テトラや岩場など足場の悪いポイントでの必須アイテムであるフィッシングシューズ。
ひとまとめに釣り靴といってもカジュアルなものから本格的なものまで多くの種類があるため、選択に迷うこともあるのではないでしょうか。
今回は選ぶ際のポイントも解説しながらテトラに適したおすすめのフィッシングシューズをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 釣り歴20年
- 年間釣行100日程
父親と叔父の影響で幼少から魚釣りの世界へ。社会人となったタイミングで魚釣りから離れたが、日本海に面する地域へ転勤となったことをきっかけに復帰。気ままに魚釣りを楽しんでいる。今後は海の近くに住居を構えることを目標に日々奮闘している。
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目次
- 1 テトラに適したフィッシングシューズとは
- 2 テトラに適したフィッシングシューズの選び方
- 3 テトラに最適な釣り靴おすすめ15選
- 3.1 【日進ゴム】Hyper V（#005）
- 3.2 【日進ゴム】 Hyper V 屋根プロ（#1200）
- 3.3 【ダイワ】DS-2350K-HV
- 3.4 【ダイワ】DS−2101QS−HL
- 3.5 【ダイワ】DS-2101QS-H
- 3.6 【ダイワ】FB-2400HV
- 3.7 【シマノ】ドライシールド・ラジアルスパイクフィットシューズ（FS-083P）
- 3.8 【シマノ】ドライシールド・ラジアルスパイクシューズ（FS-060Q）
- 3.9 【シマノ】サーマルスパイクブーツ（FB-007R）
- 3.10 【ワークマン】ハイパーVセーフティシューズ（MK12）
- 3.11 【ダイワ】DS-2102QS-H
- 3.12 【ダイワ】DS-2101K
- 3.13 【日進ゴム】ハイパーV（#2000）
- 3.14 【オカモト】ブラックウルフ（KMP-9609）
- 3.15 【プロマリン】フェルトスパイクシューズEX（FSC305）
- 4 まとめ
テトラに適したフィッシングシューズとは
テトラに適したフィッシングシューズとは、判りやすくいえば「テトラポッドの上で滑らない靴」のことです。
ソールは「ラジアルソール」「フェルトソール」に分けられ、ともにスパイクシューズの商品もあります。
歩きやすく通気性に優れたスニーカータイプ、耐水性、防寒性に優れたブーツタイプから選択できます。
テトラに適したフィッシングシューズの選び方
テトラポッドの上は滑りやすく、フィッシングシューズの選び方を間違えると転倒事故につながります。
重要なポイントとなるサイズ、ソール、タイプに分けて商品の選び方を紹介します。
サイズ
足にフィットするサイズを選ばなければ、テトラポッドの上で踏ん張りが効かないため、足にピッタリの商品を選んでください。
インナーソール入れて使用する方はワンサイズ大きい商品を選ぶと足にフィットします。
ローカットのスニーカータイプは脱げやすいため、幅も含めてサイズを選ぶ必要があります。
ソール
大きく分けてラジアル・フェルト・スパイクソールの3タイプあります。用途に応じて使い分けましょう。
ラジアルソール
ラバー素材で作られたラジアルソールは、濡れているテトラポッドの上ではグリップ力を失います。
そのため、日進ゴム社が開発した「ハイパーVソール」と呼ばれる特殊なラバー素材を採用した商品を選んでください。
ゴツゴツした古いテトラポッドでもツルッとした新しいテトラポッドでも、苔が生えていなければ安定したグリップ力が得られます。
フェルトソール
フェルトソールは、濡れたテトラポッドの上で安定したグリップ力を生み出します。
また、表面が削れにくいザラザラとした硬い苔の上でも滑ることはありません。
ただし、乾いたテトラポッドの上では摩擦が生まれにくいため、滑ることがあります。
そして、柔らかくヌルヌルした苔の上ではフェルトの隙間に苔が挟まりグリップ力が低下します。
スパイクシューズ
ラジアルソール、フェルトソールともに金属ピンの付いたスパイクシューズを選ぶことができます。
このうち、テトラポッドの上という条件において、スパイクの装着により欠点が無くなるのはラジアルソールです。
金属のピンが苔を貫通してグリップ力を生み出すため、苔に弱い弱点をカバーしてくれます。
タイプ
大きく分けてスニーカータイプ、ブーツタイプの2タイプありますので用途に応じて使い分けましょう。
スニーカータイプ
歩きやすくて通気性が良いので、足への負担も少なく初心者にもおすすめです。
ローカット、ハイカットと更に細分化されますがご自身の好みや履き慣れている方をチョイスしましょう。
ブーツタイプ
耐水性に優れる素材が多く、防寒性に優れるので水しぶきをうけるエリアや冬シーズンで多用する場合にオススメです。
なお、足を覆う面積が広いため慣れていないと負担が大きく、夏場は蒸れるので注意が必要です。
テトラに最適な釣り靴おすすめ15選
【日進ゴム】
Hyper V（#005）
もとはワークシューズですが新型ハイパーVソール搭載により滑りにくくなっており、フィッシングシューズとしても充分使用可能となっています。
価格は3000円台とお試しにもちょうど良い価格設定なのも嬉しいポイントです。
【日進ゴム】
Hyper V 屋根プロ（#1200）
その名の通り屋根で作業する方用のシューズでより動きやすく、かかとが浮きにくい構造となっています。
地面の感触を足裏で掴みやすくするため、靴底がやや薄めに作られていますので気になる方はインソールなどで調整してあげると良いでしょう。
【ダイワ】
DS-2350K-HV
スニーカーの様な履き心地と高いグリップ力を備えたオールラウンダーなフィッシングシューズです。
ハイパーVソールだけでなく、紐結び不要のダイワスピードフィットシステムや排水性と通気性を向上させるウォータースルーシステムなどダイワテクノロジーも搭載されています。
カラーリングは3種類から選択でき、普段使いでも違和感のないデザインとなっています。
【ダイワ】
DS−2101QS−HL
スパイクとラジアルのいいとこ取りをしたオールマイティなフィッシングシューズです。
グリップ力の高いキュービックラジアルソールに10本のスパイクを追加することで、苔に覆われたテトラから凹凸の少ないテトラまで、幅広いシーンで活躍できるフィッシングシューズです。
【ダイワ】
DS-2101QS-H
スペックとしては前述の「DS−2101QS−HL」と同性能ですが、唯一違う点はルーズフィットではないことです。
テトラ上を移動時に傾斜を登るシーンは多くあると思いますが、足首がしっかり固定されているとかかとが浮かず安定した移動が可能です。
価格差は約1000円ですのでお好みでチョイスすると良いでしょう。
【ダイワ】
FB-2400HV
高いグリップ力はもちろん、高い防水性能を備えています。
また従来のブーツの悩みの種であった、脱ぎ着のしにくさを払拭する工夫も施されています。
水しぶきの上がりやすいポイントや冬シーズンにおすすめです。
【シマノ】
ドライシールド・ラジアルスパイクフィットシューズ（FS-083P）
限りなくスニーカーに近い履き心地のフィッシングシューズです。
地面との密着感を高める屈曲溝ソールと8本のスパイクにより、快適な履き心地と確かなグリップ力を実現しています。
シューズの重量も軽く、デザインもお洒落なため女性アングラーにもおすすめできるシューズです。
【シマノ】
ドライシールド・ラジアルスパイクシューズ（FS-060Q）
防水性に優れたスニーカータイプのフィッシングシューズです。
上記の「FS-083P」の性能はそのままで、大きな違いはBOAシステムの有無のみとなっています。
こちらの方が約2000円安いため、BOAシステムにこだわりのない方はこちらをチョイスしても良いでしょう。
【シマノ】
サーマルスパイクブーツ（FB-007R）
保温性に優れるクロロプレン素材を使用することで防水防寒性能を格段に向上させています。
また、厚みのある底面ラバーのおかげで疲労も軽減してくれます。
冬場に足先の冷えに悩まされている方にぜひおすすめしたいフィッシングブーツです。
【ワークマン】
ハイパーVセーフティシューズ（MK12）
コスパ最高の代名詞であるワークマンからリリースされているシューズですが、なんとハイパーVソールが使用されています。
もとは安全靴ですので丈夫な作りとなっており、苔がびっしり生えたテトラでなければ充分使用可能な性能を持っています。
価格は3500円とリーズナブルですのでハイバーVソールを試してみたい方にもおすすめできるシューズです。
【ダイワ】
DS-2102QS-H
有名スポーツメーカーが採用しているインナーソールが使われているため、普段履いている靴と履き心地が変わりません。
クッション性が高く、スパイクの突き上げ感も少ないため、テトラポッドの上を歩き回る穴釣りなどに最適な商品です。
足首をしっかりホールドできるハイカットシューズですので、脱げる心配もありません。
防水性にも優れているため、多少の波が被っても気にせず釣りを楽しめます。
【ダイワ】
DS-2101K
伸縮性が高く、足にフィットしやすいため、テトラポッドの上をストレスなく歩き回ることができます。
乾いたテトラポッド上での釣りに適しており、水に近づくことのない長いロッドを使った釣りに最適です。
スパイクシューズ特有の突き上げる感触も少ないため、長時間の釣りでも足が疲れません。
また、デザインも洗練されており、足元のおしゃれを意識することができます。
【日進ゴム】
ハイパーV（#2000）
サイズのバリエーションが豊富ですので、釣りガールにもおすすめの商品です。
ハイパーVソールを採用しているため、苔が生えていなければ、濡れたテトラポッドの上でも抜群のグリップ力を発揮します。
つま先には樹脂製の芯が入っており、気付かずテトラポッドにぶつけても怪我を防いでくれます。
クッション性の高いカップインソールが内蔵されているため、不自然な体勢で釣りを続けても足が痛くなりません。
【オカモト】
ブラックウルフ（KMP-9609）
靴の表面が撥水加工されており、不意に波を被っても水の侵入を防いでくれます。
汚れが付きにくいため、コマセを撒くカゴ釣りや投げサビキに最適な商品です。
ラバーとスパイクを組み合わせたソールを採用しており、苔の生えた古いテトラポッドの上で高いグリップ力を発揮します。
手頃な価格で販売されているため、ブーツタイプの予備としてもおすすめです。
【プロマリン】
フェルトスパイクシューズEX（FSC305）
濡れたテトラポッドにマッチする、コストパフォーマンスに優れたフェルトスパイクソールの商品です。
ダイヤルロック式のワイヤーでしっかり足にフィットさせて履くことができるため、不自然な体勢で釣りをしても脱げません。
フェルトの耐久性が非常に高いので、釣行頻度の高い方でも安心して使用できます。
また、、通気性にも優れているため、長時間の釣りでも不快な蒸れを防いでくれます。
まとめ
危険の多いテトラですが、それ以上にメリットの大きいポイントでもあります。
多くのアングラーに支持されているシューズを中心に紹介していますので、こちらを参考に安心安全なフィッシングライフを送っていただければ幸いです。
テトラの釣り靴の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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