対応力が高いのが特徴の「30号対応イカメタルロッド」。
イカメタルロッドの中ではやや強めのロッドパワーに位置づけられ、エリアや潮を選ばずに使えることから万能ロッドとしても人気です。
しかし、ダイワやシマノなどの釣り具メーカーは必ずラインナップに入れている番手ということもあり、どれを選んだら良いのか分からないと思ったことはありませんか。
そこで今回の記事では、30号対応イカメタルロッドの選び方についてご紹介。
おすすめ製品もピックアップしますので、ロッド選びの参考にしてみてください。
- 釣り歴20年
- 大会上位入賞経験あり
東北の豊かな海で主に根魚やイカメタル、マダイに没頭しています。 内陸住みなので海までは車で1時間半。それでも毎週ドラマを求めて通い続けています。 坊主上等で納得できる釣りを追い求めるストイックアングラーです。 夢は自分の船を持って誰も知らないポイントを開拓することです。
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30号対応イカメタルロッドを使うメリット・デメリット
メリット
ロッドパワーがある
30号対応のイカメタルロッドは、ロッドパワーがあることが特徴です。
潮が速いと重いリグを扱わなくてはなりませんが、そんな場合でも安心。
ブランクスにはやや張りがあり曲がりすぎないため、重めのリグをキビキビと動かすのに適しています。
対応力がある
30号対応のイカメタルロッドは対応力の高さも魅力です。
ほとんどのメーカーがソリッドティップを採用しているため、しなやかで号数に応じて曲がります。
そのため、軽いスッテでも重いスッテでも目感度でアタリをとっていけるのがポイント。
状況を選ばずに使いたい方におすすめです。
デメリット
軽いスッテを使ったときの感度が低い
デメリットとして、軽量のスッテを使った時の感度がやや劣ることが挙げられます。
曲がりが浅くなるため、軽いスッテ用に作られたロッドと比較すると目感度として伝わりにくいこともあるでしょう。
なるべく適正な重さのスッテを使って、穂先をしっかりと曲げてあげるとアタリが分かりやすくなります。
スッテが動いてしまう
ロッドが硬く船の動きがスッテに伝わってしまい、イカに違和感を与えてしまうこともあります。
特にステイにしか抱いてこない低活性のときは苦戦することも。
対策として、船の揺れに合わせてロッドを上下に操作して揺れを相殺するか、レギュラーテーパーや乗せ調子のロッドを使うようにしましょう。
30号対応イカメタルロッドおすすめ8選
【ダイワ】
エメラルダスX イカメタル（65LB-S）
張りのあるブランクスで操作感の良い30号対応イカメタルロッド。
ロッドのパワーを上げることで、やや重めの30号のスッテにしっかりとアクションを加えられるのが特徴です。
ティップ部は繊細なソリッドティップを搭載しているため、小さいアタリでも見やすく、しっかりと掛けることができます。
オールKガイドのスパイラルセッティングのため、糸絡みがしにくいのも嬉しいポイント。
8〜30号まで対応する汎用性の高さで、さまざまなエリアで活躍できるスペックになっています。
【ダイワ】
エメラルダスX イカメタル（70MLS-S）
大人気のオモリグにも使用できる30号対応イカメタルロッドのスピニングモデル。
バット部を強化する「ブレーディングX」を施し、重いリグのシャクリや大型のイカとのファイトに対応できるのが特徴です。
ロッドの全長は7ftと長めの設定ですが、自重が92gと軽いためロッド操作がラクラクできる点にも注目。
1本でさまざまなリグに挑戦したい方におすすめです。
【ダイワ】
エメラルダスMX イカメタル（N65LB-S）
乗せ調子の30号対応イカメタルロッドを選ぶならチェックしたい製品。
潮が速いエリアや深場に対応できるように、ロッドパワーを上げて扱いやすさを高めているモデルです。
パワーと同時にしなやかさも兼ね備えており、繊細なアタリでも乗せられるのが最大の特徴。
重いリグを使わなかければ釣りが成り立たないエリアで、イカがセンシティブな状況などに適したロッドです。
【シマノ】
セフィアBB メタルスッテ（B66MH-S）
水深80m超の深場でのスッテ操作がラクにできる30号対応イカメタルロッド。
しっかりとスッテにアクションが伝えられる掛け調子のロッドで、クイックな誘いやショートバイトに素早い合わせを入れられるのが特徴。
イカがボトムから浮いてこないときや、潮が速いときのロッドとしておすすめです。
【シマノ】
セフィアSS メタルスッテ（B66H-S/R）
水深120mを超える環境での使用を視野に入れた30号対応イカメタルロッド。
最大50号までの錘負荷に耐え、今までイカメタルでは攻略できなかったエリアでも使えるのが魅力です。
オモリグにも対応するナチュラルなテーパーを採用し、ティップ部には糸絡みを抑えるLDBガイドを搭載します。
30号以上の重さを使うエリアの方はぜひチェックしてみてください。
【シマノ】
セフィアXR メタルスッテ（B511MH-S/F）
ショートロッドならではの感度の良さでアタリを察知できる30号対応イカメタルロッド。
手首を返すだけでスッテを動かすことができるため、細かい誘いや素早いフッキングができるのが魅力です。
水深100m超に対応し、積極的に誘っていく釣りを得意とします。
よりゲーム性の高い釣りをしたい方におすすめのロッドです。
【テイルウォーク】
METALZON SSD（C68MH/FSL）
カーボンフルソリッドブランクスを採用し、イカメタルやオモリグが楽しめる30号対応イカメタルロッドです。
東北のスルメイカ狙いで人気のイカジグなども、しっかりと操れるため汎用性が高く、頼りになる製品。
イカがかかった後は、引きの強さに応じてどこまでも曲がり込んでいくフルソリッドを活かし、身切れを防げるのも嬉しいポイントです。
1本で色々な釣りができるため、万能なロッドが欲しい方はチェックしてみましょう。
【メジャークラフト】
「三代目」クロステージ イカメタル（CRXJ-S702H/OMORIG）
ロッド全体のしなりを使って重めのリグを操作できる30号対応のイカメタルロッドです。
当製品は、オモリグ専用ロッドとして開発されたモノ。
レギュラーテーパーでロッド全体でリグを動かせるため、誘いを楽にできるのが特徴です。
小さなアタリでも穂先にはしっかりと変化が出るため、しっかりと掛けていくことが可能。
イカメタル仕掛けでゆっくりとしたアクションをさせたい場合におすすめです。
まとめ
今回の記事では、30号に対応するイカメタルロッドの選び方やおすすめ商品についてご紹介してきました。
30号に対応するロッドは、汎用性も高くエリアを選ばないため、多くの方におすすめできるロッドです。
1本でさまざまな環境に対応できるロッドを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
30号対応イカメタルロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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