夏限定のサーフ釣りのスタイルといえば、ウェーダーを履かずに海水パンツで行う「タンパニング」です。
釣りをしながら夏を感じられる、とても気持ちがいいスタイルです。
きもちがいいからと言って適当な服装でやっていると、後日日焼けで大変なことになってしまします。
そこでこのページでは、サーフフィッシングに適したおすすめのウェアとアイテムを解説します。
サーフフィッシング以外の釣りでもアンダーウェア(海パン)に差があるだけで、服装の参考になると思います。
- 釣り歴30年
愛知県出身在住。物心ついた時から竿を握り、小学生のころ近所の野池に釣りに行くようになり、完全にハマる。二十歳前後までバス釣りをメインに様々な釣りを経験し、現在はソルトをメインに日夜竿を振り回す。流行り、メディアに捕らわれない釣り方を日々模索中。マイボートを購入し、のんびりおにぎりを食べるのが目標。
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目次
- 1 夏のサーフ釣りに合った服装をするメリット
- 2 夏のサーフ釣りに適したウェア&アイテムの選び方
- 3 夏のサーフ釣りを快適するウェア&アイテム10選
- 3.1 【シマノ】サンプロテクションクール ロングスリーブシャツ(IN-091U)
- 3.2 【ダイワ】アイスドライ フルジップフーディーラッシュガード(DE-6221)
- 3.3 【FREEZE TECH】氷撃 フルレングスタイツ
- 3.4 【ダイワ】先丸ストッキングタイツ(DU-6706R)
- 3.5 【シマノ】デュラスト ショートレインパンツ(RA-020U)
- 3.6 【ダイワ】メッシュハーフショーツ(DP-8621)
- 3.7 【ティムコ】サンバンデット
- 3.8 【ダイワ】 ゴアテックス 9FIFTY ニューエラコラボ(DC-1120N)
- 3.9 【SWANS】ウォーリアー7
- 3.10 【資生堂】ANESSA パーフェクトUV スキンケアミルク
- 4 まとめ
夏のサーフ釣りに合った服装をするメリット
夏のサーフで一番の敵は日差しです。
日焼け止めクリームなど塗っておけば、よほど火傷のような状態にはならないのでどんな格好でも問題はないです。
しかし日焼け止めは、こまめに塗りなおす必要があるので、面倒だしロッドも日焼け止めまみれになって不快です。
夏の釣りにあった服装をしておけば、日焼け止めも少量ですみますし、熱中症や日射病対策にもなり、安全に釣りをするのに欠かせません。
日焼け止めの塗りなおし時間の目安は、日焼け止めの説明書にかいてあります。
夏のサーフ釣りに適したウェア&アイテムの選び方
風通し
夏のフィッシングウェアで風通しは一番大事だと思います。
風を通さなければサウナスーツになってしまい、激やせです。熱中症になります。
風通しとは、袖や襟元などの隙間から入ってくる風だけでなく、生地の表面が風を通すことが大事です。
速乾性
サーフ釣りは波を足で受け止めるので、上半身もそこそこ濡れます。
濡れた服の乾きが悪いと身体にまとわりついて不快になります。
速乾性に優れた生地を選びましょう。
UVカット
生地が日焼けの原因となる紫外線を通しにくいことが重要です。
UVカット率の悪い服装だと、日焼け対策できていると思っていても、結構日焼けしています。
日焼け止めなど化粧品に見られる指標「SPF」は、炎症等を引き起こすUV-B波を防ぐ指標です。
2~50、それ以上を50+と表記し、SPF50なら50倍日焼けを遅らせることができます。
「PA」は肌を黒くさせるUV-A波を防ぐ指標です。
+~++++で表され、+が多いほど効果が高いです。
シャツなどの素材には「UPF」という指標が用いられ、数値の意味合いはSPFと同じです。
遮熱性
生地や素材が熱を通しにくいかです。
同じ製品でも色でかなり効果が変わり、UVプロテクターなど肌に密着するもので黒を着用すると、めちゃくちゃ熱いです。
接触冷感素材
近年増えてきている素材で肌に触れている部分が、水分を吸収するとほのかに冷たくなる素材です。
実際そこまで冷えるわけではないですが、風が吹くとひんやりできます。
秋口などのまずめ時に着ていると、凍え死にそうになります。
肌の露出
肌を守るため、日焼け止めを塗る量を最小限にするためにも肌の露出は少ないほうがいいです。
肌が出ていないと暑そうな印象も受けますが、光が直接肌に当たらないのは結構快適です。
顔も身体もすべて覆っているスタイルは、最近かなり認知され増えてきましたが、そのままコンビニに入ってはいけません。
夏のサーフ釣りを快適するウェア&アイテム10選
【シマノ】
サンプロテクションクール ロングスリーブシャツ(IN-091U)
遮熱、冷感、UVカット機能の付いた至れり尽くせりのロングスリーブのシャツです。
UPF50+の素材が使われており、日焼けから肌を守ってくれ、吸水速乾の機能もついています。
冷間機能の付いていないこちらよりもお求めやすいグレードもあります。
【ダイワ】
アイスドライ フルジップフーディーラッシュガード(DE-6221)
ラッシュガードとは、もともとはサーファーがウェットスーツの下に着て、肌へのダメージを軽減するために使われていました。
現在では、マリンレジャーの定番アイテムとなっています。
このフルジップフーディーラッシュガードは、速乾性、遮熱性に優れ、接触冷感の機能も搭載されています。
薄い生地であっても、UPF50+と日焼けからもしっかりガードしてくれます。
このラッシュガードの釣りメーカーならではの特徴は、ゲームベスト着用時に特に擦れやすい肩の部分が、耐摩耗性に優れた素材で補強されていることです。
まさにサーフフィッシングに適したシャツといえるでしょう。
【FREEZE TECH】
氷撃 フルレングスタイツ
夏になると釣具店でずらっと並んでいるのを見ることも多い「氷撃」のアンダーウェア、フルレングスタイツです。
氷撃冷感プリントという特殊なプリントを施すことで、汗などの水分を吸収すると、生地の温度が下がり、冷感を得れるという特徴があります。
このプリントは一般的な接触冷感素材よりも、-1.4℃冷感を得られるそうです。
足が常に濡れていることになるサーフフィッシングで特に威力を発揮するでしょう。
紫外線防止指数はUPF40以上となっています。
なお、塩害についての影響は不明なため、使用後はすぐに洗い流すなどしたほうがいいかもしれません。
【ダイワ】
先丸ストッキングタイツ(DU-6706R)
UVカット機能と、吸水速乾機能を備えたダイワのアンダーウェアです。
このタイツの特徴は、足先まですべておおわれていること。
これのおかげで、やらかしがちなクロックスなどを履いた時に起こる、水玉模様の日焼けを防いでくれます。
サーフでは、常に水と砂で足が洗浄され日焼け止めが落ちてしまい、足の日焼けは防ぎにくいのでおすすめです。
【シマノ】
デュラスト ショートレインパンツ(RA-020U)
わざわざ海水パンツ履きたくない人向けにレインパンツを紹介します。
レインパンツというだけあって、防水、撥水、透湿機能を備えています。
波しぶきがかかったくらいなら、中まで濡れることを防いでくれるので海水パンツがわりになってくれます。
股下くらいまで水がきてしまった場合は濡れるかもしれません。
【ダイワ】
メッシュハーフショーツ(DP-8621)
こちらは特に女性におすすめのアイテムです。
撥水加工をしたメッシュ素材の生地を使用しており、風通しがよくドライな着心地を保ってくれます。
女性サイズ(WM、WL)は男性用と異なるデザインが採用されています。
【ティムコ】
サンバンデット
SNS等で浸透してきた、顔の下半分を覆うアイテムです。
UPF30+の柔らかい素材で、吸汗速乾性を兼ね備えています。
柔らかく伸縮性の高い素材のおかげで、マスクのように顔を覆うだけでなく、帽子のように頭からかぶったり、頭全体を覆うこともできます。
カラーが何色あるのかわからないほど豊富で、魚をモチーフにした柄などもあり、個性豊かなバリエーションです。
これよりもハイスペックなプロシリーズもあり、カラーバリエーションは少ないですがUPF50+の素材と、ベンチレーション機能でより快適です。
【ダイワ】
ゴアテックス 9FIFTY ニューエラコラボ(DC-1120N)
サーフフィッシングというよりも、アウトドア全般で熱中症対策に帽子は必須です。
帽子であればなんでもいいのでお好きなデザインの帽子を使用してください。
メッシュタイプは髪が日焼けするのでおすすめできません。
この帽子のように、ゴアテックスなどの透湿素材を使用していると、蒸れの軽減と、海水の水滴から髪を守るのに向いています。
【SWANS】
ウォーリアー7
数多いトップアスリートから高い評価を得ているスワンズから、偏光グラスのご紹介です。
サーフフィッシングでは水中を見ることはあまり無いため、日差しから目を守ることと、砂から目を保護する目的で着用します。
なので偏光にこだわる必要もないのですが、せっかくなので別の釣りでも使えるように偏光グラスをチョイスしました。
この偏光グラスはコストパフォーマンスが高く、他の有名ブランドよりもお求めやすい価格が魅力です。
耐衝撃性、耐熱性、難燃性に優れたペトロイドレンズという、ポリカーボネートレンズに独自のハードコートを施すことにより、サーフの細かい砂でも傷が付きにくくなっています。
おすすめのカラーは光量によって変わってきますが、日中の強い日差しで使えるスモークがおすすめです。
【資生堂】
ANESSA パーフェクトUV スキンケアミルク
この日焼け止めを知らない人はいないと思いますがサーフ目線でご紹介します。
サーフフィッシングでおなじみの「NESSA」に「A」を付けた、親しみのある名前の日焼け止めクリームです。
正直なところ価格は高いですが、効果は抜群です。
このスーパーウォータープルーフは、80分の水浴テストでの耐水性をクリアしており、波でしばらくもまれても全く落ちません。
こまめな足への塗りなおしの必要がなく、サーフフィッシングではこれ一択といってもよいくらいです。
石鹸を使わないと落ちないので、家に帰るまで肌が突っ張ている感覚になるのが玉に瑕です。
まとめ
快適にタンパニングできる時期は、一年のうち2か月ほどしかありません。
おすすめ製品をいくつかあげましたが、どれもサーフに限ったものではないため、そのほかの釣りでも十分使えるでしょう。
サーフは遮るものが一切ないため、日差しとの戦いです。
年齢が若い時は日焼けとか気にせずに釣りをしてしまいがちですが、将来後悔しない為にも、若いうちから日焼け対策をおすすめします。
冬でも顔と手は日焼け止めを塗ることをおすすめします。
夏のサーフ釣りで快適な服装の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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