夏場の渓流釣りではウェーダー内が蒸れるため、水に濡れながら入水するウェットウェーディングがおすすめです。
ウェットウェーディングの場合に必須になるのが専用のシューズで、通常の靴とは違う選び方が必要になります。
ウェーディングシューズにもざまざまな種類がありますが、ウェットウェーディング用にはどのようなものが適しているのでしょうか。
そこで今回は、ウェットウェーディング用のシューズについて、選び方の基本やおすすめ商品をご紹介します。
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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ウェットウェーディングに適した靴(シューズ)の特徴
ウェーダーには長靴付きのものも多いですが、ウェットウェーディングの場合は専用のシューズが必要です。
具体的には、「ウェーディングシューズ」と呼ばれる水中用のシューズから選ぶことになります。
川底でもグリップ力を保てるソールを採用し、水が浸入しても抜けやすい設計になっています。
また、アユ釣りなどで一般的な、川歩き用のソールを採用した「サワタビ」や「アユタビ」と呼ばれるシューズを使う方も多いです。
それぞれメリットがありますが、渓流釣りの場合は、車からポイントまで山道を歩くことも多いので、陸上での歩きやすさも重視して選ぶ必要もあります。
事項で詳しく解説するので、初めてウェーディングシューズを購入する方はぜひ参考にしてくださいね。
ウェットウェーディングシューズの選び方
ウェットウェーディング用のシューズを選ぶ場合、通常の靴選びとは違う選び方が必要になります。
ウェーディングシューズを買う場合にチェックするべきポイントがいくつかあるので、チェックしてから購入しましょう。
ウェーディングシューズとタビ
ウェットウェーディングに使えるシューズは2種類あり、それぞれにメリットがあります。
ウェーディングシューズはトレッキングシューズのようなスタイルで、着用感も通常の靴に似ています。
足をカバーする面積も広く、険しい山道を歩く距離が長い場合におすすめです。
サワタビやアユタビと言われるものは、水中で歩くために設計された足袋で、フィット感があり軽量に作られているメリットがあります。
山道を長距離歩くのには適しませんが、凹凸への追従性が良く、水中での歩きやすさを重視したい場合におすすめです。
ただしサワタビの場合、先割れのゲーターやソックスが必要なので、ウェーダーと兼用する場合などはウェーディングシューズを選ぶといいでしょう。
ソールの種類
ウェーダーなどと同じく、ウェーディングシューズやサワタビにもいくつかソールの種類があります。
一般的なのがフェルトソールで、濡れた岩の上などで滑りにくいメリットがあります。
フェルトにピンを組み合わせたフェルトスパイクソールは、ざらざらとした岩場などピンが効く場所では抜群の防滑性があります。
ただしすべすべした岩では滑りやすく、またソールが固く長時間の着用に向かないのがデメリットです。
通常の靴と同じゴム底のラジアルソールもありますが、基本的にはサーフなど砂地用で、渓流には向かないので注意しましょう。
基本はフェルトソールで、ごつごつした岩の上などを歩く場合はフェルトスパイクも検討するのがおすすめです。
サイズの選び方
ウェーディングシューズのサイズの選び方は、通常の靴とサイズの選び方が違うので注意が必要です。
ウェットウェーディングでは、ゲーターやウェットソックスなど厚手の防水生地の上からシューズを履くことになります。
このためシューズのサイズも大きめに作られており、靴下の上に履くとかなり大きい印象を持つでしょう。
ゲーターなどの上から履いてフィットすれば問題ないので、試着する際は小さすぎるものを選らばないように注意が必要です。
逆に大きすぎるものを選ぶと、シューズ内に入る水が多くなり、歩くときに不快感が大きくなります。
紐で調整できる範囲で、きつすぎずしっかりフィットさせられるサイズを選ぶことが重要です。
磯靴とウェーディングシューズの違い
ウェーディングシューズに似たアイテムに磯靴がありますが、基本的に磯靴はウェットウェーディングには使用できません。
磯靴もフェルトソールなどを採用し、滑りにくさは確保できますが、それ以外の作りが根本的に違います。
まずサイズに関しては、磯靴は靴下などの上に履く前提に作られているので、ゲーターなどの上から履くのに適しません。
また、ウェーディングする場合、靴の中に浸水しますが、磯靴では排水する作りになっていないので、水が内部に溜まってしまいます。
磯靴は接着部分が多く、水濡れによって接着の剥がれが起こる可能性も高いです。
磯靴のほうが安いものも多く、間違って使っている方も多いので、ウェーディング用には必ずウェーディングシューズを選びましょう。
ウェットウェーディングシューズおすすめ8選
ウェーディングシューズやサワタビの中から、ウェットウェーディング用におすすめのアイテムをピックアップしてご紹介します。
もちろん足に合うサイズを前提に、お気に入りのシューズを選んでくださいね。
【リトルプレゼンツ】
ライトウエイトWDシューズ(SH-04)
本格的な渓流釣りに幅広く対応する、人気のウェーディングシューズです。
ソールはフェルトで、かかとが適度に上がっているので歩きやすく、メッシュ素材を取り入れてホールドしつつ履き心地にも配慮されています。
価格も良心的で日本人にマッチするサイズ展開も豊富なので、迷ったらこれをおすすめしたいアイテムです。
【フォックスファイヤー】
コンターラインWDシューズ
サポート力が高く、複雑な地形を歩くのにも適したウェーディングシューズです。
アッパーがかっちりとした作りになっており、フェルトを採用したソールも厚手で硬いので、凹凸のある路面でもストレスなく歩きやすくなっています。
それでいて軽量で、水はけもいいので川から上がった後も快適性を保ちやすいメリットもあります。
【ダイワ】
ダイワウェーディングシューズ フェルトソール(WS-2201C)
耐久性のある設計で、険しい川上りにもおすすめのウェーディングシューズです。
アッパーにコーデュラ生地を採用しているので耐摩耗性が高く、ソールはフェルトとEVAを組み合わせ、滑りにくさと快適性を確保しています。
防滑性と屈伸性の高いスーパーキュービックセンサーソールを採用しているので、歩きやすさも良好です。
【プロックス】
ウェーディングシューズ フェルト底(PX505)
価格が安く入門用にもおすすめの、フェルトソールのウェーディングシューズです。
アッパー素材が固めで脱ぎ履きしやすく、ソールも広めで安定感のある作りになっています。
高いモデルには耐久性などで劣るものの、初めてのウェーディングシューズや予備としても持っておくのにもおすすめのモデルです。
【パズデザイン】
ライトウェイトウェーディングシューズⅥ SP(ZWS-619)
軽量な設計で、渓流域を軽快に歩くことができる、快適性の高いウェーディングシューズです。
フェルトスパイクソールを採用しており、フェルトでは対応できない地形でもグリップ力を確保できます。
アッパーも軽量性と柔軟性を重視した作りで、フィット感も重視されているので、アクティブに釣り歩きたい方にもおすすめです。
【シマノ】
ウェーディングシューズ カットピンフェルト(FS-004V)
機能性はもちろん、ミリタリーブーツ風でデザイン性にも優れる、フェルトスパイクソールのウェーディングシューズです。
アッパーは硬めで脱ぎ履きしやすく、くるぶしまでカバーできるので、草木が茂るエリアを歩くのにも適しています。
シマノのフェルトソールは柔軟性に優れているので、高い機動力が欲しいシーンにもおすすめです。
【キャラバン】
ケイリュウタビ 660ブルー(CV0035025)
渓流歩きにぴったりの、歩きやすくカバー力もあるサワタビです。
柔軟性が高く、指先の感覚も活かしながら歩けるので、源流域など大きな岩が川底に沈んでいるような場所にも対応しやすくなっています。
アッパーはくるぶしまで覆える長さで、3㎜厚のクロロプレン素材を使用しているのでしっかり保護することができます。
【阪神素地】
フィッシングたび(F-01)
ソックスとフェルトソールを組み合わせた、非常に軽量でウェットウェーディングとも相性抜群のサワタビです。
通水性のソックスなので水馴染みが良く、フィット感も抜群で川歩きもしやすい作りになっています。
軽量で折りたためばコンパクトになるので、ポイントまではトレッキングシューズを履いて、釣り場で履き替えるような用途にもおすすめです。
まとめ
ウェットウェーディングは涼を感じながら渓流を楽しめる、夏場の釣りに最適な装備です。
装備がシンプルな分シューズの役割が大きいので、適したシューズを選んで、安全で快適に釣りを楽しんでくださいね。
ウェットウェーディングシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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