クーラーボックス兼用タックルボックスおすすめ10選！流用は可能？

クーラーボックス兼用タックルボックスは、大切な釣りの道具や釣った魚を収納するのに便利なアイテムです。

クーラーとタックルボックスを別々に用意する必要がなく、荷物をコンパクトにできます。

では、道具と釣った魚のどちらも保管可能なボックスはどのように選べばよいのでしょうか。

そこで今回は、クーラボックスとタックルボックスを兼用できる人気アイテムを紹介いたします。

メリット・デメリットや選び方も解説しますので、検討中の方はぜひ参考にしてください。

野村裕紀

執筆者

釣り歴21年
年間釣行50日以上

愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する３児(0~7歳）の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。

1 クーラーボックスとタックルボックスは兼用できる？
2 クーラーボックスとタックルボックスを兼用するメリット
3 クーラーボックスとタックルボックスを兼用するデメリット
4 クーラーボックス兼用タックルボックスの選び方
5 クーラーボックス兼用タックルボックスおすすめ10選
6 まとめ

クーラーボックスとタックルボックスは兼用できる？

タックルボックスのなかには、保冷機能が付きクーラーボックスとして使える兼用モデルがあります。

ライトゲームのランガンなど機動力が求められる釣りは、荷物をできる限りコンパクトにまとめることが大切です。

そのため、クーラーボックス兼用タックルボックスがあると大変便利に使えるでしょう。

また、既存のクーラーボックスをタックルボックス化して使用することも可能です。

ただし一般的なタックルボックスは保冷機能がないので、クーラーボックスとして使うことは難しいかもしれません。

流用するなら、クーラーボックスをカスタマイズするのがおすすめです。

クーラーボックスとタックルボックスを兼用するメリット

道具と魚をまとめて収納できる

本来、釣りの道具類と釣った魚は別々のボックスに収納しておくのが一般的です。

クーラーと兼用になったタックルボックスは、道具類と魚をまとめて収納することができます。

ひとまとめにすることで機動力が大幅に向上し、ランガンなどで大いに役立つでしょう。

持ち運びが便利なことから、主にライトゲームにおいてメリットがあります。

荷物を減らせる

クーラーボックスとタックルボックスを両方持っていくと、荷物がやたらと多くなりがちです。

そこで道具と魚を一緒にできる兼用モデルを使うことで、ボックス類を減らせるメリットがあります。

また自然となかに収納するアイテムが減るため、釣り場での持ち運びが容易になるでしょう。

釣りは種目にかかわらず荷物をできる限りコンパクトにしたいですね。

カスタマイズしやすい

クーラーボックスには拡張性が高いものがあり、特にハードタイプは自分好みにカスタマイズして使うことが可能です。

ケース類を収納しやすくしたり、ホルダー等を気軽に取り付けできます。

流用にメリットがありますが、カスタマイズは保冷機能を損なわないよう注意してください。

自分だけのクーラー兼用タックルボックスで釣りを楽しみましょう。

クーラーボックスとタックルボックスを兼用するデメリット

収納物を減らす必要がある

道具の収納と釣った魚の保管をひとつのボックスで行うため、釣り場へ持っていくものを低めに設定する必要があります。

帰りに釣った魚を鮮度の良い状態で保管するので、その分のスペースが必要です。

どの位の容量のものを使うかにもよりますが、これまでより収納物を減らす努力がいるでしょう。

要るものをしっかり選別することが大切です。

臭いが残ることも

クーラーボックス兼用タックルボックスに釣った魚を保管すると、内部に魚の嫌な臭いが残ってしまいます。

魚臭が残るところに他のアイテムを収納すると、臭いが移ってしまうかもしれません。

兼用で使用する場合の対策としては、密閉できる袋に魚を入れたうえで保管しておくことです。臭いが付きにくくなればストレスなく釣りに集中できます。

ライトゲーム以外は不向き

クーラーボックス兼用タックルボックスのメリットを活かせる釣りは、主にライトゲームです。

本格的なジギングや磯からの大物狙いは荷物が多くなり、狙う魚のサイズもアップします。

そのため、兼用モデルでコンパクトに収納するのに無理があるかもしれません。

サイズの大きいクーラーやタックルボックスより、ランガンに適したサイズの物が適しています。

クーラーボックス兼用タックルボックスの選び方

素材のタイプで選ぶ

クーラーボックスやタックルボックスは、ハードタイプとソフトタイプの2種類の素材から選ぶことが可能です。

ハードタイプはPVCなど硬い素材を使い、耐久性や耐衝撃性が高い特徴があります。

一方のソフトタイプは、素材が柔らかくコンパクトに折りたためるので、移動が便利でしょう。

保冷機能を考えて、自分の釣りスタイルに合うタイプを選んでください。

サイズ・容量で選ぶ

サイズや容量を選ぶ決め手は、収納するアイテムの量や狙う魚の大きさです。

釣り場の移動を繰り返すランガンスタイルであれば、10～20Lサイズの小型モデルが適しています。

青物など良型を狙う場合は、魚のサイズに合わせてサイズや容量を決めるのが良いでしょう。

サイズ選びを失敗すると魚の持ち帰りに困るケースがあるので、注意が必要です。

保冷機能はあった方が良い

短時間であれば保冷剤や氷で魚を保管できますが、せっかく選ぶのであれば保冷機能が付いたモデルがおすすめです。

そのうえで保冷剤を組み合わせることで、長時間鮮度を保ったまま保管することができます。

保冷機能も「スチロール」「ウレタン」「真空パネル」と様々ですが、予算と相談しながら選んでください。

保冷機能が無いと氷や保冷剤を余分に入れることになり、収納力が極端に落ちます。