沖縄の釣りで一番人気のある魚といえば、「タマン」ですね。
沖縄の海では、必ずと言って良いほど打ち込み釣りでタマンを狙っている風景をみることができます。
実は、タマンはルアーフィッシングでも最高のターゲットなんですよ。
それではルアーでタマンを狙う場合、どのようなルアーを選べば良いのでしょうか?
タマン釣りは、サーフや磯・堤防などの色々な場所でできるんですが、そのポイントの状況や特徴にあったルアーを選ぶのは、結構難しいですね。
そこで、タマン釣り用ルアーのおすすめを8つ紹介します。
ルアーのアクション等、釣り方も併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
自分の釣りに合ったルアーをしっかり選んで、夢の大型タマンを釣りに行きましょう!
- 釣り歴14年
- カヤック所有
南国沖縄生まれの釣り人。中学生のころに釣りにハマり、現在は沖縄でカヤックフィッシングを中心に、海のルアーフィッシングを楽しんでいます。東京に住んでいた時は、暇を見つけては近くの渓流や湖にルアーやフライを投げに行っていましたので、その経験も生かしてこれからも釣りを楽しんで行けたらなと思ってます。
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タマンのルアー釣りの特徴
タマンは、プラグ系やジグ系・ワームなど結構いろんなルアーで釣ることができる、インリーフのファイターです。
その釣りの特徴としては、根がかりや根ズレの危険性との戦いになるところです。
基本的にタマンは根周りに潜んで、餌を捕食しています。
ルアーにヒットした時も、ファーストランで一気に根に潜ってしまうことも…
ある程度水深のあるとことでは、根がかりや根ズレを回避できても、インリーフのようなシャローエリアではかなり難しくなります。
また、ルアー自体の強化も必要になります。
タマンはその強烈な引きで、フックを伸ばしてしまうこともあるので、フックやスプリットリングの強化は必須ですね。
タマン釣りに適したルアーの選び方
タマン釣りに適したルアーの選び方は、次のようなポイントを参考にすると良いでしょう。
ルアーの種類
タマン釣りに適したルアーの種類は、結構多いです。
どんなルアーでも狙うことの表れなんですが、ルアーによってどんな場所で使用できるかが変わってくるので紹介します。
ミノー
ルアーの先端にプラスチックのリップが付いていて、巻くとくねくね泳ぎながら軽く潜るルアーです。
タマンを狙うなら、巻くのをやめるとその水深で止まるサスペンドタイプか、ゆっくり沈むシンキングタイプがおすすめ。
シンキングペンシル
ミノーと比べ、先端にリップがついていないルアーです。
巻かないとゆっくり沈むので、そこにアクションを加えると、平打ちアクションをすることができます。
リップがついていないので、ボトムを攻めすぎると根がかりリスクが高くなってきます。
注意しましょう。
スプーン
食器のスプーンに形が似ている、金属製のルアー。
巻くとゆらゆらとアクションし、沈めるときらきらとキラメキながら沈んでいきます。
ただ巻きでもフォールでも魚を誘える、万能ルアーですね。
メタルジグ
魚の形をした細長い鉄の塊。
鋭くしゃくる(ジャーキング)することで、魚にアピールしてフォールで食わせたり、リアクションで食わせたりするルアーです。
ワームなどのソフトルアー
甲殻類や虫・小魚を模した、柔らかいルアーです。
ジグヘッドやオフセットフックと組み合わせて使うのが一般的。
使う際は、根についている甲殻類や小魚をイメージしましょう。
カラーリング
タマンを狙う場合は、「赤/金」のカラーリングが有効です。
理由はよくわかっていませんが、このカラーにタマンが反応することが多く、実際よく釣れます。
ミノーやシンキングペンシルなどのハードルアーでは、赤/金のカラーリングを、ワームなどのソフトルアーは、茶系のナチュラルカラーや赤などを選ぶようにしましょう。
フックの強度
タマンとファイトすると、純正のフックだと伸ばされることがあります。
ぜひ、ルアーのフックは純正からより強度の高いフックに変えましょう。
トレブルフックよりもシングルフックの方が、太さも出ますし強度も出ます。
ワームなどを使う場合、ジグヘッドやオフセットフックの中でも強度のあるものを選びましょう。
番手が大きくなると強度も上がる傾向にあるので、参考にしてください。
タマン釣り用ルアーおすすめ8選
タマン釣り用におすすめのルアーを8つ紹介いたします。
ぜひ参考にしてください。
【シマノ】
エクスセンス サイレントアサシン (XM-099P・XM-299N)
シーバス用に開発されたこのルアーですが、沖縄の海でも大活躍!
もちろんタマン狙いにも最適です。
フローティング・サスペンド・シンキングの3タイプのモデルがあります。
タマンを狙うなら、深度調整のしやすいサスペンドかシンキングタイプの方がおすすめですね。
シマノ独自の「AR-Cシステム」が使われているので、軽いプラグでも飛距離を出せますし、キャスト後の立ち上がりが抜群に良いです。
【ヤマシタ】
ペンシルベイト ブルースコードC60(L16H)
リアルな動きと、軽さに似合わずぶっ飛んだ飛距離が特徴の、おすすめシンキングペンシルです。
インリーフのようなシャローエリアでタマンを狙う際は、赤/金のカラーを使用し、ガーラなどを狙う場合はイワシカラーを使用すると、きっと爆釣するでしょう。
ただ巻きでもしっかりと泳ぎ魚を誘いますが、トゥイッチングをすると平打ちアクションやパニックアクションを綺麗に演出することができます。
タックルボックスにひとつは入れておきたい逸品ですね。
【蛙屋】
蛙スプーン9g
沖縄生まれ沖縄育ちの、沖縄の魚を釣るために生まれた蛙スプーン。
生き物感あふれるヌメヌメした動きと、きらきらとキラメクメタルルアーの輝きで、タマンをはじめとする沖縄の魚を誘い、食わせます。
金額もお手頃で、子どもから大人まで、初心者から上級者まで誰でもいつでも使える、超汎用ルアーですね。
ぜひ蛙スプーンで、タマンと遊んでみてくださいね。
【Fidelity】
アズサ スライドスプーン9g
沖縄の有名アングラー&釣りYouTuberのAZUSAさんが開発に関わった、新感覚のスプーンです。
通常スプーンは、ただ巻き系かスライドフォール系に大きく分かれます。
ただ、このスプーンはどっちも系!
ただ巻きでは、気持ちよくお尻を降って魚にアピールし、フォールさせると綺麗にスライドフォールして魚を誘います。
何をしても常に動きがあるので、魚からも見切られにくく、タマンのヒット率も高くなってます。
シャローエリアでも使えますし、水深のあるポイントでも使える万能ルアーですね。
【ブリーデン】
メタルマル
エギのような形状と、テイルのコロラドブレードで、魚を確実に誘いヒットさせます。
ショアからのジギングや水深のある堤防、カヤックや船など、あらゆる場所でその実力を発揮するでしょう。
根についている甲殻類や小魚をイミテートしているので、タマンへのアピールも抜群!
値段も手頃ですしカラーや重さのバリエーションも豊富なので、ぜひお気に入りを見つけて釣りに出かけてみてください。
【ダイワ】
TGベイト
メタルジグでは名前を知らない人がいないくらい有名なルアー。
ジグの素材にタングステンを使用することにより、重くてより小さいシルエットのメタルジグになっています。
高比重のタングステンなので、小さなサイズでも飛距離が出ます。
広範囲でタマンを探ることができますよ。
スイミング時やフォール時のアクションも抜群なので、「もはや餌!」と言って良いくらいの実力があります。
【エコギア】
グラスミノー
ワームで狙う際の基本と行っても良いルアーですね。
使い方はジグヘッドと組み合わせます。
テイルの形状が水を受けて震えるようになっているので、ただ巻きでもフォールでも魚を絶妙に誘います。
ボトムからのチョンチョンアクションで、小型〜大型のタマンがヒットしますよ。
サイズとカラーのバリエーションも豊富なので、自分で組み合わせを考えてみるのも楽しみのひとつですね。
【マルキュー】
パワーイソメ(極太)
まるでイソメのような見た目のワームです。
初心者にも使いやすいように、手で千切ることができたり、ニオイがブルーベリーのようなニオイになっていたりします。
使い方は、直リグとの組み合わせ。
ニオイとリアルな見た目で魚を誘うので、ボトムをズル引きでOKです。
少し大きめに設定することで、魚へのアピールが強くなります。
大型のタマンも食いついてきますよ!
タマンの釣り方(ルアーアクション等)
タマンをルアーで狙う際の狙い方を、各ルアーごとに解説いたします。
ミノーやシンキングペンシルなどのプラグ系
インリーフでのウェーディングなど、浅瀬の根が点在するポイントを攻める時は、ミノーやシンキングペンシルなどのプラグ系が良いでしょう。
アクションは、基本的にただ巻き。
シャローエリアは、どこに根があるかが視認できるので、根の間や横などを通すようなイメージで攻めてみてください。
ただ巻きにストップ&ゴーを混ぜるのも効果的です。
スプーンやメタルジグなど
スプーンは、プラグなどと同じように使うこともできますし、水深のあるところで、メタルジグと同じように使うこともできる万能ルアーです。
水深のある場所では、タマンはボトムにいるので、ボトムからのリフト&フォールが効果的でしょう。
イメージとしては、根についている甲殻類や小魚ですね。
浮き上がった際のリアクションバイトや、フォールしてから着底直後に食ってくることがあります。
根がかりを恐れずに攻めてみてください。
ワームなどのソフトルアー
こちらは基本的にベタ底を攻めます。
2~3回チョンチョンとアクションさせてからフォールさせるイメージですね。
ジグヘッド+グラスミノーを使うなら、根がかりに注意してください。
フックがむき出しになっているので、それだけ根がかりしやすくなっています。
パワーイソメを直リグで使うなら、ボトムをズル引きでOKです。
直リグは、フックの先端がむき出しにならず、なおかつ上向きになるので、ボトムズル引きでも根がかりしずらいルアーです。
ですが、引っかかった際に無理に引っ張ると、全然取れなくなってしまうので気をつけましょ。
まとめ
ルアーは、そのルアーの特性を把握して使うと、よりよい釣果に結びつきます。
ですが、意外な使い方で大物を釣ってしまうこともあります。
基本は大切ですが、それに囚われない自由な発想も大事です。
視野を広げて、自由に釣りを楽しんでみてください。
今の釣りがきっとさらに楽しくなりますよ!
タマン釣りのルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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