ショアジギングは多種多様な魚を狙える人気の釣りですが、ロッドには青物のパワーに対応する強さが求められます。
ショアジギング専用モデルも豊富で、現在主流となっているのが2ピースロッドです。
では、遠征などに便利なマルチピースの竿を選択肢に入れることは可能なのでしょうか。
そこで今回は、ショアジギングに適したパックロッドを厳選して紹介いたします。
パックロッドのメリットや選び方も解説しますので、ショアジギロッド選びの参考にしてください。
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目次
- 1 ショアジギング用パックロッドの選び方
- 2 ショアジギングにパックロッドを使うメリット
- 3 ショアジギング用パックロッドおすすめ20選！
- 3.1 【ダイワ】モバイルパック（967TMHS）
- 3.2 【ダイワ】モアザンモバイル（100ML/MS-5）
- 3.3 【ダイワ】クロスビート（965TMFS）
- 3.4 【ダイワ】レイジー（T86ML-6）
- 3.5 【シマノ】ディアルーナMB（S806ML-4）
- 3.6 【SHIMANO】ワールドシャウラ ツアーエディション（2832RS-5）
- 3.7 【SHIMANO】スコーピオンベイトキャスティングモデル（1604SS-5）
- 3.8 【SHIMANO】フリーゲームXT（S76M）
- 3.9 【メジャークラフト】クロステージパックロッド（CRX-964M）
- 3.10 【パームス】ショアガンエボルブ（SFSGS-86MH）
- 3.11 【アピア】GRANDAGE STD（90M-5）
- 3.12 【アブガルシア】ソルティースタイル カラーズ（STCS-905MT-NG）
- 3.13 【ヤマガブランクス】トライセプター スピニング（68M）
- 3.14 【ダイワ】ラテオモバイル（106M-4）
- 3.15 【アブガルシア】ソルティーステージKR-X ショアジギングモバイル3 （SXJC-1033H80-KR）
- 3.16 【SHIMANO】トラスティック（S710-810ML）
- 3.17 【ダイワ】モバイルパック（965TMH）
- 3.18 【ダイワ】ドラッガーブレイクスルー（93XH-3）
- 3.19 【ダイワ】オーバーゼアAGS（1010M/MH）
- 3.20 【シマノ】コルトスナイパーXR MB（S100MH-5）
- 3.21 【シマノ】ルアーマチックMB（S96M-4）
- 4 まとめ
ショアジギング用パックロッドの選び方
仕舞寸法
パックロッドには大きく分けて、振り出し式とマルチピース式の2種類があり、どちらもコンパクトに持ち運びができるのが特徴です。
持ち運びにおいて、仕舞寸法が重要になってきておますが、特にマルチピース式では継ぎ本数により、40㎝程～70㎝程と仕舞寸法が大きく異なります。
継ぎ本数が少ない方が、仕舞寸法が長くなりますが、ロッドの強度が上がる傾向にある為、ご自身の持ち運びスタイルによって選択しましょう。
ルアーウェイト
パックロッドで行うショアジギングでは、主に20～40gまでのメタルジグを使用したライトショアジギングがメインになることが多いです。
狙う魚も小型～中型回遊魚とガチンコファイトをしないサイズが中心となりますので、ルアーウェイトMAX：30～40gまで投げれるロッドが扱い易いです。
ロッド長さについては、飛距離を出すシーンでは長い方が有利ですが、パックロッドの場合、若干ロッドにダルさが出ることもありますので、使用環境に応じた程良い長さを選びましょう。
ショアジギングにパックロッドを使うメリット
現在主流の2ピースロッドと比べて、パックロッドは携帯性に優れていてコンパクトに持ち運ぶことが可能です。
ショアジギングロッドは10ftを超えるものも多く、これまで仕舞寸法の長さや携帯性に課題がありました。
一方、パックロッドは継数が多いがゆえに、強度面が大きな弱点でした。
この弱点を先進素材や技術で克服したことで、パックロッドを2ピース感覚で使用することが可能です。
マルチピースはコンパクトに仕舞えるため、釣り場へ移動する際の破損リスクを抑えることができます。
また遠征では機内持ち込みなど、機種によってはフレキシブルに対応できるでしょう。
ショアジギング用パックロッドおすすめ20選！
【ダイワ】
モバイルパック（967TMHS）
国内トップ釣り具メーカーの1つであるダイワが販売する振り出し式のパックロッドです。
エントリーモデルでありながら、トップガイドにSiCリングを採用する等、本格的な作りであり、また40gまでのルアーを扱える為、シーバスからライトショアジギングまで幅広い釣りに対応でき、汎用性が高いのが特徴です。
| 全長 | 2.90m |
|---|---|
| 継数 | 7ピース |
| 仕舞寸法 | 54cm |
| 自重 | 162cm |
| 先径/元径 | 1.8/17.2mm |
| ルアーウェイト | 10~40g |
| 適正ライン | 10~20lb |
【ダイワ】
モアザンモバイル（100ML/MS-5）
ダイワが誇るシーバス向けに特化したブランドであるモアザンシリーズのマルチピース式パックロッドです。
「X45」や「SVFコンパイルXアンサンドマイクロピッチブランク」などの技術が搭載されてる為、シャープながらも非常に粘り強いロッドに仕上がっています。
ロッドの復元力が高い為、曲げ込むだけで魚を寄せる優れた1本です。
| 全長 | 3.05m |
|---|---|
| 継数 | 5ピース |
| 仕舞寸法 | 67cm |
| 自重 | 182g |
| 先径/元径 | 1.8/12.9mm |
| ルアーウェイト | 7~40g |
| 適正ライン | 8~16lb |
| 適正ライン（PE） | 0.8~2.0号 |
【ダイワ】
クロスビート（965TMFS）
1万円程で購入できるエントリーモデルの振り出し式のパックロッドです。
9.6ftの長さがあり、また35gまでのジグをキャストできる為、初心者の方にとっては最も使い易いモデルと言えるでしょう。
ターゲットとしても小型青物からシーバス、タチウオなど幅広く対応しています。
【ダイワ】
レイジー（T86ML-6）
シーバスロッドであるレイジーシリーズのショートテレスコタイプのエントリーミドルクラスのパックロッドです。
仕舞寸法が54㎝と持ち運びに便利且つ、「X45」や「HVFカーボン」を搭載している為、粘り強いロッドに仕上がっています。
8.6ftと短めの長さである為、初めての方でも取り回しし易く、エギングにも使用できる万能ロッドです。
| 全長 | 2.59m |
|---|---|
| 継数 | 6ピース |
| 仕舞寸法 | 54cm |
| 自重 | 135g |
| 先径/元径 | 1.7/14.8mm |
| ルアーウェイト | 7~35g |
| 適正ライン | 8~16lb |
| 適正ライン（PE） | 0.6~1.5号 |
【シマノ】
ディアルーナMB（S806ML-4）
国内トップ釣り具メーカーであるシマノが販売するマルチピース式のパックロッドです。
仕舞寸法が69㎝あり少々長めですが、ロッドの基本性能は高く、「スパイラルX」や「ハイパワーX」の搭載によりシャープで粘り強いのが特徴です。
| 全長 | 2.59m |
|---|---|
| 継数 | 4 |
| 仕舞寸法 | 69cm |
| 自重 | 146g |
| ルアーウェイト | 6~28g |
| 適正ライン（PE） | 0.6~1.5号 |
【SHIMANO】
ワールドシャウラ ツアーエディション（2832RS-5）
プロアングラーの村田基氏が全面的に手掛けたハイエンドクラスのパックロッドです。
脅威の粘り強さとシャープさが売りで、多少の大型青物がヒットしても充分やり取りする事が可能で、国内のみならず海外でのキングサーモンにも使用可能です。
5ピースでの構成になる為、海外への持ち運びも便利でスーツケースにもスッポリと収納することが出来ます。
| 全長 | 2.51m |
|---|---|
| 継数 | 5ピース |
| 仕舞寸法 | 54.7cm |
| 自重 | 145g |
| ルアーウェイト | 7~30g |
| 適正ライン | 10~24lb |
【SHIMANO】
スコーピオンベイトキャスティングモデル（1604SS-5）
ハイエンドであるワールドシャウラの初代モデルの設計をそのままに廉価版として発売されたベイトタイプのパックロッドです。
本モデルは少々短いタイプですが、足元から深くなっているエリアでは活躍するモデルです。
またショアジギング以外でも海外でもピーコックバスやオフショアでのジギング等にも使用可能です。
| 全長 | 1.83m |
|---|---|
| 継数 | 5ピース |
| 仕舞寸法 | 43cm |
| 自重 | 140g |
| ルアーウェイト | 15~80g |
| 適正ライン | 16~50lb |
【SHIMANO】
フリーゲームXT（S76M）
仕舞寸法が50㎝程と非常にコンパクトなマルチピース式のパックロッドです。
35gまでのルアーがキャスト可能で、「ハイパワーX」や「CI4＋」の採用により、軽量かつシャープなロッドに仕上がっています。
エギングやタチウオ等幅広い魚種に対応しています。
| 全長 | 2.29m |
|---|---|
| 継数 | 5ピース |
| 仕舞寸法 | 50.4cm |
| 自重 | 115g |
| ルアーウェイト | 8~35g |
| 適正ライン（PE） | 0.5~1.5号 |
【メジャークラフト】
クロステージパックロッド（CRX-964M）
1万円台中盤の価格帯のエントリーモデルのロッドです。
42gまでのルアーがキャスト可能で、バット部をカーボンテープでX状に補強することで、ファイト時のブランクのつぶれを低減し、ワラサ等の中型青物とも安心してファイトすることが出来ます。
仕舞寸法が77㎝と少々長いですが、初心者の方に強くオススメできるショアジギングロッドです。
| 全長 | 9.6ft |
|---|---|
| 継数 | 4 |
| 仕舞寸法 | 77cm |
| ルアーウェイト | 15~42g |
| 適正ライン | 8~20lb |
| アクション | レギュラー |
【パームス】
ショアガンエボルブ（SFSGS-86MH）
仕舞寸法が58㎝とコンパクト且つ48gまでのルアーをキャストできるパワータイプです。
PEライン：3号まで使用可能な為、地磯等での多少のガチンコファイトは可能です。
パームスのロッドはブランクの張りと反発力がある為、キャストのコツを掴めば容易に飛距離を出すことができます。
【アピア】
GRANDAGE STD（90M-5）
シーバスフィッシングに特に力を入れているアピアが販売しているミドルクラスのマルチピース式のパックロッドです。
ルアーウェイト：10g～35gと幅広く使用できる為、シーバスから青物、サーフフィッシングと幅広く使用することが可能です。
長過ぎず、短すぎないレングスの為、どんな釣りにも扱い易く初心者からベテランの方まで納得できる1本に仕上がっています。
| 全長 | 9.0ft |
|---|---|
| 継数 | 5ピース |
| 仕舞寸法 | 64.2cm |
| 自重 | 190g |
| ルアーウェイト | 10~35g |
| 適正ライン(PE) | 0.8~1.5号 |
【アブガルシア】
ソルティースタイル カラーズ（STCS-905MT-NG）
名前の由来通りシリーズのラインナップにより様々な色が使われているユニークなロッドです。
エントリーモデルでありながら、富士工業のKRガイドを搭載し、感度を向上させた本格的な作りになっています。
またブランクにグラスが多く使用されている為、よく曲がり粘り強いロッドに仕上がっています。
| 全長 | 2.74m |
|---|---|
| 継数 | 5ピース |
| 仕舞寸法 | 59cm |
| 自重 | 200g |
| 先径/元径 | 1.5/13.9mm |
| ルアーウェイト | 10~35g |
| 適正ライン(PE) | 0.8~1.5号 |
【ヤマガブランクス】
トライセプター スピニング（68M）
遠征用として開発された3ピース仕様のパックロッドで、遠征時の様々な状況に対応できるバーサタイルなモデルです。
モバイルロッドとは思えないしなやかな曲がりを実現し、それでいてトルクフルなパワーもしっかり兼ね備わっています。
キャストからジャークまで自在にルアーを操ることができ、メタルジグのキャストも苦にしません。
ライトショアゲーム用におすすめのテクニカルロッドです。
【ダイワ】
ラテオモバイル（106M-4）
アングラーの間では定番のシーバスロッドですが、サーフや磯からの青物やロックフィッシュ狙いにも有効なモデルです。
10ftの長さがあるもののコンパクトに仕舞えるため、移動時の持ち運びも苦になりません。
X45をはじめとしたダイワテクノロジー搭載で、通常の2ピースロッドと変わらない高性能を体感できます。
遠征で多種多様なターゲットを狙うなら、ぜひ持っていきたい一本ですね。
【アブガルシア】
ソルティーステージKR-X ショアジギングモバイル3 （SXJC-1033H80-KR）
人気ショアジギングロッドの3ピース仕様で、トルクフルな青物釣りを楽しめるベイトキャスティングモデルです。
パックロッドとしての携帯性はもちろん、ベイトならではのパワーや手返しの良さに魅了されてしまいます。
80gのジグを無理なくキャストでき、持ち前のリフティングパワーは大型青物に対しても問題ありません。
本格派を目指すなら、候補として外せないロッドの一つです。
【SHIMANO】
トラスティック（S710-810ML）
気軽に様々なルアーフィッシングを楽しみたいビギナー向けのパックロッドで、バーサタイルな使い方で人気の竿です。
青物狙いのショアジギング以外に、エギングやシーバスなどに対応し、ソルトルアーゲーム全般に適しています。
【ダイワ】
モバイルパック（965TMH）
アジやサバなど小型青物をメインに狙うライトショアジギングに最適で、コンパクト性に優れた振出タイプです。
こだわり設計のブランクスはシャープな振りで、並継に決して負けない性能を実現しました。
また遠投性に優れ、40gまでのジグを軽快にキャストできるパワーを備えています。
仕舞寸法が68㎝と短いため、フィールドへの持ち運びがとても楽です。
ショアジギングの常識を変えるパックロッドとして、初心者にオススメのコスパモデルです。
【ダイワ】
ドラッガーブレイクスルー（93XH-3）
15～20㎏クラスの大物を狙えるエクストラヘビーモデルで、圧倒的なファイト性能が魅力です。
ドラグを極限まで締め込んで大型青物に対応し、ロックショアでは抜群の信頼を得ています。
それでいて、60gの軽量ルアーを軽快に扱える操作性も両立しました。
釣り場では小技を効かせながら、大型のヒラマサなどが掛かった時はパワフルなファイトを楽しめます。
マルチピースを思わせないカーブと強さを備えたショアジギング用ハイエンドロッドです。
【ダイワ】
オーバーゼアAGS（1010M/MH）
サーフ、小磯、堤防など、あらゆるフィールドに対応し、遠投性に優れたバーサタイルモデルです。
MパワーのティップとMHパワーのバットを組み合わせ、これまでにない飛距離を実現しました。
シンキングミノーやメタルジグとの相性が良く、大型青物やハタ類を気軽に狙うことが可能です。
4ピースモデルでありながら感度と操作性を極め、ハイエンドならではのキャスタビリティと使用感を誰でも体感できます。
【シマノ】
コルトスナイパーXR MB（S100MH-5）
2ピース並みのスムーズさと、初心者が扱いやすい操作性を兼ね備えた5ピースロッドです。
10ftレングスは沖堤や磯での遠投に適しており、MHパワーは5㎏を超える青物攻略に活躍します。
継目が多くてもパワーロスすることなく、キャスティングからリーリング、ファイトまで軽快に操作できるでしょう。
携帯性に優れたマルチピースは、フィールドまで安全かつ快適に持ち運びできるので、初めての方でも安心してお使いいただけます。
【シマノ】
ルアーマチックMB（S96M-4）
人気エントリーシリーズのモバイルタイプで、釣行スタイルを問わないコンパクトな仕舞寸法が魅力です。
ライトショアジギングでの良型アジ狙いやシーバスとの相性が良く、低価格とは思えない高性能ブランクスを備えています。
パワーと飛距離を両立するレングスは、サーフからのフラットフィッシュ狙いでも活躍するでしょう。
マルチピースにありがちな不快な曲がりを排除し、遠征デビューを検討中の初心者の方に最適です。
まとめ
近年のパックロッドは継ぎ目の不自然さや強度が飛躍的に向上し、2ピースタイプのものと比較しても遜色ないレベルになっています。
ショアジギングのセカンドロッドとして、また遠征等のお供に1本検討してみてはいかがでしょうか。
ショアジギングパックロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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