仕掛けの着脱を簡単にしてくれるスナップサルカン。
メリットはそれだけでなく、糸のねじれを防ぎ、ルアーの交換も簡単にしてくれます。
基本的にサイズや形をこだわる必要はありませんが、釣りの種類や狙う魚の大きさによっては、相応の物を使う必要が出てきます。
例えば、タナを頻繁に変える釣りや魚体の大きい魚を狙う釣りが挙げられます。
気を付けなければ、釣果や大きな魚を取り逃すことにつながるので、信頼のあるメーカーの物を使用しましょう。
また、サイズ(号数)や強度の選び方も説明しているので、一つの目安として活用していただけると嬉しいです。
以下では、おすすめのスナップサルカンを10種類ご紹介します。
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目次
- 1 スナップ付きサルカンとは
- 2 スナップ付きサルカンを使うメリット
- 3 スナップ付きサルカンの選び方
- 4 スナップ付きサルカンおすすめ10選
- 4.1 【DAIWA】DスイベルSS インタースナップ付ローリングスイベル 徳用
- 4.2 【下田漁具】タル型スナップサルカン 6号 ステンレス
- 4.3 【DUEL】YO-ZURI(ヨーヅリ) ローリングインター徳用
- 4.4 【N.T.SWIVEL】ダブルインター付タル クロ(#1)
- 4.5 【N.T.SWIVEL】インタースナップ付タル クロ(#8)
- 4.6 【N.T.SWIVEL】タル型ハリス止 クロ(#10)
- 4.7 【N.T.SWIVEL】セフティー胴付トリプルC
- 4.8 【HARIMITSU】E-8 スーパーボトムトリプル 7号
- 4.9 【SASAME】赤インター付パワーステンスイベル
- 4.10 【YAMASHITA】5連サルカン 6/0号 ブラック(5S60B)
- 5 スナップサルカンの結び方
- 6 まとめ
スナップ付きサルカンとは
スナップは仕掛けやルアーを接続する、クリップのような形をしたアイテムです。
また、サルカン(ヨリモドシ)は両端に輪が付いた形状をしており、回転する内部構造により、糸のねじれを防ぐことが出来るアイテムです。
その二つのアイテムの良いところ併せ持ったのが、「スナップ付きサルカン」です。
まとめると、仕掛けやルアーの着脱を簡略化し、糸のねじれを防ぐことが出来るアイテムになります。
特に糸のねじれに関しては、ライントラブルの原因にもなるので、どんな釣りにも欠かせないアイテムになります。
スナップ付きサルカンを使うメリット
仕掛け・ルアーの交換が楽になる
繰り返しになりますが、仕掛けやルアーの着脱が非常に楽になります。
感度やルアーの動きの観点から見ると、使用することがすべての状況に有効とはいえませんが、基本的には使用することでメリットを得られる場合が多いです。
また、大型の魚が掛かったときには、ある程度の強度がないとスナップ部分が伸びきってしまう場合があります。
チャンスを物にするためにも、信頼のあるメーカーから販売されている物を使用しましょう。
糸のねじれを防ぐ
糸がねじれることにより、ライントラブルの原因になることがあります。
スピニングリールでは、ねじれがある状態で巻き癖が付いてしまうと、軽い物をキャストした場合にライントラブルが起きやすくなります。
ベイトリールも同様にねじれ状態での巻き癖により、バックラッシュが増える原因にもなるので注意したいところです。
潮の流れにより、思っているよりも仕掛けは海の中で回転しています。
そのため、投げて待つ釣りには必需品となります。
繰り返し使用できる
サルカンは消耗品ではありますが、一度使ったからといって使用できなくなる物ではありません。
根掛かりでロストする可能性はありますが、釣行後に水洗いすることで長持ちします。
特に1本針での釣りでは、タナを変える際も仕掛けの交換が楽になります。
使用しなくなった仕掛けのサルカンを再利用することも出来るのでエコロジーなアイテムになります。
スナップ付きサルカンの選び方
サイズ(号数)
基本的に号数の値が増えるとサルカンは小さくなります。
また、号数が決まると強度も自動的に決められることが多いです。(製品にもよります)
仕掛けの絡みを減らすためにも、出来る限り小さい物を選ぶことが好ましいですが、特に、サイズ感が合わない物を使ったからといって、問題があるわけではありません。
ただ、サイズが大きいスナップに小さいジグヘッドなどを接続する場合は、ジグヘッドのリングが小さく、スナップに接続できない場合があるので注意しましょう。
また、製品によって号数ではなく、S・M・Lなどの表記をしている製品もあるので注意しましょう。
強度
基本的に耐荷重は「kg」で表されます。
耐荷重を号数で表している製品もありますが、その場合は「号数×1.75kg」でkg表記に変換出来ます。
注意していただきたいのが、強度が15kgだから15kgの魚を上げられる、ということではないということです。
一時的な魚のファイトや根擦れによって耐荷重はブレが生じます。
そのため、余裕をもって強めの強度の物を使用することをおすすめします。
形状
スナップ部分の形状がメーカーによって違う場合があります。
フック部分がはずれにくい形状をしているものもあるので、ニーズにあった物を購入しましょう。
また、両端にスナップが付いているものや、枝分かれした三点スナップもあるので、釣りによって使い分けることも重要です。
スナップ付きサルカンおすすめ10選
【DAIWA】
DスイベルSS インタースナップ付ローリングスイベル 徳用
ダイワから販売されているスナップ付きサルカンです。
特に目立った特徴はありませんが、サイズが豊富なので単純に高品質のスナップ付きサルカンが欲しい方におすすめです。
大手メーカーから生産・販売されていることもあり、評価の高い製品です。
【下田漁具】
タル型スナップサルカン 6号 ステンレス
こちらもシンプルなスナップ付きサルカンになります。
サイズもバリエーションがありますが、リンク先では6号のページに飛びます。
他のサイズもサイト内で存在を確認していますので、購入の際は気を付けてください。
【DUEL】
YO-ZURI(ヨーヅリ) ローリングインター徳用
50個入りという徳用パックです。
サイズも複数あるので、ニーズに合わせた物を購入できます。
強度と価格どちらにも優れたコストパフォーマンス最高の製品です。
【N.T.SWIVEL】
ダブルインター付タル クロ(#1)
一般的なスナップ付きサルカンは、片方にしかスナップがついていません。
しかし、この製品は両端にスナップが付いているため、糸を結ぶのが苦手な人でも簡単に仕掛けの接続ができるようになっています。
仕掛けにサルカンさえ付けておけばすぐに釣りをすることが出来ます。
【N.T.SWIVEL】
インタースナップ付タル クロ(#8)
シンプルで一般的なスナップ付きサルカンです。
日本製なので品質に関してはピカイチでしょう。
NTスイベルシリーズは、他にも様々な形状のサルカンを取り扱っているので、ユニークなブランドです。
【N.T.SWIVEL】
タル型ハリス止 クロ(#10)
小物や渓流釣りにおすすめのサルカンです。
スナップの代わりに糸を引っかける部分があり、ハリスを玉結びにしてコブを作り、引っかけるだけの簡単なスナップ付きサルカンになります。
大きな魚が掛かるとハリスがはずれてしまう可能性が高いので、必ず小さな魚を狙う時に使用しましょう。
【N.T.SWIVEL】
セフティー胴付トリプルC
投げ釣りや底を狙った釣りにおすすめのスナップ付きサルカンです。
三つ叉に枝分かれしており、オモリをスナップに付け、残りの二つのスイベルにラインとハリスを結ぶという使い方が一般的です。
釣りによっては、シンプルなスナップ付きサルカンでは実現できない仕掛けを作成・使用できます。
【HARIMITSU】
E-8 スーパーボトムトリプル 7号
先ほどの三つ叉スナップサルカンに似ていますが、こちらはスナップが二つ付いているのでさらに便利になっています。
投げ釣りや底釣りには、非常に便利アイテムになっているので、自分で仕掛けを作りたいひとにおすすめです。
【SASAME】
赤インター付パワーステンスイベル
赤い塗装がされたスナップ付きサルカンです。
小魚をサビキ釣りで狙う際に、この製品を使用すると小魚の寄りが良くなります。
特に日中のクリアウォーターで使用すると効果覿面です。
【YAMASHITA】
5連サルカン 6/0号 ブラック(5S60B)
糸のねじれが気になる方におすすめです。
潮の流れが速い場所や水深が深い釣り場ではラインがねじれてしまい、うまく仕掛けが作用しない場合があります。
しかし、この製品はサルカンが5つも付いており、回転力が増している分、仕掛けを違和感なく落とし込むことが出来ます。
スナップサルカンの結び方
SHIMANO公式チャンネルにて、プロアングラーの高橋哲也さんが、実際にスイベルの結び方をレクチャーしてくれる動画があります。
全体的に初心者向けの内容になっていますが、中級者の方も基本に立ち返るために一度ご覧になることをおすすめします。
スイベルの結び方を説明しているのは、6分30秒からです。
まとめ
このようにスナップ付きサルカンといっても様々な物があり、釣りの種類や対象魚によって有効な製品が変わってきます。
特に投げ釣りやえさ釣りをされる方は、いかに魚にアピールし、根掛かりのしにくい仕掛けを作るかは追求したいところです。
スナップサルカンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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