するするスルルー竿おすすめ10選!長さや硬さ等のロッド選び!

するするスルルーは沖縄発祥の釣法で、キビナゴを餌にして楽しむ釣りです。

狙える魚は非常に多く、ヒラマサや大型の真鯛、ハタ科の魚など大物をターゲットとしています。

スタイルはフカセ釣りに似ていますが、どんな大物が掛かるのか判らないのでロッド選びが非常に大事です。

そこでこの記事では、不意に大物を掛けることを想定したるするスルルー竿の選び方について解説します。

軽くて持ち重りのしないおすすめのロッドもご紹介しますので、参考にしてください。

柏崎隆之
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

するするスルルーとは

するするスルルーとはスーパーフカセゲームとも呼ばれており、キビナゴを餌に使用する沖縄発祥の釣法です。

第一人者はダイワのフィールドテスターとして活躍している与那嶺功さんです。

沖縄ではキビナゴのことを「スルルー」と呼んでおり、フカセ釣りのようにラインをするする出すことからこの名前が付けられました。

巻き餌にもキビナゴを使用して同調させながら魚の居るタナへ仕掛けを流し込みます。

ウキ止めを使わない全遊動の仕掛けですので表層から海底付近まで探ることができます。

狙える魚種は非常に多く、沖縄ではシブダイ、タマン、本州でも真鯛やヒラマサなどの大物を狙えるのが魅力です。

そのため、フカセ釣り感覚でロッドを選ぶと一瞬に竿がのされてしまい勝負になりません。

するするスルルー竿の選び方

竿の種類

するするスルルーには適した竿は磯から大物を狙う磯竿であり、堤防でも磯でも場所を問わず使用できます。

ヒラマサ竿はパワーがあるのですが、その分重量が増すので長時間の釣りには適しません。

タマンなどを狙う打ち込み竿はガイドの数が少ないので糸ふけが出やすくライン操作に苦労します。

最近はするするスルルーを楽しむ方も増えてきたので、ダイワの「剛徹」を始めとする専用竿も販売されています。

竿の長さ

初めてするするスルルーにチャレンジする方は取り回しの良い5m前後の竿を選択してください。

ラインを操作しやすい長さですので、思い通りに仕掛けを流し込むことができます。

タメを効かせると復元力によるリフトパワーを上手く使えるので一気に根から魚を剥がせます。

足場の高い堤防や磯場でも際の根を交わしやすいの安心してランディングに持ち込めるでしょう。

竿の硬さ

柔らかい磯竿は一瞬でのされてしまうので、和歌山などでは3~4号を選択してください。

発祥の地である沖縄や離島などでは想定外の大物が掛かることも多いので、5号以上を選択してください。

イワシやサバを使用してモンスタークラスの青物やクエなどを狙う方は最低でも6号を選ぶ必要があります。

英語で表記されている場合は、MHが4号クラス、Hが5号クラス、HHが6号クラスと同等の硬さです。

バットパワーが強いものを選ぶ

カゴ釣りとは異なり磯際で一気に魚が根に突っ込むことが多いため、食わせた瞬間に勝負が決まります。

やり取りする以前に食った瞬間、根から引き離す最初の立ち回りが非常に重要となる釣りです。

魚を掛けた後も磯際の根にラインが当たらないよう強引に魚をねじ伏せるパワーが求められます。

そのため、バットパワーが強く一気に魚を浮かせられる竿を選ぶようにしてください。

操作性の高いものを選ぶ

するするスルルーは遠投するのではなく、磯際に仕掛けを落として指し餌と巻き餌を同調させながらポイントへ流し込みます。

ポイントによっては、仕掛けを100m以上流して沖を流れる潮流の中を探ることもあります。

この作業において竿に求められる性能は操作性ですので、先調子のロッドを選択してください。

良くも悪くもフカセ釣りですので、ラインを上手く操作できなければ魚は口を使いません。

持ち重りが少ないものを選ぶ

するするスルルーはスピニングリールのベールを開けて仕掛けを流しながらアタリを待ちます。

一日中ロッドを手にして釣りを続けるため、予算が許す限り軽いロッドを選択してください。

例えば4号の竿を選ぶときには340~370gほどの重量を目安にするとよいでしょう。

普段から磯釣りで1.0~1.5号の磯竿を使用している方は、この重量でも重く感じますが慣れるしかありません。

するするスルルー竿おすすめ10選

【ダイワ】
剛徹(MH-50・53・W)

引用:Amazon

これを選べば間違いなし!先手をとれるパワーロッド

大型魚に負けないリフトパワーをもっており、アワセ入れた瞬間から先手をとってガチンコ勝負できる竿です。

開発にはするするスルルーの第一人者である与那嶺功さんが関わっているので、この竿を選べば間違いありません。

細身のブランクスを採用しているので非常に軽く、繊細なライン操作をアシストしてくれます。

大型リールもガタつくこなく装着できるため、やり取りに集中できるでしょう。

【がまかつ】
我夢者Ⅱ(4号)

レコードクラスの魚も仕留められる夢のロッド

ブランクスに世界最強クラスの引張強度をもつカーボンを配合しており、レコードクラスの魚も仕留められる強度を実現しています。

ホールド性に優れたリールシートを採用しているため、豪快なやり取りを楽しめます。

するするスルルーだけでなく、巨大なオナガグレとも対峙できるので、離島のフカセ釣りを楽しむ方にもおすすめです。

10㎏までの魚でしたら、青物でも根魚でも余裕を持ったファイトで寄せられる竿です。

【ダイワ】
波濤(4-50HR・N)

引用:Amazon

振り込みやすく初心者におすすめの竿

竿全体を柔らかく仕上げてあるため、初心者でも狙い通りの場所へ仕掛けを振り込めます。

非常に軽くロッドのブレが少ないので、軽快な竿裁きでラインを操作できるでしょう。

パワーと粘りをもったブランクスがファイトをアシストしてくれるため、主導権を握られません。

糸がらみも少なく磯際での突っ込みも交わしやすいので、これからするするスルルーにチャレンジする方にもおすすめします。

【がまかつ】
慶良間スペシャルⅡ(4.5号)

するするスルルー釣法専用設計の竿

圧倒的なパワーをもった竿ですが、スムーズに曲がるのでやり取りの際にベストな角度を保てます。

胴のパワーを生かして強引なやり取りもできるため、ランディング直前に反転されても落ち着いて対応できます。

竿尻にはラバーキャップが装着されているので、腹当てファイトでも使用しやすい竿です。

トップガイド、誘導ガイド全てをワンサイズ大きくすることで太いラインを使ったするするスルルーにも対応しています。

【釣武者】
S.F.G OGRE(TM50)

引用:Amazon

強靭なバットが大型魚をねじ伏せる竿

極太ラインを使用して大型魚の引きを止め、強引に浮かせる強靭なバットを搭載した竿です。

激流、緩潮など様々なシーンに対応できるチューブラーティップを搭載しているので、食った瞬間を見逃しません。

ブランクスのねじれが少ないため、食った瞬間のアワセを入れて主導権を握ることができます。

10㎏までの魚ならどんな相手でも寄せる性能を有しているため、和歌山方面でするするスルルーを楽しむ方におすすめします。

【シマノ】
ライアーム BG(4-500)

竿の追従性が高くやり取りしやすい竿

負荷が掛かるとスムーズに曲がり魚の動きを追従してくれるため、初心者でも安心してやり取りすることができます。

タメを作りやすい竿ですので、ライン強度限界の魚を掛けても取り込むチャンスを作れます。

ガイドも糸抜けがよいものを搭載しているので、緩潮の日でもスムーズに仕掛けを送り込めるでしょう。

リフトパワーに優れたバットを搭載しており、するするスルルーで底付近を狙う方にもおすすめします。

【シマノ】
ベイシス BG(4-500)

引用:Amazon

離島のビッグゲームに最適な竿

高橋哲哉さんが男女群島で多くの大物を仕留めてきたビッグゲーム専用の竿です。

掛けた瞬間のファーストランを止める、強靭なバットを搭載しているので青物狙いに最適です。

70㎝クラスのヒラマサが相手でも、根に突っ込む隙を与えない豪快なファイトが楽しめます。

ラインを操作しやすい張りをもっているので、沖の本流を狙うするするスルルーに最適です。

【がまかつ】
パワースペシャルフカセⅡ(4号5.0)

巨大魚にも力負けしないパワーのある竿

繊細なアタリを見逃さないソリッドテイップを搭載しているので、するするスルルーとフカセ釣りをあわせて楽しめる竿です。

竿をひったくる巨大魚にも力負けしないパワーをもっており、磯際の攻防も楽に対応できます。

10号相当の太いラインを使用してもスムーズに仕掛けを送り込めるガイドを搭載しており、使いやすさも抜群です。

しっかり曲がった竿が弾力で魚を浮かせてくれるので、体力に自信のない方でも安心して使えます。

【がまかつ】
アルデナ遠征(4号5.0)

クセのないオールマイティな調子の竿

パワー重視の竿ですが、クセがなくしっかり曲げ込んで魚とやり取りすることができます。

大型のタマンにも主導権を渡さないパワーをもっており、沖縄でも安心してするするスルルーを楽しめます。

先調子と胴調子のよい部分を生かして作られており、初心者でも安心して使いこなせる竿です。

カーボンIMガイドを搭載しているため、糸抜けがよくライントラブルの心配もありません。

【ダイワ】
メガディス HR/遠投(4-50HR・N)

引用:Amazon

沖の潮目を狙いやすい本流モデル

するするスルルーで沖の潮目を狙うときにおすすめの、糸抜けがよい竿です。

魚を掛けるとしっかり曲がって体力を奪うので、ファイト時間を短縮できます。

リフトパワーが強いので、体力を温存しながら竿任せのファイトが楽しめるでしょう。

絶妙な張りをもっているため、初心者でも狙った場所へ仕掛けを振り込めます。

糸がらみの少ない遊動Kガイドを搭載しており、ライントラブルも起こしにくい竿です。

紹介アイテム一覧

するするスルルー竿の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
剛徹(MH-50・53・W)
がまかつ
我夢者Ⅱ(4号)
ダイワ
波濤(4-50HR・N)
がまかつ
慶良間スペシャルⅡ(4.5号)
釣武者
S.F.G OGRE(TM50)
シマノ
ライアーム BG(4-500)
シマノ
ベイシス BG(4-500)
がまかつ
パワースペシャルフカセⅡ(4号5.0)
がまかつ
アルデナ遠征(4号5.0)
ダイワ
メガディス HR/遠投(4-50HR・N)