スティックベイトおすすめ23選!ワームの使い方やアクション等を解説!

今回の記事はオールシーズン通してデカバスを魅了するスティックベイト完全攻略編です。

各メーカーから多種多様なアイテムが発表されており、迷っている方にぜひ読んで頂きたいです。

スローな展開からリアクションまで、基礎さえ抑えれば全国どのフィールドでも通用します。

最後まで読めばあなたもデカバスへ一歩近づきます。

この記事で得られる事
  • スティックベイトのメリット・デメリット

  • スティックベイトの釣れる使い方

  • 人気のあるおすすめスティックベイト

やましたあつし
執筆者
  • 釣り歴24年
  • 海外遠征経験あり

愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。

目次

スティックベイトとは?

スティックベイトとは、パーツが殆ど無いシンプルな形状が特徴であり、文字通り棒状のワームです。

空気抵抗が少なく飛距離が出る為、おかっぱり釣行の必需品です。

ストレートワームソフトジャークベイト等と類似していますが、それらは素材の柔軟性を活かした水流にうごめくアクションであったりパーツ等でゆらゆらとした艶めかしいアピールが基本です。

しかし、スティックベイトはボディ全体でのキレのあるダートアクションや、水押し、またアクションを加えずとも太くボリュームのあるシルエットでの存在感が持ち味です。

シンプルな見た目とは裏腹に高い集魚力を誇ります。

高浮力モデルやソルトを含む高比重モデルなど様々なバリエーションがあります。

スティックベイトのメリットや活きる状況

空気抵抗が少ない上に十分なウェイトがあるので、おかっぱりからプラグでは届かない沖ストラクチャーへアプローチが可能です。

またオフセットフックでの使用が基本なので、根掛りも少なくカバー打ちの必需品でもあります。

高比重モデルではフォールスピードが他種のワームより比較的速いため、ノーシンカーでのディープ攻略が可能で、これは低水温期に威力を発揮します。

ジグヘッド、テキサス、ネコリグ、トレーラーなど各種リグに対応可能で、全レンジ、オールシーズン使えます。

一袋あればどんな状況でも安心です。

私が感じる一番のメリットは、ビッグベイト等の大型ルアーに反応するデカバスに対し、杭まわり、沈み物のあるブレイク、ウィードエリアの中、ロックエリア、など根掛りを気にする事なくハイアピールで攻め切れる事だと思います。

一個数千円のルアーをストラクチャーギリギリに通す事は勇気が要ります。

ぜひスティックベイトで果敢に攻め込んでください。

スティックベイトの選び方

サイズ

各メーカーから様々な大きさのアイテムが出ています。

おおよそ2インチから8インチまで幅広く存在しています。

私の経験上、思う事は他のフィネスで使うワームの様に、シビアな状況でサイズを落として食わせると言うよりは、大きい物を選びボリュームと存在感で食い気のある高活性のバスに気づかせて、捕食スイッチを入れるイメージの方が釣り易いと思います。

後は手持ちのタックルで投げれる物を選んでも良いし、よく行くフィールドに合わせて選ぶといいです。

カバーに入れるなら太くて短い方がすり抜けは良いし、中層でやりたいなら細身の長い方がやりやすいです。

大きさで悩むよりは、ご自身のフィールドでやりたい事で選んだ方が簡単です。

重さや比重

おかっぱりで飛距離が欲しい、遠投してカバーに入れたい、ノーシンカーでディープに落としたい時はソルトを含んだ高比重モデルを選びます。

ジグヘッドワッキー、ネコリグ、ネッドリグ等、シンカーで沈める場合はノンソルトで高浮力モデルを選びます。

ボトムでの姿勢、アクションに圧倒的な差が出ます。

ノーシンカーでも表層付近を誘う場合はノンソルトが有効です。

また、高浮力モデルのワームの胴体お腹辺りにネイルシンカーを埋め込み、市販には無い重さやバランスを自らチューニングするテクニックもあります。

テール形状

全くの棒状のモデルもあれば、くびれていたり、ボディからテールにかけて少しずつ細身になったり、テールのみ形状が細くなっているモデルもあります。

細かい動きを加えてアクションする場合はテールが細い形状になっていた方が有利です。

ピンスポットでネチネチと誘う際に、より移動距離を抑えて大きく動いてアピールするにはテール形状の変化は必要です。

特にネコリグ、ネッドリグで威力を発揮します。

各モデル選ぶ際には、テールに注目して選んでみて下さい。

スティックベイトワームおすすめ23選

【ゲーリーヤマモト】
ヤマセンコー

スティックベイトの代表格、迷ったらまずはコレです。

2~7インチまで設定があり幅広い釣りに対応し、高比重でベイトロッドでも扱えます。

基本はノーシンカーリグでの小刻みに揺れるフォールと、軽くトゥイッチを入れた時のキレのあるダートアクション。

ジグヘッドワッキー、ネコリグ、テキサスリグ、どのリグでも威力を発揮します。

【O.S.P】
ドライブスティック

O.S.Pの名作で特徴はベイトフィッシュを模したリアルなカラーとしなやかに動くテールです。

このテールを活かし、ノーシンカーでのトゥイッチはもちろん、ダウンショットリグやテキサスリグ、ネコリグなどボトムで小刻みに揺れるアクションを得意とします。

3~6インチ展開で、高比重モデルと低比重モデルの2パターン。

【サワムラ】
バレット

2~4インチ展開で、高比重ワームの先駆け的存在です。

ムチムチとしたボディでボリューム感があり存在感でアピールします。

ワッキーリグ、ジグヘッドワッキーリグでのフォールの釣りが基本で最も有効です。

ファストシンキングとスローシンキングモデルがあり、フォールスピードを変えて様々な状況に対応できます。

【DSTYLE】
ディキャプチャー

4.8インチとかなりボリューミーではあるが、特徴的なボディ形状とテールから出される波動で食い気の無いバスを振り向かせる力があります。

最大の特徴として、ボディの腹下に高比重ソルトを多く含み、ノーシンカーリグでのスイミング姿勢が抜群に安定します。

オフセットフックを逆付けする事でバックスライドも可能。

【デプス】
デスアダー

Depsを代表する言わずと知れたデカバスハントルアー。

3~8インチ展開で、6インチが一番人気です。

ボディ全体にあるリブで水を押し、ただ巻きでも水中を掻き回す様な強烈な波動を発します。急激に細くなるピンテールでより生命感をアピール。

ジグヘッドリグでのスイミング、ノーシンカーリグ、テキサスリグと幅広く対応します。

【デプス】
デスアダースティック

超高比重のヘビーウェイトモデルで、その重さを利用しウィードエリアの中へ入れたり、ロングキャストが可能です。

ノーシンカーリグでの水平フォールが得意であり、トゥイッチでのダートアクションではデスアダー同様リブが抵抗となって停止姿勢良く操れます。

4.5~6.5インチ展開で圧倒的な存在感です。

【エバーグリーン】
ピッチンスティック

細い方が頭になり、テール側が太くなっている特徴ある形状です。

太いテール側に高比重ソルトを含み、抜群の飛距離が出ます。

フォールが早いのでハイピッチな展開が可能。

テンポ良く打ってフォールで食わせてもよし。

また、テキサスリグでのボトムの釣りにも有効です。

4色展開でどれも人気の食わせカラーです。

【ハイドアップ】
ワッパー

3インチと4インチ展開の食わせサイズ。

最大の特徴は、ワームの先端がポッパーの様なカップ形状になっています。

ノーシンカーリグでの表層高速巻きで、水面を逃げまとうベイトフィッシュを演出。

その際、カップ形状からピチャピチャとリアルな生命感のある音を出し、バスへ強烈にアピールします。

渋った時の最終兵器です。

【ジャッカル】
ヤミィフィッシュ

3インチと3.8インチ展開で、3.8インチはそのコンパクトさとは裏腹に、高比重モデルの為、ベイトタックルでの使用が可能です。

基本アクションは、ノーシンカーリグでのフワフワとしたフォール。

ベイトタックルで太いラインを使い、強気にカバーの中へ入れてフォールさせましょう。

沈ませてからのボトムでのズル引きも有効です。

【ジャッカル】
リズムワグ

オフセットフックの指し位置でバックスライドが可能。

ボディの腹下半分に高比重ソルトを含むため、スイミング姿勢が安定し、ブレないアクションを演出します。

最大の特徴は、シミーフォールでゆっくりと震えながらアピールし沈んでいきます。

エビや魚の尻尾も模したリアルなテールもピリピリと微波動を発し、バイトを誘発します。

【レイドジャパン】
ファットウィップ 3インチ

5インチモデルでは、太いボディでの水押しを利用したネコリグ、ジグヘッドワッキーが有効です。

3インチモデルでは、小ぶりなボディだが高比重ソルトにより十分なウェイトがあります。

オフセットフックでのノーシンカーリグでの左右に揺れながら沈んで行くフォールが最大の武器です。

マス針でワッキーリグにする事で水平フォールも可能。

【レイドジャパン】
ファンタスティック

4.5インチと6インチ展開です。

流線型のボディ形状と、魚の尾びれの様なテールによって生み出されるナチュラルアクションが特徴です。

トゥイッチでのダートアクションや、フォールではボディが水を噛み自発的にテールが震えます。

食い気が渋い時に、ジャークベイトの様にリアクションの釣りに有効です。

【ジークラック】
ヤムスティック

4.8インチと5.8インチの細身かつロングボディです。

高比重でノーシンカーでの飛距離も抜群です。

テキサスリグでは、ワームが後方重心の為、着底の際には倒れ込むように沈みピンテールが震えてバスにアピールします。

倒れ込むのを待つため、ゆっくりとしたボトムパンプが有効です。

14色展開で状況に応じて細かく対応可能です。

【ゲーリーヤマモト】
マルチスティック

【エンジン】
フォールスティック

【フィッシュアロー】
ヘビープープ

【イマカツ】
ゲンタボー

高比重モデルにも関わらず、平らなボディ形状で抵抗を受け、スローなフォールが可能です。

胸ビレの様なパーツが付いており、ボトムでの姿勢を安定させる他、ピリピリと自発的なアクションも可能です。

腹下に深いリブがありスティックベイトとしては形状の多いワームです。

ボトムを這うベイトフィッシュをイメージしてバスを誘います。

【ティムコ】
シャイナースティック

【バレーヒル】
インディスティック

【ファットラボ】
ネコソギ スティックベイト

【エバーグリーン】
バスエネミースティック

【バークレイ】
マックスセント ジェネラル

スティックベイトの使い方や基本アクション

ノーシンカーリグ

基本はオフセットフックでのノーシンカーリグです。

おかっぱりでもよく飛び、また根掛りも少ないためカバーに入れやすいです。

春や秋で魚が高活性で動き回っている時は、各レンジをただ巻きで十分食ってきます。

渋いなと感じればリアクション狙いでトゥイッチなど加えれば左右にダートしアピールします。

カバーから出て来ない暑い夏は、中に入れてシェイクするもよし、放置して粘るのもよし。

冬はロックエリアやブレイク沿い、ディープに落とし、ノーシンカーならではのゆっくりとしたボトムパンプやズル引きが有効的です。

ボトムパンプのコツは、フワッとボディを立たせて、パタンと倒れるくらいのイメージで。食えば重みを感じます。

ジグヘッドワッキー

ワーム胴体の真ん中にジグヘッドをちょん掛けするジグヘッドワッキー。

ジグヘッドの重さは狙うレンジ、ワームの浮力や水深で調整しますが、1g前後が基本です。

シンカー先行でゆっくりと沈める事が可能でありフォールで威力を発揮します。

杭や岩盤、橋脚など縦のストラクチャー攻略に有効です。

ボディ全体で抵抗を受けながらフォールするため、他のシンカーを使ったリグよりもフォールスピードは遅く、しっかりと見せて食わせる事が出来ます。

また、浮力と水の抵抗を活かして中層を泳がす『ミドスト』にとても有効です。

強い水押しを出しつつ移動距離を抑えたネチネチとした動きで中層を攻める事が出来ます。攻めたいレンジまで落とし、竿先を使い細かいシェイクを加えながらゆっくり巻きます。

ネコリグ

ネコリグもジグヘッドワッキー同様にワーム胴体の真ん中にちょん掛けするリグですが、フックがマス針でシンカーはネイルシンカーをワームの頭の埋め込みます。

ただ、頭から沈んで行くため抵抗を受けず、フォールの釣りには向きません。

ですのでジグヘッドワッキーと使い分けをし、ボトムの釣りでネコリグをチョイスします。

砂地の底をズル引きして砂煙をあげ甲殻類をモチーフにアピールしたり、ボトムパンプで小魚を演出します。

また早春などシャローに上がりたてで、カバー周りで動かないバスには一点シェイクでスローに誘う釣りに有効で、デカバスの実績高いです。

食いが渋い時は、竿先でパンッパンッと跳ね上げさせてリアクションを誘う事も出来ます。

ネッドリグ

ネッドリグ、ご存知無い方も多いのではないでしょうか。

アメリカで発祥し、ここ数年で人気が出てきていますが日本ではあまり認知されていません。

日本のバスは見慣れていないため、釣ってみると釣果に差が出るのではないでしょうか。

ポイントは高浮力ワームとジグヘッドを組み合わせる事で、ワームをボトムで直立させます。

ボトムで常に直立姿勢を保つので、水流のあるエリアなら放置するだけでもユラユラと揺れてアピールする事が出来ます。

ボトムパンプが基本ですが、ロングポーズを加える事でゆっくりとワームが立ち上がる所を見せてやると思わずバスが口を使います。

跳ね上げてリアクション、ポーズで食わせの間を演出する事ができ、多彩な攻めが可能です。

テキサスリグ

言わずと知れた定番リグ。

バレットシンカーとオフセットフックを組み合わせます。

シンカーの重さは水深で決めます。

シャローなら2~3gのライトテキサス。

カバーの中へ打ち込むパンチングでは1ozシンカーなど幅広く活用できます。

根掛り回避能力が高く、カバー周りもしくは中へ打ち込むことも可能です。

近距離でのカバー打ちは正確なキャスト精度が必要とされベイトタックルを使用する事が多く10g前後のシンカーが扱い易いかと思います。

ボトムパンプ、ズル引きなどはもちろんの事、よりタイトにカバーを攻める事が出来るためワームのインチを大きくしボリュームを出す事で、余計なアクション無くとも存在感を増しビッグバスへアピールできます。

まとめ

スティックベイトは棒状で、苦手意識のある方も多いかと思います。

各アイテムの特徴を理解してぜひ『カバー攻略』として使ってみて下さい。

タイトに攻める事が出来れば、きっとバスが応えてくれます。

紹介アイテム一覧

スティックベイトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ゲーリーヤマモト
ヤマセンコー
O.S.P
ドライブスティック
サワムラ
バレット
DSTYLE
ディキャプチャー
デプス
デスアダー
デプス
デスアダースティック
エバーグリーン
ピッチンスティック
ハイドアップ
ワッパー
ジャッカル
ヤミィフィッシュ
ジャッカル
リズムワグ
レイドジャパン
ファットウィップ 3インチ
レイドジャパン
ファンタスティック
ジークラック
ヤムスティック
ゲーリーヤマモト
マルチスティック
エンジン
フォールスティック
Deps
カバースキャット
フィッシュアロー
ヘビープープ
イマカツ
ゲンタボー
ティムコ
シャイナースティック
バレーヒル
インディスティック
ファットラボ
ネコソギ スティックベイト
エバーグリーン
バスエネミースティック
バークレイ
マックスセント ジェネラル