スイッチロッドおすすめ6選!利点を紹介!キャスティングは難しい?

フライフィッシングで使うフライロッドはシングル、スイッチ、ツーハンドと3つの種類があり、それぞれのロッド特性を活かしたキャスティングをすることによってフライを遠くへ運ぶことが出来ます…とはいっても簡単なことではなく、やはりフライキャスティングは難しいです。

今回はスイッチロッドに限定し、その利点やフライキャスティングが難しいとされているのはなぜなのか…そして最後にキャスティング上達にもつながる機能性を持ったおすすめのスイッチロッドを6種ご紹介します。

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スイッチロッドの利点(メリット)とは?

スイッチロッドはシングルハンドともツーハンドとも異なる特性を持ったロッドで、最大のメリットはやはり多くの方がイメージしている通り、シングルハンドの利点とツーハンドロッドの利点を状況に合わせて使い分けることによりお互いの弱点を補った釣りができることです。

オーバーヘッドで近距離から中距離を探りたい時や、スペースがない場所でシングルスペイやアンダーハンドで”手返しよく”キャストをしたい時はシングルハンドとして使用し、シングルハンドでは限界のある領域にフライを飛ばしたい時はスペイやアンダーハンドでツーハンドロッドとして使用し、シングルハンドで釣りをしていて想定外の大物とやり取りする際にもスイッチロッドならば両手でバランスよくロッドを握り操作できるので力負けすることなく魚を寄せることができます。

フライキャスティングって難しいの?

釣りのジャンルがこれだけ沢山ある中で、他の釣りと比べフライフィッシングをする人口が少ない理由の1つはフライキャスティングが難しいからではないかと仰る方がいますが…結論から申し上げるとフライキャスティングは難しいです。

難しいとされている理由は他の釣りとは異なるキャスト動作にあり、ロッドにリールが付いているほとんどの釣りはオモリやルアーなどの荷重が先端付近にある状態でロッドを後方に振りかぶり1回のキャストで狙っているポイントに落としますが、フライキャスティングはロッドを何度も前後に振ってラインに荷重を乗せてからポイントに落とす動作なので、単純に動作が1回で終わるよりも同じ動作を何度も繰り返す方が難しいということなのです。

しかし、これからフライフィッシングをはじめようかとお考えの方にはもっとシンプルに捉えていただいて、今はフライロッドもフライラインも技術の進化によってかなりキャストしやすくなっていますので、自分のペースで目標を定めてステップアップしていけば必ず上手にキャスト出来るようになります。

難しいとされているフライキャスティングは技術の進化と、遠くへ飛ばせるようになりたい、大きい魚と出会いたい、そんなあなた自身の気持ちと練習次第で乗り越えられるレベルのものなのです。

スイッチロッドおすすめ6選

【エム マキシマムキャッチ】
マックスキャッチ Vスイッチ(11FT 4WT~11FT 8WT)

海外の工場で設計・製造しているとてもコスパのよいロッドを数多くリリースしているメーカーで、このスイッチロッドの番手は#4~#7/8、レングスは10ft6inと11ftというスイッチロッドとしてはバランスの取れたラインナップです。

マックスコマンドブランクテクノロジーという独自の技術で24Tと30Tカーボンを組み合わせたブランクは力強さと繊細さを兼ね備えたミディアムファストアクションに仕上がっており、リアグリップは脱着式でエクステンションバッドと交換可能な仕様になっています。

エム マキシマムキャッチ
マックスキャッチ Vスイッチ 11FT 4WT~11FT 8WT

【ユーフレックス】
Jスイッチ フライロッド(JSWT1033-4~JSWT1108-4)

クオリティの高いフライロッドを数多く取り扱っているティムコがプロデュースするユーフレックスからリリースのスイッチロッドで、番手は#3~#8、レングスは10ft3inと11ftのラインナップです。

#3~#8まで幅の広いラインナップで、特に10ft3inモデルは2つともリアグリップは脱着可能な仕様のため、リアグリップを外しシングルハンドとして小渓流で使うもよし本流や湖でライトなツーハンドとして使うもよし、1本のロッドで面白い使い分けができる機能性を秘めたシリーズです。

【オービス】
クリアウォーター スペイ&スイッチ フライロッド(117-4、118-4)

老舗フライフィッシングブランドであるオービスからリリースのスイッチロッドで、このシリーズは11ft#7と11ft#8の2つのみがスイッチロッドとしてのリリースであり、その他の番手とレングスはツーハンドロッドなのでご注意ください。

一般的に10ft~11ft6inあたりが実際にスイッチして使うのであればバランスがよく、#7と#8という番手はシングルハンドのショートラインとの相性もよいですし、定番のシューティングラインと組合せてツーハンドの使用も申し分のないオービスクオリティを感じられるスイッチロッドです。

オービス
クリアウォーター スペイ&スイッチ フライロッド 117-4、118-4

【ループ】
Q フライロッド(LQRSW 4110-4MF、LQRSW 7110-4MF)

コストパフォーマンスが高く、アンダーハンドキャスティングにも最適なロッドメーカーとしても定評のあるループからリリースのスイッチロッドで、このシリーズは11ft#4と11ft#7の2機種のみがスイッチ仕様なのでご注意ください。

先述した2機種は渓流でシングルハンドメインの実釣にウェイトを置いた#4と、本流や湖でツーハンドメインでの実釣にウェイトを置いた#7といった使い方に分類されますが、#4でライトなツーハンド、#7で手返しのよくシングルハンドという使い方も面白く、いずれもアンダーハンドはキャストしやすいロッドです。

【ユーフレックス】
Jスイッチ N+ フライロッド(JSWT1093-4N~JSWT1107-4N)

商品名にあるN+とは…ナノレジングラファイトという素材を使っていることによるN+で、番手は#3~#7、レングスは10ft9inと11ft、渓流から湖、ソルトまで使える守備範囲の広いラインナップです。

先述したナノレジングラファイト素材を採用したことにより、素材の特性を活かした高い反発力と魚を掛けてから取り込むまでの1連の動作に追従する粘り、この相反する2つの機能を両立させたハイクオリティなスイッチロッドです。

【ループ】
エヴォテック キャスト MFシリーズ フライロッド(5110‐4MFスイッチ~7110‐4MFスイッチ)

MFとは…ミッドファストアクションに特化したという意味で、このシリーズは他にもFASTとMIDがありますが、スイッチロッドがラインナップされているのはこのMFシリーズのみで、番手は#5~#7、レングスは11ftの3種類です。

国内外問わず様々なフィールドと魚種に対応できるロッドを目指して世界中のあらゆるフィールドでテストを繰り返し、軽さ、耐久性、キャスト性能、バランスのよいロッドに仕上がり、オーバーヘッドはもちろんアンダーハンドのしやすさでは他のロッドメーカーに負けないスイッチロッドです。

ループ
エヴォテック キャスト MFシリーズ フライロッド 5110‐4MFスイッチ~7110‐4MFスイッチ

まとめ

今回はスイッチロッドという少し特殊なロッドに限定し、おすすめのロッドを6種ご紹介しましたが、それぞれの価格帯に対して機能性も実用性もあるコスパの高いものだけを厳選してご紹介しました。

シングルでもなくツーハンドでもない中途半端なロッド…そういったイメージを持たれた方もいるかも知れませんが、スイッチロッドは先2つのロッド単体では届かない部分に手が届く…まさに隙間産業的なロッドなのです。

紹介アイテム一覧

フライフィッシングのスイッチロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

エム マキシマムキャッチ
マックスキャッチ Vスイッチ(11FT 4WT~11FT 8WT)
ユーフレックス
Jスイッチ フライロッド(JSWT1033-4~JSWT1108-4)
オービス
クリアウォーター スペイ&スイッチ フライロッド(117-4、118-4)
ループ
Q フライロッド(LQRSW 4110-4MF、LQRSW 7110-4MF)
ユーフレックス
Jスイッチ N+ フライロッド(JSWT1093-4N~JSWT1107-4N)
ループ
エヴォテック キャスト MFシリーズ フライロッド(5110‐4MFスイッチ~7110‐4MFスイッチ)
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