ウェーダーはシーバスフィッシングや渓流などで使われる、水に浸かって釣りをするためのアイテムです。
ウェーダーの生地素材にはさまざまな種類があり、代表的なのが「ナイロン」と「ネオプレーン(クロロプレン)」です。
今回はその中でもネオプレーンウェーダーと呼ばれる、北海道などの寒い地域に最適なタイプをご紹介。
夏に向いていないというデメリットや選び方、そしておすすめ製品まで詳しく解説しています。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
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目次
- 1 ネオプレーン(クロロプレン)のウェーダーの特徴
- 2 ネオプレーンウェーダーを使うメリット・デメリット
- 3 ネオプレーンウェーダーの選び方
- 4 ネオプレーンウェーダーおすすめ12選
- 4.1 【ダイワ】ネオウェーダーNW-4204R
- 4.2 【ダイワ】タイトフィットソルトクロロプレンストッキングウェーダーSW-4051CXT
- 4.3 【シマノ】リミテッドプロ ジオロック スリムウェーダーウェストハイ カットフェルト
- 4.4 【マズメ】フルオープンネオプレーンウェイダー
- 4.5 【マズメ】ネオプレーンウェイダー
- 4.6 【ドレス】クロロプレンウェーダー エアボーン胴長(ラジアルソール)
- 4.7 【ブルーストーム】ネオプレンソックスウェーダー
- 4.8 【リトルプレゼンツ】CRブーツウェーダー
- 4.9 【リトルプレゼンツ】ハイブリッドブーツウェーダー
- 4.10 【双進】RV ZIPクロロプレンウェーダー
- 4.11 【プロックス】3Dインナークロロプレンウェダーフェルトスパイク
- 4.12 【プロックス】3Dインナークロロプレンウェーダーストッキング
- 5 ネオプレーンウェーダーのよくある質問
- 6 まとめ
ネオプレーン(クロロプレン)のウェーダーの特徴
ネオプレーンウェーダーとは、クロロプレンゴムと呼ばれる合成ゴムを素材としたウェーダーのことです。
ネオプレーン(クロロプレン)は内部に空気を溜め込むので断熱性が高く、寒い時期でもしっかりと保温できることが特徴。
そのため、ネオプレーンウェーダーは主に冬や北海道などの寒い地域での使用が中心となります。
後ほど詳しくご紹介しますがネオプレーンウェーダーにはデメリットもあり、使う場面が限られているのも事実です。
ネオプレーンウェーダーを使うメリット・デメリット
ネオプレーンウェーダーにはメリットとデメリットがそれぞれ多くあり、自分に合っているのかどうかきちんと確認するのがおすすめです。
メリット
保温性が高い
ネオプレーンウェーダー最大のメリットは、保温性の高さです。
気温一桁台でのウェーディングの場合、選択肢はネオプレーンウェーダーのみと言っても良いほど、他の素材とは保温性に差があります。
これはクロロプレンゴムが気泡を含みやすいからであり、ダウンジャケットのような役割を果たしてくれるからです。
冬のウェーディングでは暖かさが何よりも大切なので、このメリットはかなり大きいでしょう。
柔軟性がある
クロロプレンゴムを素材とするネオプレーンウェーダーは、ナイロン製のウェーダーよりも柔軟性があります。
そのため、歩きやすさやキャストのしやすさがメリット2つ目となります。
ウェーディングでは泥や苔の上を歩く場面が多く、柔軟性による動きやすさは大きなメリットとなるでしょう。
転んで怪我をしてしまうといった、不慮の事故も防いでくれます。
丈夫
ネオプレーンウェーダーは厚みが4mmや5mmと分厚いものが多く、簡単に破れてしまうことがありません。
価格の高さがネオプレーンウェーダーのデメリットなのですが、その価格に見合った丈夫さがあるのも事実です。
ネオプレーンウェーダーはナイロンウェーダーと比較して長持ちしてくれる事も、メリットとの1つと言えるでしょう。
デメリット
夏には向いていない
ネオプレーンウェーダーは保温性には優れているのですが、透湿性には優れていません。
透湿性とは内部の湿気を外部へと排出してくれる性能のことであり、蒸れを防いでくれます。
ネオプレーンウェーダーは透湿性が高くないので、蒸れやすい夏には向いていません。
暑い季節には、透湿性の高い素材を使用したウェーダーを選ぶようにしましょう。
着脱しにくい
ネオプレーンウェーダーはピチッとしていることが特徴であり、着脱しにくいというデメリットがあります。
特に蒸れが発生すると体に張り付いてしまうので、かなり脱ぎにくくなってしまいます。
ウェーダーをはじめて使用する方は、着脱に慣れるまで時間が掛かってしまうかもしれません。
しかし、このデメリットは慣れてしまえばそこまで気にならないでしょう。
高価
ネオプレーンウェーダーはナイロンウェーダーと比較すると高価です。
ネオプレーンはナイロンに比べて保温性や耐久性に優れる分、ほとんどの製品が数万円してしまいます。
もちろんそれに見合った性能があるのですが、たまにしかウェーディングをしない方にとっては割に合わないかもしれません。
自分がどれほど本格的にウェーディングを楽しむのか、しっかりと考えたうえで選ぶようにしましょう。
ネオプレーンウェーダーの選び方
実際にネオプレーンウェーダーを選ぶ際には、サイズ・ソール・厚みの3つが重要になります。
自分に合ったサイズを選ぶ
ウェーダーを選ぶ際には、必ず自分に合ったサイズを選ぶようにしてください。
大きすぎるものを選んでしまうと、水に浸かった際に大きな浮力が発生して動きにくくなってしまいます。
反対に小さすぎるものも着脱しにくく、窮屈になってしまうでしょう。
自分に合ったサイズを選ぶことがウェーディングを楽しむ秘訣の1つでもあります。
行く釣り場に合わせてソールを選ぶ
ウェーダーのソール(靴底)にはラジアルソールやフェルトソール、スパイクソールなどの種類があります。
これらのソールは、行く釣り場に合わせて選んでください。
具体的には、砂や泥のポイントではラジアルソール、苔や藻があるポイントではフェルトソール、岩場や磯ではスパイクソールがおすすめ。
ラジアルソールで苔や藻などの上にいくとかなり滑りやすいので、ラジアルソールを使っている際には注意が必要です。
厚みは4mmが基本
最後に、ウェーダーの厚みに関しては通常4mmを選んでおけば問題ないでしょう。
4mmは動きやすさと保温性を両立する厚みであり、気温一桁台までは対応してくれます。
一方、北海道の厳冬期など気温が氷点下になるような場所では、保温性を重視して5mm以上を選ぶのがおすすめ。
また、4mm・5mm問わずに冬は中に充分な厚着をしておく必要があります。
ネオプレーンウェーダーおすすめ12選
今回は、皆様におすすめしたいネオプレーンウェーダーを12種類ピックアップしました。
【ダイワ】
ネオウェーダーNW-4204R
保温性と動きやすさを高いレベル両立する、4.5mm厚のクロロプレンウェーダーです。
フェルトソールを採用しているので、藻や苔などの滑りやすいポイントにも対応。
4.5mm厚はネオプレーンウェーダーの中でも分厚いので、気温一桁台でも快適に釣りを楽しめるでしょう。
着脱のしやすさや、収納ポケットなど細部まで工夫が施されています。
【ダイワ】
タイトフィットソルトクロロプレンストッキングウェーダーSW-4051CXT
ストッキングタイプと呼ばれる、シューズは別で組み合わせるタイプの4.5mm厚クロロプレンウェーダーです。
シューズ一体型に比べて動きやすく、タイトフィットながら高い機動性を実現しています。
シューズさえ変えればどんなポイントにも対応できるので、ウェーディングを色々な場所で本格的に楽しむ方におすすめ。
冬のウェーディング万能タイプとも言えるでしょう。
【シマノ】
リミテッドプロ ジオロック スリムウェーダーウェストハイ カットフェルト
すり減ったソールを簡単に交換できる「ジオロック」システムを採用した、ネオプレーンウェーダーです。
すり減ったソールは滑りやすく危険であるため、この機能は大きなメリットとなるでしょう。
また、他のウェーダーよりも短めの丈となっているので、夏場でもある程度は快適に使用可能。
ハードな使用にもしっかりと対応してくれるウェーダーです。
【マズメ】
フルオープンネオプレーンウェイダー
ぴっちりとしているネオプレーンウェーダーでありながら、動きやすさや着脱しやすさなどの快適性を重視した製品です。
フルオープンという名にもある通り、前面が全部空いてくれるので用を足しやすく、暑くなった時にはすぐに湿気を放出できます。
もちろん保温性も持ち合わせているので、冬場の北海道などでも使用可能です。
【マズメ】
ネオプレーンウェイダー
上記のフルオープンネオプレーンウェイダーをさらにお求めやすく、初心者向けにしたのがこのネオプレーンウェーダーです。
ストレッチ性や保温性に優れており、冬でも快適に釣りをすることが可能。
これまでネオプレーンウェーダーを使ったことがない方にこそ使っていただきたい製品です。
ソールはフェルトソールのつま先にスパイクが付いた、ある程度幅の利くものになっています。
【ドレス】
クロロプレンウェーダー エアボーン胴長(ラジアルソール)
ドレスから販売されている、ラジアルソールのネオプレーンウェーダー。
干潟でのシーバスフィッシングや、サーフでのヒラメ、大型湖でのトラウトフィッシングなどにおすすめです。
価格が1万円台とネオプレーンウェーダーの中では安く、冬のウェーディング入門にピッタリ。
チェストハイと呼ばれる胸付近までのウェーダーなので、かなり深いポイントまで対応してくれます。
【ブルーストーム】
ネオプレンソックスウェーダー
ライフジャケットが代表的な製品である「ブルーストーム」のウェーダー。
スリムなシルエットで高い機動性を実現した、動きやすく使いやすいウェーダーです。
摩擦の多い足回りや膝、尻には一般的なナイロンと比べて7倍もの強度を持つ「コーデュラナイロン」を使用。
耐久性に優れ、長期間愛用できるネオプレーンウェーダーとなっています。
【リトルプレゼンツ】
CRブーツウェーダー
5mm厚の分厚いネオプレーン生地を使用し、北海道などの厳冬期にも対応したウェーダーです。
胸部の外側にはハンドウォーマーが備わっているので、手がかじかんでしまうこともないでしょう。
ブーツは耐久性に優れたラバー製となっており、ソールはフェルトソールです。
氷点下にも対応した暖かいウェーダーを探している方におすすめ。
【リトルプレゼンツ】
ハイブリッドブーツウェーダー
ハイブリッドブーツウェーダーは、ネオプレーンとナイロン防水透湿素材が組み合わされたウェーダーです。
膝から上はナイロン防水透湿素材、膝から下にはネオプレーンが使用されており、夏場でも蒸れることなく快適に扱えます。
両者の良い所取りをしたようなウェーダーであり、1年中使用可能。
ソールは苔や藻の上で滑りにくい、フェルトソールを採用しています。
【双進】
RV ZIPクロロプレンウェーダー
5mm厚の分厚いクロロプレン生地を使用していながらも、フロントファスナーによって着脱しやすいウェーダーです。
ブーツ内部にも5mmのクロロプレン生地が使われているので、足だけが冷えるといったこともありません。
ソールはフェルトソールにスパイクが組み合わされたフェルトピンであり、滑りやすい場所から岩場まで幅広く対応しています。
【プロックス】
3Dインナークロロプレンウェダーフェルトスパイク
内部に暖かい空気をため込んでくれる、3D立体加工生地をインナーに採用したネオプレーンウェーダーです。
4mm厚でありながら5mm厚に近い保温性を持っており、動きやすさも損なわれていません。
ソールは海でのウェーディングで幅広く使えるフェルトスパイクソールとなっています。
動きやすさと暖かさを高次元に両立したウェーダーを探している方におすすめ。
【プロックス】
3Dインナークロロプレンウェーダーストッキング
ブーツ一体型のウェーダーと比較して、動きやすいストッキングタイプのクロロプレンウェーダーです。
好きなシューズを選ぶことができるので、その時に最適なソールを使いこなせます。
3D両立加工生地による保温性も高く、冬場でも快適に釣りを楽しめるでしょう。
サーフから磯場まで、さまざまなポイントで釣りをする方におすすめ。
ネオプレーンウェーダーのよくある質問
ここまでにおすすめのネオプレーンウェーダーをご紹介してきました。
最後に、ネオプレーンウェーダーに関してよくある質問をまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
修理・補修はできますか?
ネオプレーンウェーダーは修理・補修することが可能です。
穴があいたり破れてしまったりした際には、接着剤で塞ぐことで水漏れを防ぐことができます。
とはいっても、完全に破れる前の状態に戻すことは不可能。
あまりにも破れが大きな場合には、快適な釣りのために買い替えた方が良いというのが事実です。
履いていても濡れるのでしょうか?
開口部(胸付近)から水が侵入しない限り、中が濡れることはありません。
しかし長年使っていて劣化してしまうと、生地から染み込んでくることもありますので、その際には買い替えを検討してください。
また、急な高波やボートの引き波によって水が侵入することもよくあります。
それが原因で濡れてしまうことも考えられるので、着替えはもっておくのが良いでしょう。
北海道等の厳冬期にも使えますか?
ネオプレーンウェーダーは保温性が高く、北海道などの厳冬期に使うことも可能です。
氷点下など極端に寒い場所で使用する場合には、5mm厚のネオプレーンウェーダーがおすすめ。
また、中にはインナーなどをしっかりと着込んでおくことで、厳冬期にも釣りを楽しめます。
水から上がった後、すぐに温まれる環境を用意しておくのも大事かもしれません。
まとめ
北海道の冬など、寒い環境下でウェーディングをするのであれば、ネオプレーンウェーダーは必須。
一方でネオプレーンウェーダーがあれば、氷点下でも釣りを楽しむことが可能です。
釣れる魚が少なくなる冬であるからこそ、ウェーディングで普段行けないようなポイントに行ってみるのはいかがでしょうか。
ネオプレーンウェーダーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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