アジなどの小魚をエサに大物を狙う泳がせ釣りは、初心者でも豪快なヒキを楽しめる人気の釣りです。
基本性能を満たしたタックルを用意すれば、誰でも気軽に竿を出すことができます。
その中で道糸は魚とコンタクトを取る重要なアイテムで、釣り方に適したラインが欠かせません。
そこで今回は、泳がせ釣りにおすすめのナイロンラインを厳選して紹介いたします。
最適な号数や選び方も解説しますので、泳がせ釣りを検討中の方はぜひ参考にしてください。
- 釣り歴21年
- 年間釣行50日以上
愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する３児(0~7歳）の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。
目次
泳がせ釣りにナイロンラインを使うメリット
PEラインより安価
ナイロンラインはPEラインより古くから釣りに使われ、価格の安さが大きなメリットです。
特にコスパ重視のアングラーからは重宝され、泳がせ釣りにおいてもメインラインとして活躍します。
製品によっては大容量サイズが数百円程度で購入でき、コスト面でも大いに役立つでしょう。
基本性能の高いコスパモデルで、ぜひ大物を狙ってください。
伸縮性が高い
ナイロンラインは伸縮性が高く、糸が伸びやすい特徴を持っています。
エサを呑ませてからフッキングする泳がせ釣りでは、ナイロンラインの伸縮性を活用することで釣果に期待が持てます。
しなやかで衝撃を吸収してくれるため、大型魚の強烈なヒキをしっかりいなしてくれるでしょう。
初心者の方は、しなやかで扱いやすいナイロンラインがおすすめです。
根ズレに強い
泳がせ釣りでは、場合によっては根や岩礁などを攻めることがあります。
そんな時に摩擦に強いナイロンラインを使うことで、根ズレによるライントラブルを低減することが可能です。
特に初心者は知らないうちに根ズレを起こすことがあり、ナイロンラインは心強い味方といえるでしょう。
大型の根魚系を狙う時は、効果的に使えます。
泳がせ釣り用ナイロンラインの選び方
号数の選び方
ナイロンラインを使用するうえで、どの太さ（号数）のものを選べばよいか悩む方も多いことでしょう。
多種多様な魚を狙える泳がせ釣りでは、対象魚にもよりますが基本的に太めのラインがおすすめです。
基本的に5～6号のナイロンラインを使うことで、泳がせ釣りを幅広くカバーできます。
なるべく太めのナイロンラインで楽しんでください。
強度で選ぶ
泳がせ釣りは青物などを狙うため、メインラインには強度が必要です。
大型魚の強烈なヒキでラインが切れないようにするには、ヒキの強さに対応する強度が求められます。
強度の低いラインを使うと一瞬で切られることもあり、手返しも悪くなるでしょう。
そうならないためには、特に強度に注意してナイロンラインを選ぶのがおすすめです。
長さで選ぶ
ナイロンラインは100～150m巻きが一般的ですが、コスパモデルのなかには500m巻きなど大容量モデルもあります。
ナイロンは劣化しやすく交換サイクルが早いため、コスト重視や初心者の方は長めのものを選びましょう。
大容量モデルは他の釣りの下巻きとしても使えるため、無駄のない活用が可能です。
なお、泳がせ釣りはリールに100～150m程度巻いておけば十分活用できます。
泳がせ釣り用ナイロンラインおすすめ6選
【デュエル】
カーボナイロンCN500
フロロとナイロンのメリットを融合し、高い強度で抜群の耐久性を誇る次世代ナイロンラインです。
ナイロン製でありながらルアーゲームから波止の泳がせ釣りまで、幅広い釣りに対応できます。
結束強度や耐摩耗性に優れているので、初心者の方も安心して使えるでしょう。
500m巻きの低価格モデルとして、コスト重視のアングラーにおすすめです。
【ダイワ】
ジャストロンDPLS
実用性に優れた高性能ナイロンラインで、糸ぐせがつきにくくしなやかなのが特徴です。
結束強力などの強度が高く、平行巻きにしてあるため歪みを最小限にとどめました。
クリアをはじめ計6色から好みで選べ、大容量のボビン巻きは交換サイクルが早いナイロンラインとして最適です。
高品質と低価格を両立した、初心者におすすめのコスパモデルです。
【サンライン】
クインスター
強さとしなやかさを併せ持ち、大物狙いの泳がせ釣りに適したナイロンラインです。
初心者が扱いやすいラインとして人気が高く、伸縮性が高いため大型魚のヒキをしっかりいなしてくれます。
また巻いた時のリールへの馴染みが抜群で、操作性は群を抜いていると言えるでしょう。
リーズナブルな価格は、コスパモデルをお探しの方におすすめです。
【ヤマトヨテグス】
GAIム
磯や防波堤からの泳がせ釣りに適したモデルで、しなやかで扱いやすいナイロンラインです。
ソフトタイプのなかでは巻きグセや跡が付きにくいため、初心者用としても気軽にお使いいただけます。
伸びがあって衝撃を吸収してくれるので、活きエサの泳ぎを邪魔することもありません。
根ズレに強く、結束強力やコスパに優れた人気の道糸です。
【ヤマトヨテグス】
漁業者専用 プロライン
漁業者が納得するスペックを備え、やや硬質設計ですが非常にさばきの良いナイロンラインです。
ナイロンの特性を活かした結束強力を高める反面、伸びは最小限に抑えました。
これにより様々な魚種に対応し、泳がせ釣りでも幅広い魚に対応できます。
泳がせに最適な5～6号は1000m巻きで、早めの交換サイクルにしっかり対応可能です。
【エックスブレイド】
オルトロスDU-S
圧倒的な耐摩耗性と強力で、大型魚のヒキにもしっかり対応可能なハイスペックモデルです。
劣化しやすいナイロンラインとしては抜群の耐久性を誇り、使い勝手に優れています。
ボビン巻き製品に比べて価格はやや高いものの、そのパフォーマンス力はトップクラスでしょう。
しなやかさと強さを両立し、泳がせ釣りで様々なターゲットを狙えます。
まとめ
泳がせ釣りに使用するナイロンラインは、5～6号の太さで強度の高いものを選ぶことが重要です。
劣化しやすく交換サイクルが早いため、初心者の方はボビン巻きが適しています。
扱いやすいナイロンラインで、大物とのファイトを楽しんでください。
泳がせ釣り用ナイロンラインの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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