば、ロッドが弓なりにしなりますので一度体験したら病みつきになります。
デメリット
ルアーの選択肢が狭まる
軽いアジングロッドの適合ルアーウェイトの上限は軽いので当然ルアーの選択肢は狭まります。
アジが潮目につきルアーを遠投させなければ釣れない場合などは、ジグやメタルバイブなどが投げられないことから足かせになる事もあります。
ただ、遠投が必要のない足元に近い場所にいるアジを狙う限定的なロケーションでは無類の強さを誇るでしょう。
外道や根掛りに弱い
軽いアジングロッドは高性能カーボンを材料として特殊なラッピングが施されているものが殆どなので強度も兼ねそろえています。
しかし、外道で掛かる大型のシーバスやクロダイ、エイなどが掛かってしまった場合は苦戦必須です。
また、根掛りを強引に外そうとすると穂先が折れてしまうことがあるので注意が必要でしょう。
軽いアジングロッドおすすめ10選
【DAIWA】
月下美人 55UL-S
自重57gの軽量ながら価格が1万円ほどのコスパの良いモデルです。
適合ルアーウェイトは0.3g~5gと幅が広く、深場にいるアジに対応した重いジグヘッドも使えるので心強いです。
また、赤と黒のカラーがお洒落で気分を盛り上げてくれます。
【SHIMANO】
19 ソアレ S64UL-S
ルアー初心者にも使い易い長さ6.4ftでありながら自重70gの軽量アジングロッドです。
適合ラインウェイトPE0.1号~0.4号と極細ラインが使用できますので目の良いアジに悟られにくい細いラインが使用できます。
また、適合ルアーも0.3g~6と幅広く、使い易いロッドの長さと相まって多様な使い方ができるおススメの一本です。
【Abu Garcia】
ソルティースタイル アジング STAS-592LS3
自重83gの軽量ですが小口径ガイドと強度を高めるXカーボンテープ、シッカリとリールを固定する富士工業社のリールシート〝TVS〟が標準装備されている高性能モデル。
強度も強いので外道で掛かったクロダイやシーバスも上手く取り込めるポテンシャルをもっています。
【Gamakatsu】
ラグゼ 宵姫 爽 S58FL-solid
小口径SICガイドを搭載されているので細いラインを使用してもトラブルになりにくく非常にアタリが取りやすくなっています。
また、自重47gと超軽量ながらバットパワーにも優れ、ギガアジの突進にもシッカリと対応できるポテンシャルは流石ガマカツ社。
2万円代でこのスペックならコスパが良いと言えるモデルです。
【34】
アドバンスメント PSR-60 THE NEXT STAGE
自重74gの軽量アジングロッドでブランクがシッカリしていてディップ(竿先)が細く感度が非常にいいのがこのロッドの最大のポイント。
特に軽量ジグを使った釣法〝ジグ単〟では無類の使い易さを誇っています。
漁港の常夜灯周りで強さを発揮するアジングロッドです。
【天龍】
ルナキア LK582S-LS (超フィネスゲーム向けショートモデル)
可変テーパーや好感度のディップ(竿先)が軽量のルアーを使用してもシッカリと海流を感じさせてくれる52gの軽量アジングロッドです。
特にジグ単に強くおススメしたいと思える感度と、グラスコンポジットロッド特有の粘りがあるブランクは口切れしやすいギガアジをランディングに導いてくれます。
【ゴクスペ】
UPPER LIMIT AJING 610-S
最大の特徴は竿先の中が詰まっている、いわゆる〝ソリッドディップ〟が海中の状況を手元に伝えてくれるところです。
また、軽すぎない軽量の74gという重さはブランクスを安定させてくれますので、ギガアジの突進や外道が掛かった際にも安心です。
メバル用にも応用できますので、ライトゲームでさまざまな魚を釣ってみたいアングラーにおあつらえ向きの一本です。
【SHIMANO】
21 ソアレ XR S68UL-S
「PE0.8号以下のライトなタックルを駆使して多彩なターゲットに挑む世界」をコンセプトで作られたロッドですので、アジングをはじめ様々な魚種をターゲットにできるポテンシャルの高いロッドです。
自重68gの軽量、長さは6.8ftと初心者でも使い易いバランスの良さが光ります。
【Abu Garcia】
Eradicator リアルフィネス ERFS-79ULS-EXF-TZ
適合ルアーウェイト0.1g~7gと幅が広く、67gの軽量でありながら長さが7.9ftのロングレングスは潮目でベイトを追い回すギガアジのいるポイントへ狙い撃ちできます。
また、細いながらも国産100%のカーボンで構成されており強度はおりがみ付きです。
【デュオ+】
テトラワークス リアクト TWRT-50
驚異の自重34gのアジングの中でも軽量ジグヘッドを使用する〝ジグ単〟に特化したショートレングスのロッドです。
ジグ単を突き詰めるアングラーには最適な高感度のソリッドディップとしなりを兼ねそろえ、適合ルアーウェイトが~1gととてつもない幅の狭さを誇っています。
「ジグ単を極めたい」そんな全てのアングラーにおススメのモデルです。
まとめ
軽量化の進むアジングロッド、その中でも自重50gを切るロッドは細く感度が良く、アジとのエキサイティングなファイトができるので人気が高まっています。
本稿を参考に軽量アジングロッドを使ってアジングを楽しんでいただけたら幸です。
軽いアジングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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