ライトショアジギングとして人気のサゴシ釣り。
初心者でもアタリが取りやすく、独特の強いヒキが人気で今や専門分野としても確立しています。
専用ジグも多く存在し、サゴシに特化したミノーやメタルバイブレーションは欠かせないアイテム。またカラーバリエーションも見逃せません。
今回はサゴシ釣りにおすすめのルアーと釣れる色を合わせてご紹介していきます。
- 釣り歴21年
- 年間釣行50日以上
愛知県在住で休日はもっぱら釣りのことばかり。20年前、友人に誘わて行った根魚釣りに魅了され自らタックルを揃えるように。今はエギングとジギングメインで、地元愛知や三重を中心に、福井や富山にも遠征します。デカイカをこよなく愛する3児(0~7歳)の父で、いつか一緒に釣り出来る日を夢見て日々奮闘中。
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目次
- 1 サゴシがルアーで釣れる時期(季節)
- 2 サゴシ釣り用ルアーの選び方
- 3 サゴシ釣り用ルアーおすすめ13選
- 3.1 【ダイワ】サゴシー(Z95HS)
- 3.2 【デュエル】HARDCORE ヘビーミノー
- 3.3 【ジャクソン】 ピンテール サゴシチューン
- 3.4 【ジャッカル】 ビックバッカー ナブラミノー
- 3.5 【タックルハウス】コンタクト・フリッツ
- 3.6 【ジャクソン】 Gコントロール
- 3.7 【ダイワ】ショアラインシャイナー(R95S)
- 3.8 【ダイワ】モアザンリアルスティールTG
- 3.9 【ジャクソン】 鉄PAN Long 35g
- 3.10 【ジャッカル】 ビッグバッカー(107HW)
- 3.11 【ダイワ】 サムライジグ サゴシチューン
- 3.12 【ジャッカル】ビッグバッカージグ
- 3.13 【メジャークラフト】 ジグパラ サーフ
- 4 サゴシがよく釣れるルアーアクション
- 5 まとめ
サゴシがルアーで釣れる時期(季節)
ポイント
初夏から夏は産卵で岸によってくる
産卵が終わると釣れ出す
水温が下がると深場に移動
シーズンは初夏~初冬
サゴシは、初夏~夏にかけて産卵をするために岸に近いポイントまでやってきます。
産卵を終える9月頃からよく釣れだしますが、水温が下がると深場へ移動を始めるので12月以降はあまり釣れません。
ルアーでサゴシを狙うのであれば、初夏~初冬がベストシーズンです。
サゴシは群れで移動する回遊魚のため、釣れる時期は地域によって若干変わってきます。
サゴシ釣り用ルアーの選び方
種類の選び方
サゴシ釣りがポピュラーになるにつれて、ルアーの主役はメタルジグからミノーやバイブレーションに変わりつつあります。
その中でどのルアーを選ぶかはカラー選びと同じでとても迷うところ。
ルアーの種類とカラーは自分に合ったものを使うことでサゴシ釣りをより楽しめます。
メタルジグ
ポイント
遠投やボトムレンジに向いている
モデル毎に性能や重さが違うため、使い分けが必要
青物から根魚まで幅広く狙える
メタルジグは、遠投が必要なフィールドや素早く沈ませてボトムを取りたい時に手軽に使えるハードルアーです。
どのモデルも似たように見えますが、重さや形状だけでなく性能も異なります。
ただ巻くだけで良いものからテクニックを要するものまであるので、特徴を踏まえて使い分けしなくてはいけません。
メタルジグは様々な釣りに使うことができ、サゴシだけでなく青物から根魚まで幅広く狙えます。
ミノー
ポイント
サゴシ釣りで人気のプラグ系ルアー
基本的にリールを巻くだけで、初心者にもおすすめ
口元のリップの大きさで潜行深度が決まる
ミノーはサゴシ釣りで人気のルアーで、プラグ系とも呼ばれ浮力を持っています。
ベイトフィッシュに似た姿をしており、ロッドやリール操作によってバイトチャンスを生み出すことが可能です。
基本的にはリールを巻くだけで良いので、初心者が使っても全く問題がありません。
潜行板と呼ばれるリップが口元に装着されていて、リップの大きさによってミノーが潜れる深度が決まります。
リップの付いていないものをペンシルと言いますので、覚えておくと便利です。
バイブレーション
ポイント
小刻みに震えて泳ぎ、ターゲットにアピール
バスやシーバスだけでなく、サゴシにも効果的
波動やフラッシングでバイトを誘う
バイブレーションはバスやシーバスゲームで一般的に使われるルアーで、小刻みに震えながらターゲットにアピールします。
青物やロックフィッシュにも有効なルアーで、中でもサゴシにはとても効果的です。
光るものやキラキラしたものに興味をひくサゴシは、バイブレーションの波動やフラッシングに目がありません。
ミノーでは渋い時や、フィールドによっては最初からバイブレーションを使っても楽しめます。
カラー(色)の選び方
ポイント
ベイトフィッシュのイワシカラーは期待値が高い
フラッシング効果の高いカラーがおすすめ
自分が信用できるカラーを組み合わせる
ルアーを選ぶ際に迷いがちなのがカラーです。
いったいどんなカラーを選べば良く釣れるのかは、魚のみぞ知ると言ったところかもしれません。
ただ多くのアングラーが高評価を与えるルアーは実績値も高いので、それを参考にカラーを選ぶのはコストを考える面でも有効な方法です。
サゴシは典型的なフィッシュイーターでイワシなどを捕食するのが日常的。
イワシカラーなどサゴシの捕食相手に近い色のルアーを選択することも釣果アップに期待が持てます。
また活性化するマズメの時合におすすめのカラーやフラッシング効果の高いカラーを選ぶのもルアー釣りならでは。
自分が信頼できるカラーを組み合わせることで釣りをより楽しむことができます。
サイズ(大きさ)の選び方
ポイント
フィールドにいるサゴシのサイズに合わせる
サゴシが捕食しているベイトに近いサイズがおすすめ
サイズの違うルアーを3種類用意する
サゴシは回遊する出世魚で、成長すると40~50cm程のサイズになり、60cm以上のものはサワラと呼ばれます。
サゴシを狙っているとサワラが釣れることもあり、当日のフィールドの状況に応じてルアーサイズを選択することが必要です。
更に重要なことはベイトフィッシュで、サゴシが捕食している小魚に近いサイズのルアーを使うことを忘れてはいけません。
マッチするルアーは当日まで分からない事が多く、違うサイズのものを3種類ほど用意するのがおすすめです。
75mmサイズや90~100mmサイズ、110~140mmサイズと3種類あれば安心ですね。
重さの選び方
ポイント
フィールド、レンジ、遠投の有無で選ぶ
遠投が要らない漁港などは軽いルアーがおすすめ
遠投する磯やナブラ撃ちは重たいルアー
サゴシ用ルアーの重さを決めるポイントは、フィールドだけでなくサゴシが潜むレンジや遠投の有無によって変わってきます。
重いルアーであればより遠くまでキャストすることができ、遠投の要らない近距離なら軽いルアーでも構いません。
また重さとサイズは比例していくので、ウエイトのあるルアーはサイズも大きくなります。
フィールドによって使い分けするのであれば、堤防や漁港では軽めのルアーがおすすめです。
磯やナブラ撃ちするケースでは、重いルアーを使って沖のポイントを攻めたいですね。
サゴシ釣り用ルアーおすすめ13選
【ダイワ】
サゴシー(Z95HS)
ダイワがサゴシ釣り専用に開発した人気のミノーです。
ヘビーシンキングタイプで自重が28gあるため、堤防以外にもサーフからの遠投も可能なスペック。
よく釣れると高評価だった先代モデルからの機能もしっかり受け継いでいます。
歯の鋭いサゴシに耐えれるように、リップの付け根部分が分厚くなっているのも特徴的。
それぞれに実績のある9色はどれを選んでも間違いはありません。
メーカーの希望小売価格が1,000円というコスパにも優れたサゴシ用ミノーです。
【デュエル】
HARDCORE ヘビーミノー
圧倒的な飛距離と秀でた水中パフォーマンスで釣果アップを目指すのに適したルアーです。
一般的なミノーでは届かないエリアを攻略しやすく、ボトムをとるスピードもヘビーシンキングタイプならでは。
固定ウェイトなのでアクションに対するレスポンスが早いのが特徴です。
低速から高速リトリーブまで対応できるので、追従してくるサゴシにしっかり合わせるのも容易。
王道のイワシ色やマズメに有効なアカキン色が人気カラーです。
【ジャクソン】
ピンテール サゴシチューン
回遊魚狙いで不動の人気を誇るピンテールシリーズの中で、サゴシに特化して開発されたのがサゴシチューンです。
大きな特徴はだだ巻き時のイレギュラーなアクション。
時折見せる不規則なアクションで強いフラッシング効果を発揮し、サゴシのリアクションバイトを誘発します。
サゴシチューンは自重があるため遠投にも適し、使い手を選ばないシンキングタイプのミノー。
説明不要の実績を誇るイワシカラーは初心者でも釣果に期待できます。
【ジャッカル】
ビックバッカー ナブラミノー
青物狙いのルアーとして定評があるジャクソンのビッグバッカーシリーズ。
ラインナップの中でサゴシ釣りに適しているのがナブラミノーです。
84mmと103mmの2種類あり、それぞれ27gと42gのヘビーシンキングタイプ。
沖堤防からの遠投と高速巻きを意識した仕様となっています。
サゴシが好むフラッシングカラーを揃えており、中でもシルバー系の実績や人気は申し分なし。
ストレスのない使用感でアピール力が抜群のヘビー系ミノーです。
【タックルハウス】
コンタクト・フリッツ
コンパクトなボディからは想像も付かない遠投力を持つヘビーシンキングタイプのミノーです。
ボディサイドにタックルハウス独自の加工を施すことで、強烈なフラッシング効果を生み出しサゴシを誘惑。
特に水平フォール時のリアクションバイトは使い手を選びません。
他ミノーと同じく高速巻きが基本ですが、超高速でも安定したアクションを維持できるのが魅力です。
コンタクトフリッツは遠くのナブラを狙い打ちするなら一つは所持しておきたいところ。
圧巻の飛距離でストレスなく使えるのがおすすめできる理由です。
【ジャクソン】
Gコントロール
Gコントロールは、サゴシ釣りの基本である高速巻きでなくても多くの釣果実績を誇るミノーです。
腹部にあるリップが沈下速度を抑制することで、低速巻きでのレスポンスが劇的に改善。
ヘビーシンキングクラスの自重がありながら、一般的なシンキングミノー並みの巻き速度で泳ぐことが可能となりました。
Gコントロールの93mmは特に人気で、アングラーからの評価も上々。
カタクチ色はマズメ以外に昼の時間帯にも威力を発揮するおすすめカラーです。
【ダイワ】
ショアラインシャイナー(R95S)
シンキングタイプのミノーでありながら、水面に近い位置での低速巻きを実現したアングラー期待のルアーです。
着水後に前部へ移動する重心を保持することで、アクションしやすくレスポンスが早いのが特徴的。
90mmサイズとしては抜群の飛距離性能を誇っています。
アクション振動がしっかりアングラーに伝わるので、ナイトフィッシングや流れの早い場面でも効果がてきめん。
稚鮎やカタクチレッドベリー色はそんな場面でも実績おあるカラーです。
【ダイワ】
モアザンリアルスティールTG
メタルバイブのモアザンリアルスティールのボディをタングステン化したモデルです。
比重の大きなタングステンを使用することで遠くや深いポイントをしっかりと攻略。
計算されつくしたボディバランスと相まっての釣果実績はメタルバイブの決定版と言われる所以です。
下地に光沢があるため、塗装が剥げてもある程度そのまま使えるのはコスパ的にも優秀。
アクション時のフラッシング効果が高いピンクゴールドやギンギラギンは見逃せない存在です。
【ジャクソン】
鉄PAN Long 35g
メタルバイブの定番として人気の鉄PANバイブのロングバージョンが鉄PANロングです。
バランス良くウェイトを配置することで飛行姿勢が安定し、抜群の飛距離と広範囲攻略を実現。
使いこなしが楽なルアーとして、初めてのサゴシ狙いにもおすすめできるモデルです。
リールの巻き速度とラインアイの位置を見分けることでサゴシを誘惑する確率が格段にアップ。
アピール系色やオールシルバーなど強反射色を組み合わせれば確実な釣果に期待がもてます。
【ジャッカル】
ビッグバッカー(107HW)
ミノー感覚で深場までを攻略可能にした人気のメタルバイブレーション。
細長いボディが特徴で、イワシやキビナゴに見立ててサゴシをしっかりおびき寄せます。
より遠くのナブラへ確実な一投を考えるなら重量をアップしたHWバージョンが特におすすめ。
ビッグバッカー107と107HWをダブルでセットすれば様々なシーンでサゴシ攻略に効果的です。
派手なバイブレーションアクションで釣るならイワシグローストライプは外せません。
ストライプ色のゼブラグロー系は特にマズメ時に効果を発揮します。
【ダイワ】
サムライジグ サゴシチューン
安定した人気を誇るサムライジグに専用の装備やカラーをチューニングしたサゴシ特化型の専用ジグです。
サゴシの鋭い歯でも切れないワイヤーアシストフックを採用。
表面も剥がれにくい仕様で、特に実績の高い5種類のカラーがラインナップされています。
着水後は高速巻きが基本ですが、沈めてシャクリ上げる釣り方もでき活用幅が広いのが万人向け。
サゴシブルピンイワシ色は初心者の釣果実績や評価の高い優秀な専用ジグの一つです。
【ジャッカル】
ビッグバッカージグ
ショアジギングの入門ジグとして初心者にもおすすめできるのがビッグバッカージグです。
向かい風でも確実に飛距離を稼ぐ後方重心設計で、遠目を回遊するサゴシ攻略にも効果的。
お尻側からフォールしていくので捕食の下手なサゴシでもリアフックにバイトしやすい性能を持っています。
リトリーブの時にセンターバランスのメタルジグに比べて、揺れやアクションが大きなるのも後方重心のジグならでは。
ドット柄とフラッシング効果高いカラーの組み合わせで、サゴシがリアクションバイトしやすくなります。
【メジャークラフト】
ジグパラ サーフ
本来はサーフエリアでのヒラメやマゴチ狙いに設計されたのがジグパラサーフ。
ジグ本来の性能を発揮してサゴシ釣りにおいても確実な実績を持つメタルジグです。
特徴的なのがシャローエリアでもしっかり探れるミノープラグ的なアクション。
2つあるフックはリアからの捕食だけでなく腹部へのアタックにも対応しています。
アングラーはダダ巻きするだけで基本的に大丈夫な仕様に設計。
S字のスラローム軌道を描きフラッシング効果を発揮するのでサゴシのリアクションも多くなります。
ピンクキャンディやイワシ色は特にサゴシが好むカラーとしておすすめです。
サゴシがよく釣れるルアーアクション
タダ巻き
ポイント
リールを巻くだけの動作で、ミノーでよく使われる
緩急を付けたタダ巻きは、より効果的
ルアーフィッシングの最も基本的なルアーアクションで、ミノーでよく使われます。
リールをただ巻くだけで良いため、初心者でも簡単に覚えることが可能です。
メタルジグの中にもタダ巻きで大丈夫なモデルもありため、サゴシを釣るのであれば必ず実践しておきたいですね。
またタダ巻きに緩急を付けることで、より効果的にサゴシを狙うことができます。
トゥイッチ&ジャーク
ポイント
ジャークはロッド操作の基本で、大きくルアーが動く
トゥイッチはルアーが不規則に動く
ジャークは大きくロッドを振り上げて、ルアーを大きくアクションさせる動作です。
ジャークによって持ち上げられたルアーは、その後フォールさせてバイトチャンスを伺います。
ジャークもルアーフィッシングに必要で、初心者が実践するのに難しくはありません。
トゥイッチは小刻みにロッドを上下させて、ルアーに細かい動きを与えるアクションです。
ジャークよりは複雑ですが、ロッドをちょんちょんと動かすことでルアーが不規則に動きます。
ハイピッチジャーク
ポイント
着水後に素早いリトリーブで巻き取る
水面からルアーが飛び出さないようにするのがコツ
サゴシ用メタルジグでよく使われるテクニックで、ハイスピードリトリーブとも呼ばれる手法です。
ルアーが着水後素早くリトリーブを行い、水面からルアーが飛び出さないように泳がせます。
ミノーライクに泳ぐメタルジグに適していて、水面直下のレンジをしっかり見極めなくてはいけません。
初心者には難しいテクニックですが、ナブラが立った時にはかなり期待が持てます。
まとめ
サゴシ釣りは幅広いルアーで狙えるため初心者から上級者まで参加できるライトショアジギングです。
西日本中心だったサゴシゲームが、水温上昇でサゴシの回遊範囲も拡大。
東京湾でもブームになりつつあり、それに伴いルアーのラインナップも充実してきました。
自分なりの定番ルアーを見つけて釣果アップを目指してください。
サゴシ釣りルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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