気温の上昇とともに魚の活性も高くなり、釣り人にとって待ちわびた季節の到来を感じるようになりました。
気温や日差しが厳しくなると考えなくてはならないのが、釣りをするときのアンダーウェア（インナー）。
ウェア選びを正しく行うと、厳しい暑さを軽減し、快適に夏釣りができるようになります。
しかし、アンダーウェアはさまざまな種類があるため、どれを選んだらよいのか分からないという声も。
そこで今回の記事では、夏釣りに適したアンダーウェアの選び方やおすすめ商品についてご紹介します。
- 釣り歴20年
- 大会上位入賞経験あり
東北の豊かな海で主に根魚やイカメタル、マダイに没頭しています。 内陸住みなので海までは車で1時間半。それでも毎週ドラマを求めて通い続けています。 坊主上等で納得できる釣りを追い求めるストイックアングラーです。 夢は自分の船を持って誰も知らないポイントを開拓することです。
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目次
- 1 夏の釣りに適したアンダーウェア（インナー）の特徴
- 2 夏釣り用アンダーウェアを着るメリット
- 3 夏釣り用アンダーウェアの選び方
- 4 夏釣り用インナー・アンダーウェアおすすめ12選
- 4.1 【Foxfore】SC DSロゴクルー（5215150）
- 4.2 【Foxfore】SCボーダークルーKids（6415905）
- 4.3 【ダイワ】DU-6121S アイスドライ ミドルネックアンダーシャツ
- 4.4 【Foxfore】DU-6021S アイスドライ クルーネックアンダーシャツ
- 4.5 【リバレイ】RL ライトラッシュガード（6435）
- 4.6 【リバレイ】RBB COOLING UVラッシュガード（7564）
- 4.7 【第一精工】MCクールムーバー アンダーシャツ（5215150）
- 4.8 【フリーノット】BOUBUN レイヤードアンダーシャツ（Y1439）
- 4.9 【フリーノット】HYOON EX フーデッドアンダーシャツ（Y1651）
- 4.10 【フリーノット】HYOON EX アンダーシャツ（Y1652）
- 4.11 【シマノ】サンプロテクション インナー シャツ（IN-006V）
- 4.12 【シマノ】サンプロテクション ハイブリッド インナー シャツ（IN-000V）
- 5 まとめ
夏の釣りに適したアンダーウェア（インナー）の特徴
夏釣りに適したアンダーウェアで欠かせない特徴は、速乾性があることです。
気温が高く、日差しが強い場所での釣りでは、汗を多くかいてしまうこともあります。
汗で濡れたシャツは動きづらく、体温を奪っていくため体調を崩すことも。
そのため、汗をかいてもすぐに乾く速乾性のあるウェアを選ぶことがとても重要です。
夏釣り用アンダーウェアを着るメリット
強い日差しから肌を守る
日差しを長時間浴びたことで、肌が真っ赤に焼けて湯船に浸かるのもままならない経験をした方も、釣り人なら多いのではないでしょうか。
紫外線は日焼けのほか、シミやそばかすの原因になるとも言われており、痕が残ってしまう可能性もあります。
UPF50+などの紫外線カット機能のあるアンダーウェアを着ることで、日焼けは比較的かんたんに軽減できます。
肌を日焼けから守るためにも、アンダーウェアの着用しして釣りに出かけるようにしましょう。
濡れてもすぐに乾く
気温が高いと汗をかくことも多くなります。
汗をかくと不快な思いをすることはもちろん、後々に体が冷えて体調不良につながることも。
そのようなときに、速乾性の高い素材の釣り用アンダーウェアならすぐに乾いてくれるため、着替えが不要になります。
また、渓流や海釣りなどでは水に浸かりながら釣りをすることもありますが、すぐに乾くものであれば、車のシートを濡らさなくて済むのも魅力です。
思わぬ寒さに対応できる
夏場でも霧が発生したときや風が強く吹いたときなどには、思わぬ寒さに直面することがあります。
本格的な寒さに対応はできませんが、直接肌に冷気を当てないだけでも寒さが軽減されます。
急な環境変化に対応するためにも、アンダーウエアの着用を検討しましょう。
ただし、濡れている状態では寒さがより強くなるので注意。
そのときは着替えるなどして体温低下を防ぎましょう。
夏釣り用アンダーウェアの選び方
素材をチェック
釣りのアンダーウエアに使用される素材の多くは、スポーツウエアなどにも多く使われるポリエステルやナイロンなどの化学繊維で作られており、吸汗速乾タイプが多いです。
海や川の中に入って釣りをするときはもちろん、汗をかいたときでもすぐに汗を逃して乾燥状態を保てるため、夏場の釣りにはおすすめ。
汗を乾かす際の気化熱を利用して、体温も下げてくれるため、熱中症対策としてもぴったりです。
綿素材はやわらかく着心地はよいものの速乾性はないため、釣りのアンダーウエアには化学繊維のものを使用しましょう。
袖丈をチェック
直射日光を避けるためできるだけ肌の露出の少ない長袖タイプがおすすめです。
長袖でも「吸汗速乾素材」や「接触冷感素材」であれば、暑さはさほど気になりません。
また、急激に気温の変化が発生して寒くなったときでも長袖タイプなら、寒さを軽減する効果もあります。
首元を覆うミドルネックタイプもあるので、首元の日焼けを防ぐことも可能です。
虫除け効果が期待できる製品も
夏釣りアンダーウエアの中には、着るだけで虫に刺されにくくなるものもラインナップされています。
例えば、アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した「スコーロン」という素材を使用した製品。
蚊やダニが衣服に止まったときに、触覚と足の先にある感覚器官でスコーロンを感知し、刺すことなく逃げていく効果をうたっています。
夏から秋にかけては虫は多くなりますが、虫よけスプレーなどを使っても汗で流れてしまい効果が持続しにくいことも多いです。
素材に防虫機能が織り込んであるものであれば効果が持続するので、着用して身を守ることも検討してみましょう。
夏釣り用インナー・アンダーウェアおすすめ12選
【Foxfore】
SC DSロゴクルー（5215150）
防蚊機能を持つ「スコーロン素材」を使用した夏釣り用アンダーウエア。
吸汗速乾性能の高いポリエステル100％のため、さらりとした着心地が長時間持続するのが魅力です。
両袖にはFoxfireのロゴマークをあしらいデザイン性に優れるのも魅力。
ある程度ゆったりとしたつくりになっているため、1枚でも着れる万能ウエアです。
【Foxfore】
SCボーダークルーKids（6415905）
子ども向けに作製された「スコーロン素材」の夏釣り用アンダーウエア。
汗をかきやすい子供でも安心な吸汗速乾性能のある素材を使用し、アウトドアだけではなく普段使いとしてもおすすめです。
サイズは120・130・140の3種類。
1枚でも着れるおしゃれなボーダーデザインを採用しているのも魅力です。
【ダイワ】
DU-6121S アイスドライ ミドルネックアンダーシャツ
接触冷感性が魅力の夏釣りアンダーウエア。
着るだけで涼しい感覚が得られる「アイスドライ素材」を採用しているのが特徴です。
薄手でも紫外線から守れるUVカット機能のUPF50+を搭載。
伸縮性に優れるため体へぴったりと密着して動きやすさも確保しています。
また、レディースモデルは女性らしいシルエットになっているのも魅力。
ミドルネックで首元の日焼けも防げる製品です。
【Foxfore】
DU-6021S アイスドライ クルーネックアンダーシャツ
首元のスッキリしたクルーネック仕様の夏釣り用アンダーウエア。
クルーネックタイプのため、別で首元のラッシュガードなどを使用する方にはぴったりな製品です。
背面や脇の下にはメッシュ構造を採用し、より通気性を高くしているのもポイント。
直射日光や紫外線を遮断し、快適に釣りをしたい方におすすめの製品です。
【リバレイ】
RL ライトラッシュガード（6435）
化学繊維を使用した速乾性の高い夏釣り用アンダーウエア。
伸縮素材を採用し、体の動きに合わせて生地が伸び縮みするため、快適な着心地をキープできるのが特徴です。
また、値段が手頃で購入しやすいのもポイント。
何枚か購入してローテーションで着回すのもおすすめです。
【リバレイ】
RBB COOLING UVラッシュガード（7564）
猛暑の釣りを快適にする冷間加工を施した夏釣りアンダーウェア。
汗や水で濡れるたびに気化熱によって体の熱を冷まし、冷感を得られるのが魅力の製品です。
また、ナイロンやポリウレタン素材を使用するため、乾きが早いのが特徴。
水に入る前提での使用にもおすすめです。
【第一精工】
MCクールムーバー アンダーシャツ（5215150）
接触冷感と消臭効果がダブルで嬉しい夏釣りアンダーウェア。
冷感機能の高い「異型断面繊維」を使用。
吸汗速乾機能に優れ、汗をかいてもサラッとした着心地をキープできるのが特徴です。
また、縫い糸が持つ消臭効果によって、乾いた後の汗の匂いを軽減。
脇下はメッシュ加工になっており、一段と高い通気性を確保しているのも魅力です。
値段が手頃なため、夏用のアンダーウェアを試しに使ってみたい方はチェックしてみましょう。
【フリーノット】
BOUBUN レイヤードアンダーシャツ（Y1439）
防蚊性能を搭載した「スコーロン素材」の夏釣りアンダーウェア。
高い防虫性能を持ち、不快な虫が止まっても刺さずに逃げていく効果が期待できます。
洗濯に対する耐久性も高く、20回洗濯後でも80％以上の防虫効果を維持可能なのも魅力。
UVカット機能やメッシュとのハイブリット素材を採用することで、涼しさをプラスしているのもポイントです。
【フリーノット】
HYOON EX フーデッドアンダーシャツ（Y1651）
冷感素材を使用したフード付きの夏釣りアンダーウェア。
特殊メントールを使用した冷感刺激素材を使用し、脳に直接「冷たい」という信号を送り続けられるのが特徴の製品。
また、体から出る水分を吸収することで起きる吸熱反応を利用して、生地全体の温度を下げることが可能です。
フード付きのため、首や耳などを日焼けから守れるのもポイント。
親指にかけて使うループが付属しているため、手首周りまで覆うことができます。
【フリーノット】
HYOON EX アンダーシャツ（Y1652）
ハニカムパターンにプリントされた3種類の冷感素材が特徴の夏釣りアンダーウェア。
特殊メントールやキシリトール、エリスリトールを使用することで、脳に冷感信号を送るとともに、汗を利用して生地の温度を下げられる製品です。
また、従来品と比較して生地を薄くしたことで、涼しさや軽量化に貢献しているのも魅力。
紫外線遮蔽率UPF50と高水準なのも注目したいポイントです。
【シマノ】
サンプロテクション インナー シャツ（IN-006V）
生地の柔らかさや肌触りの良さが魅力の夏釣り用インナーシャツ。
日焼けを削減するサンプロテクション生地を使用し、濡れても日焼けにくさが持続するのが特徴です。
ストレッチタイプのため動きを遮らず、渓流釣りなどの動きの伴う釣りでも違和感なく使用できるのもポイント。
紫外線遮蔽率はUFP50+と最高水準を誇る製品です。
【シマノ】
サンプロテクション ハイブリッド インナー シャツ（IN-000V）
現場で心地よく釣りをするために開発された夏釣り用インナーシャツです。
半袖から露出する部分には紫外線をカットするサンプロテクション素材を採用。
2重になる部分にはメッシュ素材を採用した「ハイブリット構造」が特徴の製品です。
最適な生地を適所に配置することで、実釣での快適性を確保しています。
また、ストレッチタイプのため、関節の動きを妨げないのも魅力。
オカッパリなど、動きある環境での釣りにおすすめのインナーシャツです。
まとめ
夏釣り用のアンダーウェアは、素材の進化に伴い近年目覚ましい進化を遂げています。
夏場の厳しい環境で長時間の釣りをするには熱中症のリスクを伴うので、できるだけ涼しくなるウェアを身に着けて釣りをしましょう。
夏釣り用アンダーウェアの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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