シーバスは冬に産卵を迎え、春にはアフターと呼ばれる体力回復の時期に入ります。
春はベイトフィッシュの種類が多く、場所によっては様々なベイトフィッシュが入り乱れていることもあります。
春のシーバスはルアーにセレクティブになり、釣りにくいとされています。
しかし、状況とベイトフィッシュを見極めることができれば、イージーに釣ることが可能です。
今回は、デイゲーム・ナイトゲームの春シーバス攻略の解説と、おすすめルアーの紹介です。
- 釣り歴20年
- 年間釣行300日超え
- 大会出場歴あり
和歌山県をホームに、ほぼ毎日ルアーフィッシングを楽しんでおります。 バスフィッシングを中学生から始め、ルアーで釣れた時の感動が忘れられず、今では釣りは日課となっています。 現在はシーバス・エギングなどのルアーで狙えるターゲットは幅広く釣っています。インスタグラムもやっています。
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目次
春のシーバス釣りの特徴
春のシーバスは、産卵が終わり、体力回復に入る「アフター」の状態です。
マイクロベイトパターン・バチパターンなど、捕食するベイトの種類が多く、ルアーセレクトが難しいシーズンでもあります。
苦手とするアングラーが多い春シーズンですが、パターンにはめることができれば、入れ食い状態になることがあるのもこの季節の特徴です。
刻々と変わるベイトの種類を見極め、適切なアプローチをするのが春のシーバスをキャッチするコツとなります。
春のシーバス釣りで釣れる時間帯
春はシーバスが体力回復のために、積極的に捕食活動を行います。
シーバスは1日中釣ることはできますが、潮が動き、水が流れている状況が最も反応がよくなります。
春の代表的なパターン「バチパターン」は夜に成立する釣りなので、バチパターンのシーバスを釣るなら夜のタイミングです。
シーズンを通して釣りやすい時間帯は、朝まずめ・夕まずめ・夜間になります。
シーバスの活性が高い時間帯と、潮の動きをしっかりと把握することが釣果へとつながりますよ。
【シーバス】春のナイトゲーム向けルアーの選び方と使い分け
春のメインベイトはサイズが小さいのが特徴です、よって、使用するルアーも小型のものが必須となります。
夜になると、常夜灯や橋脚の明暗エリアにハクや稚鮎が集まり、それらを捕食するためにシーバスが集まります。
レンジは表層から中層がメインとなりますが、流れが緩く、活性が低い状況ならボトムへのアプローチも必要となるので、一通りのレンジ攻略ができるルアーを用意しましょう。
春のナイトゲームと言えば「バチ抜けパターン」が有名です。
バチが地中から出てきて水中を漂い始め、それに合わせてシーバスが捕食を開始します。
バチパターンは細身のルアーを使用し、表層から水面直下を泳がせる釣りになります、バチ抜け専用ルアーが数多く販売されているので、確実にバチがいるなら必ず用意するようにしましょう。
マイクロベイトとバチパターン、両方に対応するならスリムタイプのミノーやシンキングペンシルを使用するのがオススメです。
【シーバス】春のデイゲーム向けルアーの選び方と使い分け
日中のシーバスは、鳥などの外敵から身を守るため、基本的には深いレンジやストラクチャーの中など、安全なエリアに潜んでいます。
春のシーバスは産卵後のアフターの状態のため、体力があまりなく、スローなアプローチが重要になります。
ディープエリアまで素早く到達し、スローリトリーブでもアクションするバイブレーションなどが効果的となります。
また、流れがあり水通しが良いポイントは、日中でもベイトが溜まるため、ミノーやシンキングペンシルが有効となります。
【シーバス】春の攻略ルアーおすすめ10選
【ダイワ】
モアザン ミニエント
春のマイクロベイトパターンに最適なコンパクトサイズバイブレーションです。
安定したアクションと飛距離で、とても使いやすいバイブレーションに仕上がっています。
ロッドアクションを加えることで、「3Dダート」と呼ばれる、上下左右へのダートアクションを発生させます。
ナチュラルアプローチからハイアピールまでこなす、春の強い味方です。
【ダイワ】
モアザン ガルバ
水面直下を引くことが可能なリップ付きシンキングペンシルがガルバシリーズです。
横滑りさせずに安定したトレースが可能で、絶妙なバランスのリップが水を掴み、横風に弱いシンキングペンシルの弱点を克服しています。
小型ながら抜群の飛距離を出すことができ、どんなフィールドでも活躍できる、頼もしいルアーとなっています。
【ダイワ】
モアザン スイッチヒッター65S/85S
昼夜問わず、あらゆるフィールドで使用できるS字スラロームアクションのシンキングペンシルです。
小粒ながら、ジグにも迫る圧倒的飛距離によって、風の強い状況や大規模フィールドでもストレスなくキャストが可能です。
使い手を選ばず、ただ巻きのみの簡単なアクションで水面直下を攻略できます。
水平に近いスイミング姿勢は、ルアーを見飽きたハイプレッシャーシーバスにも警戒心を与えにくくなっています。
【デュオ】
マニック
春を代表する「マイクロベイトパターン」、「バチパターン」にベストマッチの定番ルアーがマニックシリーズです。
細身でコンパクトなシルエットながら、高いキャスタビリティと遠投性能を誇ります。
豊富なサイズ展開とカラーラインナップにより、目まぐるしい春のフィールド・ベイトフィッシュにアジャストが可能です。
【邪道】
スーサン
日本のシーバスシーンにおいて、爆発的釣果で大ヒットした小型リップレスミノーです。
マイクロベイトパターンに最適なサイズ感と、弱々しくフラつきながら泳ぐ独特なスイミングアクションが、セレクティブな春のシーバスを魅了します。
ただ巻きだけでも高い実績がありますが、トゥイッチを加えた小刻みなダートアクションも効果的ですよ。
【シマノ】
エクスセンス クー
細身で軽量なボディ素材ながら、シマノオリジナル重心移動システム「AR–C」によって、抜群の飛距離を出すことができます。
水面下10cm未満をナチュラルに漂うスイムアクションは、春のマイクロベイトパターンのベイトフィッシュそのものと言えます。
シーバスルアーには数少ない、フローティングスラロームペンシルルアーです。
【タックルハウス】
ローリングベイト
背中に搭載された特徴的なリップがローリングアクションを発生させ、ナチュラルな波動でシーバスを引き寄せます。
バイブレーション並の飛距離を出すことができ、遠くのポイントを狙い撃ち、広範囲にアプローチが可能です。
バイブレーションとミノーをハイブリットさせたような唯一無二の性能は、様々なベイトが混合する春のシーバスゲームには欠かせないルアーです。
【メガバス】
X-80Jr.SW
シーバスゲームで往年の名作と言われ、現在でも高い実績を誇る「X–80SW」を、アクションはそのままにダウンサイジングさせたモデルです。
ベイトのサイズが小型である春シーズンにベストマッチとなっており、オリジナルサイズとの使い分けでシーバスにアジャストさせていくのがオススメです。
ただ巻き・トゥイッチ・ジャーキングなど、多彩なアクションが得意なマルチミノーです。
【アイマ】
K−太58サスペンド
マグネット重心移動システムが採用され、小粒なサイズながら飛距離も安定しています。
シーバスルアーには少ないサスペンドタイプとなっており、止めることによる喰わせの間を自分で作ることができるのが強みのルアーです。
稚鮎・ハクといったマイクロベイトを捕食している状況ににおいて、ローテーションの一角に必ず加えてもらいたいオススメルアーです。
【アイマ】
コモモⅡ
マイクロベイトパターン、その中でもハクパターンで特に実績のあるフローティングミノーです。
スローリトリーブでも、水面直下を強波動アクションでシーバスを引きつけます。
小さなシルエットでシャローレンジをスローに誘える特性は、春のシーバスにベストマッチと言えるでしょう。
小さなルアーにしか反応しない、そんな状況では迷わずキャストするべき、名作ルアーです。
まとめ
ハク・稚鮎・バチなど、小型ベイトを捕食するのが春シーズンのシーバスです。
ベイトの種類が多く、シーバスがセレクティブになる難しい季節でもありますが、きっちりとアジャストできれば入れ食いの可能性もあります。
春が苦手な方も、チャレンジしてみましょう。
春の攻略ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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