関東や関西では高級魚として知られるアイナメ。
東北や北海道ではゲームフィッシュとしてワーム等を用いたルアーフィッシングのターゲットとなっています。
その所以は力強い引きで釣り人を楽しませてくれること。
アイナメは大きいものでは60センチにもなり、大型のアイナメとのファイトはこの上なくエキサイティングです。
そんな最強のロックフィッシュ、アイナメの釣り方についてご存じでしょうか。
ここではそんなアイナメ用のワームの選び方やカラー選択、アクション方法、おすすめワームについて解説していきます。
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アイナメ用ワームの選び方
ワームの形状
ワームには、小魚を模したシャッド系や甲殻類を模したホッグ系・クロ―系をはじめ、様々な種類があります。
ワームの形状はアイナメの捕食している餌を基準にして選ぶとよいでしょう。
例えば、春のハイシーズンである3~6月やプリスポーンと呼ばれる産卵前の時期には、アイナメは小魚を多く捕食しているため、シャッド系が有効となります。
一方で、アフタースポーンと呼ばれる産卵後や冬場には甲殻類を捕食していることが多いため、ホッグ系やクロ―系のワームに反応が良いです。
サイズ
釣具店のワームコーナーを見ると、同じワームにも様々なサイズがラインナップされていますよね。
ワームのサイズ選択も好釣果を得るためには欠かせません。
アイナメが捕食している餌のサイズによって変えるのも有効ですが、その日の状況によってワームのサイズを変えることがあるため、複数のサイズを揃えておくと良いでしょう。
漁港では2~4インチ、磯などでは3~5インチがおすすめ。
色
釣り人の多い漁港など、ハイプレッシャーエリアのアイナメは、カラーにもシビアです。
そのため、アイナメ用のワームはナチュラル系のものが多くラインナップされています。
低活性時にはわずかな色の違いでバイト数が変わってくるので注意が必要です。
また、夜釣りの際には夜光カラーも効果的です。
アイナメ用ワームの釣れるアクション
アイナメに有効なアクションには様々なものがありますが、ここでは代表的なリフトアンドフォール・ズル引き・スイミングの3つに絞って解説していきます。
リフトアンドフォール
仕掛けを海底から浮かせるように持ち上げ(リフト)、底まで落とす(フォール)着底を繰り返すアクション方法。
フォールにはラインテンションをかけず真下に落とす「フリーフォール」と、ラインテンションをかけてカーブさせながら落とす「カーブフォール」があります。
アイナメは根魚に分類され、海底に根の多い場所で釣りをするため、根がかりしにくいカーブフォールを用いるのが一般的。
動かし方は、ロッドを縦にさばいてワームを浮かし、ラインテンションを保ったままフォール。
ワームの着底を感じたら糸ふけをとり、再びリフトの動作に移ります。
ズル引き
ズル引きはボトムの形状を感じながら海底を引きずるアクション方法です。
高いリフトに反応しない低活性な魚に口を使わせることができます。
一方で、重いシンカーを用いると根がかりしやすいことが欠点です。
リーリングでズル引く方法と、ロッドを横にさばいてズル引く方法の2種類があります。
スイミング
スイミングは、中層を泳がせるアクション方法です。
春のハイシーズンである3~6月やプリスポーンと呼ばれる産卵前には、アイナメが小魚を捕食していることが多く、シャッド系ワームのスイミングが有効です。
アイナメ最強ワームおすすめ12選
【エコギア】
バグアンツ 3インチ
アイナメを狙うアングラーならだれしも1つは持っているワームではないでしょうか。
カラーバリエーションが豊富で、サイズも3種類展開されているため、どんなシチュエーションにも対応できるワームとなっています。
数十種類のカラーの中でもおすすめなのは481タフタイムカモⅡ。
タフタイムカモⅡはフロートマテリアルモデルで、ふわふわと水中を漂うようにアクションさせることができるため、食い渋ったアイナメに有効です。
【DRESS】
モスキートクロー
他の甲殻類系ワームとは一線を画す、幅広い用途に使用できる多彩なワームです。
流線形で穴の開いたツメは、フォール中はもちろんスイミングでもハイピッチなアクションを起こすので、縦横どちらの動きでもアピールしてくれます。
根回りのピンポイント狙いから広範囲のサーチまで対応できるので、状況問わず使い勝手のいいワームだと言えます。
【エコギア】
グラスミノーL
アイナメだけでなく、多くのロックフィッシュ・フラットフィッシュを狙えるシャッド系ワームの名作。
タダ巻きで中層をスイミングで探ることも、ビフテキリグやテキサスリグのリフトアンドフォールでボトム付近を探ることもできます。
Lサイズを使うことで、より大きい魚にフォーカスした釣りを展開できるでしょう。
また、サーフに隣接したエリアではヒラメやマゴチなどのうれしい外道が釣れることもありますよ。
おすすめカラーは271リアルベイトフィッシュです。
【エコギア】
ロッククロー 3インチ
エコギアからリリースされているクロー系ワームです。
甲殻類パターンの際にはホッグ系のバグアンツの陰に隠れてしまいがちです。
しかし、近距離で狙う場合やよりスローにフォールさせたいときにはロッククロ―が活躍します。
特に冬場の穴撃ちには最適で、汁系としてラインナップされている熟成アクアロッククロ―2.5インチが真価を発揮します。
おすすめカラーは471リアルイソガニです。
【エコギア】
キジハタグラブ 3インチ
キジハタ用と銘打って販売されていますが、アイナメにも有効なワームです。
テールだけでなく、側面に付いた小さなアームがプルプルとホッグ系ワームのように震えて魚を誘います。
また、テールには3つの穴が開けられており、テールの動きがより柔らかくなるよう設計されているため、スローリトリーブでもしっかりとアクションします。
おすすめカラーは372北陸リアスレッド。
【エコギア】
熟成アクアミルフル 3.3インチ
魚はいるのに他のワームじゃバイトがない、食いが浅い、そんなときに最適なワームです。
極めてシンプルな形状ですが、細やかなリブと柔らかいカーリーテールの波動がスレたアイナメに有効です。
また、熟成アクア特有の匂い・味がバイトを誘発しバイト時間を延ばすことで好釣果に直結します。
テールが千切れやすいため、ソイやメバルのような小型の外道のアタリがあってもフッキングしない方が良いでしょう。
おすすめカラーはJ04ホヤイエローです。
【エコギア】
熟成アクアスーパー どじょうS
こちらも熟成アクア、汁系のワームで、2020年発売の新製品です。
これまでに紹介したワームに比べると大きめのルアーですが、アイナメは食にどん欲な魚ですので積極的に食ってきます。
また、ハイプレッシャーな漁港では魚が小さなワームを見飽きているためか、思いのほかバイトがあることも。
しっかりと食い込ませないでフッキングしようとするとテールだけ食いちぎられることがあるため注意が必要です。
おすすめカラーはJ09パール(夜光)です。
【ノリーズ】
エスケープツイン 4-1/2インチ
エコギアと同じくマルキューのサブブランドであるノリーズのワームです。
バス用のホッグ系ワームですが、大型のアイナメにも有効ですのでここで紹介します。
このワームの特徴は他のロックフィッシュ用ワームにはみられない分厚いパドルでしょう。
水押しの強いパドルによって魚に強烈にアピールします。
また、パーツが少なく引っ掛かりにくいので、海藻帯の中を攻める際にも便利です。
おすすめカラーはアボカドハーフフロートです。
【バークレイ】
パルスワーム 3.2インチ
アイナメ用ワームでエコギアと双璧をなしているともいえるメーカー、バークレイの名作ワームです。
深めのリブとやや小さめのテールで魚にアピールします。
ボディに張りがあるため、1つのワームで何匹も釣ることができ、コストパフォーマンスが高い点も評価できます。
一般的な漁港ではワームサイズ3.2インチがベターですが、磯などの大型のアイナメが多いエリアではアピールを重視して3.8インチ、4インチを選択するのも一つの手でしょう。
おすすめカラーはモエビ。
【バークレイ】
パワーホッグ 3インチ
同じくバークレイのワーム、パワーホッグもアイナメに有効です。
エコギアのバグアンツによく似ていますが、パワーホッグの方がハリのあるマテリアルのため、より水押しが強いことが特徴です。
魚の位置が分からないときにはバグアンツではなくパワーホッグを使い、水押しによって魚を寄せる、というように使い分けると良いでしょう。
さらにアピール性を高めたい場合には同社のバルキーホッグもオススメ。
おすすめカラーはジュンバグです。
【バークレイ】
ガルプアジャストハント 3.2インチ
バークレイの汁系であるガルプ!のアジャストハントです。
このワームの強みはテールをカットする部位によってアクションが変化することです。
特徴的なテールでパドルテールワームのようにアクションさせるのも有効です。
一方で、テールの付け根の部分を片方カットするとカーリーテール風のアクションに、テールの先端をカットするとクロ―系ワームのようなアクションに変化させることができます。
テールの形をカットさせることでこのワームひとつで状況に合わせた様々な釣り方をすることができます。
おすすめカラーはブラックブラウンです。
【OSP】
ドライブクロー 3インチ
バス用ルアーを中心に最先端のルアーを開発しているOSPのワーム、ドライブクロ―も一押しです。
もともとはバス用のワームですが、ロックフィッシュに効果的であることがアングラーの間で話題となり、ソルト用カラーもラインナップされました。
2つの大きなハサミが水流によってふらふらと動き、OSP特有のフォーミュラも相まってアイナメをバイトに持ち込みます。
おすすめカラーはバス用として展開されている196ワイルドテナガです。
【ゲーリーヤマモト】
4インチグラブ
ゲーリー4インチグラブはバス釣りをしている方なら知らない方はいないでしょう。
ゲーリーのワームに特徴的な柔らかいマテリアルによって、わずかな水流でもテールが動き、スローリトリーブでもアクションします。
また、カラーラインナップが豊富なため様々なシチュエーションに対応できるでしょう。
中古品が数多く出回っているため、安く購入できることもメリットのひとつ。
おすすめカラーは194ウォーターメロンペッパーです。
まとめ
アイナメをはじめとしたロックフィッシュは磯やテトラから狙うことも多く、大きな危険が付きまといます。
なるべく2人以上で釣行し、安全第一を心がけましょう。
今回は数多く販売されているワームの中でも、アイナメに実績のあるワームを紹介しました。
皆さんもこれらのワームを使ってパワフルな海のファイター、アイナメに挑んでみませんか?
アイナメワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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