食べて美味しく、気軽に繊細なゲームを楽しむことができるイカメタル。
この釣りで釣果を伸ばし、より楽しんでいくためにまず大切なのは、タックル選びです。
その中でもロッド選びは難しいと言われており、「安い竿でも大丈夫なのか?」「長さや硬さはどのくらいが良いのか?」など、いくつかの疑問が湧いてきます。
今回は、そんな初心者や入門に適したイカメタルロッドの選び方と、コスパ最強のアイテムをご紹介します。
- 釣り歴20年
- 元釣具屋店員
- 船舶免許あり
友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。
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目次
- 1 初心者・入門に適したイカメタルロッド(竿)の選び方
- 2 コスパ最強のイカメタルロッドおすすめ14選
- 2.1 【メジャークラフト】3代目クロステージ CRXJ-B662M/NS
- 2.2 【メジャークラフト】3代目クロステージ CRXJ-S702M/NS
- 2.3 【メジャークラフト】2代目ソルパラX SPXJ-B662HNS/ST
- 2.4 【メジャークラフト】トリプルクロス TCX-B662M/NS
- 2.5 【シマノ】セフィア BB B66M-S
- 2.6 【シマノ】セフィア BB S66ML-S
- 2.7 【シマノ】セフィア CI4+ B66M-S
- 2.8 【シマノ】セフィア エクスチューン S605L-GS
- 2.9 【ダイワ】エメラルダス AIR AGS IKAMETAL K60LB IM
- 2.10 【ダイワ】エメラルダス MX IM N65ULB-S
- 2.11 【アブガルシア】オーシャンフィールド IKAMETA OFIC-672LS
- 2.12 【ヤマガブランクス】 バトルウィップ IM69S
- 2.13 【天龍】ブリゲイド スクイッド AR70B-FLL
- 2.14 【ジークラック】泥棒スティック DORO-B65H
- 3 まとめ
初心者・入門に適したイカメタルロッド(竿)の選び方
まず、イカメタルロッドの選び方について、初心者でも簡単に判断しやすい5つの大切なポイントを見ていきましょう。
長さの選び方
イカメタルで使用するロッドの長さは、6~7フィート前後が基本となります。
6フィートを切るものもは短めで、7フィート以上のものはイカメタルの釣りではロングロッドとなります。
ショートレングスのロッドは、操作性重視で繊細な釣りに向いており、長めのロッドは、キャスト時や大き目のフォールアクションを付けたい時に有効です。
最初の1本としては、オールマイティに使えるミディアムレングスの、6~7フィートの間の長さのものを選ぶのが良いでしょう。
硬さの選び方
イカメタルロッドにもL(ライト)~MH(ミディアムヘビー)などの硬さの分類があり、使用するスッテの重さを基準に考えていきます。
メーカーによって設定が多少違うこともありますが、基本的にLモデルは10号前後をメインとして使う場合、ML(ミディアムライト)やM(ミディアム)は15号前後、MHモデルは20号以上を主体に使いたい時に適しています。
この中でも、いろいろな状況に対応しやすいのはMLやMクラスで、まず最初の1本目を選ぶ際にもおすすめの硬さです。
調子の選び方
イカメタルロッドの調子(テーパー)は主に2つで、先調子(掛け調子)と胴調子(乗せ調子)のものがあり、それぞれの特性を理解したうえで選ぶのが大切です。
先調子のロッドは比較的全体に張りがあり、キャスト性能に優れていますが、その反面、竿の先の方が曲がるように設計されているので、大型のイカが掛かった場合のファイトにはコツが必要となります。
胴調子のロッドは、キャスト主体で釣りを組み立てていくのには少し不利ですが、ファイト時には竿全体が綺麗に弧を描いて曲がってくれるので、大型の引きも柔軟に吸収してくれ、取り込みやすくなります。
値段の安い高いで何が変わる?
値段が安い竿でも十分にイカメタルを楽しむことができますが、価格の高いロッドには軽量性や感度の良さ、ライントラブルが少ないなどのメリットがあるのも事実です。
特にイカメタルは繊細なあたりを確実に取れるかどうかが大きく釣果に左右してきますが、この点でロッドの感度の良さは非常に重要な要素となります。
さらに、軽量性やライントラブルの面で大切な要素となるのはガイドで、チタンやカーボン等の軽くて強い材質のものや、Kガイドやスパイラルガイド等の糸がらみしにくいガイド設計のものは、価格も少し高くなることがあります。
ベイト用とスピニング用の使い分け
イカメタルロッドにはベイトリールモデルとスピニングリールモデルが存在していおり、自分のスタイルや好みに合わせて選択することができます。
イカメタルでベイトリールを使用するメリットは、片手でクラッチを切るだけで簡単にフォールさせることができ棚を取りやすいという点です。
さらに、ベイトリールにはカウンター機能付きのものもあり、何メートルの棚でアタリがあるのかを確認して、それを簡単に再現できるという利点もあります。
スピニングリールは、ベイトリールよりもフォール時の抵抗が少なく、軽めのものでも扱いやすいという利点があり、さらにキャストを主体とするゲームにも対応します。
コスパ最強のイカメタルロッドおすすめ14選
【メジャークラフト】
3代目クロステージ CRXJ-B662M/NS
コスパの良さで評判のメジャークラフト製品の中でも、非常に人気の高い3代目クロステージのイカメタル専用シリーズです。
長さは6.6フィートで、重さは10~20号まで扱うことのできる汎用性の高いモデルで、初心者はもちろんのことベテランアングラーからも高い支持を得ています。
【メジャークラフト】
3代目クロステージ CRXJ-S702M/NS
こちらは、3代目クロステージのイカメタル専用スピニングモデルです。
全体的に柔らかめの設計となっており、軽めのスッテを使用しながら繊細なイカのアタリをその柔軟なティップでしっかりと再現してくれます。
7フィートある長さを活かしつつフォール幅をしっかりと確保することが可能で、イカに有効なゆっくりとしたフォールアクションで誘っていくことができます。
【メジャークラフト】
2代目ソルパラX SPXJ-B662HNS/ST
新品で1万円を切る価格帯で購入可能な、コスパ抜群の2代目ソルパラXのイカメタル専用ベイトモデルです。
この”B662HNS/ST”は、MAX30号までのスッテを扱うことが可能で、深場の底付近にいる日中のイカや、潮流が速く軽めのスッテでは釣りにならない時にも非常に重宝します。
ライトなスペックのロッドを一本持っているという方にも、こちらのモデルはおすすめです。
【メジャークラフト】
トリプルクロス TCX-B662M/NS
スッテの10~20号を扱うことのできる、スタンダードなタイプのイカメタル専用ロッドです。
長さも6.6フィートであらゆるシチュエーションに対応することができ、ステイからシェイク、ロングフォールなど多彩な攻め方をすることができます。
最初の一本をどれにするか迷っておられるなら、こちらのロッドがおすすめです。
【シマノ】
セフィア BB B66M-S
シマノの汎用性に優れたコスパの良いロッド「セフィアBB」シリーズの6.6フィート、ベイトモデルです。
スパイラルガイドが使用されているため、糸がらみ等のライントラブルも少なく、細めのPEラインを使用するイカメタルゲームにはとても便利です。
15~20号をメインとして使用するのにベストなパワーで、入門用のロッドとしてもおすすめです。
【シマノ】
セフィア BB S66ML-S
こちらは、セフィアBBのスピニングモデルで、10~15号のスッテをメインに使用しながら繊細に誘っていくのに適してます。
6.6フィートのスピニングということもあり、キャストが必要な状況でもマッチするロッドです。
ブランクスには、ねじれに強いシマノの「ハイパワーX」も採用されているため、パワーも申し分なく、大型が掛かってからも安心感があります。
【シマノ】
セフィア CI4+ B66M-S
軽量かつタフさが売りのシマノのセフィアCI4+シリーズの、6.6フィートMクラスのベイトモデルです。
グリップには高感度の「カーボンモノコックグリップ」、ティップ側には、わずかなアタリも逃さないカーボンソリッド「タフテックα」が採用されており、軽さと感度も抜群の仕上がりとなっています。
【シマノ】
セフィア エクスチューン S605L-GS
3~15号の比較的軽量スッテをメインに使用していく際に扱いやすいロッドです。
シマノの様々な技術が詰め込まれた非常に優秀なロッドで、特にガイドにはシマノオリジナルの「Xガイド」が搭載されており、ストレスとなる糸がらみやラインへのダメージを極限まで減らすことに成功しています。
メインとしては少々パワー不足に感じるかもしれませんが、2本目の追加ロッドとしておすすめのスペックと言えるでしょう。
【ダイワ】
エメラルダス AIR AGS IKAMETAL K60LB IM
信頼のメーカー”ダイワ”からリリースされている、超軽量イカメタルロッド「エメラルダス AIR AGS IKAMETA」のベイトモデルです。
ティップには超弾性チタン合金を用いた「メタルトップ」が採用されており、ほんのわずかなアタリも見逃しません。
6フィートの先調子モデルということもあり、積極的にイカを掛けにいく楽しいロッドに仕上がっています。
【ダイワ】
エメラルダス MX IM N65ULB-S
5~20号という非常に幅広い重量のスッテを使用可能なモデルで、これ1本で様々なシーンに対応することができます。
調子も乗せ調子の設計となっていて、ファイト時のバラシも少なく初心者の方でも安心して使用することが可能です。
ティップカラーはオレンジに塗装されており、夜間の釣りでも視認性抜群で、目視でアタリを確認できるよう工夫されています。
【アブガルシア】
オーシャンフィールド IKAMETA OFIC-672LS
アブガルシアの人気ロッドシリーズ「オーシャンフィールド」の、イカメタル専用に設計されたモデルです。
ブランクスはカーボンXテープでしっかりと補強されているため、不意の大型にも十分対応可能です。
イカメタルだけでなく、タイラバや一つテンヤ等の他のジャンルの釣りにも流用できる、とても扱いやすいロッドとなっています。
【ヤマガブランクス】
バトルウィップ IM69S
25号までの重めのスッテにも対応可能な、ヤマガブランクスのスピニングモデルのイカメタルロッドです。
一見細身に感じるロッドですが、パワーはしっかりしており、深場の大型イカを探るのにもとても重宝します。
軽くて操作性も良く、目感度・手感度いずれも申し分のない、頼もしいロッドとなっています。
【天龍】
ブリゲイド スクイッド AR70B-FLL
マグナフレックス製法により、カーボン素材とグラス素材をつなぎ合わせてティップ部をよりソフトにし、目感度を極限まで高めることに成功した天龍のロッドです。
穂先が非常にソフトなため、キャスト主体のゲームにはあまり向いていませんが、その分スッテのわずかな変化も穂先でしっかりと再現してくれるため、他のロッドでは気づかなかったようなアタリに気づくこともあるほどです。
【ジークラック】
泥棒スティック DORO-B65H
とてもユニークなデザインで人気の高い、ジークラックのイカメタルロッドです。
Hクラスと表記されていますが、ジークラックの泥棒スティックシリーズはMとHの2種類の表記のみで、Hクラスが10~20号までのスッテを扱うことのできる、メインとして使いやすいモデルとなっています。
デザインに関しても、他のアングラーと差をつけたいという方におすすめのアイテムです。
まとめ
船から誰でも気軽に楽しむことのできるイカメタルの釣りですが、使用する道具はと点も繊細で、タックルを間違ってしまうと素直にそれが釣果に表れることがあります。
これからこの釣りを始めるという方も、まずはイカメタルの釣りに求められることと、それぞれのロッドの特性をよく理解して、自分に合ったものを選んでいきましょう。
コスパ最強のイカメタルロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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