スプールバンドおすすめ13選!代用できるベルトはある?

ラインストッパーがないスピニングリールは、保管時にラインの放出を防ぐために、スプールバンドを使用するのが一般的です。

スプールバンドにはさまざまな商品があり、ラインナップが増えてきました。

そのなかから、どのようにスプールバンドを選べば良いか、購入時に悩んでいる人も多いはず。

そこで今回は、スプールバンドのおすすめ商品を紹介します。

多くに人が気になる、100均で代用できるベルトがあるかについても解説するので、ぜひご参考にしてください。

山下洋太
執筆者
  • 釣り歴18年
  • 年間釣行300日超え
  • 調理師資格あり

三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。

スプールバンド(スプールベルト)とは

スプールバンドとは、リールのスプールに巻きつけるように装着し、ラインが放出するのを防ぐアイテムのこと。

主にスピニングリールに使用されるアイテムですが、ベイトリールに対応するモデルもあります。

なかには、黒鯛のヘチ釣り用のタイコリールに使用できる商品も。

特に使用されるのが、大型番手のスピニングリールです。

シマノのステラSWやダイワのセルテートSWなどの大型番手は、ラインストッパーがないため、スプールバンドが必須。

またラインストッパーがついている場合でも、スプールバンドを使用する人が多くいます。

ラインストッパーがあっても、使いにくいなと感じる人は、ぜひスプールバンドを使用してみてください。

スプールバンドを使うメリット

ラインが不意に放出されるのを防げる

スプールバンドの最大のメリットは、ラインが不意に放出されるのを防げること。

特にラインストッパーがないスピニングリールでは、スプールバンドがないとラインがバラけてしまいます。

ラインが勝手に放出されると、ライン同士が絡まるだけでなく、物などに絡まってトラブルになる可能性も。

そんなトラブルを避けるのに、スプールバンドが役立ちます。

ラインストッパーが使えないときに役立つ

ラインストッパーがないリールにはもちろん、ラインストッパーがあるリールにもスプールバンドは使用可能です。

特に太いリーダーを使用するときには、ラインストッパーにラインが引っかかりにくく、強引に入れ込むと破損する可能性も。

スプールバンドを使用すると、ラインストッパーにラインを引っかける必要がなくなり、快適です。

スプールエッジの傷を防げる

スプールバンドを使用すると、大切なスプールエッジを物理的に保護できるのもメリットになります。

スプールエッジに傷がつくと、ライン放出時に傷とラインが干渉し、ラインブレイクを誘発するトラブルが起こりやすいです。

スプールエッジに傷がつき、ラインブレイクしてしまった経験がある人にも、スプールバンドがマッチします。

ラインの劣化を防げる

スプールバンドを使用すると、ラインに直射日光が当たるのを避けられるようになり、ラインの劣化を防げるのもメリットです。

特にフロロカーボンリーダーやナイロンリーダーを使用する場合、紫外線を受けると、劣化しやすくなります。

スプールバンドには、紫外線によるラインの劣化を防げる商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。

スプールバンドを使うデメリット

ラインが乾きにくい

スプールバンドを使用するデメリットは、ラインが乾きにくくなることです。

特に使用後や洗浄後にスプールバンドを使用すると、ラインが蒸れてしまいます。

そのまま放置すると、ラインが劣化したり、臭いが発生したりする場合もあります。

ラインが濡れているときには、スプールバンドをつけたまま保管せず、しっかりとラインを乾かしましょう。

スプールバンドの選び方

サイズ

スプールバンドを購入するときには、まずサイズ選びが重要です。

スプールバンドには、リールの番手に合った複数のサイズがラインナップされています。

そのなかから、装着したいリールの番手に合わせて、スプールバンドのサイズを選択しましょう。

リールの番手と、それに対応するスプールバンドのサイズは、メーカーの公式サイトで確認できます。

必ず確認してから、購入するようにしてください。

素材

スプールバンドには、ネオプレンやシリコン、面ファスナーを使用したモデルがあります。

伸縮性に優れたネオプレンやシリコンは、スプール上で動きにくいのが特徴。

またネオプレンは、スプールの保護能力の高さも魅力です。

一方、面ファスナーを使用したモデルは、生地が薄く、スピニングリールだけでなく、ベイトリールにも使用できます。

この辺りは好みや用途で選んで問題ありません。

スプールバンドおすすめ13選

【マズメ】
スプールバンド

引用:Amazon

人気メーカーのマズメが販売する、黒テープを使用しているのが特徴的なおすすめの商品です。

黒テープを採用することで、炎天下の中での釣りでも、ラインを紫外線から守れるのが魅力といえます。

また通気性にも優れているため、ラインが早く乾きやすく、ラインの水による劣化も防げるところもおすすめポイントです。

【ダイワ】
ネオスプールバンド(A)

引用:Amazon

2本セットで、スプールバンドとしてはもちろん、ロッドベルトとしても使用できるのが魅力的なおすすめの商品です。

スピニングリール専用商品で、糸止めを搭載しているため、よりラインがバラけにくいのがメリット。

クロロプレンを使用していますが、ラインへのダメージ軽減のため、裏面に柔らかい素材を使用しています。

【シマノ】
スプールベルト

糸止めにラインを引っかけて、スプールに巻きつけて使用する、厚みがあるおすすめのスプールバンドです。

厚みがあり、クッション性が高いため、スプールの保護能力の高さにも期待できます。

ロッドベルトとしても使用できるので、持っておくと重宝します。

またシマノのロゴを配置し、シマノ製のリールにマッチしやすいデザインも魅力。

【リトルプレゼンツ】
シリコンスプールバンド

引用:Amazon

リトルプレゼンツが販売する、シリコン製のスプールバンドで、伸縮性と耐久性が高いのが特徴的なおすすめの商品です。

かなり薄い生地でできていて、かつ凹凸がないため、装着したままリールを回せます。

また表面にエンボス加工が施されていて、ラインの号数を書くことも可能。

そして、指で擦ると消せるので、ラインを巻き替えたときにも便利です。

【タカ産業】
M-8 ネオスプールバンド

釣りを快適にする便利グッズを数多く扱うタカ産業がリリースしている、おすすめのスプールバンドです。

サイズがS〜LLまでラインナップされていて、幅広いスピニングリールに対応できるのが魅力的。

またループがついていて、スプールからバンドを外しやすいところもおすすめポイントです。

それでいて、価格は300円ほどとかなり低価格で購入できます。

【マルシン漁具】
スプールバンド

引用:Amazon

海釣りだけでなく、淡水の釣りに使用できるアイテムを販売するマルシン漁具。

そのマルシン漁具が販売する本商品は、伸縮性が高い素材を使用しているのが特徴です。

ループ型になっているので、スプールにかぶせるだけで装着できます。

またプルタブ付きで、装着するのに便利。

そして、価格がかなり低価格で、購入しやすいのも魅力的です。

【スタジオオーシャンマーク】
ファスナースプールベルト

レバードラグリールにスプールバンドを使用したい人には、スタジオオーシャンマークの本商品がおすすめです。

レバードラグリールを保管するときには、ドラグを緩めておきますが、そのまま放置すると、バックラッシュが起こる可能性があります。

本商品を使用することで、バックラッシュを抑えられ、かつ脱着が簡単にできるのが魅力的です。

【スタジオオーシャンマーク】
ネオプレーンスプールベルト

引用:Amazon

スタジオオーシャンマークでは、ネオプレーン素材を使用したスプールベルトも販売しています。

本商品は、ベルト裏面がトリコット仕上げになっているため、ラインに負荷をかけにくいところが魅力的。

紫外線を防ぐ効果もあるので、日差しが強いオフショアの釣りに、スプールベルトを使用したい人にもマッチします。

【タカミヤ】
REALMETHOD スプールベルト

引用:Amazon

大人気全国釣具チェーンの釣具のポイントを運営するタカミヤ。

そのタカミヤのオリジナルブランドである、リアルメソッドからリリースされているおすすめの商品です。

バンドには切り込みがあり、ラインを差し込んでから、スプールに巻きつけるとうまく装着できます。

サイズは、S、M、Lをラインナップしています。

【スミス】
ピシーズ ストッパーバンド

ライトゲームや渓流など幅広い釣りで人気が高いスミス。

本商品はスミスが販売するスプールバンドで、ラインのテンションを適度に保ったまま装着できるのが特徴です。

装着方法は、ラインキャッチャーにラインの端を差し込んで、スプールに巻くだけ。

そのように、簡単に使えるところもおすすめできるポイントです。

【バリバス】
ラインストッパー

バリバスが販売するスプールバンドは、伸縮性のあるループ状になっていて、簡単に装着できるのが特徴です。

カラーが計4色あるため、ラインの太さ別に使い分けるのもおすすめ。

かなり低価格で販売していますが、アングラーからの評価も上々です。

低価格であり、かつ使いやすいスプールバンドを探している人はチェックしておきましょう。

【プロックス】
ロッド&スプールベルト/ロッドベルト

ロッドベルトとスプールバンドを兼用したい人には、プロックスの本商品がおすすめです。

サイズはM、L、W、超ワイドの4種類がありますが、スプールバンドとしてはMまたはLがベスト。

伸縮性があり、厚みもあるネオプレーン素材を使用していて、スプールの保護能力にも期待できます。

ロッドベルトとしても使用しやすいので、要チェックです。

【エバーグリーン】
E.G.スプールエッジガード

引用:Amazon

大切なスプールエッジを保護しながらも、ラインストッパーとしても使用できる画期的な商品です。

スプールエッジにかぶせるように装着します。

リールの保管時はもちろん、ロッドに装着し、ルアーをセットした状態でも使用できるのも便利です。

3サイズあり、大きいサイズでは30000番クラスのスピニングリールにまで対応できます。

スプールバンドとして100均等で代用できるベルトはある?

安く購入できるアイテムで、スプールバンドとして代用できるものがないかと探している人も多いはず。

そんな人は、100均で販売されているヘアゴムやサポーターを要チェックです

まずヘアゴムは、幅があり、スプールをおおえるサイズがあるものがおすすめ。

ヘアゴムはかなり低価格で購入でき、使いやすいため、代用品としてベストです。

一方、サポーターは、長方形をした手首用などがおすすめ。

スプールのサイズにカットして使用すると、使いやすくて便利です。

またサポーターは、大型番手のスピニングリールにもマッチしやすいので、ぜひ試してみてください。

さらに、近年では、100均でもスプールバンドが販売されている場合もあります。

そのため、100均に訪れたときには、代用できるはもちろん、スプールバンド専用商品も要チェックです。

まとめ

今回は、スプールバンドのおすすめ商品を紹介しました。

スプールバンドはラインストッパーがないリールを中心に、さまざまな場面で役立ちます。

かなり便利なアイテムなので、使用したことがない人は、ぜひ導入してみてください。

紹介アイテム一覧

スプールバンドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

マズメ
スプールバンド
ダイワ
ネオスプールバンド(A)
シマノ
スプールベルト
リトルプレゼンツ
シリコンスプールバンド
タカ産業
M-8 ネオスプールバンド
マルシン漁具
スプールバンド
スタジオオーシャンマーク
ファスナースプールベルト
スタジオオーシャンマーク
ネオプレーンスプールベルト
タカミヤ
REALMETHOD スプールベルト
スミス
ピシーズ ストッパーバンド
バリバス
ラインストッパー
プロックス
ロッド&スプールベルト/ロッドベルト
エバーグリーン
E.G.スプールエッジガード