今回は「泳がせ釣り」の針や仕掛けについて解説します。
「泳がせ釣り」とは、生きた小魚をエサにして大物を釣り上げる釣りの事です。
その際に重要な事が、小魚に針をどのようにセットするのかという事です。
主には、「口掛け」「鼻掛け」「背掛け」等が代表的です。
狙う魚や、エサとなる小魚が動き回れるような箇所に針をセットします。
針やセット仕掛けについてなどを解説・紹介いたします。
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泳がせ釣り針にこだわるメリットやデメリット
1本針の場合
1本針の場合のメリットは
- エサとなる小魚への負担が少なく、元気さを維持したまま泳ぐことで大物へのアピール力が強い
- 対象魚がエサの小魚を、違和感なく丸呑みしやすい
- 釣り上げた後の針外しや、手返しが良い
デメリットとしては
- アワセ後にすっぽ抜け(針掛かりせず)がある
- エサの小魚が外れる
などです。
2本(孫)針の場合
2本(孫)針のメリットは
- ヒット後のバラシが少ない
- エサとなる小魚の口付近と尻尾付近にセットすることで、双方からのアタックに対応できる
- 両方の針を飲み込んだ場合は、ほぼ確実に釣り上げる事ができる
デメリットは
- エサとなる小魚の動きを抑制してしまう
- ターゲットが違和感を覚えて吐き出したり、アタックしに来ない
- 針外しに手間がかかる
などです。
泳がせ釣り針の選び方
シングルフック
1本針や2本針の場合でも、シングルフックでの使用が主です。
セットも容易ですし、エサの小魚を傷つけにくく活きが持続します。
海中での動きを妨げる事が少ないので、ターゲットへのアピールが強いです。
トリプルフック
2本針の孫針へ使用することが多いです。
「食わせる」事より「掛ける」事に威力を発揮しますので、ヒット率はかなり向上します。
針が目立ちますので、ターゲットの警戒心が強くなりアタック率が減る傾向もあります。
針の大きさ
1本針、2本針ともに対象魚によって変わりますが、極端に大きくない方が良いと思います。
大きい針なら掛かりも良さそうに思いますが、掛かる前にエサを食わせる事が大事なので、違和感なくくわえてくれる小さめサイズの針をおすすめします。
小さめサイズの針でも折れたりすることは稀なので、安心の日本製を選ぶ事をおすすめします。
泳がせ釣り針おすすめ8選
【がまかつ】
簡単堤防泳がせ仕掛(S-5)
1本針仕様です。
堤防から狙う簡単仕掛けセットです。
口・鼻掛け・背掛けなどに対応し、ハリスと幹糸は丈夫なフロロカーボンを使用しています。
針:伊勢尼10号 道糸:6号 入数:2組
【オーナー】
泳ガセ入門城 トリプル(H-3364)
トリプルフック仕様です。
波止からの簡単仕掛けセットなので、初心者の方にも即セットできます。
ホログラム集魚板付きでターゲットへのアピールも絶大です。
針:チヌ針・トリプルフック ハリス:5号 入数:1組
【がまかつ】
定番ヒラメ仕掛固定式特製トレブル(HS033)
トレブルフック仕様です。
孫針がシングルとトレブルフック仕様となっており、大型ヒラメを想定した仕様となっています。
フックがエサの小魚から抜け落ちにくい逆フックを採用しています。
針:6号 ハリス:6号 入数:2組
【オーナー】
ぶっ込みヒラメ・マゴチトリプル(H-6211)
トリプルフック仕様です。
掛け重視のトリプル設計によりバレを防止しました。
エサのサイズに合わせて孫張りも簡単調節式を採用。
針:孫針/トリプルフック ハリス:5号 入数:1組
【ささめ針】
泳がせ胴突 ケイムラフック(D-802)
1本針仕様です。
ケイムラフック・ソフト夜行玉がターゲットに猛アピールします。
フロロカーボンハリス仕様で、トラブル軽減しました。
針:伊勢尼 ハリス:10号 入数:2組
【オーナー】
泳がせのませ青物
泳がせ専用針です。
すっぽ抜けを防ぐフォルム、エサの小魚の動きを妨げない中太軸、アピール力の強いケイムラカラーを使用しました。
船釣りから波止釣りまで幅広く使用できます。
針:15号 適合ハリス:14~16号 入数:5本
まとめ
泳がせ釣りの針には1本針や2本針のケースがあり、それぞれメリットやデメリットがあります。
針の選び方は
- シングル
- トリプル
- 大きさ
等に気を付けることをおすすめします。
青物やヒラメ釣りには最適な「泳がせ釣り」仕掛け針について解説しました。
仕掛け購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
泳がせ釣り針の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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