一年を通してあらゆるフィールドで楽しむことができ、さまざまなシーズナルパターンがあるシーバスゲームはショアフィッシングの中でも実に奥深くゲーム性も高い釣りといえるでしょう。
その分扱うルアーの種類は他の釣りに比べ多くなることも否めません。
しかし、初心者の方やこれから始められる方にとっては種類が多すぎて何をどのような状況で使用すればよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はシーバスルアー全16種類の特徴と使い方などについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。
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目次
シーバス釣りでルアーの種類と特徴を把握しておく重要性
生息域が広く、近場でも手軽にエントリーできる上に一年中狙える点もシーバスフィッシングの大きな魅力といって間違いありません。
ただ、シーバスは時期やフィールドで捕食している餌、すなわちベイトパターンが幅広いため、その時々に合わせたルアーをチョイスする必要があります。
つまり、数多くあるシーバスルアーの種類と特徴をきちんと理解しておくことが、釣果を上げる上では重要であり、ここがシーバスフィッシングにおいて難しく攻略しがいのあるポイントといえるでしょう。
それぞれのルアーの役割や使いどころを把握しておくことで攻略方法を組み立てることができ、釣果に繋がった場合は最高の気分を味わえるところも多くの方がハマる魅力といっても過言ではありません。
シーバスルアーの主要な種類の特徴と使い方
海水域から汽水域、淡水域とあらゆるフィールドに生息し、さまざまなベイトを捕食するシーバスには使えるルアーも多くあります。
シーバスルアーの代表格的なものから意外性のあるものまで幅広いですが、ポイントは特徴と使い方をしっかりとマスターしておくことが、釣果をより高める点では重要となるでしょう。
バイブレーション
圧倒的な飛距離と抜群のアピール力を誇るシーバスルアーで、名前の通りリーリング時にボディが小刻みに震えるようにアクションするものとなっています。
比重が重いものが多いため、キャスト飛距離が出しやすく広範囲を探れる上に水深のあるフィールドなどでもより深いレンジを攻略できるなど一つは持っておきたいルアーといって間違いありません。
また、ただ巻きはもちろんリフト&フォールやダートアクションといったさまざまなテクニックも応用が効くため、一つでも引き出しの多いルアーといえるため、いろいろな状況でも効果を発揮してくれるでしょう。
ボディは樹脂製のものでラトルを入れたよりハイアピールなものから、シリコンボディでハイプレッシャーな状況下でも喰わせ性能の高いものまで種類も豊富です。
メタルバイブレーション
樹脂ボディなどのバイブレーションと違って金属ボディのものはメタルバイブレーションや鉄板バイブと呼ばれています。
金属ボディのメリットは比重がより重く抜群の飛距離が出せる点で、広範囲なフィールである大河口やサーフなどの攻略には欠かせないルアーといえるでしょう。
また、金属ボディによるフラッシング効果も高くより強烈にシーバスにアピールすることが可能なため、デイゲームのシーバスフィッシングでもよく使用されているルアーといえます。
深いレンジやボトムを効率よく探っていく場合には必須ともいえるルアーのため、こちらもシーバス攻略においてはマストなルアーといって間違いありません。
ミノー
シーバス攻略において欠かせない基本となるルアーとなっており、各メーカーからも膨大な種類のミノーがリリースされているなど、まさにシーバスゲームを語る上で切っても切れないルアーといえるでしょう。
ミノーは基本的にリップがついていますが、リップの長さや幅もそれぞれでロングビルやショートリップといったものから、ワイドなものまでさまざまです。
このリップによって任意のレンジをコントロールするなどミノーたる所以があるといって間違いありません。
また、リップの付いていないリップレスミノーもありシーバスで有効なドリフト釣法に最適なルアーとしても有名です。
まずはミノーから揃えても間違いないほどにシーバスゲームでは鉄板ルアーといってよいでしょう。
ペンシルベイト
シーバスゲーム攻略において定番ともいえるのがシンキングペンシルなどを代表とするペンシルベイトです。
ミノーと違う点はリップが付いていないものでリトリーブを止めるとルアーが沈むタイプのものがシンキングペンシルに属します。
メリットは空気抵抗が少なく飛行姿勢も安定するため抜群の飛距離が出しやすく、使い方次第では幅広いレンジ攻略が可能となる点が魅力といえるでしょう。
シーバスで攻略の難しいとされているミドルレンジやボトム付近の攻略にも心強い味方となってくれて、熟練者の方はこれ一本で全てのレンジをカバーする方もいるほど万能なルアーです。
アクションもナチュラルなため、ハイプレッシャーな状況はもちろん、数釣りの代名詞ともされているバチ抜けパターンでは必須のルアーとなります。
スピンテールジグ
バスフィッシングなどでも有名なスピンテールジグはシーバスゲームでも有効なルアーといえます。
テールにブレードがついているルアーでこのブレードの強烈なフラッシング効果がシーバスに口を使わせるハイアピールなルアーといえるでしょう。
特にデイゲームの釣りにおいては高い実釣性能を秘めており、日中のマイクロベイトパターン攻略などにおいても必須ともいえるルアーとなっています。
全体的に小粒なサイズ感となっていながら、比重もあり飛距離も損なわれにくく、ブレードによるアピール力の高さもあり喰わせ性能の高いルアーといって間違いありません。
ポッパー
夏のクロダイチニングゲームやバスフィッシングで水面を探るトップウォーターの釣りで使用するポッパーもシーバス攻略に最適なルアーといってよいでしょう。
ポッパーの特徴はルアー先端部がカップ形状となっているため、水流を受けることで引き波を出しやすく、アクション時は水泡と音を発生させることでシーバスのバイトスイッチを入れることが可能なルアーです。
ある程度水面が落ち着いている状況や水温が高くシーバスの活性が高くなっている場合など使用する条件は限られますが、それらが揃った場合には高いポテンシャルを発揮してくれるルアーとなっています。
なにより水面が爆発したような激しいバイトによる水しぶきが飛ぶ様子をみられるのも、ポッパーでの釣りの楽しみといって間違いありません。
ビッグベイト
一般的にシーバスルアーは9~12cm程度のルアーを扱うことが多いですが、このビッグベイトルアーは15cm以上のものを指す大型のルアーとなります。
ビッグベイトルアーはランカーシーバスを狙って釣れる釣法のひとつとして近年徐々に人気も出てきている有効なメソッドです。
また、ビッグベイトルアーは圧倒的な集魚効果を持つため、遠くのシーバスも寄せる点も魅力といえるでしょう。
なによりもシーバスアングラーにとって一つの目標となるランカーシーバスを狙える点は大きな魅力といって間違いありません。
ビッグベイトは難しい点もありますが、それ以上のおもしろさとロマンがある釣りと考えているシーバスアングラーも少なくないでしょう。
ワーム
あらゆるルアーフィッシングにおいて有効なワームはシーバスゲームにおいても効果的なルアーとなります。
ハードルアーでは反応しないスレたシーバスもワームのナチュラルなアクションには反応する場合がよくあり、状況を問わず一つはケースに忍ばせておきたいルアーといえるでしょう。
また、ボトム攻略においても効率よく攻めることが可能なルアーで、ハードルアーに比べて根掛かりでのロストが起こった場合でも財布に優しいといったメリットも見逃せません。
シーバスゲームにおいて有効なワームの形状はストレートタイプのピンテールやアピール力の高いシャッドテールなどが効果的となります。
メタルジグ
ショアジギングなどで扱われるメタルジグもシーバス攻略では効果的なルアーとなる場合もあります。
シーバスジギングなどオフショアのシーバスフィッシングでも当然使用されているルアーですが、ショアでのシーバス攻略でも効果はあるルアーといえるでしょう。
ミノーやペンシルと違い、メタルジグはアクションを入れることが要求されるルアーですが、形状と比重による抜群の飛距離は広大なフィールドでのシーバス攻略において大きな武器となるといって間違いありません。
普段は届かないポイントや遠くのボイルも攻められる点は他のルアーにはない大きなアドバンテージといっても過言ではないでしょう。
スプーン
渓流釣りなどのフレッシュウォーターゲームでは馴染みのあるスプーンも、状況によってはシーバスゲームでハマるルアーといえます。
ただ、シーバスで使用するスプーンは渓流釣りよりも大きめの5~10cm程度のものを使用する必要があり、場合によってはそれ以上のサイズも必要です。
抜群の飛距離とフラッシング効果を持つ上に、あまりシーバスルアーとしても使用されていない点はシーバスに見切られにくいといったメリットもあります。
使い方次第では思わぬ釣果を生み出してくれる意外性のあるルアーといえるでしょう。
シーバスルアーでマイナーだけど使える種類
ここからは主要なシーバスルアーとは少し違ったシーバスゲームでは一般的に意外性のあるルアーをご紹介していきます。
主にバスフィッシングで使用するルアーなどが多いですが、使い方によっては十分釣果を得られる上に、ある条件下では抜群の実釣性能を秘めているルアーもあるため、使ったことのない方はぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
クランクベイト
一般的にクランクベイトはバスフィッシングにおいては有名なルアーですが、シーバス釣りにおいてはあまり使用されている印象を持たないアングラーの方も多いのではないでしょうか。
しかし、クランクベイトも状況によってはシーバスを狙えるルアーであり、特に近距離での釣りにおいては時に驚く釣果を得られるといっても過言ではありません。
ロングリップでファットフォルムのため、飛距離に関しては他のシーバスルアーよりも物足りなく感じる面もありますが、それを補えるほどのアピール性能を誇ります。
特にボラパターンでのシーバスゲームでは実は有効なルアーとされている点は意外と知られていないため、状況によってはアタリルアーとなる場合も少なくありません。
シャッド
バスフィッシングではお馴染みのシャッドプラグもシーバスゲームで有効なルアーとして認識されており、近年ではシーバスゲームにも使用するアングラーも増えてきているほどのルアーです。
特徴はロングリップに小粒なサイズ感で激しいアクションが可能となる点が魅力といって間違いありません。
ただ巻きの釣り以外にもトゥイッチやジャーキング、ストップ&ゴーといった多彩なテクニックとも相性が抜群な点も効果的なルアーとして注目されている点といえるでしょう。
また、リップによる潜行レンジの深さも水深のあるポイントで有効で、足元まで丁寧に攻めたい場合でも効果を発揮してくれます。
テクトロなどの岸際攻めとも相性の良いルアーで一つあれば攻略の幅が広がること間違いなしです。
ジャークベイト
バスフィッシングでも基本となるジャークベイトはシーバス攻略においても有効なルアーといえるでしょう。
フローティングミノーと似ている点がありますが、一般的にはジャークアクションでキレイにダートさせやすいルアーを指しており、状況によってはこのアクションにしか反応しない場合もあるといっても過言ではありません。
また、水押しが強くイレギュラーなアクションを任意で起こしやすく設計されている点もジャークベイトと呼ばれる所以といって間違いないでしょう。
ハイプレッシャーな状況下でも状況を打開できる一手として用意しておくと釣果を上げられる確率がグッとアップします。
スピナーベイト
バスフィッシングの代表格ともされているスピナーベイトはシーバスゲームでも使用できる意外性のあるルアーといえるでしょう。
独特の形状ながらバス釣りでは高い釣果実績を誇るルアーで、徐々にシーバスゲームにおいても使用するアングラーも増えてきています。
ただ、耐久性の面では不安があるため大型のバスにも対応できる高強度ワイヤーのものを選ぶ必要があるなど注意が必要です。
アピール力が高く、他のルアーに比べ根掛かりのリスクも低い点はメリットとされており、特に小魚の群れなどを演出するマイクロベイトパターンなどにも効果があるルアーといえるでしょう。
チャターベイト
シーバスアングラーにとってはあまり馴染みのないチャーターベイトですが、バスフィッシングでは有効なルアーとして知られており、実はシーバスゲームでも一定の釣果があるルアーです。
チャターベイトはルアーの前方にブレード付けたもので、水流を受けてこのブレードが激しく動くことでフラッシング効果を高めて魚を誘うものとなっています。
ラバーの種類も豊富でデイ・ナイトに合わせた組み合わせもいろいろと試せる点も魅力といえるでしょう。
チャーターベイトの特徴は一定のただ巻きでも不規則なアクションを誘発できる点で、このイレギュラーアクションがシーバスに口を使わせる効果があるといっても過言ではありません。
あまり、試したことのない方もこの機会に使用してみることをおすすめします。
スイムベイト
スイムベイトはシーバスゲームなどのソルトウォーターフィッシングでも有効なルアーとされており、釣果実績も高いルアーといえるでしょう。
一見するとほぼ魚のようなモデルからワームのようなフォルムをしたものまでリリースされています。
最大の特徴はハードルアーには出せないナチュラルな泳ぎでタフコンディション下のシーバスにも口を使わせるほどの効果を秘めているといっても過言ではありません。
特に警戒心の強いランカーシーバスに対しては有効なルアーのひとつといってもよいでしょう。
あらゆるルアーを試しても反応がない状況下で切り札的存在としてタックルケースに一つ忍ばせておくと、状況を打開できる一手となるかもしれません。
シーバスナイトゲーム(夜釣り)で活躍するルアーの種類
ナイトゲームはシーバスゲームにおいて絶対に外せない基本となる時間帯です。
夜釣りで必要なのはカラーとレンジ攻略がキモといえるでしょう。
ナイトゲームのカラーはチャート系やメッキ系カラーがおすすめですが、状況によってはブラックやクリア系などもシルエットが際立つため効果的です。
また、レンジに関しては表層、中層、ボトムを攻略できるルアーをそれぞれ用意しておく必要があるといって間違いありません。
表層はフローティングミノー、中層にはシャッドプラグやシンキングペンシル、ボトムに関してはバイブレーションやワームといったそれぞれのレンジを攻略できるルアーを揃えておくと状況に応じて使い分けることが可能です。
まとめ
多くのベイトパターンを持つ点や幅広いフィールドに生息するシーバスであるため、扱うルアーも非常に多くなります。
ただ、その状況や条件にマッチしたルアーを選び、狙い通りシーバスを釣り上げた時の喜びは格別といっても過言ではありません。
ぜひ、この機会にシーバスルアーを揃えて自分なりの攻略でシーバスゲームを思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。