渓流釣りベイトフィネスは高いキャストアキュラシーを特徴としており、近年渓流ルアーフィッシングの中で注目を集めています。
渓流ベイトフィネスに用いるリールは通常のベイトリールとは異なり、軽量の浅溝スプールを搭載したベイトフィネスリール。
軽量スプールと少ない糸巻量が相まって渓流ルアーのような軽いルアーもキャストが可能となります。
ここでは、安いものや性能の良いものを中心におすすめのベイトフィネスリールを紹介します。
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目次
- 1 渓流ベイトフィネスの特徴
- 2 渓流ベイトフィネスのメリット・デメリット
- 3 渓流釣り用ベイトフィネスリールの選び方
- 4 渓流ベイトフィネスリールおすすめ15選
- 4.1 【シマノ】カルカッタコンクエストBFS
- 4.2 【シマノ】アルデバランBFS
- 4.3 【シマノ】スコーピオンBFS
- 4.4 【シマノ】SLX BFS
- 4.5 【シマノ】アルデバランMGL
- 4.6 【ダイワ】スティーズAIR TW
- 4.7 【ダイワ】アルファスAIR TW
- 4.8 【ダイワ】アルファス AIR ストリームカスタム
- 4.9 【ダイワ】ミリオネアCT SV
- 4.10 【アブガルシア】Revo LTX-BF8
- 4.11 【アブガルシア】ロキサーニ BF8
- 4.12 【五十鈴工業】BC420sss・BC421sss
- 4.13 【ダイワ】SS AIR TW
- 4.14 【ダイワ】月下美人AIR TW PE SPECIAL
- 4.15 【テイルウォーク】フルレンジ BF
- 5 まとめ
渓流ベイトフィネスの特徴
渓流ベイトフィネスとは、軽量ルアーを使用してヤマメやイワナなどの渓魚を狙う方法のこと。
渓流ベイトフィネスで使用するタックルは、軽量ルアーをピンスポットへ送り届けられるキャスト性能の高さが最大の特徴です。
ベイトフィネスタックルというと、キャストが難しくて、バックラッシュが多発するイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
しかし、近年のベイトフィネスリールは技術が大幅に進化し、トラブルレス性能が向上しています。
渓流での釣りをより楽しみたい方は、ベイトフィネスを導入してみましょう。
渓流ベイトフィネスのメリット・デメリット
渓流での釣りにベイトフィネスタックルを揃える前に気になるのが、メリット・デメリットではないでしょうか。
ここでは、渓流ベイトフィネスのメリット・デメリットを解説するので、ぜひご参考にしてください。
メリット
渓流ベイトフィネスの最大のメリットは、ピンスポットへのキャストが容易に行えること。
渓流でのルアーフィッシングにおいては、渓魚が潜むであろうピンスポットへキャストするのが釣果アップに重要です。
ベイトフィネスタックルは、キャスト時にラインの放出をコントロールしやすく、ルアーの飛距離を微調整できます。
タックルの構造的にタックルを安定して振りかぶれることから、意のままにルアーを送り届けられます。
また、ベイトリールならではの巻き上げ力で、大物がヒットしても力強く巻き上げられるのもメリットです。
さらに、リーダーとメインラインの結び目がガイドに干渉しにくい特徴もあります。
そのため、障害物の際を攻めるときには、ロングリーダーを使用できるところも大きなメリットになるでしょう。
デメリット
ベイトフィネスタックルを使用するうえで、大きな壁になるのがバックラッシュと呼ばれるライントラブルです。
渓流でのルアーフィッシングでは、2gほどのかなり軽量なルアーを使用することも少なくありません。
そのような軽量ルアーをベイトフィネスタックルでキャストすると、慣れないうちはかなりの頻度でバックラッシュが起こります。
バックラッシュを避けるためには、ブレーキを強めからキャストしたり、重量が重めのルアーからキャストしたりするのがコツ。
いきなり1gほどのルアーを使ったり、ブレーキを大幅に弱めたりするとバックラッシュが起こります。
徐々にキャストに慣れていき、軽いルアーを扱えるように練習しましょう。
渓流釣り用ベイトフィネスリールの選び方
ギア比
渓流でのルアーフィッシングでは、下流側から上流側にキャストしながら釣り上がるのがセオリー。
キャストしたルアーは上流から水の流れに流されるため、素早く巻き取る必要がある場面が多く、ハイギアのリールがおすすめです。
基本的にギア比7.0以上のものを選ぶと不便に感じることはないでしょう。
右ハンドル/左ハンドル
ベイトフィネスリールに限らずベイトリールはスピニングリールと異なりハンドルの左右を交換することができません。
リールを選ぶ際には自分の利き手にあった方向のハンドルを選択するようにしましょう。
ハンドルの方向によって値段が変わるリールもあるため注意が必要です。
ラインキャパシティー
リールを選ぶ際には、そのリールにどれくらい太いラインがどれくらいの長さ巻けるのかを確認するのがおすすめです。
自分が釣りをするフィールドや釣れる魚のサイズに合わせて、必要なラインの太さや長さは変化します。
例えば、大物の多いエリアでは太いラインが、遠投が必要な川幅の広いフィールドでは長いラインが必要ですよね。
ベイトフィネスリールはスプールの溝が浅く、太いラインをたくさん巻くことができません。
そのため、事前に各メーカーのホームページなどでラインキャパシティーを確認しておきましょう。
ブレーキのシステム
ベイトフィネスリールには、軽量ルアーに特化したブレーキシステムを搭載しています。
ベイトフィネスリールのブレーキは、わずかな負荷でも回転するようにブレーキ力が弱いのが特徴です。
ベイトリールのブレーキには、遠心ブレーキ、マグネットブレーキ、電子制御ブレーキの3種類があります。
そのうち、ベイトフィネスリールの多くにマグネットブレーキが採用されています。
価格
ベイトフィネスリールは、おおよそ1〜6万円ほどの価格帯で販売されています。
価格が高くなると、ブレーキの精度が高くなり、より快適にキャスティングできるのが特徴です。
また、高価格帯の機種は、巻き心地や剛性などの基本性能も高くなり、性能にこだわるアングラーを満足させます。
ただし、低価格帯のリールでも近年では性能が高くなり、快適な使用感を得られます。
したがって、性能重視なら高価格帯、安さ重視なら低価格帯から好みに合った機種を購入しましょう。
渓流ベイトフィネスリールおすすめ15選
【シマノ】
カルカッタコンクエストBFS
2017年に発売されたシマノ初の丸型ベイトフィネス専用機。
渓流トラウトをベイトタックルで狙う多くの上級者はビジュアルに趣のある小型の丸形リールを用いることが多いのですが、その多くがオールドリールで現在は販売されていません。
そんな中カルカッタコンクエストBFSがリリースされ、現在も絶大な人気を誇っています。
その理由は快適なキャストフィール。
シマノのベイトフィネスリールの最高峰に位置するこのリールは、渓流で用いるような3g程度のミノーだけでなく、エリアトラウトで用いるような1g前後のマイクロスプーンのキャストも可能です。
エリアトラウトのリールと兼用したい方にもおすすめです。
【シマノ】
アルデバランBFS
アルデバランBFSはカルカッタコンクエストBFSと同じくシマノが展開しているベイトリールです。
カルカッタコンクエストBFSにも搭載されているFTB(フィネスチューンブレーキシステム)システムを備えており、軽量ルアーの軽快なキャストが可能。
丸型ではなくロープロ型となっており、スプールの位置が低くサミングしやすくなっています。
また、カルコンBFSにはギア比が7を超えるモデルはありません。
しかしアルデバランBFSにはギア比8.0のエクストラハイギアモデルがラインナップされており、渓流釣りをより有利にしてくれます。
【シマノ】
スコーピオンBFS
アルデバランよりもワンランク下に位置するベイトフィネスリール、スコーピオンBFS。
スコーピオンシリーズは20年以上長くモデルチェンジが繰り返されてきたシマノお馴染みのシリーズ。
2017年に初めてベイトフィネスモデルが発売され話題となりました。
アルデバランBFSと同じくロープロ型でサミングがしやすく、値段も低めの設定のため、サミングの経験がないベイトリール初心者の方にも扱いやすくおすすめのモデルです。
【シマノ】
SLX BFS
シマノから2021年4月発売予定のベイトフィネスリール。
アルデバランやスコーピオンと同じくロープロ型で、赤を基調としたデザインのスコーピオンとは対照的に差し色に青をあしらったリールとなっています。
上位機種と同じくFTB(フィネスチューンブレーキシステム)を搭載しており、軽量ルアーのキャストが可能となっています。
これまでのベイトフィネスリールのなかでも最も低価格に抑えられており、これからベイトフィネスを始める初心者におすすめです。
【シマノ】
アルデバランMGL
アルデバランMGLは名称に「BFS」の明記が無いことからわかるように、ベイトフィネスモデルではありません。
しかし、搭載されているマグナムライトスプールは慣性モーメントの減少を目的に開発されており、飛距離が向上し軽量ルアーのキャストがしやすくなっています。
渓流で用いるようなルアーも、5g程度のヘビーシンキングミノーならキャストが可能。
大物が潜むような水深の深い河川や本流域などではよりパワーのあるMGLモデルを主力としても良いでしょう。
【ダイワ】
スティーズAIR TW
シマノと双璧を成す大手釣具メーカー、ダイワのフラッグシップモデルとなるベイトフィネスリール。
超小口径φ28mmG1ジュラルミン製AIRスプールを搭載しており、エアブレーキ・スピードシャフト機構と相まってこれまでよりもさらに軽量なルアーのキャストが可能に。
1g程度の超軽量ルアーもキャストが可能となっており、渓流ベイトフィネスにおいてもより攻撃的な釣りを展開することができます。
中級機で物足りないように感じる経験者の方におすすめのモデルとなっています。
【ダイワ】
アルファスAIR TW
フィネス専用AIRスプールとエアブレーキシステムを搭載し、軽量ルアーの正確なキャストに長けたモデル。
Tウイングシステムを装備していることによって飛距離も出しやすく、ライントラブルも抑えられています。
3g程度のルアーでもキャスト後半の失速がなく、狙ったポイントにストレスなくルアーを打ち込むことができます。
【ダイワ】
アルファス AIR ストリームカスタム
アルファスAIR TWの1世代前のモデルで、淡水専用のモデルとなっています。
ストリームトラウトブレーキチューンスプールを搭載した、まさに渓流ベイトフィネス専用機で、緑を基調としたカラーは渓流ルアーフィッシングにぴったり。
スプールがボールベアリングに支えられ、シャフトのない構造のおかげでスプールの回転性能が向上。
中級機の導入を考えている初心者におすすめです。
【ダイワ】
ミリオネアCT SV
ダイワが誇る丸形ベイトリールシリーズ、ミリオネアは2008年以降ソルト用の機種しかリリースされていませんでしたが、2019年にバス用リールとして復帰。
SVスプールとエアブレーキシステムを併せ持つことで、軽量ルアーのキャストが可能となっています。
スプール交換によってさらに軽いルアーのキャストも可能となりますが、5g程度のヘビーシンキングミノーなら純正SVスプールでもキャスト可能です。
大きめのルアーを用いる本流域や水量の多いエリアでの使用がおすすめです。
【アブガルシア】
Revo LTX-BF8
Revo LTX-BF8はアブガルシアが販売しているベイトフィネスリール。
ロープライスで購入できるにもかかわらず、ダイワ・シマノの上位機種にも引けを取らない性能が特徴で、好んで使うアングラーも少なくありません。
少し古い型のモデルですが、シマノの最軽量ベイトフィネスリールであるアルデバラン(130g)やダイワの最軽量ベイトフィネスリール、スティーズAIR TW(135g)よりも自重が軽い(129g)ことを特徴としています。
【アブガルシア】
ロキサーニ BF8
同じくアブガルシアのベイトフィネスリール。
今回紹介するリールのなかでは最も安価なモデルですが、カーボンハンドルやジュラルミン素材が組み込まれているため185gとかなりの軽量化に成功しています。
上位クラスのリールのように1gほどのルアーのキャストは困難ですが、渓流で用いるような3g程度のシンキングミノー等であればストレスなくキャストできます。
できるだけ費用を抑えたい初心者の方に一押しのモデルです。
【五十鈴工業】
BC420sss・BC421sss
日本最古のリールメーカー、五十鈴工業が販売している丸形ベイトリールです。
上級者の方が用いる丸形リールの代表格のひとつです。
渓流にぴったりのサイズですが、軽量のルアーをキャストするにはスプール交換が必要なので注意が必要。
クラシカルなデザインと高い技術でアングラーを魅了し、生産数も少ないため常に品薄状態で、値段も高騰しています。
【ダイワ】
SS AIR TW
2023年に発売が開始された最新モデルで、ダイワの技術力の高さを体感できるベイトフィネスリール。
新たなブレーキシステムのSS MAGFORCEを採用し、渓流での釣りに重要なキャスタビリティを向上しています。
ピッチングとキャスティングを高次元で両立し、川幅が広い場所にも、狭い場所にも対応します。
コンパクトなスイングで低弾道キャストができ、キャストスペースが限られる場面でも活躍すること間違いなしです。
【ダイワ】
月下美人AIR TW PE SPECIAL
渓流ベイトフィネスでPEラインをメインで使用したアングラーにマッチする1台。
PEラインに特化したスプールを搭載し、1gほどのかなり軽量なルアーでも快適にキャストできます。
注意点としては、フロロカーボンやナイロンを使用すると、スプールが歪む可能性があるところ。
あくまでもPEライン専用として購入しましょう。
また、海でのライトゲームに対応し、シーバスがヒットしても対応できるドラグを備えているところも必見です。
【テイルウォーク】
フルレンジ BF
実売価格1万円台ながらも、基本性能が高く、発売開始直後から話題を集めている人気のベイトフィネス機。
ベアリング込みのスプール重量は9gと軽量で、軽いルアーでもスプールがしっかりと回転して快適にキャストできます。
ドラグにカーボンワッシャーを採用しているので、ドラグパワーも十分にあり、渓流以外にバス釣りにも対応可能です。
低価格でも165gと比較的軽量で、軽快に使用できるところも嬉しいポイントでしょう。
まとめ
今回は渓流ルアーフィッシングに使えるベイトフィネスリールを紹介しました。
ベイトフィネスタックルは、スピニングタックルでは届かないピンスポットにキャストできます。
他のアングラーが打ち込めないようなスポットに身を潜める狡猾な大物もしとめることができるかもしれませんよ。
渓流ベイトフィネスリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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