SLJは軽いジグを使用し、青物や根魚、マダイ、イサキなど、さまざまなターゲットを狙えるルアーフィッシングです。
近年では専門で狙う釣り船が増え、各地で盛り上がりを見せています。
そんなSLJには、ベイトロッド、スピニングロッドのいずれもが使用可能です。
その中からスピニングロッドを探している方も多いはず。
そこで今回は、SLJにおすすめのスピニングロッドを紹介します。
長さや硬さの選び方も紹介するので、ぜひご参考にしてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
目次
- 1 SLJで使うスピニングロッドの特徴
- 2 SLJ用スピニングロッドの選び方
- 3 SLJ用スピニングロッドおすすめ12選
- 3.1 【シマノ】グラップラー BB タイプ LJ S66-0
- 3.2 【シマノ】オシアジガー SLJ S64-00/FS
- 3.3 【ダイワ】ヴァデル SLJ エアポータブル 63LS-S
- 3.4 【ダイワ】アウトレイジ SLJ 63MLS TG
- 3.5 【ダイワ】デッキアクター 63MLS-S
- 3.6 【メジャークラフト】ジャイアントキリング 1G-class スーパーライトジギング GK1SLJ-S64UL
- 3.7 【メジャークラフト】ソルパラ スーパーライトジギング SPXJ-S65SLJ
- 3.8 【テンリュウ】ホライゾン LJ HLJ631S-FLL
- 3.9 【テイルウォーク】SSD SLJ S630
- 3.10 【アブガルシア】オーシャンフィールド スーパーライトジギング OFSS-672SLJ
- 3.11 【ゼニス】ゼロシキ スーパーライトスペック ZSL-S611UL
- 3.12 【ゼスタ】CRAMBLE スーパーライトスペックS63UL-T スイープキャプチャー
SLJで使うスピニングロッドの特徴
SLJで使用するスピニングロッドは、軽いジグの操作に特化しているのが最大の特徴。
全体的にしなやかで、軽いジグを適度に跳ねさせやすい硬さに仕上がっています。
それでいて、バットにはパワーがあり、不意に大物がヒットしてもある程度渡り合えます。
近年では、SLJ専用ロッドのラインナップが多くなり、選択肢が幅広くなりました。
スピニングロッドも数が多いので、アングラーの用途や好みに合ったものを購入してみましょう。
SLJ用スピニングロッドの選び方
長さ
SLJ用スピニングロッドには、6〜7ftの長さがラインナップしています。
短めのロッドを選ぶと、取り回し良く使用できるほか、ショートピッチを行いやすいのが特徴。
一方、長めのロッドを選ぶと、クッション性の高さを活かしたやりとりが可能です。
ただし、7ftを超える長さになると、船の上での取り回しが悪くなるだけでなく、ジャークも行いにくくなります。
そのため、長くても7ftまでにしておくのがいいでしょう。
硬さ
メインに使用するジグの重さに見合った硬さをチョイスするのがおすすめです。
ジグの重さに対してロッドが硬すぎると、ジグが跳ね上がりすぎてしまうのが気になるところ。
一方、柔らかすぎると、ジグをぶら下げただけでロッドが曲がり込みすぎてしまい、快適な操作性は得られません。
ロッドには、対応するジグのウェイトが記載されています。
その表記をよく確認し、使用するジグの重さに対応するものを選ぶようにしましょう。
ティップ
ティップの種類には、チューブラー、ソリッドの2種類があります。
チューブラーティップはハリがあり、手感度が高いのが特徴。
ハリを活かしたクイックな誘いも行いやすく、繊細なジャークもそつなくこなせます。
一方、ソリッドティップはしなやかで、食い込み重視の釣りに相性抜群。
魚の活性が低いときや、ただ巻きを中心で狙うときには、ソリッドティップを使用するのがいいでしょう。
フルソリッドもチェック
SLJ用のスピニングロッドには、ブランクス全体の中身が詰まったフルソリッドもあります。
フルソリッドは全体がしなやかで、魚がヒットするとしっかりと曲がり込みます。
バラシを軽減できたり、食い込みを良くしたりするのがフルソリッドの魅力です。
また、破損しにくい特徴もあり、細身ながらも安心して使用できるところも見逃せないポイントといえるでしょう。
SLJ用スピニングロッドおすすめ12選
【シマノ】
グラップラー BB タイプ LJ S66-0
本格的にSLJを楽しめるエントリーロッド
オフショアジギングで人気が高いグラップラーシリーズのエントリーモデル。
実売価格1万円台と低価格ながら、作りが本格的でSLJを深く楽しめます。
ブランクスにはネジレやブレを抑えるハイパワーXを搭載。
レスポンスとパワーを向上し、大物とのファイトにも安心感を生み出します。
グリップジョイントで仕舞寸法が短く、持ち運びやすいですが、1ピースに近い曲がりと強度も実現しています。
【シマノ】
オシアジガー SLJ S64-00/FS
フルソリッドモデルをラインナップする注目シリーズ
2024年の新製品で、SLJ専用に作られたおすすめのロッド。
チューブラー2機種、フルソリッド3機種の計5機種をラインナップしています。
いずれも細径のブランクスを採用し、全体的に曲がることで、軽量ジグの引き抵抗を感じ取れます。
その中でS64-00/FSは、もっともしなやかな機種で、シャローエリアやマクロベイトパターンにベストマッチ。
フルソリッドを採用しているので非常にしなやかで、魚とのやりとりを存分に楽しめます。
【ダイワ】
ヴァデル SLJ エアポータブル 63LS-S
エントリーモデルながらも中級者も満足できる1本
ダイワのエントリーモデルで実売価格1万円台ながらも、中級者でも満足できる仕上がりが必見のSLJロッド。
2ピースで仕舞寸法が100cmとコンパクトで、持ち運びやすいところも魅力の1つです。
電車釣行アングラーには、ベストマッチする1本といえるでしょう。
ガイドには、糸絡みを軽減するステンレス製のKフレームガイドを搭載しています。
また、グリップは細身で、握りやすいところも注目のポイントです。
【ダイワ】
アウトレイジ SLJ 63MLS TG
ダイワのSLJ専用ミドルクラスロッド
ダイワのミドルクラスに位置するSLJ専用ロッドで、上位機種のソルティガから設計思想を受け継いだおすすめのモデル。
SLJロッドに求められる感度・操作性・パワーを高次元で融合し、日々進化するSLJに対応します。
HVFナノプラスのブランクにX45を搭載することで、大物にも負けないパワーが備わっています。
フルソリッドからメタルトップ搭載機種まで幅広くラインナップされているところも魅力です。
【ダイワ】
デッキアクター 63MLS-S
オフショアの釣りにおける汎用性が高い
SLJ専用ロッドではないですが、SLJを含む、オフショアのルアー釣りを1本で幅広く楽しめるのが魅力のおすすめロッド。
タイラバ、ティップラン、イカメタルなど、さまざまな釣りを高次元でこなせます。
ソリッドティップを搭載しており、食い込みが良いところも魅力の1つ。
ロッドが6ft3inとやや短めで、船上で取り回し良く使用できます。
自重は85gとSLJ専用ロッドに比べても重たくなく、軽快に楽しめます。
【メジャークラフト】
ジャイアントキリング 1G-class スーパーライトジギング GK1SLJ-S64UL
初心者が使いやすい低価格ロッド
実売価格1万円ほどの低価格ロッドで、初心者が使いやすいように作られているのが魅力。
中弾性カーボンをメインに使用したローレスポンスブランクで、アングラーへの負担を軽減します。
また、ファイト時にはしっかりと曲がり込み、魚とのスリリングなやりとりを存分の楽しめるところも魅力です。
GK1SLJ-S64ULは20〜60gまでのジグに対応するしなやかなモデル。
キャストにも対応でき、広範囲を探りたい場面にも相性抜群です。
【メジャークラフト】
ソルパラ スーパーライトジギング SPXJ-S65SLJ
1万円以下で購入したい方におすすめの専用ロッド
1万円以下でSLJ専用ロッドが欲しい方におすすめなのがソルパラシリーズの1本です。
実売価格8,000円ほどとかなり低価格で、低予算でSLJに入門したい方にもおすすめします。
中弾性カーボンを使用しているため、魚がヒットするとロッドが勝手に曲がり、仕事をしてくれます。
パワーが十分にあるので、中型青物に対しても不安はありません。
20〜100gまでのジグに対応でき、さまざまな海域でのSLJに適合します。
【テンリュウ】
ホライゾン LJ HLJ631S-FLL
リアグリップが短くてアンダーキャストがしやすい
近海のスーパーライトジギングに適合するおすすめの1本。
リアグリップが短めになっていることで、アンダーハンドでのキャストが行いやすいのが魅力です。
水深50mほどまで、60g前後のスーパーライトジギングに対応します。
ティップからベリーまでしなやかで、しっかりと曲がり込むことで負荷を分散し、ラインブレイクを防げます。
わずかなアタリを捉えられる感度もあり、繊細なSLJへの対応力に期待できるでしょう。
【テイルウォーク】
SSD SLJ S630
テイルウォークが販売するSLJ専用ロッド
近年さまざまな釣りで愛用する人が増えているテイルウォークが販売するおすすめのロッド。
SLJ専用ロッドで、ラインナップは全7機種あります。
その中でS630は、80gまでのジグに対応するバーサタイルロッドです。
シーズンを通して1本のロッドでSLJを楽しみたい方におすすめします。
リアグリップがやや長く設定されていて、ファイト時の安定感が向上。
大物とのファイトも楽に行えて、安心感のあるやりとりでキャッチに持ち込めます。
【アブガルシア】
オーシャンフィールド スーパーライトジギング OFSS-672SLJ
上級者も満足できるスペックを有したおすすめのロッド
ソルトシーンでの人気が上昇しているアブガルシアのSLJ専用ロッド。
実売価格1万円ほどながらも上級者が満足できるスペックで、高い使用感を提供します。
ガイドは高品質で有名で、多くのロッドに搭載している富士工業製ニューコンセプトガイドを採用。
ブランクスはXテープで補強し、大物とのファイトにも安心感を生み出します。
OFSS-672SLJは100gまでのジグに対応し、イサキやマダイ、タチウオなどを狙える1本です。
【ゼニス】
ゼロシキ スーパーライトスペック ZSL-S611UL
広範囲を探ることに特化した注目のロッド
浅場での斜め引きや、浅いレンジにいる魚を攻略することに特化したおすすめのロッド。
広範囲を探って、フォールで食わせることに焦点が当てられています。
キャストのしやすさを重視して、長すぎず、短すぎない6ft11inの長さに設定されています。
大型の乗合船でも取り回し良く使用でき、キャスティングモデルといえる仕上がりは必見です。
100gまでのジグに対応し、あらゆる海域でのSLJに適合します。
【ゼスタ】
CRAMBLE スーパーライトスペックS63UL-T スイープキャプチャー
30〜40g前後のジグに対応する繊細なロッド
MAXで80gまでのジグに対応しますが、30〜40g前後のジグには特に相性が高いしなやかなロッド。
SLJでより軽量なジグを扱いたいアングラーにおすすめです。
チューブラーモデルで感度が高く、フォール中のわずかなバイトを感じ取れるところも魅力の1つ。
しなやかながらもシャキッとしていて、振り抜けの良さも実現しています。
シンプルな見た目がカッコよく、見た目にこだわるアングラーも満足できるでしょう。
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