SUPフィッシングは手軽に沖に出ることができ、本命でなくても何かしらの魚が釣れてくれます。
しかし、全く釣れないときもあります。
なぜ釣れないのか。原因はいろいろあります。
使ってるルアーが合っていない、アクションがマッチしていない、カラーが合っていない、魚に食い気がない、レンジが合っていない、そもそも魚なんていない。などなど・・・。
この中のいくつかは魚探(魚群探知機)を使用することで解決できます。
最近では、SUPフィッシングでも使えるコンパクトな魚探も多く販売されており、ワイヤレスでスマホで使える製品もあります。
今回はそんな中から、SUPフィッシングで使えるおすすめの魚探を紹介します。
- 釣り歴30年
愛知県出身在住。物心ついた時から竿を握り、小学生のころ近所の野池に釣りに行くようになり、完全にハマる。二十歳前後までバス釣りをメインに様々な釣りを経験し、現在はソルトをメインに日夜竿を振り回す。流行り、メディアに捕らわれない釣り方を日々模索中。マイボートを購入し、のんびりおにぎりを食べるのが目標。
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目次
- 1 SUPフィッシングで魚探は必要?
- 2 SUPフィッシングに適した魚探(魚群探知機)の選び方
- 3 SUPフィッシングの魚探おすすめ10選
- 3.1 【HONDEX】ポータブル魚探(PS-610C)
- 3.2 【HONDEX】ポータブルGPSプロッター魚探(PS-611CN)
- 3.3 【HONDEX】5型ワイド液晶プロッター魚探(HE-601GPⅡ)
- 3.4 【GARMIN】STRIKER4(010-01550-00)
- 3.5 【GARMIN】STRIKER Plus 4(010-01870-00)
- 3.6 【GARMIN】STRIKER Plus 4cv(010-01871-00)
- 3.7 【Deeper】Deeper Pro ワイヤレススマート魚群探知機(Wi-Fi)(FRI-BT-000003)
- 3.8 【Deeper】Deeper CHIRP+2
- 3.9 【GARMIN】Striker Cast GPS type(010-02246-02)
- 3.10 【LUCKYLAKER】ワイヤレス 魚群探知機 ポータブル 魚探 バス ワカサギ 釣り 日本語説明書付き
- 4 まとめ
SUPフィッシングで魚探は必要?
SUPフィッシングは魚探がなくてもできますし、魚もつれます。
とりあえず竿を出してみて、反応なければ移動するというやり方でも成立します。
強いメンタルで、目に見える情報とカンだけを信じ、釣れなくても投げ倒せる方は、必要ないと思います。
釣れない時間が長ければ長いほど、集中力も落ち、モチベーションが下がってきます。
「ここ魚いないんじゃないかなあ」と、頭をよぎったら魚探を買う価値がある人です。
中でも、ジギングをメインでやる方は必須なのではないでしょうか。
水深と地形、底質をみて、ベイトのポジションを把握して効率よく釣っていくのが釣果につながる釣りです。
感度の高い魚探なら追ってるけど食わない状況も把握できる為、アクションチェンジ、ルアーチェンジ等の目安になります。
SUPフィッシングに適した魚探(魚群探知機)の選び方
魚探の構成
魚探は主に本体(画面)と振動子(トランスデューサー)で構成されています。
本体は手元に、振動子は水面近くに設置することで使用します。
GPS搭載のモデルは、SUPフィッシングでは本体内蔵のものを選びます。
携帯性(サイズ)
コンパクトな魚探でなければSUPには向きません。ポータブルタイプの魚探をおすすめします。
スマホを本体代わりに使用し、ワイヤレスの振動子を使用してスマホのアプリに表示させる製品も増えてきました。
これであれば、手のひらサイズの振動子のみ持ち込めば使用できるのでお手軽です。
本体の使用時間が短いことと、スマホのバッテリーを消費することがデメリットです。
海上でのスマホのバッテリー切れは、緊急時を考えると避けたいものです。
電源の種類
バッテリー内蔵のタイプと、外部バッテリーから電源を供給するタイプがあります。
内蔵タイプは充電しておけば、本体と振動子のみで使用できるメリットがあります。
外部バッテリーを使用するタイプは別途バッテリーと配線が必要になりますが、バッテリーの容量で使用時間を長くできるのがメリットです。
画面の見やすさ
光を遮るものが少ないSUPボードの上では、画面の照度が高いほど画面が見やすくなります。
また、白黒などの単色の液晶よりも、カラー液晶のほうが反射の強弱が色分けで分かりやすく、見やすいです。
振動子の種類
魚探は振動子から発せられる超音波を海底や魚に反射させ、反射波を振動子内の受信機で受信し、その情報を本体で処理し画面に表示させます。
振動子には周波数があり、主に50kHzと200kHzが使われています。探知角度が変わり、50kHzは広く、200kHzは狭くなります。
SUPで使用できるモデルには、1つの周波数を備えた単周波と、2つの周波数を備えた2周波が存在します。
最近では、従来の単一周波を繰り返し送受信するパルス方式ではなく、連続した周波数を変化させながら発生させることで、より鮮明で精密な水中把握が可能となる、チャープ方式が採用されている製品もあります。
振動子の出力によって使える水深も変わってきますので、ディープエリアで釣りをする方は、その点も注意してください。
SUPフィッシングの魚探おすすめ10選
【HONDEX】
ポータブル魚探(PS-610C)
魚探といえばこのメーカーを思い浮かべる方も多いと思います。
このPS-610Cは、機能こそ少ないものの基本的な魚探の性能は申し分ないものになっています。
5型ワイド高輝度液晶で視認性もよく、ボタンも大きく押しやすい、機能もシンプルで魚探が初めての方でも使いやすい一台です。
振動子の周波数は200kHzの単周波で、出力は100Wとなっています。出力は低めなので50mよりも浅い場所に適しています。
電源は単三電池8本で、連続使用時間は10時間となっており、SUPフィッシングではつけっぱなしでも十分に持ちます。
単三電池以外にもBMO Japanより、専用のバッテリーパックも販売されています。その場合の使用時間は16時間まで伸ばせます。
【HONDEX】
ポータブルGPSプロッター魚探(PS-611CN)
PS-610Cの上位モデルにあたる、PS-611CN。
最大の違いはGPSアンテナ内蔵と、全国地図が内蔵されていることによる、プロッター機能。
ポイントのマークと航跡を残せるので、次回の釣行時に迷わず同じポイントにいけます。
振動子の周波数は200kHzの単周波で、出力は100Wとなっています。
こちらも電源は単三電池8本で、約8時間の連続使用が可能です。
BMO Japanの専用バッテリーパックにも対応しています。
【HONDEX】
5型ワイド液晶プロッター魚探(HE-601GPⅡ)
上記モデルとの違いは、ポータブルタイプではないので、バッテリーが別途必要なこと。
振動子の出力が300Wあることです。ディープエリアで使用される方はこちらをおすすめします。
PS-611CNをそのまま横向きにしたようなデザインで、いかにも魚探といった感じです。
機能面はPS-611CNとの差はあまりないので、使う水深で選択するとよいでしょう。
別売のバッテリーセット”BS07”を組み合わせれば、ポータブル魚探のような携帯性になります。
【GARMIN】
STRIKER4(010-01550-00)
GPS製品のトップブランドとして、最近ではスマートウォッチで知られているメーカー。魚探も作っています。
このSTRIKER4は、コストパフォーマンスが抜群なのが特徴です。
振動子はチャープ方式の195-205kHz/72-82kHzで、出力は200W。
GPSでのマーク機能もあり、白地図(ポイントのみ表示)ですがポイントをマークしておくことができます。
非常に高感度なGPSが内蔵されており、通った場所を巻き戻して確認、マークできるスクロールバック機能は非常に便利です。
電源は別体で、別途バッテリーが必要です。
【GARMIN】
STRIKER Plus 4(010-01870-00)
STRIKER4の進化版で、見た目では画面サイズが3.5inから4inに拡大されています。
機能面ではQuickDrawという機能が搭載されています。
これは、最大200万エーカー(東京ドーム17.4個分)にわたり1フィート毎の等高線が付いたマップを作成し保存できます。
【GARMIN】
STRIKER Plus 4cv(010-01871-00)
STRIKER Plus 4の上位版で、クリアビューという機能を搭載しています。
この機能は、振動子の真下の情報をまるで写真のような高精細な画像で表示してくれます。
海底に何があるかをより簡単に見分けることができます。
振動子は通常77/200kHzに加え、チャープ方式455(435-475)kHz/800(800-840)kHz、出力は300Wとなっています。
この振動子はGT-20TMとCV-20TMの2つのタイプがあり、GT-20TMは縦方向に強く、CV-20TMは横方向に強いというイメージです。
海での使用はGT-20TMがおすすめです。
【Deeper】
Deeper Pro ワイヤレススマート魚群探知機(Wi-Fi)(FRI-BT-000003)
ワイヤレスモバイル魚探といえばこのDeeperでしょう。
手持ちのスマホとペアリングすることで使用可能になります。
Deeper ProはGPS非搭載ですが、スマホのGPSを使って等深線マッピングが可能です。
振動子は290 kHz/90 kHzの2周波で、最大水深は80m(カタログスペック)、連続使用時間は約6時間となっています。
キャストしての使用も可能で、陸っぱりでも使用できます。
重量100gなので竿を選びますが・・・。
【Deeper】
Deeper CHIRP+2
Deeperの2021年発売の最新機種です。
前モデルのCHIRP+と同じく、3周波数CHIRP方式で水深15cm程度の浅瀬から100mまでのスキャンが可能です。
CHIRP+2 になりバッテリーが改善され、GPS ONで最大9時間、GPS OFFで最大15時間の動作が可能です。
省電力モードをオンにすると、最大20時間の動作が可能になり、わずか2時間で100%まで充電できます。
FishDeeperというサービスを利用すると、PC等からスキャン履歴を確認したり、シェアすることが可能です。
【GARMIN】
Striker Cast GPS type(010-02246-02)
GARMINのスマホを使ったワイヤレスタイプの魚探です。専用のアプリをスマホにダウンロードして使用します。
GPSなしのモデルも存在しますが、SUPフィッシングではGPS付きのこちらをおすすめします。
充電式で、使用時間は10時間あり、一日の釣行に十分耐えてくれます。
内蔵GPSにより、1フィート間隔の等深線を作成出来ます。
振動子は260/455 kHzの2周波で、最大水深は45mとなっています。
【LUCKYLAKER】
ワイヤレス 魚群探知機 ポータブル 魚探 バス ワカサギ 釣り 日本語説明書付き
とりあえず安く魚探がほしい、という方にお勧めのモデルです。
実売1万円を切る価格で、ワイヤレスの魚探が手に入ります。
ワイヤレスでもこちらはスマホを利用するタイプではなく、別体の本体と振動子をワイヤレスで接続し、使用するタイプです。
最大水深45m、使用時間7時間以上となっている為、SUPフィッシングでも問題なく使用できます。
安定性と精度は高くはなく、何もないのにフィッシュアラームがなったりしますが、水深や地形の判断はできます(地質は難しい)ので割り切れる方におすすめです。
技適マークも取得しているようなので、安心して使用してください。
まとめ
どれを選んでも基本的な性能は備えているため、問題なく使用できるとおもいます。釣りのスタイルで最適なものを選んでください。
スマホを使用する魚探は新機種も続々登場し、性能もどんどん上がっていっています。今後も楽しみなジャンルです。
くれぐれも魚探を見ながらベイトを求め夢中で漕いでいき、遠くに行き過ぎない用に注意してください。
SUPフィッシングの魚探の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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