ルアーフィッシングで多くのアングラーに使用されているワーム。
ワームはソフトルアーとも呼ばれ、ハードルアーよりもナチュラルにアピールできる特徴があります。
そんなワームを使用するアングラーにおすすめなのが「ワームオイル」です。
ワームオイルに馴染みがないアングラーも多いと思いますが、釣果アップに効果があるとされています。
そこで今回は、おすすめのワームオイルを紹介し、代用品があるかについても解説するので、ぜひご参考にしてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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ワームオイルとは？効果は？
ワームオイルとは、ワームを漬け込むオイルのこと。
ワームを乾燥させずに、ワーム本来の形状を保つことがワームオイルの効果です。
ワームの形状を保つほか、魚を寄せ付けるアミノ酸などが配合されていて、集魚効果が期待できる商品も販売されています。
特に魚からなかなか反応が得られない状況では、集魚効果があるワームオイルを使用すると釣果アップできることも。
また近年では、ラメが含まれた商品や漬け込むことでケイムラカラーになる商品もあります。
ワームを使用して、今までよりも多くの釣果を出したいアングラーは、ワームオイルをチェックしておきましょう。
ワームオイルを使うメリット・デメリット
メリット
ワームオイルを使用するメリットとして、「ワームを乾燥から守れる」「集魚効果を高められる」の2点が挙げられます。
ワームのなかには販売されている時から液に浸されている商品があります。
そのようなワームにはワームオイルが必須で、液に浸した状態でないと乾燥して使えなくなってしまう場合も。
乾燥を防ぎたい場合には、ワームオイルに浸しておきましょう。
またニオイつきのワームオイルには、強力な集魚効果が期待でき、エサのような釣果を出せる場合もあります。
魚からのアタリが少なく、釣果が出ないなと感じたときにはフォーミュラータイプのワームオイルを使用してみましょう。
近年のフォーミュラータイプは、釣り場でワームに直接塗るタイプの商品も販売されています。
デメリット
ワームオイルを使用するデメリットとして、「ニオイがきつい」「相性が悪いワームがある」の2点が挙げられます。
集魚効果があるフォーミュラーは特にニオイが強いことでアングラーの間では有名です。
ワームオイルを保管するときには、しっかりと密閉し、漏れないようにしておきましょう。
またワームの種類によっては、ワームオイルを使用すると溶けてしまったり、裂けてしまったりする場合があります。
ワームオイルを使用する場合は一気にすべてのワームを漬け込まず、まずは1つで様子を見るなどするといいでしょう。
ワームオイルの選び方
機能
ワームオイルを購入するときにまず確認したいのが機能です。
先ほども述べた通り、ワームオイルにはワームの乾燥を防ぐ効果があります。
またワームオイルのなかにはワームがしなやかになる商品も。
ワームがしなやかになると、水中での動きがより良くなり、ターゲットが喰いつく可能性を高める効果を期待できます。
そのため、アングラーがほしい機能に合わせて商品を選択することが必要です。
カラー
ワームオイルにはワームをケイムラカラーにできる商品があります。
ケイムラは蛍光紫の略語で、紫外線があたることにより発光するカラーです。
ワームをケイムラカラーにできると、紫外線がある日中や常夜灯周りでワームがよく目立ち、アピール力アップに期待できます。
またラインナップのなかには、ワームにラメをつけられる商品も。
ラメがワームにつけられると、水中でワームの見え方に変化を与え、ターゲットからの反応が変わることもあります。
ニオイ・味
ワームオイルには、魚が好むエビやカニなどの甲殻類、また小魚をもしたニオイや味のものがあります。
さらにニオイが強烈で、魚を寄せ付ける力が強いとされているニンニクのニオイ成分が採用されている商品も。
強くニオイを放ち、味がついていると釣果にプラスに働くとされています。
また魚がワームを咥える時間が長くなり、吐き出しにくくなる効果も期待でき、よりフッキング率を上げる可能性もあります。
特にアタリがあってもなかなか釣果に繋がらない場面では、ニオイや味がつけられるとより魚が釣りやすくなるでしょう。
ワームオイルの代用品はある？
多くのアングラーが探しているワームオイルの代用品。
最も代用品として適しているといわれているのがベビーオイルです。
ただし、ベビーオイルを使用してワームが縮んだとの声もあるため、代用品として使用する場合は注意が必要になります。
そのため、ワームオイルの購入を検討しているアングラーには、代用品ではなく、専用品を購入しておいた方が安心です。
ワームオイルおすすめ10選
【ギミック】
ギミ油
獣医師が監修して作られた魚介由来のニオイがつけられたおすすめの商品です。
ワームをしなやかにするとともに、集魚成分をしっかりとワームのなかに浸透させられます。
またワームを漬け込むと、水中では低比重、陸では高比重に変化。
遠投性能が高くなり、また水中ではよりスローにフォールする効果を期待できます。
【エコギア】
エコギアアクア リキッド オリジナル
数々のワームを販売し、ルアーアングラーから信頼が厚いエコギアが販売している熟成アクア専用の保存液です。
熟成アクアのワームは専用の液に浸していないとカピカピに乾燥してしまい、使えなくなってしまいます。
そのため、熟成アクアを保存しておくためにはこの専用の液を用意しておきましょう。
【エコギア】
エコギアアクア リキッド 蛍ムラ
先ほど紹介したエコギアの熟成アクアを浸けておく液に、蛍光材が入っているおすすめの商品です。
ワームを漬け込むことでケイムラカラーになり、紫外線があたることにより、青白く発光するようになります。
ケイムラカラーは日中でのロックフィッシュ狙いや、常夜灯周りでのアジングやメバリングには特に効果が期待できます。
【エコギア】
パワーオイル
エコギアが販売しているワームを漬け込むことでしなやかになり、アピール力アップを見込めるおすすめの商品です。
プラスチック製のワームに効果があり、ワームをビニール袋などに入れて、2〜3時間漬け込むだけと簡単に使えます。
また味とニオイもワームに染み込むため、バイト率の向上といった効果も期待できます。
【ノリーズ】
バイトバスリキッド
バス釣りに人気が高いノリーズが販売する、ワームの機能をそのままに、簡単に味とニオイをつけられるおすすめの商品です。
短時間漬け込んだだけでも効果を発揮しますが、30分以上漬け込むことでさらに長時間効果が持続します。
魚が好む成分が凝縮されているので、魚を寄せ付ける集魚効果も期待できます。
【ザップ】
チョベリグ
バス釣りで人気が高い秦拓馬氏がプロデュースしたおすすめのスペシャルフォーミュラです。
チューブ入りの商品で、手を汚すことなくワームに塗れる魅力があります。
小魚やエビの抽出成分をギュッと凝縮されています。
またラメが入っているので、カラーによりアピールもでき、より釣果アップが期待できます。
【バークレイ】
ガルプ!アライブ!リチャージジュース
ニオイ付きワームの定番ともいえる、バークレイのガルプシリーズからリリースされているおすすめの商品です。
ガルプのワームが乾かないようにするために使用します。
またキャスト前にワームに浸すと、ニオイと味の拡散効果を向上できます。
ガルプのワームを使用しているアングラーはぜひ導入してみてください。
【ジークラック】
S.A.Fフォーミュラー
ジークラックのSAFマテリアルのエキスを液体にしたおすすめの商品です。
ワームを袋に入れて、液を垂らすだけで使用できるため、簡単に効果を体感できます。
塩やアミノ酸、エビフレーバーを配合しているので、高い集魚効果があります。
またボトルがコンパクトで、釣り場にも持ち込みやすい点も魅力的です。
【ストラット】
レーシングフォーミュラクイック
漬け込み不要で、すぐに使用できることが魅力のおすすめの商品です。
漬け込む時間や手間が省けるので、初めてフォーミュラを使用するアングラーにもおすすめできます。
瞬時にワームに浸透しますが、長時間効果が持続することも魅力的です。
またニオイが強いため、ワームのパッケージに数滴垂らすだけでも効果があります。
【ダイワ】
アミノXバザーズワームパウダーシュリンプ
オイルではなくパウダーですが、ワームに塗布して使用できるダイワが販売しているおすすめの商品です。
バスが好むエビパウダーが採用されていて、低活性時やタフコンディションで威力を発揮します。
また魚の活性を上げ、強烈に引き寄せる効果があるアミノXと呼ばれるうまみ成分を採用し、より釣果アップが期待できます。
まとめ
今回はワームにつけて使用したいおすすめのワームオイルを紹介しました。
ワームオイルはワームの変形を防ぎ、また釣果アップをできる効果を期待できます。
ワームオイルを使用して、さらなる釣果アップを目指してみませんか。
ワームオイルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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