イカトレーはイカメタルやティップランなど人気のイカ釣りで使用し、釣ったイカを新鮮な状態で持ち帰るための必須アイテムです。
イカを美味しく食べるには鮮度の良い状態で持ち帰ることが必要で、イカトレーを使用することで効率よく冷やすことができます。
では、どのような製品を選べば、美味しさそのままで持ち帰ることができるのでしょうか。
今回はイカトレーの選び方とともにおすすめ商品を紹介いたします。
自作や代用についても解説しますので、トレー選びの参考にしてください。
- 釣り歴21年
- 年間釣行50日以上
愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する3児(0~7歳)の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
イカトレーとは
イカトレーは釣ったイカの鮮度を保ったまま自宅へ持ち帰るためのアイテムで、クーラーボックスに収納して使用します。
あらかじめ冷やしておいたトレーにイカを並べて収納すれば、水に触れさせることなくイカを冷やせるでしょう。
イカトレーの素材はアルミ製が多く、アルミは熱伝導率が高いため急速に冷やせる特性があります。
また冷たさを維持できる樹脂製は、アルミほどの熱伝導率ではないですがリーズナブルな価格が魅力です。
イカトレーを使うメリット
イカの鮮度を保てる
イカトレー最大のメリットは、何と言っても釣った時の状態のまま持ち帰れることでしょう。
イカにとっての大敵は真水と高温で、トレーを使えば氷や水にイカの身が触れることなく冷却保存することが可能です。
ジップロックやビニール袋に入れて持ち帰る場合、氷を袋の中に入れると味が落ちてしまうので注意しましょう。
自宅でイカの刺身を食すなら、イカトレーが効果的です。
イカを綺麗に並べられる
平たいトレーにイカを重ねず並べることで、見た目もキレイな状態で収納可能です。
段重ねタイプのイカトレーであれば、イカメタルなどで爆釣したとしても重ねず並べることができます。
逆にビニール袋に釣ったイカを重ねて入れると、身が白くなってしまい鮮度を疑われるかもしれません。
デリケートなイカは、イカトレーを活用して保存するのがおすすめです。
むらなく冷やせる
熱伝導率のよい素材を使用するイカトレーは、イカを均等に冷やせるメリットがあります。
ビニール袋に重ねて入れた場合と比較するとその差は歴然で、食べた時の味も雲泥の差です。
冷え方も袋の場合はムラがあり、クーラーボックスの中であっても中心までなかなか冷えません。
しかしトレーに並べることで、ムラなく冷やすことが可能です。
イカトレーの選び方
素材で選ぶ
イカトレーに使われる素材は大きく分けて3種類あり、それぞれに特徴があります。
アルミ素材
熱伝導率が抜群に高く素早くイカを冷やすことができるため、特に暑い時期の釣行におすすめです。
製品のラインナップが豊富で人気があるため、様々なトレーを見比べて選ぶことができます。
樹脂素材
価格が安くクーラーボックスに傷が付かないため、気軽に使えるのが特徴です。
熱伝導率はやや劣るので、保冷力の高いクーラーボックスに適しています。
ステンレス製
一旦冷えると長時間効果が持続し、水滴が発生しにくいためデリケートなイカに適しています。
中性洗剤を使用すれば臭い移りがなく、バーベキューでも使える汎用性を備えています。
水はけの良いものを選ぶ
イカの身は非常にデリケートで、氷が解けた水やイカから出た水分に触れると水焼けになりかねません。
そのためイカトレーを選ぶ時は、四隅に排水穴があるなど水はけの良い製品を選ぶ必要があります。
その点専用トレーは水抜き穴が装備されており便利で、自前のクーラーボックスに合うトレーの中で、より効果的に水はけできるものがおすすめです。
クーラーボックスに合うものを選ぶ
イカトレーを選ぶ際のコツは、ご自身がお持ちのクーラーボックスの内寸に合うトレーを選ぶことです。
そのためイカトレー購入時は、前もってクーラーボックスに収納可能なサイズを計測しておきましょう。
ダイワやシマノなどはクーラーにフィットする設計のイカトレーを選択できるため、ピッタリ合うものが選べます。
自作や代用トレーなどは角が立っているとクーラー内部を傷つけてしまうため、十分注意が必要です。
イカトレーおすすめ8選
【シマノ】
冷えキントレー(AC-C81R)
シマノ製クーラーボックスにピッタリ合うサイズで、1段~3段まで使い方に合わせて選べる高性能なイカトレーです。
一度冷えたら温まりにくいステンレス素材を採用し、薄いので使用時も未使用時もコンパクトに収納できます。
両端の持ち手が樹脂製になっているため、クーラー内側を傷付けることがありません。
誰でもシステマティックに使える製品です。
【WAVE GEAR】
キンキントレー(KMY-1619)
ダイワ・シマノなど35L以上のクーラーボックスに対応し、4段まで重ねることが可能なフレキシブルモデルです。
トレー底部分にアルミ素材を使用し、並べたイカを素早く効率的に冷やすことができます。
使用前にトレーを冷やしておけば、イカの鮮度を保ったまま自宅へ持ち帰ることができるでしょう。
ティップランやイカメタルに適した、大型タイプのトレーです。
【タカ産業】
アルミ製イカトロ箱(T-165)
アルミの高い熱伝導率を利用し、イカの美味しさを保ったまま持ち帰れる人気イカトレーです。
製品はスライド式で様々なクーラーボックスに合わせることができ、クーラーを買い替えてもそのまま使えます。
使用後は中性洗剤で洗い流すだけで汚れを取ることが可能で、臭いも残りません。
トレーは段重ねできるため、爆釣でも心配いらずです。
【ダイワ】
イカ様トレー
ダイワ製35Lクーラーにフィットする樹脂素材のトレーで、一度冷えたら温まりにくいのが特徴です。
スライドプレートによる簡単組立てで使いやすく、価格がリーズナブルなためビギナーに適しています。
長さの異なる2タイプから選べ、段重ね用の3枚セットも用意しました。
お手入れしやすく、人気のイカメタルに最適なトレーです。
【ダイワ】
CPスノコトレー
ダイワシークールキャリー2500に最適なスノコタイプのイカトレーで、氷とイカを分けて入れられます。
イカが水分に触れることがなく持ち帰ることができ、鮮度を保ったまま食べることが可能です。
また他のクーラーにおいても、通常のスノコとして利用できる汎用性を兼ね備えました。
リーズナブルで気軽に使えるトレーとして、初心者に適しています。
【アカオアルミ】
穴明バット
四隅の水抜き穴とスノコ形状で、イカトレーとして代用できるアルミ合金製モデルです。
アルミは熱伝導率が高いため、下から氷などで冷やしておけばイカの鮮度を保ったまま持ち帰れます。
専用トレーより穴が効率的にあいているため、イカの水気もしっかり切れるでしょう。
ただお手持ちのクーラーへ適合しない場合もあるため、購入時は確認が必要です。
【バレーヒル】
スクイッドキーパーDX
イカを効率的に冷やせるだけでなく、腐食にも強いアルミアルマイト仕様のイカトレーです。
両端の持ち手が紐形状になっており、手の温かさがトレーに伝わりにくくなっています。
四隅に水抜き穴が備わっているので、イカの水気をしっかり切って鮮度を保ってくれるでしょう。
段重ね可能なストッカーとして、イカ釣りに欠かせないアイテムです。
【CORMORAN】
イカトロBOX
ダイワ及びシマノの様々なクーラーボックスに対応する、スライド式のイカトロ箱です。
トレーは長さを5段階に調節できるため、釣れたイカに合わせたサイズ調整を行えます。
熱伝導率に優れたアルミ素材を使っているので、素早くかつ新鮮な状態でイカを冷やせるでしょう。
イカメタルだけでなく、エギングで釣れた良型のアオリイカを並べることも可能です。
イカトレーの代用品はある?
調理場で使用する業務用バットなどのトレーは、アルミ素材やステンレス素材のものが多くあり代用も可能です。
ただしトレーに水抜き穴が付いていることが条件で、水抜き穴がないものを使うとイカが水焼けする原因となります。
また100均などにあるプラスチックトレーも代用可能ですが、穴が無い場合は自分で開けなくてはいけません。
イカトレーと比べて温まりやすいので、長い時間使わないほうが無難です。
釣ったイカを新鮮な状態で確実に持ち帰りたいならば、専用トレーをぜひ使ってください。
イカトレーは100均等で自作できる?
100均などで売っているプラスチックトレーに自分で穴あけ加工することで、イカトレーとして使用可能です。
さらにバーベキュー用のアルミプレートを組合わせることで、効率的にイカを冷やせます。
トレーに合うアルミプレートは100均で購入できるため、予算も抑えることができるでしょう。
もちろんアルミプレートにも穴あけ加工が必要ですが、低予算を考えている方は自作に挑戦してみるのもアリですね。
まとめ
イカトレーは、釣ったイカを新鮮な状態で持ち帰って美味しく食べるのに欠かせないアイテムです。
お手持ちのクーラーと予算に合わせて最良のものを選び、そしてイカトレーをしっかり活用して、新鮮なイカの味を堪能してください。
イカトレーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方