【インプレ】カルカッタコンクエストBFSの使用感!渓流ベイトフィネスに使ってみた感想!

シマノ(SHIMANO)の大人気円形リール「カルカッタコンクエスト」のベイトフィネスモデル『カルカッタコンクエストBFS HG』。

高級感あふれるメタルボディと優れた耐久性を持つハイエンドなベイトリールです。

そんなカルカッタコンクエストBFS HGを渓流ベイトフィネスに特化して使用している私がインプレッションしていきます。

また、別記事ではおすすめの渓流ベイトフィネスリールを紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

梶原
執筆者

    神奈川県在住。海釣りから渓流釣りまで幅広いジャンルをシーズンに合わせて楽しんでいます。友人にライトショアジギングに誘われたのをきっかけに釣りにハマり、今では毎週のように釣りに出かけています。渓流ベイトフィネスをメインに、渓流に行けないときは近所でシーバス、メバル、タチウオなどを狙っています。最近はボートでのロックフィッシュ、タイラバなどにも挑戦中です。

    カルカッタコンクエストBFS HGとは

    釣り用品で世界シェアNo.1を誇るシマノ(SHIMANO)から2017年に発売された「カルカッタコンクエスト」シリーズのベイトフィネスモデルです。

    「FTB(フィネスチューンブレーキシステム)」と呼ばれるブレーキシステムと、シルキーな巻き心地を生み出す「マイクロモジュールギア」を搭載した丸形リールです。

    ソルトウォーターにも対応しているため、渓流釣りやバス釣りだけでなく、ライトソルトゲームにも使えるハイエンドモデルにふさわしい幅の広さを持っています。

    カルカッタコンクエストBFS HGのスペック

    ギア比 6.8:1
    巻き取り量 68cm(ハンドル1回転)
    自重 200g
    最大ドラグ力 4kg
    スプール径 32mm
    糸巻量(フロロ) 8lb-45m

    高級感溢れるメタルボディ

    高級感と重量感たっぷりのメタルボディなカルカッタコンクエストBFS HGは持っているだけで所有欲を満たしてくれるリールです。

    実は私、この見た目だけでカルカッタコンクエストBFS HGを買ったといっても過言ではないくらいです。

    正直ベイトフィネスリールとしては200gはかなり重いです。

    しかし、パーミング側のボディがハンドル側より小径になっているおかげで、実際の重量よりはいくらか軽く感じます。

    また、しっかりとした剛性のあるボディのおかげで、不意にかかった大物とも安心感をもってファイトできるのでとても気に入っています。

    FTB(フィネスチューンブレーキ)のキャストフィールは良好

    カルカッタコンクエストBFS HGに限ったことではないですが、FTBを搭載した機種はどれもキャストフィールが良いです。

    スプールの回転数に応じてマグネットが移動し、自然とブレーキの強さを調整してくれるので、キャストした瞬間から着水までのフィーリングはとても良いです。

    特に軽いルアーをキャストするときはブレーキ調整によってかなりフィーリングも変化するので、自分にあった位置に調整しやすいです。

    ブレーキ調整もボディ側面のダイヤルが無段階に調整できるので、細かい調整が可能となっています。

    巻き心地がとってもシルキー

    超小型の精密ギアが噛み合う駆動システム「マイクロモジュールギア」を採用しているカルカッタコンクエストBFS HGは巻き心地がとてもシルキーです。

    渓流釣りでは、このなめらかな巻きのおかげでルアーに自然なアクションを加えることができるので、より効率よく魚をバイトさせることができます。

    大きく重いボディは渓流ではやや不利?

    カルカッタコンクエストBFS HGは自重200gと重量級のリールです。

    同じシマノ(SHIMANO)のベイトフィネスリールである16アルデバランBFS(130g)、17スコーピオンBFS(165g)と比較しても明らかに重いです。

    また、丸形リールは慣れないうちはパーミングがしづらいと感じる方も多いでしょう。

    カバーや障害物が多い渓流釣りの場面ではこうした大きさ、重さがマイナスに働くことは事実です。

    しかし、剛性たっぷりで大物に負けないボディと圧倒的な存在感はやはり替えがたいものがあります。

    スプールのキャパは少なめ

    カルカッタコンクエストBFS HGの糸巻量はフロロカーボンラインで8lb-45mとなっています。

    渓流ベイトフィネスで使用する分にはあまり問題ないのですが、ソルトゲーム等でルアーの着水点が見えないくらいキャストする みたいな使い方はできません。

    しかし、現在はアベイル(Avail)より深溝スプール(17CNQ29R)も出ていますので、必要に応じてスプールのみ交換することで対応可能です。

    私は主に源流域付近をメインにしているので、ノーマルスプールにナイロンライン4lbを25m程巻いて使用しています。

    ※ナイロンラインは特性上スプールを変形させてしまうこともあるそうです。使用する際はご自身の環境に合わせて自己責任で使用してください。

    ※シマノ(SHIMANO)はフロロカーボン、またはPEラインの使用を推奨しています。

    カルカッタコンクエストBFS HGはどんな人におすすめ?

    シマノ(SHIMANO)のハイエンドベイトフィネスリール「カルカッタコンクエストBFS HG」は、渓流釣りの中~上級者におすすめしたいリールとなっています。

    圧倒的な存在感と剛性がありますが、その分重量が重く、取り回しにもコツがいる場面があります。

    なので、初心者というよりはある程度渓流に慣れた中~上級者向けのリールといえます。

    また、バスやソルトゲームにも幅広く使えるので、一つのリールをいろいろな釣りに使い回したいという方にもおすすめできます。

    結局見た目が大事

    今回は「カルカッタコンクエストBFS HG」のいいところや残念なところを紹介してきました。

    渓流ベイトフィネスというジャンルに限って言えばもっと優れたリールはたくさんあると思います。(重いですしね・・・)

    しかし、私は「カルカッタコンクエストBFS HG」だからこそ渓流で使いたいと思っています。

    大きい丸形のリールは渓流においては存在感が抜群です。

    写真に納めればとても絵になります。

    渓流釣りは見た目が大事だと私個人は思っていますので、「カルカッタコンクエストBFS HG」は渓流にこそ似合うリールだと思います。

    私の記事がこれから購入を検討されている方の参考になれば幸いです。