ワームパウダーおすすめ5選！粉を自作・代用する方法も！

タフコンディションやハイプレッシャーの時に他のアングラーとの差をつけるテクニックの一つにワームパウダーを使用する方法があります。

液体のフォーミュラーとは異なり粉状となっていることから、非常に使い勝手がよく、特にシビアな状況ではワームに施した一工夫が大きく釣果に影響することから、トッププロを初め、ベテランアングラーの間では欠かすことが出来ないサポートアイテムの一つとなってきています。

今回は、そんなおすすめワームパウダーの紹介を、自作や代用する方法と一緒にご紹介します。

ワームパウダーとは

ワームパウダーとは、バスが好むニオイや味を凝縮したパウダーのことを言い、手持ちのワームに振りかけることで、ニオイによる集魚効果を得ることが出来たり、バイト中の時間が長くなすることができるアイテムのことを指します。

購入したワームには既に液体のフォーミュラーが付いている場合が多くありますが、更にワームパウダーを上乗せすることで、バスの嗅覚や味覚に強くアピールすることが出来るようになります。

ワームパウダーの多くは、バスが好むベイトから抽出されたパウダーで作り出されているものやメーカーが独自にバスの好むテイストを研究して生み出されているアイテムも存在します。

液体フォーミュラーとは異なり、パウダー状となっている為、使い勝手がよく、使用する直前にワームに振りかけてから使用することはもちろん、ワームパッケージ内に振りかけてワームを保管しているアングラーも大勢います。

ワームパウダーを使うメリット・デメリット

メリット

ワームパウダーを使用するメリットとして最も大きなポイントとなるのが、バイト時間の長さです。

特にプレッシャーが高いバスはバイト中に違和感を感じるとフッキングを行う前にワームを吐き出してしまい、フックセットに持ち込むことが出来なくなります。

ワームパウダーを使用することで、バスが好むテイストとなっているワームは、バスがワームを咥えている時間が長く、そして深くバイトするため、しっかりとフッキングを決めることが出来るようになります。

パッケージから取り出したワームはフォーミュラーが付いている為、リグる時に手から滑りやすい状態ですが、パウダーを付けた直後は、フォーミュラーのヌメリが少なくなっているので、丁寧にリグることができるようにもなります。

意外と知られていないメリットとして、ワームを長持ちさせることが出来る点もあります。

長期間保管したワームからは可塑剤が抜け出してしまいますが、ワームパウダーを使用することでワームから可塑剤がにじみ出すことを防止することも可能となり、長期間高い性能を維持することが可能となります。

デメリットワーム

非常に便利なサポートアイテムであるワームパウダーですが、多くのアングラーを悩ませるポイントとなるのが、強烈なニオイです。

ワームにデフォルトで取り付けられているフォーミュラーよりも更に強烈なニオイを発生させることが出来るように作り上げられているものが多く存在します。

リグる時に手に匂いが付いてしまうリスクがある他、触る度にパウダーがこぼれるので、タックルや衣類などに付着してしまう可能性があります。

ワームパウダーを振りかけている状態でワームを保管すると、ワームパウダーでワーム表面がおおわれている為、ワームカラーが識別しにくくなります。

釣果を上げる便利なアイテムの一つですが、取り扱いには注意が必要となります。

ワームパウダーの選び方

フレーバーで選ぶ

ワームパウダーを選ぶ時に先ず着目したいポイントとなるのが、ワームパウダーが持っているフレーバーです。

ワームパウダーの多くはバスの好むベイトであるエビやベイトフィッシュから抽出したエキスやメーカーオリジナルの配合によって作り上げられており、水中で高い集魚効果や、バイト時間を長持ちさせることを可能としています。

フィールドでバスがメインとして捕食しているベイトのフレーバーで作られているワームパウダーを使用することで、より一層フィールドで高い釣果が出やすくなります。

バスがメインで捕食しているベイトを見極めて、ワームパウダーの選択を行うことがおすすめです。

コストパフォーマンスで選ぶ

釣行回数が多いアングラーがワームを使用するたびにワームパウダーを使用すると消費が激しく、コストが掛かりやすい部分となってしまいます。

メーカーによっては容量の大きいサイズでリリースされていたり、プロ仕様として大型パッケージで販売しているタイプも存在しますので、あくまでもコストパフォーマンスを重視したアングラーは内容量を確認して導入するのもおすすめです。

ワームパウダーおすすめ5選

ワームパウダーの代用品は？

ワームパウダーに近い代用品として使用することが出来るアイテムとなるのが、海釣りなどで使用されるエサ釣り用の集魚剤です。

エサ釣りでは、粉末状の集魚剤は多く展開されており、エサと一緒に練り込んで使用することが一般的となっています。

バスが好むエビを粉末状にしたものも存在しており、ワームパウダーよりも容量が多く、更に低価格で入手しやすいアイテムとなっていますので、バスフィッシングに限定していない方やコストを重視したいアングラーは代用品として使用してみても良いでしょう。

ワームパウダーの自作方法は？

一見すると簡単に作れそうなワームパウダーですが、水中での高い分散性能を出すには水溶性のフォーミュラーを作った後、乾燥を行いパウダー状にする必要があります。

乾燥したエビ粉や魚粉をミックスしてオリジナルのワームパウダーを作成し、使用することは可能ですが、水馴染みが良くない場合が多くあり、水中で細かく分散し高い集魚効果得ることは非常に困難なものとなっています。

アングラーの中には水中での分散も試行錯誤し、オリジナルのワームパウダーを自作しているアングラーも存在しますので、興味のある方は一度トライしてみることをおすすめします。

まとめ

嗅覚が非常に優れているバスにとって、ワームに振りかけるだけで、ワームの持っているポテンシャルを底上げすることが出来るワームパウダーは、非常に効果が高いアイテムの一つとして、多くの釣り上手が取り入れはじめています。

シビアな状況で1匹が非常に貴重となるシーンでは特におすすめなアイテムとなるので、今回ご紹介した内容を参考に、是非、ワームパウダーを取り入れてみてくださいね。