投げ竿は種類が多く、なかなか自分に合う投げ竿を選べないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
投げ竿には並継と振出があり、自分の釣り方や体力に合わない竿を選ばないと使いづらく、投げ竿が持っている性能を十分に発揮できなくなってしまいます。
ですが、並継と振出の特徴を知ることで、自分に合った投げ竿を選べるようになるので安心してください。
この記事では投げ竿の中でも並継の投げ竿について、その特徴とおすすめの商品を紹介していきます。
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目次
- 1 並継の投げ竿とは
- 2 並継の投げ竿を使うメリット・デメリット
- 3 並継の投げ竿の選び方
- 4 並継の投げ竿おすすめ10選
- 4.1 【宇崎日新】ゼロサム キス X4 TB 30号 4103
- 4.2 【ダイワ】プライムキャスター 27号-385・N
- 4.3 【ダイワ】キャスティズム 30号-385・R
- 4.4 【ダイワ】スカイキャスター AGS 27号-425・V
- 4.5 【ダイワ】トーナメント プロキャスター AGS 30号-385
- 4.6 【シマノ】サーフゲイザー(並継) 405EX
- 4.7 【シマノ】サーフランダー(並継) 385DX
- 4.8 【シマノ】アクセルスピン Type-F 405CX
- 4.9 【シマノ】スピンパワー(並継) 405CX(ST)
- 4.10 【シマノ】キススペシャル(並継)(ストリップ仕様) 405BX(ST)
- 5 まとめ
並継の投げ竿とは
並継の投げ竿とは、複数に分割されたピースを継ぐことで1本の竿になる投げ竿のことです。
手元の節に他の節が収まる振出の投げ竿と比べて、飛距離や感度などの性能が良い傾向があります。
地形変化を把握する感度や、キャストの飛距離が高いレベルで求められるサーフでのキス釣りなどで使用されることが多いです。
並継の投げ竿が備えている性能を発揮させるには扱いが難しく、安い商品はほとんど発売されていないため、投げ釣り上級者向けの投げ竿です。
並継の投げ竿を使うメリット・デメリット
メリット
キャストの際のトラブルが少ない
並継の投げ竿はすべてのガイドが竿に固定されているので、キャストの際にずれてしまう心配がありません。
さらに、振出の投げ竿と比較して継数も少なく、がっちり固定することができますので、キャストの際に竿が緩んだり縮んだりする心配もありません。
またガイドの形もKガイドなど工夫されていることが多く、糸絡みといったライントラブルも軽減されます。
性能が高い
並継の投げ竿は振出の投げ竿よりも継ぎ目が少ないため、キャストの際の曲がりがスムーズになり反発力が生まれやすいです。
また、ピースごとに硬さなどが調整できるので全体のバランスが良く、方向性なども安定します。
さらに感度も良く、遠投しても地形変化を把握したり、小さなアタリを感じたりすることができます。
簡単に水洗いできる
振出の投げ竿では、節の内部に水が浸入すると錆びや劣化の原因となるので慎重に水洗いをする必要があります。
しかし、並継の投げ竿は内部に水が浸入する心配がないので、全体に水をかけて簡単に洗うことができます。
そのため、ガイドなどに付着した塩分を釣行後すぐに取り除くことができて、きれいな状態を保つことができます。
デメリット
仕舞寸法が長い
並継の投げ竿は振出の投げ竿と比較して継数が少ないため、仕舞寸法が長くなってしまいます。
さらに、3ピースなどに分かれるためロッドケースに収納する際は大きなロッドケースが必要です。
そのため、複数の投げ竿を用意することになる置き竿での釣りなどは持ち運びが大変になってしまいます。
価格が高い
並継の投げ竿は性能が良いのですが、その代わりに価格は高いものばかりです。
そのため、置き竿のために複数本の並継の投げ竿を揃えるのは大変です。
上級者の方であれば投げ竿の使用感や自分の技量も把握できているので問題ありませんが、投げ釣り初心者の方などが最初の1本として選ぶには価格が高すぎます。
並継の投げ竿の選び方
長さ
並継の投げ竿は自身の体格に応じた長さを選ぶことが重要です。
長すぎると振り切ることができないので、投げ竿の持っている性能を十分に引き出すことができません。
上級者になったり、遠投をするようになったりすると、4m以上の長い並継の投げ竿を使用するイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし無理して体格に合わない長い投げ竿を使うより、自身の体格に合った長さの投げ竿を使う方が、上手で安定したキャスティングができるようになります。
標準錘負荷
並継の投げ竿を選ぶうえで難しい基準が標準錘負荷です。
標準錘負荷の号数が同じでも、メーカーや商品によって竿の硬さや調子は異なるからです。
普段から標準錘負荷が30号の振出の投げ竿を使っている方が、並継の投げ竿の30号を使ってみると、硬すぎて竿が曲がらず飛距離も出ないなどということも多くあります。
標準錘負荷の号数でなくても、自分で使いやすいと感じた錘の号数で投げ竿の性能は十分に発揮されます。
ですので、いつも自身が使っている錘の号数が錘負荷に含まれる投げ竿を選び、使いやすい号数を探しながら使用するのがおすすめです。
並継の投げ竿おすすめ10選
【宇崎日新】
ゼロサム キス X4 TB 30号 4103
ピース毎に素材を使い分けることで手元に伝わるアタリを増幅し、超高感度を実現しています。
また、ボロン繊維を織り交ぜたピースもあり、通常の超高弾性カーボンロッドよりも耐久性が上がっています。
ブランクスは曲がりやすく反発力が高い設計になっているので、キャストが苦手な方でも安定した飛距離を出しやすい設計です。
【ダイワ】
プライムキャスター 27号-385・N
コスパの良い並継の投げ竿で、上位機種に負けない性能を備えています。
癖のない調子でしっかりとオモリの負荷を感じることができ、安定したキャストを続けることができます。
元ガイド以外は軽量なチタンフレームKWガイドを使用していて、ガイドリングも軽量化されたSiCリングを採用しているので、振り抜け性能が向上しています。
【ダイワ】
キャスティズム 30号-385・R
投げ釣りの固定概念を覆し、釣り人の自由な発想を実現してくれる並継の投げ竿です。
並継ならではの遠投性能はそのままに、しなやかな穂先になっていて幅広い魚種に対応できます。
キスやカレイや根魚など、投げ釣りの定番のターゲットのみならず、ルアーを装着しての青物狙いなど、投げ竿としての可能性を広げることができます。
【ダイワ】
スカイキャスター AGS 27号-425・V
元竿を長く取ったブランクス設計で、振り抜きスピードがアップし、飛距離がアップした並継の投げ竿です。
ブランクス設計のみならず、ガイドも軽量のカーボンフレームガイドを採用し、持ち重り感も軽減しています。
さらに、このガイドのおかげで感度も良くなっていて、水中の状況が手元に伝わりやすくなっています。
【ダイワ】
トーナメント プロキャスター AGS 30号-385
ガイドやリールシートを固定するスレッドにカーボンを採用しているのが特徴です。
スレッドにカーボンを使用したことで、軽量化、飛距離のアップ、感度の向上など、並継の投げ竿としての性能が大幅に良くなりました。
また、ネジレやブレも軽減されたことから、キャストの際のパワーロスやスイングスピードの低下を防ぎ、安定したキャストに繋がります。
【シマノ】
サーフゲイザー(並継) 405EX
投げやすさを重視した並継の投げ竿で、はじめて並継の投げ竿を使用する方にお勧めのモデルです。
先調子ですが、オモリの負荷を感じやすい調子設定で、キャスティング時のリリースタイミングを計りやすいです。
そのため、安定したキャストが可能で、飛距離や方向などイメージに近いキャストが実現します。
【シマノ】
サーフランダー(並継) 385DX
誰でも投げやすいマイルドな調子設定となっている、2022年発売の並継の投げ竿です。
ロッドのネジレやつぶれが抑えられる技術を採用しているので、キャストのコントロールが良くなります。
反発力は強すぎないように設定されているので、リリースに適したタイミングが長く続き、安定したキャストを続けられます。
【シマノ】
アクセルスピン Type-F 405CX
アクセルスピンは先調子のType-Fと胴調子のType-Rの二種類が発売されています。
Type-Fは胴に張りがあるので、キャストの際にしっかり竿を曲げられる人であれば大きく飛距離を伸ばすことができます。
Type-Fはシャープな調子でキャストが難しい分、飛距離を選ばずオールマイティに使用することができます。
そのため、サーフなどで遠近を探るような釣りにおすすめです。
【シマノ】
スピンパワー(並継) 405CX(ST)
近投から遠投まで、思い通りの飛距離にコントロールできる並継の投げ竿です。
竿の振り抜き方を変えることで竿の曲がり方も変えることができ、様々な攻め方に対応できます。
ストリップ仕様はガイドとリールシートが付いていないため、好みの部品を選んで、自身の感覚に合った位置に配置することができます。
【シマノ】
キススペシャル(並継)(ストリップ仕様) 405BX(ST)
シマノから発売されている並継の投げ竿の最高峰です。
キスの投げ釣りに求められる飛距離、コントロール、感度を高次元で融合しています。
釣り人の力加減に応じたタメがつくりやすく、狙ったポイントに正確なキャストを続けることができます。
キスのアタリと、その他の魚種のアタリの違いが手元で分かるほど感度が良く、海中が見えるかのような感覚になります。
まとめ
並継の投げ竿は高価なものが多いですが、とても高性能な投げ竿ばかりです。
キャスト性能や感度も良く、投げ釣りがより面白くなります。
ぜひ並継の投げ竿を使用して、レベルアップした投げ釣りを体験してみてください。
並継の投げ竿の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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