SLJ(スーパーライトジギング)は手軽に他魚種が狙えるため、より人気の高まりをみせている釣りです。
オフショアの入門としても確立されつつあるので、多くのメーカーがSLJ用のジグを販売しています。
そのため、これからSLJにチャレンジする方や初心者はどれを選べばよいのか判りません。
そこでこの記事では、SLJで使うジグの特徴やこだわるメリット、選び方について解説します。
初心者でも使いやすいおすすめのジグもご紹介させていただきますので参考にしてください。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
- 1 SLJで使うジグの特徴
- 2 SLJでジグにこだわるメリット
- 3 SLJに適したジグの選び方
- 4 SLJ用ジグおすすめ12選
- 4.1 【ダイワ】ソルティガ CVジグ SLJ(40g)
- 4.2 【ゼスタ】チビウロコ(50g)
- 4.3 【ダイワ】TGベイト SLJ(45g)
- 4.4 【ダイワ】ソルティガ FKジグ TG SLJ(60g)
- 4.5 【スラッシュ】ムースリアクターライト(45g)
- 4.6 【シマノ】オシア スティンガーバタフライ フラットライト(40g)
- 4.7 【メロン屋工房】ウィークベイトショート(60g)
- 4.8 【シマノ】オシアペブルライト(40g)
- 4.9 【スミス】TGチビマサムネCB(60g)
- 4.10 【メジャーグラフト】ジグパラバーチカル(80g)
- 4.11 【ゼスタ】スロービー SLJ(40g)
- 4.12 【ボーズレス】TGトウキチロウ(40g)
SLJで使うジグの特徴
SLJは水深60mまでの近海で楽しむ釣りですので、30~80gの軽いジグを使用します。
人気の高い釣りですので、各メーカーがSLJに適したジグを多く販売しています。
本格的なジギングのように150gを超えるような重いジグを使用することはありません。
狙う魚は多種多様で、小型のアジやイサキから大型の青物、真鯛、ヒラメと釣り場にいる魚全てがターゲットになります。
そのため、アプローチの幅も広くジグにこだわりをもって選択しなければ釣果を伸ばすことはできません。
SLJでジグにこだわるメリット
水深や潮流に左右されない
水深に合わせた重さのジグを用意しておくと、ボトムタッチの感触を見逃しません。
巻き上げが遅れて潮に流され、根掛かりする確立を軽減することができます。
潮の流れが速い場所も難なく攻略できるので、イメージ通りの釣りが実践できます。
異なる重さのジグを用意しておくと、ドテラ流しでアプローチするときにも役立つでしょう。
スレ対策ができる
SLJは多種多様な魚を狙えるので、最低でも3つのカラーを用意しておくことをおすすめします。
カラーローテーションしながらアプローチするとスレ対策にもなるため、釣果が安定するでしょう。
また、釣りをしている時間の光量に合せてカラーを選択すると、アピール力を上げることもできます。
ターゲットに合せたアプローチができる
釣り場にいる魚全てをターゲットにできるSLJでは、ジグの特性を掴んでおく必要があります。
上げのアプローチ、フォールのアプローチにこだわってジグを使い分けると、狙うべき魚が明確になります。
ターゲットが明確になれば戦略も立てやすくなるので、他の釣り人よりも多くの魚を手にすることができるでしょう。
マイクロベイトパターンを攻略できる
SLJで使用するジグは一般的に鉛で作られていますが、タングステンのジグも販売されています。
重さが同じでもシルエットを小さくできるため、マイクロベイトパターンも簡単に攻略できるようになるでしょう。
口の小さいアジやイサキを狙うときなどもシルエットの大きさは釣果に大きく影響します。
SLJに適したジグの選び方
重さ
SLJで使われるジグの重さは30~80gであり、釣り場の水深や潮の流れの速さによって使い分けます。
100gも用意しておけば、攻略の幅が広がるのですが初めから用意する必要はありません。
また、プラグを使ったシーバス釣りのように5g刻みで重量を揃える必要もありません。
初めはベースとなる40g、60g、80gの3種を用意しておけばほとんどの釣り場をカバーできます。
この3種があれば風が強い日やドテラ流しでアプローチするシーンなどでも問題なく使えます。
カラー(色)
カラー(色)の選択は魚へのアピール力に影響し、ローテーションによるスレ対策でも重要になります。
初めはブルピン、ミドキン、アカキンの3種を揃えておけば、どのエリアでのSLJも楽しめます。
オールマイティに使えるブルピンを基本とし、光量が少ない時間帯にミドキン、アカキンを使用してください。
余裕のある方はシルバー系、やや深い場所で真鯛やアマダイを狙う方はグロー系も用意しておくとよいでしょう。
ウェイトバランス
ウェイトバランスはアクションに大きく影響する要素ですので、しっかり確認しておく必要があります。
SLJでは多種多様な魚を狙うため、ジャーク、フォールともにアクションが安定しているセンターバランスをおすすめします。
ヒラメや根魚を釣る場合は、フォール速度が速いリアバランスを選択するのがよいでしょう。
アクションにランダム性が不足気味ですので青物には適していませんが、シーバスやタチウオ狙いにも最適です。
また、左右非対称のジグは受け流す水流がランダムになるので、ランダムなアクションを発生します。
スレにくく青物がよい反応をみせるので1つは用意しておくことをおすすめします。
引き抵抗が強く腕への負担は大きくなるものの、スローな釣りも得意ですので真鯛や根魚釣りに使うのもよいでしょう。
素材
SLJで使用するジグの素材は、鉛、タングステン、そしてその他の3つに分類することができます。
最もポピュラーな素材は鉛であり、価格も手ごろですので初めは鉛を選択して数を増やしてください。
タングステンは鉛よりも比重が大きいのでシルエットを小さくすることができます。
マイクロベイトを捕食しているシーンや、ターゲットがアジやイサキのように小さいときに出番が多い素材です。
そして、その他に分類される鉄、すず、アルミはどれも鉛より比重が小さく、同じ重量で比較するとシルエットが大きくなります。
大型のベイトを捕食している青物を狙うときに出番が多い素材ですが、初めは無理に揃える必要はありません。
まずは鉛のジグを揃えて、余裕が出てきたタイミングでタングステンを追加するのがよいでしょう。
形状
ジグは長さによってロングジグ、セミロングジグ、そしてショートジグの3タイプに分けられます。
ロングジグは重量的にSLJで使用することはなく、セミロングジグ、ショートジグを使用します。
最も出番が多いのは狙う魚種やベイトターンを問わずに使用できるセミロングジグです。
どんな釣り場でも使いやすいので、これからSLJにチャレンジする方は、セミロングジグから揃えてください。
アジやイサキ、真鯛などを狙う場合は、厚みで重さを稼ぐことでシルエットを小さくしたショートジグを選択します。
根魚やヒラメのようにボトム付近をネチネチアプローチする場合は、フォール速度の遅いスロー系ジグを使うのもよいでしょう。
SLJ用ジグおすすめ12選
【ダイワ】
ソルティガ CVジグ SLJ(40g)
フォール速度の早い鉛ジグ
水切りのよいデザインに仕上げることで、タングステンジグに近いフォール速度を実現したSLJ用ジグです。
ただ巻きでも安定したI字系アクションを発生するので、落として巻くだけのアプローチでバイトを誘えます。
非対称のジグですが引き抵抗が少ないので、柔らかいティップのロッドとも相性抜群です。
SLJで最も人気の高いカラーであるミドキンもラインナップされているため、初めの1個にもおすすめします。
【ゼスタ】
チビウロコ(50g)
安くてよく釣れるジグをお探しの方はコレ!
シャローエリアでイサキやメバル、アジなどを狙うために開発されたSLJ専用ジグです。
フォールスピードを上げるためにややリアバランスに設計されているので、素早くボトムへ落とし込めます。
ふわふわさせたソフトなワンピッチを上げて、フォールで喰わせるアプローチをしてください。
ロングフォールも得意なジグですので、表層まで浮いてきたイサキを狙うときにも活躍します。
【ダイワ】
TGベイト SLJ(45g)
もはや餌と呼ぶべき万能なジグ
「もはや餌」でおなじみのTGベイトをSLJ用にサイズダウンして作られたジグです。
曲面と平面を絶妙なバランスで組み合わせたボディが、ベイトライクな泳ぎを演出します。
ハンドリングの高さにこだわって作られており、入力に対して素直な反応をみせるので初心者でも簡単に使いこなせます。
二枚潮や潮流の速い釣り場でも安定したアクションをみせるので、1つはもっておくべきです。
【ダイワ】
ソルティガ FKジグ TG SLJ(60g)
非対称の薄型ボディがランダムフォールで捕食本能を刺激する
左右非対称のボディが俊敏な動きとランダム性を生み出し、魚の捕食本能強く刺激するSLJ専用ジグです。
高比重タングステン素材を使用しているので、細いラインとの相性も抜群です。
フラッシャー付フックが標準装備されているので、吸い込みの弱いアジやイサキを狙うときにも活躍します。
フラッシング効果の高いカラーも多くラインナップされているので、青物狙いにも最適です。
【スラッシュ】
ムースリアクターライト(45g)
フック付きで安いジグをお探しの方におすすめ!
重心をセンターより若干ずらすことで引き重りを軽減させたSLJ用のジグです。
手頃な価格で販売されているフック付きのジグをお探しの方におすすめします。
根掛かりによるロストの多い岩礁地帯の釣りでは積極的に投入したいジグの1つです。
あえてエッジを効かせないデザインに仕上げられており、滑らかなアクションを発生します。
スレた魚の攻略やイサキ、真鯛などを狙うときにも活躍するコスパよいジグです。
【シマノ】
オシア スティンガーバタフライ フラットライト(40g)
ヒラメや根魚狙いに最適なスローフォールジグ
リアバランスに設計することでフォール速度を高め、底取りを向上させたSLJ用のジグです。
初心者でも簡単に横を向けることができるので、操作性の高さを体感できます。
横へ向けるとボディ全体で水を掴んでスローフォールへ移行するので、ボトムネチネチ探るヒラメや根魚釣りに最適です。
ジグに初速を付けても飛びすぎないので、レンジ幅の狭いシーンでも活躍します。
【メロン屋工房】
ウィークベイトショート(60g)
意のままに操作できる初心者向けのジグ
外房ジギングで多くの実績を残してきたウィークベイトSDのショートバーションです。
ハイピッチジャークではヒラウチアクション、ミドルピッチではショートスライドを発生します。
ほどよい引き抵抗をもっており、ジグの動きを把握しやすいのでSLJ初心者でも意のままに操作できます。
ただ巻きからのフォールアクションだけでも青物がバイトする実釣性の高いジグです。
【シマノ】
オシアペブルライト(40g)
弱ったベイトを再現できる青物狙いに最適なジグ
ペブルスティックをSLJに合せて小型化し、操作性を向上させるためにバランスを調整したジグです。
弱ったベイトがゆっくりと沈んでいく様子を再現できるので、青物狙いにおすすめです。
上げでもキレのあるアクションを発生するので、青物以外も抜群の反応をみせます。
オールマイティに活躍するのでサーチ用のルアーとして使用し、魚の反応を探るのもよいでしょう。
【スミス】
TGチビマサムネCB(60g)
CBマサムネのコンパクトバージョン
ジギングファンから熱く支持されているCBマサムネをSLJ用にコンパクト化したジグです。
センターバランスにリメイクされており、どんなシーンでも安定したアクションで魚のバイトを誘ってくれます。
じっくりみせて喰わせる釣りを得意としているので、狭いレンジを効率良く探るシーンで活躍します。
フラッシング効果の高いジグですので、イワシパターンの攻略に使うのもよいでしょう。
【メジャーグラフト】
ジグパラバーチカル(80g)
塗装が強く長持ちするジグ
6層のハードコーティングを施すことで、塗装面の耐久性を大幅に向上させたSLJ用のジグです。
歯の鋭いヒラメやタチウオなどを狙ってもリアルなカラー色あせることはありません。
引き抵抗が少ないので、初心者でもワンピッチジャークで規則的に飛ばすことができます。
フォールされると強めのバックスライドの中にスローフォールが混ざるので、喰わせの間をオートマチックに演出してくれます。
【ゼスタ】
スロービー SLJ(40g)
スローアクションで喰わせる釣りが得意なジグ
フォール速度が非常に遅いので、狙ったレンジをじっくり攻めることができるジグです。
重量の割にシルエットが小さいので、アジやイサキなども違和感なく喰ってきます。
貫通性の高いカルディバのジガーライト早掛けフックが標準装備されているので、針掛かりのよさもこのジグの魅力です。
マイクロベイトパターンの攻略にも適しているので、これからSLJを始める方は1つ用意しておくとよいでしょう。
【ボーズレス】
TGトウキチロウ(40g)
ただ巻きでも使えるタングステンジグ
ただ巻きするとトラウト用のスプーンのようにテールを振るアクションを発生するSLJ用のジグです。
エッジの効いたボディが安定したスパイラルフォールを発生するので、初心者でも簡単に使いこなせます。
タングステン特有の小粒なボディが多種多様な魚の捕食本能を刺激するので、どんな場所でも活躍するでしょう。
ボウズ逃れのお守りとして2,3個もって乗船する釣り人も少なくありません。
SLJ ジグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方