近年ソルトアングラーから注目されているアイテムのベイトリール。
ベイトリールというとバス釣りのイメージが強いアイテムですが、近年ではソルトシーンでもよく使用されるようになりました。
人気アイテムのベイトリールをソルトで使用する場合には、海水対応のベイトリールから選ぶようにしましょう。
そこで今回は、海釣り用のベイトリールからおすすめのモデルを紹介します。
選び方についても解説するので、ぜひご参考にしてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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目次
- 1 ソルト(海釣り)でベイトリールを使うメリット・デメリット
- 2 海釣り用ベイトリールの選び方
- 3 海釣り(ソルト)用ベイトリールおすすめ14選
- 3.1 【シマノ】エクスセンスDC SS XG
- 3.2 【シマノ】スコーピオン MGL 151HG LEFT
- 3.3 【シマノ】バスワン XT 151
- 3.4 【シマノ】スコーピオン MD 300XG
- 3.5 【シマノ】アンタレス DC MD XG right
- 3.6 【シマノ】カルカッタコンクエスト 200XG
- 3.7 【ダイワ】ジリオン SV TW 1000HL
- 3.8 【ダイワ】タトゥーラ SV TW 103XH
- 3.9 【ダイワ】モアザン PE TW 1000XHL-TW
- 3.10 【ダイワ】タトゥーラ TW 300XHL
- 3.11 【ダイワ】スティーズリミテッド SV TW 1000HL
- 3.12 【ダイワ】PR100
- 3.13 【アブガルシア】ロキサーニ パワーシューター
- 3.14 【テイルウォーク】バサル CA73L
- 4 まとめ
ソルト(海釣り)でベイトリールを使うメリット・デメリット
メリット
力強く巻き上げられる
根やストラクチャーを狙う釣りには、力強くラインを巻き上げられるベイトリールが最適です。
ベイトリールを使用すると大型の魚がヒットしても力強い巻き上げができ、より楽にキャッチまで持ち込めるメリットがあります。
橋脚周りでシーバスを狙い場面や磯からロックフィッシュを狙う場面でも強引に巻き上げ、キャッチ率を上げられます。
着底がわかりやすい
ベイトリールを使用するとスピニングリールに比べ、着底がわかりやすいメリットがあります。
ベイトリールではルアーが着底するとラインが放出されなくなったり、放出される速度が遅くなったりして簡単に底が取れます。
そのため、底取りを繰り返してターゲットを狙う釣りにはベイトリールが相性抜群といえます。
感度が高い
ベイトリールを使用すると、魚のバイトや潮流の変化をより繊細に捉えられるようになります。
ベイトリールはボディを手で包み込むように持つため、手のひらにリールを通してさまざまな情報が伝わってきます。
リールを通してさまざまな情報が伝わると、よりターゲットを攻略できる可能性が高くなる点が魅力的です。
太いラインでも飛距離が落ちにくい
ベイトリールは太いラインと相性が良く、太いラインを使用しても飛距離が落ちにくいメリットがあります。
太いラインを使用したいが、スピニングリールに太いラインを巻くと飛ばないと悩んでいた人も多いのではないでしょうか。
そのようなアングラーにはベイトリールが最適で、太いラインを使用しても遠投してターゲットを狙えます。
糸ヨレが少ない
ベイトリールはスプールが回転してラインを直線的に巻き取るため、糸にヨレがつきにくいメリットがあります。
糸ヨレが少なくなると、スピニングリールで起こりやすいエアノットのようなライントラブルが少なくなります。
特に太いラインを使用して軽いルアーを扱いたい場合には、糸ヨレが起こりにくいメリットを最大限活かせます。
デメリット
バックラッシュが起こる
バイトリールにはバックラッシュと呼ばれる特有のライントラブルが起こりやすいデメリットがあります。
ベイトリールの扱いに慣れていない場合は、まず強めのブレーキからキャストするとバックラッシュを避けられます。
また、近年のベイトリールは性能が非常に高く、扱いに慣れていなくても楽にキャストできるモデルが増えています。
ドラグ性能が低い
ベイトリールはスピニングリールに比べ、ドラグ性能が低いデメリットがあります。
ドラグを限界まで締め込んでもターゲットがヒットしたときにドラグが効き、ラインが放出されることも。
またドラグの効きがスピニングリールほどスムーズではないため、素早く走るターゲットにベイトリールはやや不向きです。
メンテナンスが必要
ベイトリールは構造上、水が入りやすいため、メンテナンスすることが長期間愛用するうえで重要になります。
使用後はすぐに水洗いをし、まめに注油するとより長く愛用できます。
最初は面倒と感じるメンテナンスですが、慣れると素早くでき、かつ愛着が湧き、より道具を大切に扱うようになります。
海釣り用ベイトリールの選び方
海水対応
ベイトリールには淡水専用モデルと海水対応モデルがあります。
ベイトリールをソルトで使用する場合は、海水対応のモデルを用意しましょう。
淡水専用モデルと海水対応モデルの大きな違いは、錆びやすにくいパーツが使われているか否かです。
海水対応のベイトリールは、錆びにくいベアリングやボディを採用しています。
そのため、海水がかかっても水洗いをしっかりとすればある程度サビを避けられ、長期間愛用できます。
一方、淡水専用モデルを海水で使用するアングラーもいますが、そのような場合はより細かなメンテナンスが必要です。
海水対応モデルはメンテナンスが楽なので、ソルトシーンでは海水対応モデルを用意しておけば間違いありません。
種類・ルアー重量
通常のベイトリール
通常のベイトリールはシーバスやロックフィッシュ、小型青物狙いに使用できる種類。
汎用性が高い特徴があるので、初めてベイトリールを購入するときには通常のベイトリールをおすすめします。
通常のベイトリールでは7g以上のルアーが扱いやすいです。
モデルによっては2g程度の軽量なルアーまでキャストできるものも販売されています。
上限はモデルによりさまざまで、4オンスを超えるルアーでもキャストできる商品もあります。
キャストできるルアーの上限が上がれば上がるほど、軽量なルアーの飛距離が出しにくくなります。
使用するルアーやラインの太さに合わせてサイズを選択しましょう。
ベイトフィネスリール
ベイトフィネスリールは10gほどまでの軽量なルアーをキャストするのに特化した種類。
ソルトシーンでは主にメバリングやアジングといった軽量なルアーを扱うライトゲームに使用されています。
ベイトフィネスリールでは2g前後のルアーが扱いやすく、中には1g以下のジグヘッドもキャストできるモデルも。
ライトゲームでの悩みの種になる糸ヨレによるライントラブルを軽減できる点がベイトフィネスリールの魅力です。
ベイトフィネスリールというとキャストが難しいイメージが強いですが、近年のモデルは楽にキャストできます。
またバックラッシュも起こりにくいので、今までとは違うライトゲームを楽しみたい人にはベイトフィネスリールをおすすめします。
ベイトフィネスリールの詳細についてはこちらをご覧ください。
ギア比
ベイトリールのギア比は、ノーマルギア、ハイギア、エクストラハイギアが基本となります。
ノーマルギアはギア比が低く、ハンドル1回転で巻き取れるラインが短いタイプ。
ソルトシーンでは出番が少ないギア比ですが、リールを巻いてルアーを操作する巻物との相性が高い特徴があります。
エクストラハイギアはギア比が高く、ハンドル1回転で巻き取れるラインが長いタイプ。
ソルトシーンでは人気が高く、シーバスやロックフィッシュ、ジギングなどさまざまな場面で役立ちます。
ハイギアはノーマルギアとエクストラハイギアの中間となるギア比に設定されているタイプ。
巻き上げ速度が速く、かつ楽に巻き上げができるので、ギア比で迷ったらハンドギアをおすすめします。
糸巻量
ソルトシーンではPEライン1.5号を200m以上巻けるサイズのベイトリールが最もおすすめです。
PEライン1.5号を200m以上巻けるサイズのベイトリールは汎用性が高く、さまざまな場面で役立ちます。
そのため、初めてベイトリールを購入するソルトアングラーにもおすすめします。
シマノだと100〜200番、ダイワだと1000番や1016番などPEライン1.5号を200m以上巻けるサイズです。
近年流行しているビッグベイトシーバスやベイトタックルでのショアジギングにはPEライン3号以上を十分に巻けるサイズがおすすめ。
PEライン3号以上を巻きたい場合は300番や400番のベイトリールをチェックしましょう。
海釣り(ソルト)用ベイトリールおすすめ14選
【シマノ】
エクスセンスDC SS XG
シーバスアングラーから人気が高いエクスセンスの名を冠したベイトリールです。
シマノ独自のDCブレーキを搭載し、バックラッシュが起こりにくい魅力があります。
シーバス狙いはもちろん、近年流行しているロックフィッシュ狙いやチニングにも相性抜群です。
また握りやすいEVAのラウンドノブが標準装備されている点も見逃せません。
【シマノ】
スコーピオン MGL 151HG LEFT
真っ赤な見た目が釣り場で映えるスコーピオンシリーズのベイトリールです。
パワフルかつスムーズな巻き上げを実現していて、完成度が非常に高い魅力があります。
また飛距離が出しやすい特徴もあるので、オカッパリからの釣りでも遠投してターゲットを狙えます。
またブレーキセッティングがしやすいため、入門者でも扱いやすいです。
【シマノ】
バスワン XT 151
シマノのラインナップでエントリーモデルにあたるベイトリールです。
バス釣り向けに作られたリールですが、海水対応モデルなのでソルトシーンにも使用可能。
エントリーモデルながらスムーズな立ち上がりで、遠投でき、かつバックラッシュ軽減を実現しています。
サイズは150番で、シーバスやロックフィッシュ狙いに最適です。
【シマノ】
スコーピオン MD 300XG
2021年に新発売となり、アングラーから注目されたスコーピオンMD。
300番のベイトリールでPEライン5号を140m巻けるため、ビッグベイトシーバスに最適です。
また近年流行しているベイトタックルでのショアジギングにもおすすめします。
ビッグベイトのような重たいルアーはもちろん、20g前後のルアーもキャストしやすい魅力があります。
【シマノ】
アンタレス DC MD XG right
2018年が販売され、4年経った今でも非常に人気が高いシマノのフラッグシップモデルにあたる一台です。
抜群の遠投性能にバックラッシュが起こりにくいトラブルレス性能が加わり、まさに最高峰の仕上がりといえます。
また強度も非常に高く、タフに使用できるため、釣行回数が多いアングラーにもおすすめできます。
【シマノ】
カルカッタコンクエスト 200XG
巻きのカルコンとも評されるほど、巻き心地が滑らかな魅力があるおすすめのベイトリールです。
非常に高い耐久性が備わっているので、長期間スムーズな巻き心地をキープできます。
持ちにくいとされる丸型リールながら握りやすい形状になっていて、高いホールド感を実現しています。
また見た目に高級感がある点も魅力的です。
【ダイワ】
ジリオン SV TW 1000HL
2021年にリニューアルされて、話題沸騰となったおすすめのベイトリールです。
耐久性が高いリールながら175gと非常に軽量で、ロッドに合わせても軽快に使用できる魅力があります。
巻き心地は滑らかで、巻き感度にも優れています。
また遠投しやすく、かつトラブルレス性能が高いブレーキシステムで、誰でも扱いやすい点も魅力的です。
【ダイワ】
タトゥーラ SV TW 103XH
2g台のルアーから2オンスのビッグベイトにまで対応できる懐の広さが魅力的なおすすめのベイトリールです。
一台で人気ターゲットのシーバスやロックフィッシュなどさまざまに対応できるので、初めて購入するベイトリールとしても最適。
バックラッシュが起こりにくい特徴もあるため、ベイトリール入門者でも楽に扱える魅力があります。
【ダイワ】
モアザン PE TW 1000XHL-TW
シーバスアングラーから絶大な人気を誇るモアザンシリーズからリリースされている一台です。
ボディと両サイドにアルミを採用し、高い剛性を実現しています。
遠投性能とキャスト精度の高さを両立しているので、オープンエリアからストラクチャー周りまで幅広く対応。
まさにベテランアングラーが納得できる仕上がりとなっています。
【ダイワ】
タトゥーラ TW 300XHL
ダイワのベイトリールからビッグベイト対応モデルを探しているアングラーにおすすめの一台です。
PEライン5号を160m巻けるサイズで、太いラインを使用したビッグベイトゲームに最適といえます。
またブレーキダイヤルが非常に細かく設定されていて、よりルアーに合わせたブレーキ設定がしやすい点も魅力的です。
【ダイワ】
スティーズリミテッド SV TW 1000HL
ダイワのフラッグシップモデルで、強度が高く、巻き心地も非常に滑らかなベイトリールです。
最大の魅力は軽さで、脅威の160gと異次元の軽さを実現しています。
軽量なロッドに合わせると非常に操作性が高く、テクニカルにターゲットを狙えます。
軽量なルアーから重量級ルアーまで幅広く対応するので、一台でさまざまな釣り方に対応できます。
【ダイワ】
PR100
ダイワのエントリーモデルで、入門者から中級者におすすめしたいベイトリールです。
シーバス釣りやロックフィッシュ狙いのようなルアーフィッシングだけでなく、船からのエサ釣りにも対応。
アルミスプールを搭載しているので、キャストするときにはスプールの立ち上がりが良く、バックラッシュを軽減できます。
【アブガルシア】
ロキサーニ パワーシューター
巻き上げ力があり、リールのパワーを必要とする釣りに最適なアブガルシアのベイトリールです。
アルミニウム製のフレームを採用し、軽量化を図りながら高強度にできている魅力があります。
握り込みやすいラウンドノブを標準装備しているので、力強く巻き上げる必要があるロックフィッシュ狙いには特におすすめです。
【テイルウォーク】
バサル CA73L
近年ロッドだけでなく、リールでも注目を集めているテイルウォークが販売するエントリーモデルの一台です。
価格が抑えられていながら、ベテランアングラーでも納得できる仕上がりとなっています。
特に軽量かつ高強度にできている点は見逃せません。
さらに、マグネットブレーキを採用していて、入門者でも扱いやすい点も魅力的です。
まとめ
今回は、海水対応のベイトリールよりおすすめのモデルを紹介しました。
ソルトシーンでベイトリールを使用した釣りは近年流行しています。
ベイトリールを導入して流行しているベイトタックルでの釣りを楽しみましょう。
海釣り用ベイトリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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