冬のバス釣りは忍耐の釣りですが、コツとポイントを押さえれば意外と遠くないはずです。
しっかりと戦略を立ててタックルをセッティングし、厳寒期のフィールドで釣れる冬バスは記憶にも記録にも残る魚になるはずです。
冬にバス釣りをすると必ずスキルアップに繋がるので、ぜひ参考にしてみてください。
- バス釣り歴20年以上
- JB桧原湖所属(2020年)
- NBCチャプター等の大会参加
NBCチャプターやローカル大会にも数多く参加。2020年はJB桧原湖に所属。
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目次
冬のブラックバスはどんな状態?特徴は?
厳冬期と言われる1~2月。
バスはどこに行くのでしょうか。
一般的には秋にシャローでエサを摂ってたバスが水温の低下とともにディープに落ちていく。
水温低下についていけない子バスはディープのボトムでじっと春を待ち、体力のあるデカバスはシャローの一等地でエサが来るのを待っている。
それも間違いではないと思います。
ですが、私は意外とそのエリアに居続けることが多いのではないかと思っています。
近年の日本は急に暑くなるし急に寒くなっていくので、春と秋の期間が短いと感じています。
なので、冬に近づくにつれて水温も急激に冷えていきます。
その急な水温の低下に小さいバスが果たしてついていけるのだろうか、というのが理由です。
より水の動かない、水温や水質が安定したエリアに移動するというのが現実的なのではないかと考えています。
もちろん、関東・関西・九州で違うでしょうし、湖や川、ため池でも違うと思うので、一概には言えないとは思います。
そして、冬はボトムでじっとしている、というのも疑問に思います。
確かに変温動物であるバスの運動能力は水温が下がるにしたがって低下していくので、ハイシーズンよりは動きにくくなります。
ですが、近年のYouTubeなどの水中映像を見る限り、子バスと言われるサイズのバスでも結構活発に動いてるな、という印象があります。
冬バスの釣り方やコツ
釣り方としてスローダウンは必要ですが、必要以上にねちっこく釣りをする必要はないのではないかと考えます。
ハイシーズンのように、水の動きがあるかどうかを見て、そのレンジに合ったルアーを適材適所に投入していくことが、冬のバスを釣る方法かな、と思います。
ここからはレンジ別に具体的な攻略法を書いていきます。
シャローのカバー攻略
まずはシャローのカバーです。
ウッドカバーや枯れたベジテーション、テトラなどが対象となります。
ハイシーズン同様、ジグやテキサスが出番となるでしょう。
また、近年流行りのスモラバの吊るしも外せないところ。
シャロー~ミドルレンジ
冬と言えばのジャークベイト。
開けたエリアだけでなく、カバーの少し沖を通してあげても良いです。
また、琵琶湖のおかっぱりではバイブレーションが必須です。
枯れたウィードの面をただ巻きやリフト&フォールで釣っていくので、テンポよく探っていけます。
ディープ
ため池の最深部やワンドのど真ん中など、深くなったエリアを攻めるならメタルは外せないです。
また、個人的には遠投もできて食わせ能力の高いヘビキャロもおすすめします。
クロー系だけではなくシャッドテールなど、様々なワームを使い分けてみてください。
デカバス狙いのビッグベイト
真冬のしびれる1匹を狙うならビッグベイトです。
中でもジョインテッドクローは真冬でも多くの実績もあり、フィールドやシチュエーションを選びません。
おすすめは朝モヤが水面に出ているところにフローティングのジョイクロを水面でテールが引き波を立てるようにスローに引いてくると、どこからともなくビッグバスがバイトしてくるのでおすすめです。
冬のバス釣りタックルの選び方
シャローのカバー
プレッシャーの低いカバーの釣りとは言え、どのフィールドもハイプレッシャー化しています。
昔のようにジグやテキサスをカバーにドンっと入れて食う時代ではありません。
そこでおすすめしたいのがパワーフィネスを使ったスモラバの吊るしの釣りです。
6フィート台後半のMH~HクラスのスピニングロッドにPEのセッティングで3~5gのスモラバをカバーの直上から吊るしてシェイクで誘って釣っていきます。
おかっぱりでもボートでもできる釣りです。
シャロー~ミドルレンジ
ジャークベイトとバイブレーションのタックルは似ているようで全然違います。
ジャークベイトを一日やり通した方なら分かると思いますが、専用ロッドじゃないと手首が痛くなってしまいます。
そのため、6.6フィート前後のML~Mクラスのベイトロッドでチャレンジしてください。
また、バイブレーションは7フィート前後のMHクラスの竿で遠投するのが適しているでしょう。
ディープ
メタルは小刻みにリフト&フォールを繰り返していく釣りなので、ジャークベイトで使うような竿が良いでしょう。
また、ヘビキャロを使うなら、7フィートオーバーのMHクラスの竿が良いでしょう。
デカバス狙い
ビッグベイトロッドなら何でも良い訳ではなく、遠投しないといけないシチュエーションを除けば、正確なキャストをしたいのでショートレングスのビッグベイトロッドを選びます。
近年だと選択肢が増えてきたので、投げるサイズに合わせて選びましょう。
冬のバス釣りにおすすめのロッド3選
【DSTYLE】
BLUE TREK(DBTS-68H-S-PF)
今年発売のパワーフィネスモデル。
なかなか汎用性は少ないですが、ぜひカバーの吊るしで使いたいモデル。
私も一度使いましたが、ソリッドティップ搭載モデルなので強い中にもしなやかさがあり、キャストがしやすく、狙ったところにルアーを入れれるのが良いです。
【シマノ】
ゾディアス(172MH)
軽くてよく曲がる竿です。
上記に上げたルアーの中でジャークベイトだけはやりにくいですが、それ以外なら高次元で対応してくれる竿です。
1.5oz程度であればビッグベイトまで扱えるので、例えば琵琶湖のおかっぱりなら一年中活躍してくれるでしょう。
【レジットデザイン】
ワイルドサイド(WSC65XH)
ワイルドサイドが放つ、ショートレングスのビッグベイトロッド。
短さ故のキャストの正確さは冬にはマストです。
また、小技も効かせやすいのと、軽いので一日中投げ続けられます。
冬のバス釣りで使いたいリール3選
【ダイワ】
ジリオンSV TW(1000H / 1000HL)
オールマイティに使えるベイトリール。
コンパクトで巻き心地も良いし、なによりキャスタビリティが抜群。
どんなウェイトのルアーでも気持ちよく飛んでくれます。
同じタックルで違うルアーを使い分けることが多いバス釣りではとても使い勝手が良いです。
SV BOOST、ぜひ一度体感してください。
【シマノ】
コンプレックス XR(2500 F6 HG)
このコンプレックスは今年出たモデルです。
出た当初から評判が良く、完成度が高いモデルです。
パワーフィネスということでF6のHGモデルを選びましたが、通常のライトリグならC2000 F4 HGを選びます。
【シマノ】
バンタムMGL(HG Right / HG Left)
シマノの万能リールと言えばメタニウムですが、バンタムにした理由はラインキャパ。
ビッグベイトなどを使うタックルではラインキャパが欲しいところ。
また、遠投をすることも多いので、その意味でも長く巻けることはメリットが大きいです。
冬のバス釣りで使いたいライン3選
【シーガー】
フロロリミテッドR18
安定のフロロリミテッドです。
ライトリグからビッグベイトまで安心して使えます。
フロロで選ぶならこれで間違いないでしょう。
ジャークベイトなら10~12lb、ディープの釣りなら14lb前後を使うと良いと思います。
【サンライン】
アザヤカ
サンラインのマーカー付きライン。
冬の釣りはどうしてもバイトが小さいことが多いです。
その小さな違和感やバイトに反応するために、マーカーラインを積極的に使います。
ジャーキングのポーズ、キャロのステイ時、メタルのフォール時。
違和感が目で見えるので、冬こそ使いたいラインです。
【バリバス】
Nogales デッド-オア-アライブ ウルトラパワーフィネス PE X8
パワーフィネスに使うPEラインです。
特殊なコーティングが摩擦を抑えるため、しなやかさと耐久性が高いPEラインです。
グリーンのカラーは冬のクリアな水に馴染み、プレッシャーを与えにくいです。
まとめ
冬バスの釣り方として、一般的な攻略法とは違うと思いますが、これらの釣り方をすることで冬のバスに近づけると信じています。
ぜひ寒さに負けずにチャレンジしていきましょう!
冬のバス釣りタックルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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