ダイワを代表するリールブランド『ソルティガ』から、2021年にタイラバや近海ジギングなどの船釣り用ベイトリールとしてリリースされている、ソルティガICをご存じでしょうか。
その中で最もライトで使い勝手のいい100番は、ハイエンドモデルでありながら非常に人気が高く、注目度の高いアイテムです。
購入を検討しているが、実際にはどんな釣り方が適しているのか？青物は釣れるか？様々な疑問を解消できるよう解説していきます。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
目次
青物にソルティガIC 100は使えるのか？
結論、ソルティガIC 100は青物に使えます。
しかしメーカーからは、100番をタイラバやタチウオなど、300番をジギングに適したよう設計されたとの記載があります。
ところがダイワの新技術である『ハイパードライブデザイン』が採用されておりギアやクラッチ等の強度が格段に見直されており100番台であっても問題なく青物に使用可能です。
むしろ欠点が見当たらないと言っても良いくらい適していると言えます。
青物に限らず近海の船釣りで行う、ライトでバーチカルな釣りであればオールラウンダーに対応できるといった認識が最も正しいかもしれません。
青物にソルティガIC 100を使うメリット
ダイワの新技術を盛り込んだハイパードライブデザインにより青物にも対応するタフさと完成度の高さを持っています。
またギア比も6.3と抑えめで速過ぎず、ジグをしゃくる初心者にとっても扱いやすく、ハイエンドではありますが初心者にもおすすめポイントです。
モニターが付いているため、水深等も一目で分かるためオフショアでの釣りに一味変化を付けてくれます。
青物に使えるのはもちろんのことですが、沖へ出ると様々な状況に対応する必要があり、PEラインの0.8～1.2号を中心としてライトジギング全般にどんな魚種にも対応できます。
タイラバやタチウオワインドにも一台で対応可能ですので、専用リールを何個も買いそろえる必要が無くなる点も船釣りを続けていく上で大きなメリットです。
青物にソルティガIC 100を使うデメリット
これと言った大きなデメリットは無いと言っても問題ないです。
理由としては、タフで使い勝手が良く、近海ジギングリールとして申し分が無いため青物に不適合な理由が見つからないからです。
強いて言うのであれば、大型青物には適していないため、カンパチやヒラマサ、マグロにGTなど大型魚を前提とした船に乗る際は使用できません。
巻き取りのパワー面でもですが、使用できるラインの太さとキャパシティが圧倒的に不利なことが大きな理由です。
PEライン0.8号500m～1.2号300m～2号200mと、この範囲で扱えるライトジギングやSLJで狙えるサイズの範囲での使用をおすすめします。
青物狙いにおすすめのリール3選
【シマノ】
オシアコンクエスト（200HG）
| ソルティガIC 100 | オシアコンクエスト 200HG | ||
| 巻取り長さ（cm/ハンドル1回転） | 70 | 78 | |
| ギア比 |
| 6.5 | |
| 自重（g） |
| 295 | |
| 最大ドラグ力（kg） | 7 | 7 | |
| 標準巻糸量PE（号-m） | 0.8-500/1-400/1.2-300/1.5-250/2-200 | 1.0-400/1.5-260/2.0-200 | |
| スプール径（mm） | 36 | 38 | |
| ハンドル長さ（mm） | 70 | 65 | |
| ベアリング（ボール/ローラー） | 11/1 | 9/2 |
シマノを代表するジギングリールで、青物や大型のタイラバに特化したモデルです。
カルカッタを彷彿させるゴールドの太鼓型ボディに最上級剛性のギアや防水機構によりオフショアでの酷使を前提とされており人気です。
ソルティガIC 100よりも巻き取り長さとハンドルが若干長いくらいの差で、対比するモデルとして最も近いです。
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/ryojikuoffshorefunesmall/a075f00003jz5pnqay.html
【ダイワ】
キャタリナ（15H-SJ）
| ソルティガIC 100 | キャタリナ 15H-SJ | |||
| 巻取り長さ（cm/ハンドル1回転） | 70 | 99 | ||
| ギア比 |
|
| ||
| 自重（g） |
| 485 | ||
| 最大ドラグ力（kg） |
|
| ||
| 標準巻糸量PE（号-m） | 0.8-500/1-400/1.2-300/1.5-250/2-200 | 1.5-600/2-500 | ||
| スプール径（mm） | Φ36 | |||
| ハンドル長さ（mm） | 70 |
| ||
| ベアリング（ボール/ローラー） | 11/1 | 4/1 |
こちらは同じダイワですが、ソルティガICとは対極的な超ハイギアを搭載した、大型ジグを使用するスロージギングに特化したモデルです。
また、ラインキャパも大きく中深海まで対応可能で、その分巻くことに集中できるようロングハンドルを搭載。
剛性もソルティガの下位モデルとはいえ必要十分なスペックです。
https://www.daiwa.com/jp/product/6skhpb6
【アブガルシア】
ソルティステージ ジギング
| ソルティガIC 100 | ソルティステージ ジギング | ||
| 巻取り長さ（cm/ハンドル1回転） | 70 | 86 | |
| ギア比 |
| 7.3:1 | |
| 自重（g） |
| 254 | |
| 最大ドラグ力（kg） |
| 14 | |
| 標準巻糸量PE（号-m） | 0.8-500/1-400/1.2-300/1.5-250/2-200 | 1-600/1.5-400/2-300/3-200 | |
| スプール径（mm） | 36 | 37.5 | |
| ハンドル長さ（mm） | 70 | 60/70 | |
| ベアリング（ボール/ローラー） | 11/1 | 7/1 |
アブガルシアで最もソルティガに対抗できる青物ジギングリールとしておすすめがこちらです。
パーミングしやすいロープロボディでありながら大型のスプールを搭載しており、ラインキャパシティに大きなアドバンテージがあります。
また、MAX14kgといった規格外のドラグ力で同サイズのリールでは最もパワーファイトに適しています。
https://www.purefishing.jp/product/abugarcia/bc/salty-stage/salty-stage-jigging-1.html
青物リールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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