キハダ釣りと言えば、全国的に熱狂的なファンが急増中の注目オフショアゲームです。
大きな魚体と強く豪快な引きで、多くの釣り人を魅了しているのでしょう。
キハダは大きいもので数10kg~100kgを超えるものもいます。
それゆえに持ち帰りは容易ではなく、せっかく釣っても船宿に置いて帰る方もいるそうです。
キハダは脂こそ多くないものの赤身は非常に美味しいため、せっかく釣ったのですから持って帰って思う存分味わって頂きたいと思っています。
今回は、そんなキハダもしっかり収まる大容量クーラーボックス&クーラーバッグを紹介していきます。
おすすめ品も掲載いたしますので、是非参考にしてみてください。
- 元大手釣具メーカー勤務
- 釣り歴20年
幼い頃、父親に連れられて行ったハゼ釣りをきっかけに釣りに大ハマり。 釣り好きが高じて、学生時代に釣具店で働き、大学卒業後は約4年間 釣具メーカーにてリール開発をしておりました。 メーカー勤務時代に釣りの幅が大きく広がり、ジャンルを問わず旬の魚を追い求めています。
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目次
キハダ釣りに適したクーラーボックスの選び方
容量
60~80Lの大容量がおすすめです。
60Lサイズは、30kg級のキハダでも尻尾と頭を落とせばすっぽりと入ります。
なおかつ車内への収納性や持ち運び性もある程度良いので、このサイズを選ぶ方が非常に多いです。
80Lですと、大容量なだけあって尻尾を折り曲げれば大抵は丸々入るので、鮮度を保ってそのまま持ち帰りたいという方にはおすすめです。
また解体する前提でしたら、40Lクラスでも充分収まりますので持ち運びの利便性を求めるならこちらが良いかと思います。
保冷力
保冷力は、主に保冷庫を覆う壁の種類で決まります。
種類は3つあり、真空パネル、ウレタン、スチロールです。
保冷力が最も高いのが真空パネル、その次にウレタン、そしてスチロールとなります。
どれくらい保冷力が違うかと言いますと、最も高い真空と最も低いスチロールでは氷の持ち時間が4倍以上違うと感じます。
ウレタンはその中間です。
スチロールですと1日で氷が溶け切るのに対し、真空は5日後にも氷が残っていたことがあり驚きました。
もちろん保冷力が高いに越したことはないのですが、保冷力が上がれば金額も上がるので、ご予算とのバランスをみることが大切です。
各社製品には、目安の氷持ち時間が記載されておりますので、それを参考に選ぶのが良いでしょう。
キハダ釣り用クーラーボックスおすすめ8選
【ダイワ】
ビッグトランクⅡ(SU 8000)
なんといっても80Lの超大容量かつ抜群な保冷力がおすすめポイントです。
同容量のクーラーボックスは他にもありますが、同サイズでここまで保冷力の高い製品はなかなかありません。
その保冷力の高さからキャンプ等のアウトドアレジャーにも使用され、高い評価を得ています。
車内に積めるかどうかがポイントにはなりますが、長時間の釣行等には大変おすすめです。
【ダイワ】
トランクマスター(TSS 6000)
蓋の開閉、水抜き、持ち運びが楽にできる製品です。
水抜き穴の水栓と言えば、ネジ式のものが多かったのですが、当製品はワンタッチのボタン式になっています。
それに加え、上部の蓋もワンタッチのボタンで開閉が可能です。
そして、キャスター付きなので持ち運びも非常に楽にできます。
また3面に真空パネルが搭載されており、保冷力も充分。
申し分ないと言っても過言ではありません。
【ダイワ】
ノンスリップシンクートランク大将Ⅱ(4300WD)
保冷力充分で比較的安価なモデルです。
トランク大将シリーズは多くの釣り人に大変人気です。
人気の理由は、高い保冷力とリーズナブルな価格であると思います。
最重要な保冷力は保ちながらも、他の製品より見た目も構造もシンプルにすることでコストを抑えているのでしょう。
正にコスパ最強と言って良いかと思います。
また容量は43Lですのでキハダの解体は必須になりますが、汎用性の高いサイズであることを考えるとこれ1個あれば重宝するかと思います。
【シマノ】
スペーザホエールベイシス(650)
ゆとりのある内寸と抜群の保冷力を備えた製品です。
スペーザホエールシリーズにはランクがあり、上からリミテッド、ベイシス、ライトです。
主な違いは保冷力で、ランクが高いほど保冷力も上がります。
保冷力が高いに越したことはないのですが、値段とのバランスを見ると当製品ベイシスはおすすめです。
なぜならシマノ基準ではあるものの80時間も氷を保てるというのですから、余程過酷な環境でない限り充分な性能であると言えるでしょう。
また内寸が86cmと非常に長く、大きなキハダも収めることが可能です。
【シマノ】
スペーザホエールライト(650)
上記ベイシスの下位モデルでありながら、遜色ない利便性と充分な保冷力を持った製品です。
上記ベイシスよりは劣るものの、こちらもシマノ基準で氷を70時間保持と、充分な保冷力です。
充分な保冷力があります。
またベイシス同様に全長にはゆとりがあり、大型キャスターでスムーズな持ち運びも可能です。
保冷力以外は大きな差はありません。
それでいて金額はベイシスより1万円程度安いので、おすすめしたい製品です
【シマノ】
スペーザホエールライト(450)
比較的安価なのに加え、キハダ以外でも重宝する汎用性の高いサイズです。
まず売価にすると2万円代前半と比較的安価です。
また充分な保冷力はもちろんのこと、この価格でキャスターも付いており、非常に魅力的です。
サイズ的にキハダを丸々入れるのは難しいため解体は必須になりますが、持ち運びの面では快適でしょう。
【ダイワ】
ノンスリップトランク大将Ⅱ(4300WD)
持ち運びの利便性が高く、比較的安価な製品です。
全壁面がスチロールであり保冷力は高くないため、氷の補充が必要になる場合があります。
ですがその分軽くなっており、価格も非常に手頃です。
尚保冷力が高くないとはいっても、半日程度の釣行であれば全く問題なく使用できます。
またこちらもキハダの解体は必須になりますが、持ち運びを考えると便利なサイズです。
【PROX】
鮪バッグ(150)
超大容量な上に折りたたみ可能で収納性が良い保冷アイテムです。
保冷力はクーラーボックスに劣るものの、利便性が高くて非常に人気の商品です。
中に何も入っていない時は折りたたみが可能なので、ご自宅での収納や車内スぺースの有効活用が可能です。
それに加えて全長150cmもあるので、大概のキハダは丸々1匹入れることができるのです。
長時間の持ち運びをしない方にはこちらがおすすめです。
まとめ
ここまで様々なクーラーボックス&バッグを紹介してきました。
それぞれの特徴や保冷力を把握し、ご自分に適したものをお選び頂ければ思います。
また既にお気づきかとは思いますが、どんなに大きいクーラーボックス&バッグを準備しても、キハダがあまりに大きい場合は丸々1匹入れることは不可能です。
そんな時は船宿で依頼すると、無料or有料で解体してくれる場合が多いので、是非利用してみてください。
では、皆さんのクラーが満タンになり、鮮度抜群なキハダを思う存分味わえることを願っています。
キハダ釣りのクーラーボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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